2021年11月11日

【ドラマ】 カムカムエヴリバディ 2021年 ( A family story that spans 100 years Come Come Everybody - Since 1925- )



2021年下期の朝ドラ





【各回の感想】

■EPISPDE001 第1週「1925-1939」

■EPISPDE007



稔が軍人に宴席で挨拶するなども含めて安子の運命の方向性が切り替わったことが描かれていたのですね。


■EPISPDE010

橘家の庭に咲く紫陽花の花


■EPISPDE011 第3週「1942-1943」

週の始めの回のアバンタイトル、

・「わしゃあ吉右衛門にひもじい思いさせとうねえんじゃ」
という父の思い。
・足袋はともかく、学生服の布地の支給は承認してもらえないので軍服を作るしかない
・学生なら軍服を着せられんで済むもんね
・杵太郎のご愛用の足袋
・母が作る赤いチョッキ

あとから観返すと、
ひとつひとつの台詞・シーンに詰め込まれた意味の濃密なこと。


■EPISPDE013

冒頭、庭の紫陽花を切り花にする小しず母さん。

ラジオが伝える偽の戦果。


■EPISPDE015

「稔さん、意地悪せんでください」


■EPISPDE017


影が滲むように色が変わっていく紫陽花、黒く光る旭川


岡山大空襲は、1945年6月29日だそうです。


■EPISPDE019

復興し始める商店街の遠くに焼けたあかにしの看板が見えるけど、
赤螺家がどうなったのか何も触れられない。



算太の言い様はなんか変だなと感じていて、
あっと気づいたのです。
そしたら、
身体の中から強い衝撃が膨れ上がってきて、
耐えられず、
机をばんばん叩いて、
物理的に外に出すことしかできなかったのです。

恐ろしいドラマ鑑賞体験でした。





■EPISPDE015

「稔さん...意地悪せんで...帰ってきて、稔さん」





【呟きの記録】

・語り



語りで、かつ、登場人物と関わりがあることを予想。

三代目ヒロインの息子とか。



・公式Twitterの慧眼



超ロングパスがよくでてくる藤本有紀脚本では、
制作に関連する方たちは、
どのお仕事の担当の方も
先を見て準備することが大変だろうなと思いながら、
プロフェッショナルなお仕事ぶりに
感嘆することも多いと思うなど。





本ドラマと同じく、
ラジオ放送開始から始まる、
藤本有紀脚本のドラマ
「名探偵 赤富士鷹」 第一夜「ABC殺人事件」
  http://inatt.tokyo/article/398821379.html?1637683953




posted by inatt at 07:29| Comment(0) | ・感想など・TVドラマ・NHK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月06日

私のタイムライン(タイムラインを育てる、または「半分、青い」途中の感想 )「きみにはきみの地獄があり、わたしにはわたしの地獄がある」









 
20180519記

2009年から、twitterでテレビドラマの感想を呟いていますが、
今放送されている朝ドラ「半分、青い」で、
初めて経験することがありました。

私は、タイムラインを育てる、と言っているのですが、

ドラマなどの感想で、

「自分と同じ感想だなあ
「この人は自分と好みが同じだなあ
「そうか、そういう見方があるのか、なるほどなあ

と思う呟きをする方々をフォローし、

作品への悪口とか揶揄、人への攻撃が多くて、
「読んでて、少し、気持ちよくないな」
と思うことが多い人をミュートしたり、ブロックしたりを繰り返していると、

知らず知らず、自分の趣味嗜好でTLを育てることになり、

テレビドラマが好き、

ちりとてちん、カーネーション、あまちゃん、ひよっこ
が好きで、

新選組!、平清盛、真田丸、おんな城主直虎
が好きな人たちがつぶやいているタイムラインになりました。

そのタイムラインで、
自分が観ていないドラマを褒めているツイートが多く目について、
自分もその作品を視聴してみると、
間違いなく、自分も楽しめる作品なのでした。
( 例えば、「カルテット」 )




その長年かけて育ったタイムラインが、
「半分、青い」の感想で意見が二分されているのです・笑

私自身は毎日結構楽しんでいたので、
ちょっと、吃驚しました。

物語はおそらくいきあたりばったりでなく、
人物造形も演出も、
それぞれ意図を持ちながら制作されていると感じるので、

たとえば、
ゾートロープ、拷問器具の絵(笑)、犬のパネル、
主人公は、
絵で他人に想いを伝えようとする人であることが、
重ねて語られていて、
( そして、ゾートロープ以外は相手に想いが届いてない・笑 )
これからどのようにこの主人公が育つのか、
楽しみにしています。

物語が更に進み、
自分と自分が育てたタイムラインが
この朝ドラに対して
どんな感想を持つのか、
とても興味深いです。



半分、青い 全体の感想
 http://inatt.tokyo/article/461932922.html



20180930追記

テレビドラマが好きな人たちが、
ひとつのドラマを挟んで
ドラマそのものでなく、
発言者へ向け、なんだかんだと言い合う必要はないです。

そういうことを起こさせたという点で、
脚本家のツイートも含めて、
このドラマは非常に特異だと思います。

私は今まで、
大河ドラマの平清盛や真田丸などで、
twitterとともにするドラマ鑑賞が、
自分の生活を豊かにしてくれることを経験しました。


今回、それとは異なるドラマ鑑賞体験も
twitterで起こりうるのだということを知りました。






20200327記

最近、「半分、青い」(というか、その脚本家)や、
「なつぞら」(というか、その主役)に対して、

「~という批判のツイートを目にしたが、」という
ツイートをときどき見るのですが、
私自身は、
「そういう主旨のツイート見てないけどなあ」
と思うことがあります。

あれから、少し、タイムラインが育ったのかも、
と思います・笑





20200626記

朝ドラの感想ツイートのなかに、
前作と今作を比べ、引き合いにして、
今作を批判したり、
前作を讃えたりするパターンがあると思います。

私も、#おしんチャレンジ のあと、
おしんとエールを比較したツイートをしました。


しかし、
例えば、
スカーレットとエールを比較するとしても、
エールが、
「いつもと変わらない1日は特別な1日」みたいなことを
表現しようと考えているかというとそんなことは全然ない
と思うので・笑、
両作品を並べての、
こっちが上だの下だのと主張することには意味がないとの
考えに至りました。






20210304追記

話が逸れるのですが、

Twitterのタイムラインも、
YouTubeのお勧めも、
変なものばかり、観たりレスポンスしたりしていると、

タイムラインやお勧めが、
変なものばかりになっていく・笑

よくできたツールは、
自然と世の中の仕組み動きと同じようになっていて、

現実の世界でも、
変なことばかりしていると、
変なものを引き寄せてくるということか、
と思っています。

だから、
よくできたソフト・ツールが
そのままに、
世の中や人を良くしていくということはなくて、

ソフト・ツールを使う人の
善性や倫理とまではいいませんが、
あなたはあえて何をしますか、
という、
毎日の
ひとつひとつの
選択が重要と

大袈裟な感想を持っています。


■おかえりモネ

20200816追記

「おかえりモネ」についての批判ツイートが多くなっていることに驚いています。

「半分、青い」や「なつぞら」では、
批判は、脚本家や主役など、特定の対象に偏っていたように思いましたが、

今回、作品の全般的な要素に向かっているようで、
今までにないことだと思いました。

「アンチ」はどの朝ドラにもありますが、
今回は、
「ヘイト」的な匂いを感じます。気のせいかもしれませんけど。

今のTwitterは、タイムラインを育てるなど悠長な話で、意味がなくなってきているかもしれません。

私は、毎日の生活に元気を貰うため朝ドラを観ています。
こんなご時世、少しでも多く心の栄養を「接種」するよう心がけています。
出来る限り、心の栄養となるものに多く目を向けるようにするべきだし、
後ろ向きな感情を「伝染」させるような他人から元気を奪う発言は慎むべきだと自分を戒めています。


20200917追記

今、私のタイムラインは、
「おかえりモネ」について、
菅モネファンの明るいツイートだけでなく、
作品のあらゆるところにつっこみを入れているツイートが
がんがん流れています。
それは、
気持ちのよい状態とは思いませんが、


( ネガティブな意見の攻撃性に心が揺れ動き、
 静かな気持ちでドラマを鑑賞することの邪魔になっていると感じています )


ほとんどブロックやミュートをせず、

そのままのタイムラインを眺めていて、

呟く方同士が罵りあったり、揶揄しあったりすることさえなければ、

世の中そういうものだ、という気持ちになってきています。


少し時間をかけて、その先にも、考えを巡らせたいと思っています。





20211106

「カムカムエヴリバディ」の第1週が終わりました。

タイムラインはしばらく忘れていた温かさです・笑

これは束の間の小春日和なのか・笑





(ツッコミどころ探しの世の中)

世の中には、

あれには、あの人には、

いくらでも遠慮なく、突っ込んでいいんだとされている対象があるようだと

感じるようになりました。

いわゆる、週刊誌などがネタにするものです。

朝ドラ、大河、紅白歌合戦は、

民放のテレビ番組とは異なり、

そういう扱いになっているように思います。

それはメディアの取扱いの問題ではなく、

世の中の人がそういう対象を常に望み、

これらをそういう扱いをするものと認定しているのだと感じています。










posted by inatt at 18:35| Comment(0) | ・感想など・TVドラマ・NHK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月03日

【ドラマ】 おかえりモネ 2021年 (全体の感想)



「綺麗事」は、間違ったことでも、意味のないことでもない




宇田川さんという登場人物を創造したことが凄いと思う。


宇田川さんが何にどう傷ついたのか、
具体的に描かれないからこそ、

宇田川さんと彼に寄り添う菜津さんは「私たち」なのだ。






「生きてきて、何もなかった人なんて、いないでしょ。何かしらの痛みはあるでしょ」


主要登場人物のほぼ全員が内面に「何かしらの痛み」を持っていることが描かれたが、

内田衛(まもる)という登場人物の心の傷が具体的に描かれなかったのは、

この台詞を語るためではないかと思った。







各話の感想
 http://inatt.tokyo/article/484193751.html

その他諸々の感想
 http://inatt.tokyo/article/484134681.html






2021年上期の朝ドラ


■この物語が主張していること


・一度口に出した言葉は、相手の胸に刺さり続ける

 ( だから、逆に「綺麗事」を口にし続ける意味がある )


・「大団円」を避けている

 耕治は亮の船を見にいかない
 
 「解決しない問題」を取り扱っているからではないか。



■当事者と非当事者


「当事者」「非当事者」と言う言葉が
私も含めて感想で多く使われましたが、

(作り手の皆さんが直接使ったかどうか、
 私は確認していませんが、)

このように人々をふたつに分ける表現は、
この物語の言いたいこととは離れているのかもしれません。



■百音の妹愛


物語では明確には示されていませんが、

百音は他の誰よりも(菅波先生よりも)

未知を大事に思い、その幸せに執着している、

ということを前提にすると、

百音の心情に納得できるところがありました。


( 未知が百音の幼馴染たちと親しいのも、
  同じ歳の友だちができないからではなく・笑、
  小さい頃から百音にくっついて育ってきたからだと
  想像しています。 )


「でも、これは違う」「これで救われる?」と言ったのは、

未知のことも頭にあってのものだと、

(当方の勝手な解釈ですが、)

考えます。


(なのに、「お姉ちゃんは、正しいけど、冷たいよ」と言われてしまう )



■ありきたりにも見える台詞の積み重ね


決め台詞でなく、
ありきたりでも大事なことを語る台詞がさりげなく積み重ねられる


綿密に設計されたヒロインと相手役との距離の変化


凄く考えぬかれたシナリオだなと思います。


この物語は、いつまでも人の心をかき乱す、
恐ろしいお話になっているのかもしれませんが、


2周目に観たら、
ここにも、あそこにも、あの主張に触れられていた、
あの人とあの人との会話が、
のちに
この人とこの人の対話でも繰り返されていた、
とか、
変奏曲のように何度も同じモチーフが奏でられていることに
たくさん気づくように思います。

5年後、10年後でないとわかりませんが、

観るたびに、異なる登場人物の発言に心が留まるような
深いドラマになっているような気もします。

( おかえりモネ・台詞データベースを作って、
  あとで、「傷」とか「痛」とか「信用」とか「水」で抽出して、味わう試み・笑 )


( 朝ドラでは、主人公と主要登場人物たちが
  複数の土地をいったりきたりしなければならないのが、
  作劇上大変で、
  つっこみどころもよく発生しますが、
  本作では、
  東京と気仙沼での別々の対話を同時に描くなど、
  非常に巧緻にできていると思います。

  第78回・第79回、
  ・被災経験についての若者たちの会話
  ・ウェザーニュースでの人の痛みについての会話
  ・白紙の死亡届を前にした気仙沼の大人たち

  
  東京から登米へ1週間おきにやってくるという医者は、
  両方に登場させることが容易で、
  ひとつの発明だと思いました・笑。 )  


( 情報、予測の正しい取り扱いが幸せを導くと語っているが、
  誤解釈やフェイクもこのあと出てくるだろうか。20210820

  仕事の失敗や情報の誤った使い方は、
  このドラマではあえて取り扱っていないようだ。

  意外なことに、
  このドラマは社会のネガティブなことは取り扱わず、
  自然と人間の内面に焦点を当てているようです。 20211103 )


( あるいは、民放ドラマだとありそうな、
  全国ネット気象キャスターとお医者さんの恋愛に
  マスコミがからむ、とか、
  取扱わないと決めたものは
  無視を決め込んでいる脚本だと思いました。20210914)






150回として設計した物語を120回に縮めようとして、
いろいろご苦労されているのかな、

と勝手に思うところがありました。


菅モネの描写にはあまり不足を感じないものの・笑、

震災や気仙沼の人たちや仕事ものとしての描写は、
描こうとおもっていたところを少しずつ削っているところが
あるのかもしれません。


30回の短縮は6週分ですから、
登米と気仙沼と東京それぞれに
2週分のストーリーを加えることのできるほどの分量です。


作り手のみなさんが
見直しを迫られたことは
大小たくさんあったのではないでしょうか。


■ナレーションの設定


どういう考え、経緯があったのか、

あまりうまくいってないと思うのですが、

第119回での語りのために登場し、

最終回では登場しないことが象徴的なことなのかもしれません。





■永浦百音の人物造形と清原果耶の演技


主人公ではなく周りの人物が重要な台詞を語り、
ヒロインの受けの芝居がとても多い本作。

清原果耶の瞳の動きのみで見せたりするような演技が

無表情と評価されていることがある。

・動揺して瞳が揺れる

・瞳の動きだけで、菅波先生に視線を一度は送り、そして、はずす

・下唇だけが微かに震える


しかし、永浦百音という役柄はとても変わっている、

ヘンだ、といってもいい。

内面が想像しづらいから、共感しにくい人物造形、

幼いのか老生しているのか、
純粋無垢か潜在的にあざとい猫かぶりなのか



清原果耶は、

そのどれとも言えないという、

微妙な綱渡りな演技を続けているようにも見え、


加えて、

地元に貢献したいという気持ちを持ち続けながら、

何もできないからいったん土地を離れたいとか、

東京でもっといろんな仕事を続けたいとか、

相反する思いを同時に抱えていることも表現し、


「そんな人はいるわけない、見たことない」

と感じてしまいそうな人物像を成立させている。


それでなくとも、根が内省的で理性が強いという、

どこにもいそうにないキャラクターに共感は得られにくいのか、

苛々する人も多くいるようだ。


しかし、

大災害が頻発する国で産まれ、生きながら、
自分自身は大災害を直接経験していない、
という、
私も含まれる、
大多数の人々のひとりとして
創り出された登場人物かもしれないと
思った。(20210902)


また、
物語の主人公は、百音だけど、
特別な狂言回しで、

ほんの僅かだけど前に進もうとする、菜津さん、宇田川さん、
何か地元に貢献しようとする、三生、悠人を
大事に描こうと思っているのかもしれない、
とも思うこともあります。



ーーーー








■音楽と絵画



■仕事についての多面的な描写

・朝岡はチーム鮫島の仕事は「個人的なリベンジ」だと。

・全国放送に出続けている信用



■登場人物の名づけ

登場人物の姓名には作者の思いが含められているものがあるのかも。



あとは、
朝岡覚(あさおか さとる)
とか
鮫島祐希(さめじま ゆうき)
とか。

後藤三生(みつお)

三生(さんしょう) 仏語。前生・今生・後生の三つ。三世 (さんぜ) 。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E4%B8%89%E7%94%9F/


神野マリアンナ莉子(じんの まりあんな りこ)
というのも、
登場人物のキャラクターの説明として、
面白い名づけだと思った。

ところが、
神野さんが「利己」から覚醒すると、
「神野マリアンナ」の印象がまた変わることに感嘆した。(第85回)



■「やじろべえみたいな正しさ」

私たちが仕事をするのは、
自分の大切な人のためか、
それとも
顔の見えない不特定多数の人たちのためか、
私たちは日々その葛藤を抱えながら闘っているんです。
(第50回)

人の役に立ちたいとかって、結局、自分のためなんじゃん
(第57回)

災害は繰り返される、いつかきっと命が危うくなる
そんなことばかり伝えていれば人は疲れ果てて動けなくなってしまう
大事にしてきたことは大事なんです
それを失うような忠告では誰も行動しない
(第70回)

何で地元で頑張っているのが偉いみたいになるの?
(第77回)








posted by inatt at 20:06| Comment(0) | ・感想など・TVドラマ・NHK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ドラマ】 おかえりモネ 2021年 (各話の感想)



全体の感想
 http://inatt.tokyo/article/481549003.html

その他諸々の感想
 http://inatt.tokyo/article/484134681.html





【各回の感想】


■第1回

物語は、2014年(平成26年)5月から始まる

父以外の携帯がみなスマホだったので、
現代を描く朝ドラなんだなと印象に残りました。

ナレーターが
「カキに生まれかわっております」というから、
TLがざわついていますが、

牡蠣の養殖の震災前後の様子や、
竹下景子さん演じる祖母がどのように亡くなられたのか、
お話の進展を待つしかありません・笑

( 今わの際に夫に言った言葉か、
  惚けて口にした言葉なのかもと思いました。第19回 20210610 )

( 特に説明なく、更に、木の芽に転生してしまった・笑。第70回
  最後、もう一回、カキに戻るのでは? 20210820 )


■第5回

北上川の移流霧(いりゅうぎり)、気仙沼のけあらし。

「でも、あの日、私…何もできなかった」


「私はここにいます」のメールの意味がよくわかってなかった・笑



■第7回



■第10回

「あなたのおかげで助かりました、っていうあの言葉は麻薬です」


・圭輔君(阿久津慶人)は「いだてん」では播磨屋の小僧さん、
 黒坂辛作の息子、勝蔵でした。


・本作は、
「(ヒロイン)は、〜と思ったのです」と説明しないほうの朝ドラ。

伏線となるような台詞もかなり細かく配置されているが、
わかりやすくはない。

穿ち過ぎになりますが、
主役の表情を追うカットが多く、長くて、
わかりやすく説明するための台詞やカットが犠牲になっているかも・笑

また、
第2週を終えても、
未だ説明されていない事情が残っているようであるのは、

( 週のお題は「いのちを守る仕事です」で、
  気象予報士が命を守る仕事であるとモネが知ったことは描かれたが、
  百音が、いのちを守る仕事に惹かれることにつながる過去の経緯は
  まだ明らかにされていない )
  
朝ドラとしては、
進行がゆっくりなほうで、
じっくりとお話を大きな流れを楽しみたいと思います。


■第11回

社会人になって初めての帰省の道程、
1分間でも説明できるけど、
まるまる1回分使ってきめ細やかに描く。


■第20回



笛を吹くことしかできないことをひとり悲しんでいる主人公。



■第25回






ここまでのお話で、感じるのは、
気仙沼と登米で、脚本家もスタッフも別々に作っているのかと思うほど、
雰囲気が違うところです。

・気仙沼の人々には、過去の出来事や震災の体験が背後に感じられるが、
 登米の人々にはそのような描写がない。
 登米では、仮面ライダーグッズを夢中に買う人が登場したが、
 気仙沼ではそういうおちゃらけは場違いな感じ。

・気仙沼では、稼業を立て直すために借金まみれになっていたが、
 登米では、補助金も活用して、入札を勝ち取っていた。

・登米の職場やサヤカの家は、
 (実際そうなのかもしれないけど)
 お洒落すぎて、豊かで悩み少ない感じがしてしまう
 サヤカが温室で植物を育てているのも
 物語の要素としてはピンとこない。


ーーー


気仙沼では、非常に重たい話題を取り扱うので、
登米のお話を明るくして、
作り手がバランスを意識している、と思うようになりました。(20210917)


放送期間の長い朝ドラでときどきあるのですが、

その時はとても気になったことが、

物語全体を観終わったあと、あまり気にならなくこともあります・笑(20211103)



■第29回

菅波から
「僕が挫折したことないって言いましたよね」と言われ、

動揺していることを
瞳が左右に揺れることで表現し、

カメラが映している側の眼から涙を一筋こぼす
朝ドラヒロイン。

菅波、モネ双方を
手持ちカメラで撮っており、
ふたりの心の揺れも表現しているようなシーンでした。

後に、菅波先生の専門が呼吸器外科と承知して、
手術しても意味がないと診断されている肺がん患者の治療拒否に対する
菅波先生の気持ちがより理解できました。


■第33回

「何もできなかったと思っているのは、あなただけではありません」


ヒロインの表情の演技が多く見どころになっており、
それは受け芝居なので、

相手となる脇の人物たちの演技が重要で、

西島秀俊(朝岡)、内野聖陽(耕治)の「きのう何食べた?」コンビは
流石だと思います。


■第7週「サヤカさんの木」

土曜日のまとめで、1週間の流れがわかりやすかったです。

サヤカさんは次の世代の木を残そうと思った
百音は資格に頼らずとも自信をもってできることが見つかった
が百音は資格をとってからのビジョンが明確ではない
次はきっと何かできるようになりたいと強く思うでしょ
今なら一番近くでサヤカさんを支えることもできるかもしれない
でも出会ってしまって、ものすごく心引かれるものに
だったら覚悟を決めるべきです
いいじゃないの、また一人でも
( まだ一人でも か また一人でも か )

こうしてみると、
骨折や運転免許などは、
もっと簡単に済ましても問題ない枝葉で、
シンプルな会話劇が合っているのかもしれません。


■第39回

「5年て、長いですか」
「話す相手がいないんだ」
「俺は立ぢ直らねえよ、絶対に立ぢ直らねえ」


第4週などで、父母や祖父は過去の出来事を抱えながらも、
現実を処理していっている大人であり、
百音やみーちゃんはまだ子供であることが描写されました。

今回も、主人公や未知は、
お前たちの出る幕ではない立場で、
別のテーブルから大人たちのやりとりを見ている。

朝ドラ主人公はテーブルの一番いいとこに座っていることが多いので、
この扱いは新鮮に感じています。

(第4週はまとめると笛を吹いただけだった主人公、
今週もまとめると縄跳びだけになる恐れ?笑)


■第40回

「今は、色白の、可愛い男の子のほうが好きですー」
と言いながらも、
「都会が似合うよ」と返されちゃうと寂しい表情になる。

「俺らは親たちとは違うからさ。
 俺は、親父とは違うから。
 過去の縛られたままで何になるよ。」

( それでも、彼にも縛られているものがあることが後に描かれた。)


( 結局、成人式の写真は姉妹とも撮ってない気がする、やっぱりちょっと平凡でないふたり )

( オステオカルシン )



■第47回



■第54回

民放ドラマなら、神野マリアンナ莉子(今田美桜)がヒロインなのかもしれませんね。
NHK朝ドラとの違いが興味深い。

また、
今田美桜や恒松祐里(明日美)の演技はとても好いですが、
既視感もあるのに比べて、
清原果耶の演技は他にない独特なものだと感じます。

それよりも、

社会人3年目、気象予報士1年目の若者が、
「誰かが事故に遭ってからじゃ遅い」と
天気予報の中継コーナーのネタを
毎日一所懸命作っている。
尊いと思いませんか。
また、一途さが痛々しくもあって、
朝岡も高村デスクも様子をみている。



(「すれちがい みゆき通り」青空こころ)
ロマンティックに表現すると、本当に必要なタイミングになるまで、
すれ違っていた、百音と菅波先生。


■第55回

「ついでに聞きますよ」
「私、先生にずっと会いたかっ(ピッピー)」(第85回へ)



仮名・宇田川さんとは。謎を1週間を超えて引っ張るのが本作の特徴です。

( NHK放送センターの住所は渋谷区神南、
  宇田川町はその隣、
  NHK関連のオフィスなどが多い。 )

( 書にピンクを多用する宇田川さん。20210813追記 )



宇田川ヒロ=歌川広重 説は、自分では思いもつかないことでした。(20210917)



歌川広重 汐見阪


■第56回



■第59回

「「風の神」朝岡に神風吹かず」

「実に個人的な理由から生まれたものです」



■第64回



■第76回



宇田川さんのお話も、後にちゃんとあると期待しているので、
現実味があまりにもなくなると気になる。


■第77回



新宿南口とか東京駅八重洲口とか、

私が感じるのは、

ひとりで「東京の自分」「地元の自分」に思いを致す場所ということ。


「りょーちんは頑張ってきたよ、ずっと」

(「りょーちん、ずっと頑張ってきたじゃん」とは
  元は、
  未知が百音に言った言葉だったが、
  百音が亮に直接言うことになった。
  未知は次の回で別のことを言う。)

「周りの期待に応えるってさ、案外楽なんだよ、最初はね。
 でも、だんだん、苦しくなる」

百音と菅波先生との電話、
菅波先生の「あなた」呼びがなくなっている、
そんな微妙な距離感の変化に「ぞわぞわ」する。


■第78回






( これから、未知のターンだけでなく、
  雅代おばあちゃんや、亜哉子お母さんのターンもあるのでは )



■第77回


菅波「いや、とにかく、まだ」(1回、蕎麦屋でお昼食べただけ)


「生きてきて、何もなかった人なんて、いないでしょ。何かしらの痛みはあるでしょ」

 自分の痛みがある人が、他人の痛みに対して何ができるのか。 


■第79回



このツイートのリプライにありましたが、照明の違いも素晴らしい仕事なのかもしれません。


■第80回

「正しいけど、冷たいよ」
じゃあどうすればいいのか。

コインランドリーのシーンの前半、
菅波からの発言(菅波が百音に会いにきた本来の目的)は、
百音にしっかり伝わったとは思えず、
百音の表情は少しぼんやりしたものでした。

しかし、
大学病院を辞めると聞いて、
思わず菅波先生に手を伸ばし、
悲しげな表情から、
微かに首を振り「違う」と呟く。

( 強い「理性」が百音の特徴なんですね )

そこから先は、

「どうしたの」
「あなたの痛みは僕には分かりません」
「でも、分かりたいと思っています」

それらは、
菅波が自ら起こした発言と行動であり、

百音との交流により「自分が少し変わった」から
百音にもたらされたもの。

「正しいけど、冷たいよ」
じゃあどうすればいいのか。

今までの物語にその糸口があることを示す美しいシーンでした。

( 「分かりたいと思っています」とは、
  アンチやヘイトとは逆の位置の
  大事な心持ちなのかもしれません )


(りょーちんとみーちゃんはどうなる)





第16週の特に亮と未知の顛末の描き方は、被災者の気持ちに寄り添えていないのではないかという指摘。


■第81回

冒頭のコインランドリーは、2016年11月28日月曜日で、
登米にいたのは、2016年12月24日土曜日。
25日の日曜日は気仙沼にいたことになるのだが、
気仙沼の状況には一切触れずに、
2017年3月まで時間が飛ぶ。

・「説得力」

・「(足りないもの)そんなものがあるんだったら、みつけましょう」と良いアドバイスはするが、若さやキャラを数値(視聴率、いいね)で評価される恐ろしさや悔しさは中継キャスターである自分にも近しい問題なのだが、神野さんに共感はしていない感じが、モネの特性なのかも。


■第82回

野坂さんのプレゼンについて、
安西社長の評価力、コメント力からみて、
( ・前よりデータがリアルになっている
  ・良いことだとしても、気象のビジネスと植樹との関連のなさ )
過去3回のプレゼンから、
何がポイントになるか(「うちでやる理由」)予想できると思うので、
野坂さんが立ち往生するのが、
ちょっと不満でした。

「説得力(実感を持って説明する)」を強化するために、
あらかじめ、百音に話を振ることを頼んでおいた、なら
野坂さんにも見せ場になったように思いました。

発揮されたのは「説得力」だけでなく「クソ度胸」・笑

「世界の全ての根源は水である」といったタレスのことを
百音に教えたのは、菅波先生ですが。(第56回)

百音が正社員になったのか否か、また思い出しちゃった・笑。

(安西社長の評価は、
 気象との関係はわかったが実行する具体論に欠ける、でした。
 自治体のお金を防災で節約する、というのは、
 コストをかけることの「説得力」をあげるためのヒントを与えている。)

内田さんのプレゼン
 資料じゃなく実物
  社長の好きな傘イルカを取り込んでおく・笑
 採算はとれるの、という質問に答えを用意してある→「仕事が早い」という評価

「若いのに、妙な説得力」「なんか話聞いちゃう」


■第83回

宇田川ヒロ君の絵。




■第85回

「ずるいです」
「分かんないんですか」
「会いたかったんです」

勝鬨橋のシーン、
普段の強い理性を超えて、
百音の心に、
今までにない、知らず湧いてきた強い感情が溢れるように表現されて、
つい、
鍵をなげつけたり、
駆け寄ったりするところが、
もっとあったらよかったのに、と感じました。

( 菅波先生のキャッチ能力の変遷
   スイカ受け取れず(第11話) )

おかえりモネ・第85話・勝鬨橋・スクリーンショット 2021-09-13 142734.jpg

(第85話が放送された20210910の勝鬨橋)



■第87回


民宿再開についての耕治の意見が、

「正しいけど、冷たい」

ものになっているというつぶやきをみて、なるほどと思いました。


菜津さんのスケッチだけでなく、

宇田川さんの絵も後々出てきてほしいですね。


台風12号のお話は、2019年9月11日(水)から。

( 令和元年東日本台風(台風19号)が上陸したのは2019年10月12日(土) )


■第88回


( 「光太朗さん」呼びするお母さん、
  リアルなサメの写真をLINEのアイコンにする三十男、
  ちょっとやばい感じがしますし、
  登米の診療所に専念すると聞いて、
  お母さまは、
  医師のキャリアも私生活も大変心配されていると思うのですが、
  この物語では、
  そのあたりまるごとスルーされると思います・笑 )


■第90回


ハイヒールの足元のスローモーションカットに、
目が熱くなるのは、
だいぶ前の何気ないシーンがあるから。
朝ドラの醍醐味。


「助けることに成果を求めてはいけませんよ」と言われて、

即座に「そうですね」と答える主人公の心のうちがすぐに想像できる、

これまでの物語の積み重ね。


■第91回


・記憶に残る仕事
・プロポーズ
・実家の厄災

が同じ日に続けざまに起こるのですが、

お話を盛り上げていこうとそうなるのか、
これも意味のあることなのか、

それにしても、相変わらず主人公はその割に淡々としている、
と思う人もいるのかも。

視聴者が、これを自分事として捉えることを示しているのか。

自分が幸せな状況にあるそのときに、
辛い状況にいる人たちがいる、ということを
どうとらえるのか。

「あなたが抱えてきた痛みを想像することで、自分が見えてる世界が二倍に」なる、

とはそういうことなのか、どうか。


■第92回


私ならどうしただろうか。

仕事を休みタクシーを長距離使ってまでも実家に戻ろうとはしない

宮田さんだと気付いたが声はかけない

予想していなかった楽しそうな地元の人たちに気後れして、顔を出さずに踵を返す

かもしれない。


百音と菅波先生は「橋を渡った」


■第97回

宇田川さんは、
文字通り「顔のない」登場人物なのかもしれないが、
百音やスーちゃんの3年半と同じく、
何か前向きな変化があってもいいと思う。

それを願う。

だから、
菜津さんが「私たちは」と言ったところが好かった。


「これが精一杯、これでも、私たちは、前に、進んでいると思う」


菜津さんや宇田川さんこそ「私たち」なのだから。


■第98回





■第99回


前回、最後のカットは百音でなく未知で、

今回も百音とお母さんを離れてみている未知のカットがありました。

未知の抱えているものはなにか。


■第100回


空と山と海が混然と描かれたような
宇田川さんの絵に、
百音、三生、悠人が何を感じ取ったのか、
私にはしかとはわからなかったけれど、

絵をみつめる百音の回想から、

ボランティアの水野さんの話が挟まって、

3人の顔に戻ると、

3人の考えていることがわかるような気がして、

ドラマ演出の妙を感じました。


■第109回


「西がらの風に、舳先を向けでくれ
「多分、あど6時間したら、波は収まる
「それまでパラアンカー打って、耐えでくれ

伝説の漁師の的確なアドバイスも凄いですが、


それに匹敵する内容だった、
若き気象予報士たちの「チーム戦」が好かったです。



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2021年10月31日

【ドラマ】 黄金の日日 1978年 (書きかけ)



1978年の大河ドラマ。 ( Wikipedia )

2021年4月より再放送されています。

以前から、NHKオンデマンドでいつでも観ることができるのですが、
 https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2012036283SA000/

再放送は、
毎週、毎日、定期的に観るという、
大河ドラマや朝ドラの正しい鑑賞方法を提供してくれる、
貴重な機会と考えています。





■助左と戦後のビジネスマン


生真面目で実直で勤勉な助左に、

プロジェクトXの登場人物たちを思い出します。

作り手は、
安土桃山時代に実現しそうでしなかった何かを夢見ている?
「日本の歴史はまさにルネッサンスへの途上にあった」(第二十話冒頭)


助左と高度成長期を支えたビジネスマンは、何を生きがいに頑張ったのか。


・船を持つこと、まだ人が手をつけてない場所との交易

・「近世の落とし子」(第十六話)

・「ぬしには、ものを値切ったりふっかけたりして儲けていく才覚はない」(第十八話・羽柴秀吉)

・恋愛関係よりも堺・今井家の防衛、存続を優先させ、美緒を帰国させる(第二十九話)

・「欲のない男だ」(第三十話・小西行長)



助左の倫理観

・「盗みはいかん」(第四話)

・美緒に逐電を乞われても、今井を見捨てない忠義

・忠義に殉じる浅井の兵に共感(第十六話)
 それは城でなく、船となら死ねるという自分の気持ちの確認になった

・今井への忠義がありながらも、自分の運命は自分で切り開くべく独立(第十六話)

・「長浜で焼きました、あの青瓦、一枚残らず今井様へお譲りするつもりでございました。」(第二十話)

・善住坊に代わり、鉄砲などを(織田方の敵である)加賀一向宗へ運ぶ助左(第二十一話)

・「商いの掟を曲げてまで、ものを売ることはできません」(第二十四話)

・「手前の商いには、戦(いくさ)も主君もございません」(第三十二話)

・「上下こもごも利をとれば国危うし」
 「全く」
 「その父、羊を盗みて、子、これを証せり」
 「私なら訴えでません」               (第三十三話)

・堤の決壊を防ぐために、米俵を土嚢に。(第三十四話)



