2018年09月30日

【ドラマ】 半分、青い

 
2018年上期の朝ドラ。
毎日楽しみに観てました。
漫画家を辞めて以降は、序盤に期待したほどには、
面白く感じられなかったけれど。

また、主題歌「アイデア」のフルバージョンを聴いたとき、
この曲のほうが、
このドラマが表現したいことを、
より上手に伝えることができているのではないかと感じました。


ーー

■印象に残る回

第4週「夢みたい!」(第19回)

新聞部小林君とのデート回。とても面白かった。
あさイチの華丸さんの受けもサエていました・笑

最終回に、小林君が再登場しますが、
鈴愛は、
「あなた、「鈴愛さんの左耳になります」と言いましたよね」
と小林君に突っ込むべきだった・笑

この回の面白さのひとつは、律の態度で、
デート中、鈴愛の見えないところでやきもきしていた癖に、
デートが不調に終わってから、
「お前はもうすでに振られている」と
鈴愛に向かってスカしてみせているところにあると思うのですが、
このような部分が後にそれほど発展しなかったのが残念です。

また、お化けのいないお化け屋敷が好き、
あるいは後にでてくる、
アイデアはよいが構成力がない、とか、
主人公の性格・性質説明がその場限りで
深堀されることがありませんでした。


第13週 「仕事が欲しい!」(第78回)

脚本家から神回予告・笑


確かに、演技とか、撮影アングルとか、照明とか、凄いと思った。
秋風の目に映る、かわいい弟子のあの表情。



第18週 「帰りたい!」(第105回)



「you may dream」を歌い踊ったシーン(第81回)は、
最初観たときはそんなに心動かず、
第105回を観たときに思い出し、
私にとって、なんだか哀しく感じるシーンになりました。
(でも、それは作り手の意図からは離れているのかも。)


■この話どうなった


と呟いたこともありましたが、
今は、
あれもこれも、
後の展開に活かされなかったな、
物語の都合でそうしたんだな、
ということの確認作業になってしまうだろうと
思っています。

多くの方が指摘していることですが、
この話どうなった、というエピソードが山ほど。

・大納言雇われ店長田辺さんが、
 美女に手招きされ一時的に職場放棄するのは、
 鈴愛と涼次をふたりきりにする「だけのため」でしたね。
 
・ボクテは、どんな気持ち、考えで、
 「神様のメモ」をどのようにリメイクしたのか、
 その説明がないなら、
 リメイクすることを物語のなかで表明する必要がない。

・ユーコの顛末の意味

・カンちゃんのスケートやおもらし

・スズメの片耳失聴の意味

・「あんたには夢見る力がある。憧れる力がある」の台詞の説得力


なんだか、雰囲気・思いつき重視でエピソードがつくれられている感じ。 


(以下省略・笑)



■主人公以外の登場人物をもっと大事にしてくれると嬉しい

例えば、
サンバランドの小倉瞳(佐藤江梨子)さんは、
世代がひとつ上の、
もうひとりの鈴愛のように思うのですが、
弥一さんを外に連れ出す道具として、
再登場させられたのは残念に思いました。
彼女も、
「幸せになりたい!」(最終週の題名)って思ってる。


■神回

作り手(脚本家)が自ら、
この回は神回だと視聴者に表明した、というのが、
ドラマ放映時の重要なエピソードになりましたが、

私自身、朝ドラにおける神回って何かな、
とあらためて考えさせられることになりました・笑

ひよっこ第116回が、
個人としては、神回のなかの神回と
表明済み
なのですが、

誰もが頷く神回の例として、
「あまちゃん」第153回
鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)のコンサートを思い出しました。

朝ドラらしい神回は、
100回以上の物語の蓄積の上に出来上がるもので、
そんな簡単に生れるはずもなく、
作り手自身が安易に表明したら、ちょっと恥ずかしいよね、
ということが自分のなかで確認できました・笑。



アイデア - 星野源
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posted by inatt at 11:23| Comment(0) | ・感想など・TVドラマ・NHK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする