(
生成AI・ChatGPTなどについての覚書 202303〜 たぶんhallucinationな回答に囚われ、
再調査させられていた頃が懐かしい・笑 )
■ChatGPTに伝える「ありがとう」
ChatGPTに対する「ありがとう」や「お願いします」といった礼儀正しい言葉が数十億円分の電力消費につながっているとOpenAIのサム・アルトマンCEOが発言
https://gigazine.net/news/20250421-politeness-could-be-costly-ai/ ■「ジブリ風」(初稿20250329)
20250326(日本時間)、ChatGPTの新しい画像生成がリリースされ、
たった1日で
「ジブリ風(Studio Ghibli style)」の生成AI画像が世界を席巻した。
(
Ghiblificationでxを検索 )
ジブリ映画製作に深くかかわってきた人たちの胸に去来するものに
思いを馳せる。
私は素人だが、例えば、
ジブリ風の色味を作ったのは
保田道世氏であり、
名シーンの裏には、
(私が個人名を知らないのは申し訳ないことだが)
たくさんの卓越したアニメーターが存在し、
「ジブリ風」とは宮崎氏ひとりで作ったものではない。
( 「ジブリ風」という単語だけで宮崎氏の機嫌を損ねそう・笑 )
それにしても、
川上量生氏が作らせたCGに宮崎駿氏が激怒してから、
10年もたっていない。
( 20161113 NHKスペシャル 「
終わらない人 宮崎駿」 )
鈴木敏夫氏は「どこへたどりつきたいんですか」と質問した。
しかし、私は、頭のなかでくらくらと5周くらいしてから、
「あのCGを観たので宮崎駿から「
君たちはどう生きるか」が産まれた」
ということに気がついた。
今、目にしているものに、
20130420にプロ棋士が
第2回将棋電王戦五番勝負で
プロ棋士がAIソフトに負け越した瞬間を思い出したりもした。
(「
人間の中でも最高の頭脳集団が機械に負けてしまった、ということから生じる、曰く言い難い感情」)
(これも、川上氏が深く関わっている)
あれから、(いろんな騒動もありつつ)将棋界は衰退したりしていない。
「君たちはどう生きるか」
ビジネス面、文化面では、
新ジャポニズムとか、得意になっていても、
ほんのわずかな時間で、
世界中で、消化吸収される未来も見えたりする。
( ディズニー風がないことと比較して、
日本のジブリは「舐められている」のだという意見も目にしました。 )
■テキストデータによる整理 ( 20250321 )
長年、30年近く?、データの保存、整理、管理は、
Excelをはじめとする表計算形式が効率的と考えてきたが、
生成AIが分析・整理してくれるので、
テキスト情報、マークダウン形式ファイルで、複数のファイルにまたがっていても、
情報を活用できると考えられるようになり、
Git、Github、
Obsidian(オブシディアン)、
Zettelkasten(ツェッテルカステン)等の
テキスト情報での情報管理の重要性を意識するようになった。
( 世の中に、チェックリストと言われる表形式の表現があるが、
生成AIは、
そのような表から意味を読み取るのが、苦手と感じることがいくつかあった。
NotebookLMがスプレッドシートをソース対象にできないことを
不満に思う意見が散見されるが、そういうことなのかも )
■バックエンドに生成AIを使っていると想像する業務アプリケーション(20250314)
近頃、たくさん出てきているように思う。
一方、Salesforceの生成AIエージェント関連のオプションは、
意外と売れてないという噂も耳にした。
どういうものがビジネスとして成功するのか、興味深い。
■生成AIと車の運転 ( 20250319 )
仕事における生成AIの活用とは、車を運転する感覚に似ている。
自動車免許を取ったときのことを思い出してほしい。
頭で操作を理解しているだけでは、決して運転が上手になることはない。
実際にハンドルを握り、アクセルを踏み、ブレーキをかけることで初めて、
自分と車の距離感、いわゆる「車体感覚」が育まれていく。
その先に、車が自分の手足の延長のように感じることだってあるだろう。
生成AIもまた同じである。
いくらマニュアルや解説を読み込んでも、
実際に手を動かして試してみなければ、そのツールの真の可能性を感じることは難しい。
AIを使いながら試行錯誤を重ねていくうちに、
自分とAIとの間に、
まるで車と一体になったかのような馴染みが生まれてくる瞬間が起こることもあるかもしれない。
しかし、
運転初心者がいきなり高速道路で無謀なスピードを出したり、
難易度の高い縦列駐車に挑戦することが無理筋で危険であるように、
AIを使いこなすことも一朝一夕にはいかない。
さらに、車種(モデル)が変わるとその車の特性に応じて「車体感覚」を微調整する必要があるように、
AIのモデルが変わるたび、
そのクセや特徴を掴み直さなければならないようなこともあるかもしれない。
だからこそ、生成AIを「ツール」として積極的に使い込み、「体感」を養うことが大切だ。
それができれば、やがてAIは単なる便利な道具ではなく、
あなた自身の感覚の延長となり、
仕事の成果を劇的に変える強力な相棒へと進化していくはずだ。
( この文章は5・6行の文章を書いて、生成AIに膨らませてもらい、自分好みに修正したものです )
■生成AIが倫理に影響する
・時に、xやyoutubeを熱心に観ていたら偏った情報にたくさん触れて、
知らぬ間に吃驚な思想的な立場に変わっていた親類、知り合いという話を耳にするが、
生成AIのDeepResearchや推論をもとにした意見は、
今のところ、いい意味で中庸だなと感じる。
こちらで情報収集、思考勉強をするのがよいと思う。
だからこそ、
教育行政が道徳教育に生成AIを活用する、
といって論争になるようなことが
近い将来起こるような気がする。
人間がAIに思考をゆだねるようなことがあたりまえになると、
その先には、
電子頭脳「ハレルヤ」と聖母機械「ダニューバー」が延々言い争う
ということもあるのかもしれないが。(火の鳥・未来編)
■優秀なAI、破滅的なボット 20250125
DeepSeekは、天安門事件について回答しないという記事を読んだ。
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2501/23/news179.html 無料で、ものすごく優秀なAIを、ローカルで使える、
と喜んでダウンロードしたら、
一発で再起不能にされてしまうようなボットウィルスだった、
という事例がもうすぐ起こるように思う。(20250125)