戦国時代の倫理

・宣教師や堺の豪商たちは、人身売買をしていたのかどうか。



■フィレンツェもヴェネツィアも堺も戦後の高度成長期もその繁栄は永続するものではなかった。

 そこに住む人々はみんな誇り高く、若い人たちは戦乱も知らず飢えも知らず
 自由にやりたいことをやって生きることができた

 それらの町々は今も栄えてありますか(第四話)


■宗教

キリシタン

一向宗

厳しい現実から、抜け出せる憧れの地。


ただ、宗教は、人々を救ってはいない感じ。


この物語では、呂宋が、ハライソであり、極楽浄土となっており、


美緒様も呂宋では、とても幸せそうだった。



■親・親族でなく、町に育てられた登場人物たち


助左、美緒、五右衛門、善住坊、お仙、etc


あえて決めつけた言い方になってしまうが、

中世的、封建的というよりも、

街に育てられた、現代的な個性の登場人物たち



■若者の友情のお話

助左は、
善住坊、五右衛門と、
佐吉と、
もともとは友達でもなんでもなく、
ふと出会って、

信長陣への密行とか、
南方の島への漂流とか、
明智光秀の姫君を送り届けるとか、

印象的な出来事を共有することにより、
友誼を結んでいく。

その心の結びつきを美しく描いているところが
この物語の魅力。





■第一話 信長軍包囲

 冒頭、

 「堺は未だ破壊せらるることなく、黄金のうちに日日を過ごせり」
 と言いながら、背景は炎に包まれた町。 
 安土桃山時代を描く、黄金と名乗る歴史ドラマのオープニング、
 朝日かと思えば、盛り上がる曲の進行につれて、沈む夕日。
 
 炎、黄金、夕陽が示すもの。


ーーー


・最初のシーンの善住坊の真っ直ぐでない目つき、令和の世には見ないものかも。
・「南へ行って生きる場所を探そうと思っている」
・銭二万貫は、4〜5万石、現在の価値で、18億〜20億円のイメージでとらえています。


( CGのない時代の燃える町の映像、海外で撮影した夕陽、
  力のはいった制作だと思います。 )


ガスパル・ヴィレラ


■第二話 岐路



・いきなりおとりにされ捨て駒扱いでも再会した際は人懐っこく駆け寄る善住坊
・枝を咥えて、かっこつけているようにも見える五右衛門
 ( 自分の歳さえ確かには分からない。
   利に敏いだけでなく、もう少し虚無なところがあるとより雰囲気が増すのだが )
・信長の取り立てより自分の夢を優先する助左。

・美緒と兼久との会話、しまと宗久の間柄、連れ去られる五右衛門の母親など、重要かつやや生臭い描写がありますが、子どもでも二万貫相撲の爽快な描写で十分に楽しめるし、茶の間が気まずくなることはない日曜夜8時の番組。
千駄櫃(せんだびつ)、字幕がないと私には聞き取れない


■第三話 羅針盤

「幾らで売られて、幾らで買われたんだろう」

・助左19歳、1569年に数え19歳で1550年生まれだとすると、
  歴史的事件の西暦から年齢を計算しやすい。


■第四話 北征前夜

そこに住む人々はみんな誇り高く
若い人たちは戦乱も知らず飢えも知らず
自由にやりたいことをやって生きることができた
フィレンツェの若きロレンツォは詩(うた)った
今を楽しめよ
明日の日の定かならねば

それらの町々は今も栄えてありますか


大河内城の戦い) 


■第五話 総退却

いたいけに、目を潤ませて、必死に訴えかける、二代目松本白鸚

商いの信用を守ることだけがとりえの若者。

実行力は、傭兵の斎藤十郎(坂部丈昭)や五右衛門が担っている。


■第六話 信長狙撃

「追い討てい」

斎藤十郎、
「可哀想な女をみると、ついつい女房にしてやると言ってしまう」傭兵。
いつも自分が死ぬ場面を想像している男、
自分が死んだら誰も自分を思う人がいないことを知っている男。

討たれた兵は、身ぐるみはぎ取られて裸。


「人の一生というもの、狂言のようなものではないのかのお」

  天下人の仮面をかぶれば、天下人に。

「幸運であれば幸運を生かし、不運であれば不運を生かして、いかに達者にふるまうか」

  彼にとって主君の突然の死は、幸運だったのか、不運だったのか

 
藤吉郎と助左の美しいシークエンス、歴史を知らない子どもだったとしても、深く感じるところがある。
・純粋に夢を語り、好きな人に、一緒にやろうと無邪気に誘う助左
・生きる手管に長け、商人をやっても成功しただろうと思わせる藤吉郎、
 しかし、自分が崇拝する主君のもとに戻る

マイニラの都。

兵糧をすぐに食べたり、
埋葬はしてあげるが形見は持たなかったり、
海外へ売られた女に無邪気な質問をしたり、
見た目でなく、
助左がまだ子どもであることを描写している。


■第七話 琉球丸難破

「のこぎりびきに遭ってる夢をみとった

無邪気に無謀で楽天的な若者ふたり

「商人を目指す割合には勘定に合わぬことをする

ここで美緒を手伝っていたら

「船の中で一番(いちば〜ん)暇なのは船長(ふなおさ)


■第八話 呂宋島漂着

子供心にも、
何日で漂着したんだろうと思ったものだが、
大人になってから観ると、
無精髭も生えてないしな、と思う・笑

ルソン島の北にあるバタン島
ルソン島アゴウ

尾張者異國漂流物語
 http://lib.s.kaiyodai.ac.jp/library/bunkan/tb-gaku/hyoryu/OWARI/owari-index.html
バタン島漂流記
 http://www.tokoname.or.jp/batan/batanono.htm


■第九話 交易事始


「ハリーナカヨ( いらっしゃいませ)」


美しく格調の高い結びのナレーション

「既に死んだと思われている時間の中で
 彼らの生は最も輝き、
 生涯忘れることのない
 若き神話の日日を過ごしている」


「若き神話の日々」という言葉だけでご飯三杯いける・笑


興醒めなことを言うと
小説なら処理可能でも、
大河ドラマとして、
海外ロケを行うことの困難や追加となる様々な作業やコストについて、
制作者の準備不足や見込み違いが
あったのではないかと想像します。

(第8話や第10話は撮高が足りなくなっているのでは?)

ただ、助左や善住坊にあたる陽射しや彼らの肌の汗は、
海外ロケが必要であったことを示しています。

( 2021年の再放送時、
  「青天を衝け」において、
  19世紀のパリの景色をCGで再現し
  コロナ禍においてフランスと日本で別々に撮影したものを
  不自然なく合成して見せていることに、
  大河ドラマの海外ロケの進歩に感嘆しているツイートを
  複数目にしました。 )


古木江城(こきえじょう)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E6%9C%A8%E6%B1%9F%E5%9F%8E


■第十話 南海の館

サンパギータ


■第十一話 珊瑚珠無情

助左が前髪をあげ、少し大人になっている。



( グネッキ・ソルディ・オルガンティノ )


■第十二話 叡山焼討


罪を犯す主人公、綺麗ごとだけでは生き抜けない時代。


「言うには及ばぬ、根切りにしてしまえ」

叡山焼き討ちのときの
ねねの行動の史実より、
物語としての因果の説得力が、
ドラマでは何より重要だ。
この物語の藤吉郎ひとりだと、
「ああ、そらもういかん」で終わるし、
逃げ道も作らん・笑
女房と会ったことが、
他の武将と異なる指示に表れた。

藤吉郎の良心、ねね・笑。


■第十三話 戦国哀史

「女の手で、息の根を止められると出ている。それも天文19年戌年生まれの女に。」

( 天文19年は1550年、助左とお仙は同い年? )


■第十四話 信玄上洛

「珍札披見(ちんさつひけん)、快善に候」
「この町を離れて、暮らすことはできません」
「若者はまだ自分の船を見失っていない」

「銀二駄といえば72貫」

( 岡 国高(おか くにたか)松永久秀の家臣。周防守。 
   夏目次郎左衛門(夏目吉信))


■第十五話 九死一生

「商人(あきんど)と侍が組んで同じ夢を見てはいけないのかもしれない」


■第十六話 将軍追放

気性が一本気で商人に不向きと言われても、自分の道を進む。

(己の分に合った方法を探せという助言は聞いていたのか否か)





斎藤十郎(坂部丈昭)が好かった。


■第十七話 乱世独歩


「ご心底を伺いとう存じます」


美しい物語。
それを具現化させているのは鶴田浩二。

私は鶴田浩二を
吉岡司令補と千利休としてしか知らない・笑。


■第十八話 新天地


秀吉こそ人を丸め込んで事を売り込むのがうまい。

宗久も秀吉も、助左の人柄が商人に向いていないと考えており、
若い助左自身はそれを自覚していないところが興味ぶかい。

助左が秀吉、佐吉、右近たちと対等に近い形で話すようになってきたので、
対話劇がますます面白くなってきている。


■第十九話 安土築城


毎回、数々のシーンで、

なんて美しい話だ、

なんて痛ましい話だ、

と感じ入っています。


「少々、ばさらが過ぎやしないかい」


「この夜、堺の町の片隅で、助左衛門は幸運を拾った」


商いの神髄は、利休から教わり、

小器用な戦術は、佐吉から・笑。


( 中井孫太夫一観、武士や商人より、後に残る物を作る人の仕事こそ、立派なのかも )

( 妙国寺 )

( 端平瓦(はなひらかわら)、軒平瓦(のきひらかわら) )


■第二十話 聖母昇天

天正四年(1576年)春 安土城の築城開始

助左の名を聞くだけで、頬がゆるみ、有能ビジネスマンの仮面が外れる美緒様

高貴で、知的で、残忍な信長様は、ねねには優しい


( ガスパル・クエリヨ ガスパール・コエリョ )

( 屯食(とんじき)? 煤飯(すすめし)? )

( 「信長 ねね 手紙」で検索 )

( 「モニカ 宗札」で検索 )


■第二十一話 善住坊処刑



宗久にとっては、最初(第二話)から善住坊は捨て駒扱いだったと思う。


■第二十二話 摂津動乱



彦助(岸部一徳)のwikiの記述が「その後堺で、助左の船とは知らずに船の修理工として働いている所を」となっていたが「堺」でなく「尼崎」でしたね。(20210829)



本作の安土城は、
本編での信長の描写、安土城の説明にぴったり合ったものになっていると思う。


■第二十三話 西国進撃


冒頭、天正六年(1578年)11月7日
本願寺炎上、天正八年(1580年)8月2日



瓦の代金銀二十貫

「今、助左衛門三十歳(さんじっさい)にして、五百石船の船長(ふなおさ)となる」


■第二十四話 鳥取兵糧戦


善意悪意に関わらず、渡る世間に落とし穴。

助左は「逃げ足が遅い」うえに「融通が利かん」・笑。

何故、買い付けた米を手放すだけでなく、城への輸送についていくのか・笑

FOBじゃないのか・笑。無駄に誠実・笑。


米一石、千五百文、堺や姫路では五百文。

鞘が一石五百文出るのなら、

「十石運べば五千文、百石なら五十貫、五百石船を一往復させれば二百五十貫の儲けだ」

(二千万円くらい儲かる感じ?)


助左たちは、一升十文、一石は十斗で、十斗は百升。一石千文で買い付ける。

足軽新助は、台所方の権六から兵糧米を銭十文で二升分手に入れ、二十文を受け取り、「倍になった」。

二里の柵

天正九年(1581年)三月十八日、吉川式部少輔(しきぶのしょう)経家が鳥取城へ。
「己の首桶をかざして乗り込んできた若き武将」

同六月二十五日、羽柴秀吉姫路を出馬。

城中には三千石の米しかない。城中には七千人、一日四十石、四か月で四千八百石。


山名豊国
中村 春続(なかむら はるつぐ)
森下 道誉(もりした どうよ)
吉川経家、35歳)
福光小三郎(ふくみつこさぶろう)
坂田孫次郎


■第二十五話 飢餓地獄


天正九年七月 秀吉鳥取城攻め

経済(商い)を戦に使う、秀吉・行長。

敗れる側を経験させられる助左。


山名衆は、雑兵人夫を加えて三千、女子供が三千。
吉川経家様が石見から率いてこられた手勢が八百余騎。
締めて七千人の有象無象が三千石の米に群がってんだ
せいぜいもったところでふた月、
こんな勝手放題やってたら、ひと月もつかどうかだ

あと千石の米さえあれば。

敵の鉄砲を受け、片息したるもの...

10月24日落城
久松山・真教寺(きゅうしょうざん・しんきょうじ)

金の入った袋を投げて、
「それは、お前にあげよう。私の頼みを聞いてくれるなら」
賢くて魅惑的な美緒様・笑。


( 美緒様が最も南蛮貿易商に適性があるように思います・笑 )


権六(冷泉公裕
新助(高山彰)
按針(伊藤弘一)

だんだん、助左の仲間が増えていっている。

番頭(本田博多郎・本田博太郎)声が私の知ってるそれじゃない・笑



■第二十六話 プエルト・デル・ハポン


助左衛門「戦に加勢をする」
(今度の船長は比叡山焼き討ちと鳥取の渇え殺しの生き残り、)
按針「私、運の悪い船に乗ってしまったね」
(でも、雷には弱いね)


しの(増子志津江)の話、
今井や南蛮貿易の船乗りには奴隷売買に携わるものがいる。
美緒もその中で仕事をしてきた。


「帰る者の数は、船出した時の数よりも、いつも少ない」


カガヤンの戦い



■第二十七話 信長死す



個々人の運命や大袈裟に言えば歴史は、
そういうことの積み重ねで変わっていくと思う。

助左と武将たちとの間には埋めがたい距離があることが描かれたと思う。


誠懼誠恐 台詞は「せいこうせいちょう」。字幕のルビは「せいこうせいきょう」でした )

誓願寺


■第二十八話 安土炎上

本能寺、溝の深さは幾尺なるぞ
吾が大事を就すは今夕に在り
茭粽手に在り、
茭を併せて食らう四簷の梅雨、天、墨の如し
老の坂、西に去れば備中の道
鞭を揚げて東を指させば、天なお早し
吾が敵はまさに本能寺に在り

( 本能寺 ョ山陽 )

土俵一俵を銭百文、米一升つけて。
堤防づくりの総額、銭63万5千40貫文、米6万3500石
米はほとんど帳付け

姫路には、銀子で750貫、金子800枚、米は8万5千石

安土のセミナリオの鐘


■第二十九話 起死回生


「因果でございました」


(大島 雲八(おおしま うんぱち)大島光義


■第三十話 大坂築城


「何かが始まろうとしていた。この安土から、信長公のもとから」

石垣の1個、
運賃を含めて銀20匁としましても
40万個なら、銀で8000貫、
米に直せば、1石の米の値を20匁として、40万石。
石垣だけでこの費用にございます。

「堺がなくなったら、ぬしはどうするつもりだ」

子供の頃、美緒は面白みがなく思い、
魅力を感じなかった記憶があるのですが、
それは表面的な部分だけしかわからなかったからなのかも。


■第三十一話 竜虎相撃つ


「加賀の国では、鉄砲は誰に習うた」

堺にはみなしごが多い。

やんぬるかな(已んぬる哉)」
三英傑のうち、このような感慨を持つのは家康。
秀吉は現実(今)を、信長は将来(先)を見ている。







不破万作(ふわばんさく))


■第三十二話 納屋襲名


堺を捨てるときは、商人(あきんど)の道も捨てる時だと心に決めていたのでな。


鶴田浩二、その人だけにしかできない演技。

二代目松本白鸚の走り姿がきれいだなと思いました。



■第三十三話 海賊船

いえ、他人様と承知の上でございます。

( ばはんせん(八幡船) )


上下こもごも利をとれば国危うし
「全く」
その父、羊を盗みて、子、これを証せり
「私なら訴えでません」


船も財も部下も失ったが、バージョンアップの学びはあったのか、どうか。


■第三十四話 大洪水


ポルトガルの宣教師 ベルシオール・デ・フィゲレイド (ベルシオール・デ・フィゲイレド


「形見で、父親の」孟子を五百文で。


大村 由己(おおむら ゆうこ)
関白任官記


五十貫文あれば船が買える

米俵 土嚢 石田三成


■第三十五話 陰謀







【呟きの記録】

■オープニング・テーマ音楽









黄金の日日 - 尾高忠明
[iTunes]黄金の日日 - 尾高忠明

(豊臣秀吉の晩年を描いていない)大河ドラマ「秀吉」のオープニングは、
トランペットの主旋律が、
金色の広間や実る稲穂とむすびつき、
あぜ道の泥水でさえ輝き、
煌びやかに奏でられる。

秀吉 - 大友直人
[iTunes]秀吉 - 大友直人


黄金の日日は、黄金、炎、夕陽
秀吉は、黄金の広間、稲穂、流れ星

( 黄金の日日 オープニング で動画検索 )

( 大河ドラマ 秀吉 オープニング で動画検索 )


■フロイス





麒麟がくる との比較



「麒麟がくる」で松永久秀は古天明平蜘蛛の茶釜について
「それを持つ者は誇りを失わぬ者、志高き者、心美しき者」と
光秀に言い残した。
信長は一万貫で売ると言った。

利休と助左はそれをなんと見る?


「手前は、
このただ同然の代物を大名たちに高値で売り付け、
その金でおのれの商い船を手に入れました。
これが手前のいくさでございます。
この呂宋助左衛門、
あらゆる弱き者たちの守り神でござる」
(「真田丸」第28回)

善住坊の死を経た助左衛門が
処刑されるかもしれない人の逃亡を援けるのは
必然だと三谷幸喜は考えている。

















(飯島商店)

・四天王







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2021年10月30日

【ドラマ】 おかえりモネ 2021年 (諸々)



全体の感想
 http://inatt.tokyo/article/481549003.html

各回の感想
 http://inatt.tokyo/article/484193751.html





■約束の家、約束の船

このドラマを観た人全員にお勧めしたいドキュメンタリー



亮は「約束の船」を求め、願っていたのだと教わりました。

震災による人々の心のうちについて、

本作ではあくまでも「朝ドラ」の範疇で描いていることを思い知らされた。


私が知らない、数えきれない多くの、新次、亮、未知がいらっしゃる。


この先、もっともっとシリアスに人の奥底を描写するドラマが作られるのかもしれない。



■自分の呟きの記録

・20210505



・20210812



・20210913



2021年(現在)を飛ばし、
2022年(以降)の将来を見せるという、

マスクは登場しないのに、

(2020年2月?に気仙沼を訪問したサヤカさんがマスクをしているところだけ。
 冬だからか、感染症を警戒しているのか、明らかでない。)

2020年と2021年の私たちと同じ世界であることを
感じさせる終わり方になっていました。

・20211031



■宇田川さんについて



NHK放送センターの住所は渋谷区神南、
宇田川町はその隣、
NHK関連のオフィスなどが多い。




宇田川さんは書にピンクを多用するけど、このことには意味があるのかしらん。(20210813)

宇田川ヒロ=歌川広重 説は、自分では思いもつかないことでした。(20210917)



歌川広重 汐見阪




■いろんな方の呟きの記録

・震災の経験





・未知の告白


・作り手の皆さんの素晴らしさ



私自身は音声技術の進歩の内容はよくわからないのですが、
素晴らしいドラマは、
照明、音声、その他のスタッフの皆さんの素晴らしい仕事があってのことだということは、
覚えておきたいと思います。

・作り手のみなさんの発言






■百音の雇用形態問題 20210815



金曜日に、観る人に基本的情報の提示がなく、疑問を残させることが多い本作の特徴。

( 例 上京時の住処や就職活動状況
    百音の雇用形態 )

コサメちゃんと傘イルカくんを毎日の全国ネットに乗せることに貢献した百音は、
社員昇格どころか、すでに年間社長賞表彰ものだと思いますけれども
・笑。

おそらく収益的にもスポーツ気象より貢献している・笑

気仙沼での2〜3年間の基本給支給など大した問題ではない・笑


結果:
月曜日に中継キャスターになれば社員になるかもしれないと説明があり、
金曜日に中継キャスターになると宣言したが社員になるかどうかは説明がなかった。

 ( 画面の外で傘イルカくんを操作していた人が、
   新中継キャスターとして画面に登場、
   こんな可愛い女の子でした、
   というネットニュースを想像した・笑 )
   
社員になったかどうかは次の週に説明されるのだろうと思ったら、
第65回終了後に発生した当問題は、
第80回終了後になっても確定せず・笑
第86回に至っても明言されていないが
新事業プレゼンをしているので、当然のように社員になっているのだろう・笑


本作に特徴的な話の進め方だと思う。

作家は、
一部の視聴者が気にしている、バイトか正社員か、のような
いくつかの論点は
それは重要なことじゃないと、
わざと後順位に置きながら、
話を進めているのかも。

一部の方たちがとても不満に思っている、
説明の順番やお話の整合性よりも、
「伝えたいこと」を語ることを優先している?

「伝えたいこと」は「ヒロインの成長譚」ではないのかもしれませんね。







■取るに足らない、どうでもいい、気になるところを書き留めておくコーナー
(または、三生と悠人は高速バスではなく新幹線で東京に向かったことについて)


・第1回の冒頭で、百音が自転車でサヤカの家から森林組合まで通勤していて、
 それなりに距離があるんだなと認識してしまったので、
 その後の物語で、サヤカの家と森林組合との間で場面が飛ぶたんびに、
 〇〇は、何を使って移動したのか、といちいち気になってしまった。
 ( 実際の地理はともかく、サヤカの家と森林組合は近距離の設定にすればいいだけのような )
 ( 百音が高校生のうちに自動車免許取得済みにしておけばいいだけのような )


・菅波先生(東成大学卒)の年齢

 百音との年の差問題がよく言及されます。
 個人的には10以上離れていてもそんなに気にならないのですが、
 物語の開始(2014年)時点で外科専門医まで進んでいたのかどうかについては、
 設定の正確性につっこみがはいっているようです。



・第75回
 母からの電話は深夜2時3分。(第74回)
 島の家からかけている。
 亮は船頭に連絡のうえ、船に戻らなかった。
 (土曜日午後には銚子にもどらなければならなかった)
 土曜日お昼に警察から永浦家に新次が暴れていると連絡が入る
 それから耕治と亜哉子が島から気仙沼の仮設住宅に移動するには、
 相応の時間がかかると思うが、
 ふたりが到着しても、新次は暴れており、
 警察官(二人)は彼を抑えることができない。
 その後、夜まで耕治と亜哉子は気仙沼の警察に。
 (ただ、暴れるだけでは警察に留め置かれないような気もするが)
 (亮が警察から連絡を受けたのは土曜日の何時ごろか?)
 そこで亮が船に戻っていない(正確には戻らないと船頭に連絡した?)ことを知る。

 百音からの電話に出た亮は、海の近くらしきところにいる?
 ( 銚子? 東京? 深夜2時、そこから新宿の喫茶店にどのように移動した? )

・第76回

 未知が百音に服をなげつけたのは深夜2時半頃?
 百音が明日美に事情を説明する。
 明日美は、三生と悠人に連絡。

 朝になってから、亜哉子から百音へ電話
  亮は朝になってあちこち連絡した
   「これから新宿行って高速バスでこっちへ戻るって」

 亮が明日美に「親方こええからソッコー帰る」と返信したのは7時30分。

 ( 深夜2時から朝7時半まで、5時間超、
   ひとり頭の中がぐるぐるし続けたみーちゃん・哀 )

 ( 明日美は、百音が新宿に向かったあと、
   百音が亮を連れ帰ることや
   未知の精神状態を念頭に、
   あらためて、
   三生と悠人ときめ細かく連携したのではないか?
   東京に来れないか、と頼んだ?(「何?ホントに来たの?」(第77回))
   三生と悠人は、亮が行方知らずのままでは
   仙台に留まるか東京へ移動するかという判断ができない。 )

 耕治と亜哉子の服が前日とは異なるので、
 二人は早朝、島から気仙沼の警察へ新次を迎えに行った? 

 喫茶アバンドーネ
  ( abbandone 意味は「自由に」「拘束されずに」 ?  )
  「昔ながらの味、ナポリタン700円」が看板メニュー   

・第77回、菅波先生は、10時約束のところ、
 何時に汐見湯(最寄り駅築地と想定・笑)に現れたのか。

 百音は8時20分までにはバスタ新宿・笑に着くつもりなので、
(この日は2016年11月27日、日曜日。バスタ新宿の開業は2016年4月4日)
 7時半過ぎには出発したと思います。
 百音と亮が新宿の喫茶店にいたのは、
 ( 百音が電話か何かで亮がバスに乗るのを止めさせ、
   喫茶店で待ち合わせることにした? )
 8時20分のバス出発後、次の10時台のバスの出発前であると考えられます。

 百音と亮が新宿の喫茶店から築地へ移動し、

 ( 百音は、
   新宿から築地へ地下鉄に乗っているあたりで、
   気持ちが落ち着き、
   菅波先生との約束を思い出すのではないか・笑)

 百音と亮、そして三生(みつお)と悠人が相次いで汐見湯に到着したのは、

 ( 30秒差くらいなので、彼らは汐見湯の前でお互いが見えていたのではないのか?・笑)

 10時から10時半くらいではないでしょうか。

 三生と悠人は、
 7時半過ぎに明日美と話してから、
 高速バスで10時半に築地に到着するのは難しいと思います・笑
 彼らは、明日美と情報連携しながら、
 口ではお金を使わず高速バスと言いながら、
 亮のために、強い気持ちで、新幹線で急いだのでしょう。
 それなら、仙台駅を8時に出発し10時半に築地に着くことは可能。
 キオスクでずんだ餅も買える?・笑。

 ということで、
 菅波先生の到着は、8時〜10時の間、
 9時というところでしょうか。
 リュックを背負ったまま・笑、明日美の事情説明を受けた。

 ( それから未知は帰り支度 )

 菅波先生は、家に戻り、
 10時5分には、資料を持って、ウェザーエキスパーツへ。
 ( 百音との電話のとき、ウェザーエキスパーツ社の時計が10時5分)
 ( データのメール送信では駄目なのか?・笑)

・第80回 サヤカさんのFAX送付

龍己さん宛のFAXの差出人名から、
「サヤカ」の漢字は「清花」みたいです。

ちょっと変なFAX送付状、
現実でFAXを使ったことがない人が作った感じがある・笑

でも、物語では、2016年11月で、ついこの間だから。


・第80回 残っていたずんだ餅

第77回の最後で、
悠人が持ってきた定禅寺亭ずんだ餅(ずんだ餅饅頭?)は10個入り。
月曜日には3個残っていて、
そのひとつを菅波先生に渡した。
日曜日に「若きものたち」6人と菜津さんで1個ずつ食べたとすると、
残りを菜津さんのおじいさんおばあさんと宇田川さんに配ると
計10個なんだけどな・笑
百音は残り3個をコインランドリーで全部食べるつもりだったのか・笑

( 座った対話から、百音が立ち上がるきっかけの小道具です・笑)


・第83回 スーちゃんの仕事

百音、内田氏は、平日朝の番組担当なので、
内田さんが服を買いにでかけたのは、
土曜日か日曜日の朝と思われますが、
明日美は仕事ではないのでしょうか。

アパレルショップ勤めという設定は破綻していると思う・笑。


ーーー

実際に書きつけてみると、
こういうことは、
作品を味わうことの役には立たない・笑。

証拠はないけど、画面に出てないけど、
すーちゃんの見えないところでの働きと、
三生と悠人は亮のために
必死で急いで新幹線に乗って東京へ向かったと想像できるようになった

ぐらいかな・笑





■#モネ文学倶楽部

このようなタグが第6週あたりに生まれたのは、

・物語の核となるテーマが未だ不明
・主役のモネの性格に特筆すべき特徴がみえない
・百音、菅波のクラシックな関係

など、余白が多いところが、文学調の創作を促しているのかも。
(この作品を揶揄したい人たちにこういう気取った人が多いという特徴、という点も・失礼)





第29回の、百音を泣かせて反省する菅波先生です・笑

菅波先生の造形は庄司薫を思い出させるくらい古典的なところもあるわけですが、

庄司薫くんは、18〜19才なので、
アラサーの菅波先生に対して、ちょっと気持ち悪いという意見がでてきてしまうのも
多少、いたしかたないところです・笑

「小学校までの幼馴染のガールフレンド由美は「舌かんで死んじゃいたい」が口癖である」(wikiより)



モネ文学倶楽部 Togetter まとめ
 https://togetter.com/li/1736952





【気象の話】

森田正光さんは、第1週の時点で、
百音の誕生日を平成7年、1995年9月17日と特定し、
「災害は繰り返す」というメッセージを感じたことから、
1995年台風12号と同じ台風特異日に襲来し、
進路が似ている、
カスリーン台風をとりあげ、
新田サヤカの誕生は、カスリーン台風の襲来時で、
昭和22年、1947年9月17日ではないかと述べています。
新田サヤカの誕生日が明らかにされたのは、
第33回、流石。

 https://news.yahoo.co.jp/byline/moritamasamitsu/20210521-00238873/






【林業の話】

林野庁 「おかえりモネ」解説ページ

https://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/okaeri_mone.html

(第35回) 国づくりは樹木で山を埋めること


江戸時代には全ての建築物が木造でしたので、木造家屋が密集する江戸等の大都市では大火が頻発し、これに伴い建築用の木材需要も増大しました。木材を運び出すため、森林伐採が全国的規模で拡大し、その結果山地災害が多発することになりました。
この頃から、森林を有効に利用しつつも同時に保全することが必要であるとの認識が広まり、17世紀後半頃には森林資源の維持を目的に特定の地域の森林の伐採を禁じる留山(とめやま)制度や「木曽の五木(ごぼく)」のように特定の樹種の伐採を禁止又は制限する留木(とめき)制度が各地で定められました。
 また、産業としての造林活動が本格的に開始されるようになったのもこの時期です。河川に沿って植林し、その氾濫に備えるためのものや上流の土砂流出の防止のための植林、強風や砂がもたらす害を抑える海岸防砂林の造成等が各地で行われました。


人間は大昔から、

自然を使い、そのことにより自然のバランスを壊し、それに気づいて修復しようとする、

ということを、

ずっと繰り返しているのですね。





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2021年09月29日

20210329 【TV】 昔話法廷「"桃太郎"裁判」



「普通、桃から生まれた人間なんて気味悪いと思うんですよ」





昔話法廷」シリーズは、どれも見応えのあるお話ですが、

この作品は、いつもの
「有罪かどうか、どんな刑なのか、私はそれを決めなければならない」
という問いかけを超えたものを提起していると思います。


「自分の感受性に自信をもってストーリーを見てほしいし、
でも人の感受性にも敬意を払ってほしい」(脚本 森下佳子)


・犬・猿・雉や他作品のような着ぐるみでなく、顔が赤いだけの鬼メイク
・傍聴席の人たちの鬼を見る冷たい目線
・おばあさんの桃太郎への愛情、鬼に対する嫌悪
・鬼は好きで鬼ヶ島に棲んでいるわけではない
・フェイクニュース
・ウケますね、それ
・死刑の意味
・貧困やテロリズムが生まれる背景
・ラストのイラスト(鬼たちが桃太郎一行を迎え入れている)


俳優さんたちの素晴らしい仕事。
 天海祐希は初めての検察官役 
 恒松祐里 仲野太賀 佐藤浩市 仲里依紗 大倉孝二 本多力 白石加代子 勝矢








・起訴状では、桃太郎は鬼退治のあと、鬼の財産を奪って村に帰ったと。
 
一方、鬼は鬼ヶ島に追いやられ、貧困だったとも。

犬はSNSへ奪った財産の分け前を抱えてうかれている写真をアップしている。

彼らが起訴されなかったのは何故か少し気になる・笑。




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2021年7月から9月までの呟きの記録 (作りかけ)














百音が高卒で云々というツイートを削除しました。




ーーー

「嫌でも、好きでもきらいでも、いいんです。」
「でもそれをね、よその国の人や、違う世代や、性別や、違う習慣を持つ人に言うたらあかんのです。」
「私にだけ言うのはいいんです。そこから話ができるから。」
「けど、みんなが聞こえるところで「嫌い」言うのはいけないんですよ。」
「警告イエローカード」
「大変失礼いたしました」
「ごめんなさい」







好いやりとりだなと思いました。

総理総裁候補がブロックするのなんのと話題になっていた頃。

嫌いな人とかイヤな人をブロックする人に、

自分が好きと嫌いとか関係なく、
世界を牛耳る曲者たちと渡り合い、
自分の主張を通すことなどできるのだろうか。



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2021年09月20日

20190903 【TV】 サラメシ シーズン9「第15回」 さし飯inレタス畑



・日本のいろんな産業が「外国人実習生」で成り立っている事実

長野県川上村 レタス農家

跡継ぎはいない

かつてはレストランを8年続けて、閉店、レタス農家へ転身

14人で収穫

村の住民4000人のうち、外国人が1000人
中国・ベトナム・フィリピン・インドネシア・ミャンマーから。

レタスの収穫は機械化が進まず人手がいる
4月下旬から10月いっぱいまで毎日出荷
1日6000玉を出荷
例えば、700ケース8400玉

「外国の方の労働力なしじゃ、もうね、農業はね考えられない
「外国の方のための宿舎を建設してる家がうんと多いんですよ

売り上げは9500万弱、
人件費が3000万、肥料代1000万 農薬等資材で1300万、儲かるってことはない。

(人件費3000万を14人で割ったら、214万)


「外国の方(外国人実習生)」のサラメシ
  敷地内宿舎にはフィリピンからの技能実習生4人が住んでいる

2020年7月28日のサラメシ・シーズン10・第14回では、
コロナで来日できなくなった実習生や帰国できなくなった実習生がいたことが紹介されていた。





サラメシ さし飯 in 田んぼ

 http://inatt.tokyo/article/437373591.html



posted by inatt at 16:19| Comment(0) | ・感想など・TV・NHK総合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月16日

【将棋】 藤井聡太氏に関する無駄書き(書きかけ)



■20210816 ディープラーニング系ソフト

渡辺明名人、1秒間に8000万手読むコンピュータを購入しディープラーニング系のソフトも導入(1)
https://news.yahoo.co.jp/byline/matsumotohirofumi/20210816-00253492

渡辺明名人は、2021年7月に、
有名将棋ライターのコネクションを使い、将棋ソフト開発者の助言・支援を得て、
税込130万円くらいのマシンを導入し、
従来型の将棋ソフト(NNUE系)(水匠)と
ディープラーニング系のソフト(dlshogi)を
同時に走らせ、比較検討できる環境を作ってもらった。

藤井棋士は、2020年8月頃、50万円ほどのPCを導入し、
おそらく、
2021年年始頃、ディープラーニング系のソフトを導入し、
おそらく、作戦、指し手に活かしている、
ただ、
誰か支援者がいるのか、すべて独力でやっているのかはわからない。

従来型よりセッティングが難しく、
終盤の詰みが弱いため、
使いこなしもノウハウが必要な、
ディープラーニング系のソフトが
2022年以降は主流となると予想されており、

それに用いるハードは、
GPUをたくさん積んだ、
特殊なものでないといけない。

棋士は100万円以上する特殊なハードを買って、
研究を続けなければならない時代になった。



■20210821 背広にスニーカーであることに誰も言及しない。







posted by inatt at 02:36| Comment(0) | 感想など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする