2021年03月29日

【ドラマ】 いだてん〜東京オリムピック噺 2019年



20210329追記



まーちゃんは政治家からだったけど、
その後継者たちは政治家でなくビジネスマンから金を引っ張ってきたのかな。

以下の台詞に続く、まだ描くべき、何かがある。
「楽しいの?楽しくないの?オリンピック」
「オリンピックは国家的大事業です。
日本の文化や精神を
世界中の人たちに理解してもらう。
今の日本を広く世界にみてもらうんです。」
「今の、日本(ニッポン)は、あなたが世界に見せたい日本ですか。」


20200719記






20200717記

 



20200325記

放送が終わって3か月余りしか、
経っていないのに、
世の中は、なんて有様なんでしょう。

今こそ、もう一度、このドラマを観返さなければならないのかも。







2019年のNHK大河ドラマ。
毎週毎週、日曜の夜を楽しみに待ち、
毎週毎週、楽しみました。
1年間濃密なドラマを観ることができた満足感があります。

視聴率なんて、
自分の気持ちや考えとは別のもの。


でも、私にとって、この大河ドラマは、
いつも、何か、苦い、煮え切らない思いが
微かに残るお話でした。

単純に、
オリンピック万歳、
東京オリンピック万歳、
とは言えない部分を
どこか含んでいたとおもいます。



物語を通じて、
選手個人の思いが
ナショナリズムと
時に混じりあい、
時に対立し、無残に蹂躙されたり、
その相克が綺麗に解決することはなく、
それを生み出すオリンピックって何なのか、
腹に落ちることはついになかったと思います。

たくさんのアスリートが登場しましたが、
選手を引退した後は、
体協やオリンピックと関わりを持たなかった、
三島天狗こと三島弥彦こそ、
理想のアスリートの生き方のように思えました。

このドラマを観終わったこれからの私は、
オリンピックを無邪気に楽しむことは
もう無いように思います。
いや、それでも、やはり、
感動したりするのかな、
それがオリンピックなのかな。

このドラマで最も印象に残ったカットは、
オープニングの競技場で笑う女の子でした。




実際に、
東京オリンピックの開会式を観て、
2020年の聖火ランナーに選ばれた人がいる。

そして、
私は、ドラマを観て、
東京オリンピック開会式の日に生まれた、
五りんの娘はどんな人生を送っただろうと、
想いを馳せる。

近現代の歴史的事実を題材としたドラマの、
虚実皮膜に思いを致すところがありました。





【シマにはまりました】

私は、この物語の主人公たち、
金栗、田畑、志ん生(孝蔵)、五りんに
あまり感情移入できなかったんですね。

( 五りんは、その後、
  どんな人生を歩んだのか?
  なんだか想像できない、
  それはために創られた登場人物みたいに
  なってしまったからでは? )

一方、
シマにはとても心を持っていかれました。




だから、
増野氏(ついに名前なし・笑)とりくの
戦中・戦後が一切描かれなかったのが、
物語にぽっかり穴が空いているようで、
不満があります。





【女性アスリート】

女性アスリートの発言の変遷が大変興味深いものでした。

・自らの欲するままに走り始めたシマ

・同性に「あなた、ご幸福ですか」と問う、二階堂トクヨ

・日本中の「頑張れ」を背負って泳いだ前畑秀子

・東洋の魔女谷田さん
「勝ってよかったね」ってみんな喜んでくれたけど、自分には「あんたたちのためやない、自分のためや」って、そう言い聞かせていました。人のために、できますか?(第45回いだてん紀行)




【まーちゃんが夢見た選手村】


■東京オリンピック選手村の「インターナショナルクラブ」という名の小さなコーナーで、
50日ほどのアルバイトをした女子大生の記憶

・「村の中には無料の循環バスが双方向にゆっくりと走っていて、どこでも乗り降りができます。自転車や傘も十分にここかしこに用意されていて、どこから使ってどこに置いてもいいのです。」

 ( 映画東京オリンピックを観ると、
   傘は和傘で、外国選手が差していると、とても趣がありました。 )

・コンゴから、たった二人で参加した、ヨンベとウランダ。
 英語もフランス語も話すエリート。
 「僕たち二人、パリに留学中で、語学や社交など心配ないものが派遣されたんだ。
 僕たちの使命は、競技に勝つことではなく、僕たちの国を世界中に紹介することなんだ」

・冷たい態度のチャスラフスカ
 「(周りにいる女性たちは)ヴェラのお世話についているのではなく、ヴェラが亡命しないように、よその国の人と危険な会話をしないように見張っているのよ。政治的にはチャスラフスカは危険分子なの。民主化運動に加わっているから。チェコとしては、オリンピックに出したくないけど、世界がそれでは許さないから、厳重に警備をつけて出しているのだから、話しかけたりしたらヴェラが困るのよ」


映画東京オリンピックにもちらっと映っている、
ヨンベ、ウランダについては、
ドラマの中の描写とは印象が異なり、
アスリートというよりは、
国を代表する外交官という感じで、
現実のお二人は、
ドラマの中の四三・弥彦に重ねるには立場を異にするようにも感じました。

ヨンベさん、ウランダさん、その後どんな人生を歩まれたのか。
おふたりともIOCのデータでは没年が記載されていない。
ご存命なのか、どうか、気になります。

https://en.wikipedia.org/wiki/Republic_of_the_Congo_at_the_1964_Summer_Olympics
https://www.backstage.com/casting/japanese-tv-series-307527/

LEON YOMBE
https://www.olympic.org/leon-yombe
https://en.wikipedia.org/wiki/L%C3%A9on_Yombe
https://www.olympedia.org/athletes/66318

HENRI ELENDE
https://www.olympic.org/henri-elende
https://en.wikipedia.org/wiki/Henri_Elend%C3%A9
https://www.olympedia.org/athletes/66303



gettyimagesで見つけた、ウランダさんの写真

コメントは、
選手村でトレーニングするコンゴのウランダ(1964年9月24日)としか、
ありませんが、
カメラに背を向け、腰に手をあて、ウランダを見ている、
コンゴと背に書かれたトレーニングウェアの男性は、
ヨンベさんに決まっているではないですか。

写真をよく見ると、
高跳びのバーを越え、宙に浮いているウランダさんは
靴を左足だけに履いているのです。


お二人は、私にとって、どこか、ミステリアスな存在になりました。





【各回の感想】

第1回「夜明け前」





第8回「敵は幾万」

四三が、
日の丸のついた運動着を渡されるシーン。

ここは撮り直しになっていると思われますが、

運動着を渡す小僧さん(*)の笑顔が
とても素晴らしかったので、
あれが無くなってしまうのなら、
とても残念です。

( 撮り直したものを観ました。
  小僧さんの笑顔はそのままでしたが、
  カット割りを変えているせいか、
  シーンの雰囲気が少し変わった気がしました。 )

(*)字幕から推測すると、
黒坂辛作の息子、勝蔵らしい。
(演者 阿久津慶人)


第11回「百年の孤独」

マラソンしてみたら、世界記録が出てしまった、
日本で一番足が速いから、世界でどんなものか試してやる、
そんな無邪気な気持ちで出かけていった、オリンピック。

痛快男子三島弥彦が
ストックホルムで感じた百年の孤独、
これは、
近代オリンピックを最初に経験した彼だけが実感できた、
孤独な感慨であることがよく分かりました。

第14回「新世界」


第19回「箱根駅伝」



第26回「明日なき暴走」
日本女性初のオリンピアンを美しく描いた素晴らしいラストシーン。


でも、
「あなた、ご幸福ですか」という質問には、
なんだか恐ろしさも感じています。
四三はオリンピックでメダルがとれなくても
不幸せではなかったことは既に描かれている。
男性と女性は違うのだろうか、
前畑秀子はどうだったんだろう。

二階堂トクヨは、シマにも同じ質問をしたことがあり、
(第20回「恋の片道切符」)
彼女が自分自身に問い続けているフシがある。

「明日なき暴走」という題名には、「Born to Run」という意味も隠されているのですね。
 https://www.oricon.co.jp/news/2151061/full/
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%97%A5%E3%81%AA%E3%81%8D%E6%9A%B4%E8%B5%B0_(%E6%9B%B2)

放送の翌日にシベリアを買いに行ったのも良き思い出。


第31回「トップ・オブ・ザ・ワールド」

「オリンピックとは」が、
最後の永田市長の発言も含めて、
45分に詰め込まれている。

俺は、日本人だ!
I am Japanese-American !
I’m Irish-American !
I’m Afro-American!
と、口々に叫ぶシーンには感動しますが、

( みんな違ってみんないい、って言ってるのに、)

「同胞のみなさん」とか言い出す人が現れるところまであるのがこのドラマ・笑。

オリンピックとは、

・浮かれてしまって、似合わないミュージカルシーンをやってみたりする・笑
・ちょっとした体調の狂いで、一生後悔するようなことになることもある。
・田畑と黒人の守衛さんは別に心が通いあったわけではない。でも何週間か同じところで過ごすことで生まれるものはある。
・四三が水浴びを始めたように、オリンピアンの活躍に刺激を受け、走り出す人がいる。




第32回「独裁者」


第36回「前畑がんばれ」


第37回「最後の晩餐」


第39回「懐かしの満州」

つまんないこと言いますと、
再放送時は、
1961年病床の志ん生を演じるたけしの金髪が気になった。
今の視聴者は忖度しても、
10年後のお客は騙せないのでは。

第41回「おれについてこい!」

2020年7月の再放送では、大松監督部分のカットを戻したようです。


第44回「ぼくたちの失敗」


第46回「炎のランナー」

「世界平和に背を向ける卑怯者だ!」

(この発言は実際に田畑が執筆したものからの引用かもしれませんが、)

ドラマを観てきた感想として、
彼はどこまで本気でそれを言っているのかと思ってしまう自分もいます。


最終回「時間よ止まれ」


ふたたびストックホルムを訪れた、
本物の金栗四三の映像が流れました。

一度は観てみたいと思ったものを目にすることができましたが、

いだてん紀行でなく、
ドラマの中でそのまま使われたのは、
観る側として、
瞬間、ドラマの世界から抜け出てしまうような、
少し醒めてしまったところもありました。

インタビューのところからは、
ドラマに戻ってもらったほうがよかったような。

たぶん、
中村勘九郎が演じてきた金栗四三は、
その映像とはちょっと違う雰囲気な気がするのです。
1年間ドラマを観てきた私は、
史実とずれていても
それが観られれば満足すると思うのです。

そして、
本物の金栗四三が語った言葉を、
ドラマの中の志ん生が引き取って、
大長編ドラマのサゲにして、
幕が下り、
その裏で、
志ん生を演じたビートたけしが
おどけたポーズで締める。

史実とドラマと現実が、
ないまぜになった終わり。

作りての意図だったかもしれませんが、
私は少し混乱したまま、
観終わることとなりました・笑





#いだてんの良いところを語ろう タグに
はまっていたこともありました・笑。

このようなこともあったと記録に残しておきたい。





2020年5月に、
NHK国際放送「NHKワールド JAPAN」で放送されたワールド版 【IDATEN】
再編集されており、
日本とオリンピックと描いたドラマとして
とても好かったです。















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2021年03月27日

【ドラマ】バイプレイヤーズ〜名脇役の森の100日間〜



この物語はフィクションです。
実在の人物・放送局等とはあまり関係ありません。





バイプレーヤーと言っても、
経験を積み重ねた名のある俳優さんたちの物語と思っていましたが、
この終わり方は素晴らしいと思いました。





内容におふざけがはいっているので、

かえって、

田口トモロヲ(プロジェクトX)、
松重豊(英雄たちの選択)
の、
中身に関係なく、独特の雰囲気が出せる、
ナレーションの凄さに気づかされた・笑。

( 田口トモロヲが英雄たちの選択を、
  松重豊がプロジェクトXを
  語っても雰囲気が変わってしまうことに気づいた・笑 )

語りとしてだけでも、
橋本さとし、貫地谷しほり(プロフェッショナル 仕事の流儀)を
キャスティングしてほしいと思った・笑

「バイプレーヤーとしての、流儀がある」





第1話



第2話



第5話



第7話

「イイてれ」という表記で大爆笑してしまった。

確かに、宇梶剛士さんは、Eテレで観たことない気がする。

( 個人の感想です )

第9話



語弊のある言い方になりますが、
トモロヲさんのナレーションが、
民放ドラマでなく、NHK大河ドラマで、
若手俳優が演技に悩むという雰囲気を高めています。


最終話






posted by inatt at 04:37| Comment(0) | 感想など・TVドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ドラマ】 俺の家の話




マスク、能面、マスクマン、フェイスシールド。

大事なお願いはマスクしないで直接出向いて土下座。

マスクをした人のいろんな所作や動き
 ・マスク涙を拭う
 ・告白されて、顔がほころぶとマスクから鼻が出る

2022年1月になってもみんなマスクしている世界線


人は皆、いつかこの世を去るが、マスクは残る






プロデューサー磯山晶、脚本宮藤官九郎、主演長瀬智也の
池袋ウエストゲートパークが2000年、

私自身は、
2005年のタイガー&ドラゴンから、クドカン脚本のドラマをよく観るようになり、

2021年に至り、

長瀬智也がバツイチで、もひとつさえないお父さんで、
西田敏行の介護をするドラマを観ていることが、
感慨深い。

作家や俳優の円熟を
20年かけて見ているという感慨でもある。

荒川良々のケアマネジャーとか、

ふざけたり揶揄したりだけでなく、
取扱の難しい題材の料理の仕方の上手いこと。

( 2007年のドラマ「演歌の女王」の感想で、
 「介護や痴呆を題材にして、笑いをとろうとするのは、難易度高すぎ」
 と書いたことがあります。 )


また、
本作は、
コロナ禍の世の中であることを前提にしたふるまい、描写。
三宅弘城がマスクから鼻を出しているのはそういう人物描写。


それにしても、複雑で、苦くて、温かくて、泣ける。

昔の作品は、過剰に誇張されたドラマと感じることもあったが、
本作は、大袈裟な展開や描写に、現実を感じる。

・介護はイベント
・リハビリを一所懸命やると認知症が改善したりするが惚けたふりを続ける
・隠れてプロレスラー稼業
・「私の家の話」も全部本当かどうか
・月6万に増やして嘘を演じることを依頼
・「死に方がわからない」
・能は褒めてもらえないけど、プロレスは褒められた
・逃げるのも才能
・ラーメン好きなやつってさ、ラーメン好きなやつの気持ちしかわかんねんだよな
・親に聞こえるところで、「親の介護もあんたの人生なんだよっ」
・「お子さん達が思い出すでしょ、これだけ迷惑かけたんだから」
・「認知症患者の行動には親族にしかわからない伏線があるんです」(怖)
・「泣きながらやっても、笑いながらやっても、介護は介護ですからね」
・「結構です。どうせ忘れちゃうんでしょ」
・「ときどき、言っちゃいけないこともさ、吐き出しながらやれるといいよね」


「育ちの悪さが足に出てんだよ
「親の顔が見てえわ
とか、
認知症で忘れちゃったわけじゃなかったけど、
寿限無の盗みを疑ったことは真実
とか、
観返すことによりさらにえぐい、

惚けとは別のところで、自然と吐き出される心のうち。

( 寿一に起こったことが、
  寿限無だったら、
  とは、ちょっと恐ろしい想像 )



■第4話



クドカンならではと思うのは、
鐘のなかに大州が隠れていると思って、
ドラマを感じ、
実際は鐘の後ろに
道成寺の衣装の寿限無がいることに
ドラマを更に重ねるところ。

( 普通のドラマは姿を隠すのは一人 )

■第6話

コケティッシュな魅力を自在に操る戸田恵梨香・笑。



■第7話

寿一は左膝を故障しているので、
畳のうえで左足だけ伸ばして座っているシーンに気づきました。

殺気があるとは、長瀬智也自身に対して、作り手たちが感じていることなのかも。


( このあと、殺気が消えた演技も見ることになる )

■第10話

正直に記録しておきますが、

録画で観始めて、
途中で、最初から観なおしました・笑。





そこが、タイガー&ドラゴンから発展しているところなのかな。






「父殺し」から「父の介護」へ──『カラマーゾフの兄弟』から読み解くドラマ『俺の家の話』

  https://www.cyzo.com/2021/03/post_269924_entry.html

「さて、あなたは、『俺の家の話』が、上述した『カラマーゾフ』のように進む(寿限無が寿三郎を殺害、後に自死、次男が発狂、無実の長男が冤罪となって実刑判決を受ける泥沼の法廷劇が開始)と予想するだろうか?」




話はそれるが、
俺たちの旅のカースケや島耕作は親の介護はしない。
いつか、介護される彼らが描かれることがあるだろうか。


2021年03月22日

【ドラマ】 天国と地獄〜サイコな2人〜 2021年



2021年のTBSのドラマ。



現実みの強い設定で、
本質的にファンタジーである入れ替わりの物語を作るのは
非常に難しいと思いました。

入れ替わった事実が当人たちだけしかわからない、
短い、限定された期間だけ発生して、
物語を観る人にとって、
それが真実か思い込みか虚構かどれでも成り立っているような
お話である必要があるように思いました。

また、
主役のふたりはともに警察側に立たず、
自分がやむを得ず犯した罪の落とし前を最終的にきちんとつけるほうが、
個人的にはより納得できたように思います。

相対的に警察内部の描写が減り、
東や日高の周りの人たちとのやりとりが増えて、
観る人がより感情移入できます。

表向きには入れ替わりなどない形で決着せざるを得ないので。


真実を知る、八巻のボケたポンコツぶりが、
ぎりぎり物語のリアリティを保つことに機能している不思議。

( 一方、陸は物語から姿を消すしかない )

でも
日高の父やコ・アース社員たちがとても好い人たちに思えたので、
そちら側からは、残念な結末でした。


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2021年03月20日

2021年1月から3月までの呟きの記録



2021年1月からの呟きの記録







今、販売しているものにコメントを求められて、
先の短い商品ですなんて答えるはずはなく、
一所懸命その時点での適切な回答をしようとしているだけ。

過去を振り返って揶揄するのは簡単だし、意味がない。

先へ向けて、断言できる知恵と勇気があれば素晴らしいけど。



糸谷八段について、この記事は、この先も長く引用されることになるだろう。
また、
このインタビューや記事が生まれたのは、
糸谷八段が久しぶりにタイトル戦に登場したことが契機になっているはずだが、
とあるYouTubeで、今年の目標にタイトル戦登場を掲げ、すぐに実現させた、
有言実行ぶりも印象深い。









森喜朗五輪・パラリンピック組織委員会会長が辞任を表明することになった問題については、
そもそもの発言だけでなく、
そこから始まった報道、政治家たちの行動、
それらについての人々の呟き内容なども含めて、
幾重にも、
「今の、日本は、あなたが世界に見せたい日本ですか」
の台詞を思い返させられる。





ただ、乗り物を運転しているわけではない、
ただ、物体を運搬しているわけではない、
何を運んでいるのかを考え、行動しているのだと思いました。







これが炎上しないとは、
炎上するか否かは客観的な評価で決まるわけではないのだなと
思いました。



不織布マスクは環境負荷が高い?
コロナウイルスの人間社会への絶妙な攻撃力に溜息がでます。



Twitterを10年以上続けてきて、
見聞きしたこと学んだことが言葉にされていると感じた、
私にとってのベストツイート。





東電社員の方だけでなく、
福島の人たちの広い心持ちが強く印象に残りました。



「あったかもしれない東京オリンピックのあれこれ」を記録しておきたい気持ち


posted by inatt at 11:56| Comment(0) | 感想など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月16日

【ドラマ】 のだめカンタービレ 2006年 全体の感想



20210316記

2006年にフジテレビで制作されたドラマ。

2020年9月の再放送で10年以上ぶりに観ました。

再放送はかなりシーンがカットされているとの情報がありましたが、
とても楽しめました。
それにしても、初放映からだいぶ時が経ちました。
第9回でレバ刺し食べてた・笑

有望な若手俳優を豊かに起用したキャスティング、
複数回のオーケストラ演奏会シーン、
オーケストラ劇伴、
劇中アニメなど、

いろんなところに贅沢にお金をかけたドラマですね。
今はもう難しいのかも。

有能な俳優をたくさん集めて、
大袈裟な演技のオンパレード・笑

マンガの誇張された描写を
俳優がそのまま演じてぎりぎり成立させて、

馬鹿で、
健気で、
音楽に真面目な人たちの、
面白いドラマにできあがっています。

2020年に観ても、
のだめや千秋の気持ちの描写に心動かされるものがありました。
名作のひとつなんだと思いました。

・マンガ原作の面白さを実写ドラマで再現できている。
 のだめの非常識な面白さ、千秋の王子様ぶり。

・恋愛ものというよりも、音楽家ふたりがお互いに相手を導く天使であるという成長物語

・音楽家を導く師匠の存在
 私は、主人公たちより、先生たちのことが印象に強く残っています。
 のだめ、千秋より、ハリセン江藤耕造先生(豊原功補)に感情移入しました・笑。
  パワハラ指導の過ちに気づき、自由な天才の指導方法の模索に苦悩する。
  のだめが2次予選を通過できたのはハリセン先生が千秋を呼んだから。
  のだめが留学することができたのは(千秋は関係なく)先生の偽装メール作戦のおかげ。
  でも先生本人に手ごたえはなく、何がベストか最後まで自信が持てない。
  師匠に必要なものは、主人公たちのような天才性ではない。

  加えて、原作で一番好きなシーンは、
   第24巻で、
   凱旋帰国したのだめが、
   江藤教授の家で、
   江藤先生と谷岡先生に恩返しコンサートをしているところ。
   −奥さんのかおりさんもうっとり

  変態でも、こういうところ、きちんとしてる人たちの物語・笑





2021年03月14日

【ドラマ】 純と愛 第26週「いきる」 (最終回)



2012年下期の朝ドラ

20210314記

宮古島のホテル、サザンアイランドは、
2021年も営業しているのでしょうか、
コロナの影響を受け、苦闘しているのでしょうか。

ほら、現実に生きるって、そういうことが起きるのだ、
と脚本家がしたりと言いそうですが、

同じく、コロナで打撃をうけた、
北三陸市では、
お馬鹿な人たちが、
大変だけど、明るくばたばたしてるような気もする・笑。


20130330記
 
物語の一番最後のまほうのくに写真館は、

ジュークボックスの前で白いユニフォームに身を包んだ、

宮古島市の待田純さんですが、

その写真とそこに映る表情から、

ホテルは魔法の国として立派に営業されている、

ジュークボックスも必ず修理される、

しかし、いとしは、目覚めていない、

と感じました。(*)

「生きる」とはそういうことなんだ、

と言いたいドラマだったのでしょう。


ーーーー


被災者の方やその家族のための様々な支援活動をされている
堀内正美さん(待田謙次役)が、
「このドラマは、愛する人を失った人たちのための物語。
純はそういう人たちにとってのジャンヌ・ダルクなんだよ」
と言ったそうですが、

観る人にそう思わせられたかどうか、
脚本家をはじめとした作り手に対する評価を
計る目安のひとつかもしれません。


ーーーーーーーーーー

20130420記

(*)「純と愛スペシャル 富士子のかれいな1日」でも、

同じような状況を感じました。








【マンガ】 ゆうきまさみロングインタビュー WITH A LITTLE BIT OF LUCK



私は、長いこと、

大好きな「究極超人あ〜る」の感想と、

メジャー誌に連載を持つ第一線作家でありつづけながら、

同時に、
メジャーデビューの頃とまるで同じノリで、
「あ〜る」の続きを描くことのできる、
このマンガ家の特異性(大人なおたくぶり)について、

自分の思うことを書き残したいと思いながら、
果たせずにいますが、

この本についてのエントリーをとりあえず作っておいて、
いつか、それをこの続きに書こうと思いました。






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2021年03月12日

【マンガ】 よつばと!



20210312記

15巻の帯の表に

「普通という奇跡」とだけ書かれていて、

表紙の画が帯がついていることを計算していて、

14巻の帯と同様、

いらっとしました・笑

( 「普通」って何?
  「奇跡」って何?
  ちゃんと考えての言葉なのか、と思わせる。 )


ランドセル購入のシーン、
思わず手を目にあてるとーちゃん。
そして、よつばの台詞。

そういう描写がなくても、

最後のページで、
いつもと同じような表情で
よつばをみおろすカット、
そこから、
読み手の想像力でいろんなことを感じることができる、
そこが、このマンガの好きなところでした。

 
20200407記

【14巻の感想】

今までと同じく、面白く読めました。

・帯のこと

大変がっかりしたのは、帯。
「世界vs子供」とだけ書かれている。
担当者は、本当は確固たる考えをもってないけど、
それっぽいもので、表面的に格好をつけた、という印象を受けました。

作品が表現しているものに対して、
的を射ているとは思えず、
多少の投げやり感も感じてしまって、
担当者の作品に対する愛情を疑ってさえしてしまう出来だと思います。


・物語の舞台

初期の頃は、物語の舞台がどの地域なのか、はっきりせず、
それが日本のどこでもないどこかのお話、
というような普遍性にもつながっていたと思います。
(海水浴のエピソードでは、千葉のほうかなと思ったこともありましたが、)
ところが、本巻では、
明確に西武沿線と示され、
西武とJRに乗って、
代々木公園と原宿と
日本橋のシティホテルのバイキング。
物語のスケールが狭く小さくなり、

この作品が持っていた独自の世界観の魔法が解けてしまった感があります。






200810267記

【初めて読んだときの感想】

今まで知らなくて、
コンビニとかでも、目がスルーしていたようですが、
多分、絵柄が読まず嫌いだったのだと思いますが、
マンガ夜話を見て興味が涌きました。

たいへん、面白く、楽しめるマンガでした。

うまく説明できないのですが、

シンプルというか、
洗練というか、
わび、さびというか、
世の中の汚いものを見せずに済ませる高度な技というか、
究極に洗練されたひきこもりとか、
絶滅した人類の最後のひとりが読んでいるとか、

いろんなことを考えました。



20111203記

よつばと! って、
100年後に、
「日本で成熟したマンガ文化の最高峰のひとつ」
と言われているかも、と思うことがあります。

なんとか、春夏秋冬ひととおり、
物語を進めていただきたいと思います。

よつばと! (1)
あずま きよひこ

4840224668

関連商品
よつばと! (2)
よつばと!(3) (電撃コミックス)
よつばと! (4) (電撃コミックス (C102-4))
よつばと! (5) (電撃コミックス (C102-5))
よつばと! (6)
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2021年03月07日

20210120 【テレビ】 英雄たちの選択 「“中高年の星” 伊能忠敬 知られざる前半生の決断」 人間はどうやって、大地が球面と認識し、それを信じることができるのか。



NHKの番組。

番組の最初のほうで、今まで自分が自覚できていなかった疑問に、あっと気づいたのです。

測量は大地が球面であることが前提となっている?

人間はどうやって、地球が丸いと認識し、それを信じることができるのか。

地球儀を見た織田信長は。
伊能忠敬は。
そして、自分は・笑。

私は信じることができない・笑
だって大地の反対側の人はどうやって立っているのか?

このことが腹に落ちないままでは番組の続きを観る気になれなくなってしまいました。


・地球平面説という神話 ( wikipedia )

「中世初期には既に、元々古代ギリシア人たちが示した球体説をほとんど全ての学者が支持していた。教養人たちの間では14世紀までに地球平面説が完全に死滅した。」

・地球平面説  ( wikipedia )

「日本には、16世紀後半まで地球という概念が存在しなかった。宣教師フランシスコ・ザビエルはその報告において、日本人が地球が球体であったという事を知らなかったと報告している。その後マテオ・リッチの坤輿万国全図が伝わり、南蛮図屏風などで円形の地球が描かれるようになった。
「林羅山は、儒教的な秩序論により、この説に反対していた。」
「江戸幕府天文方の渋川春海は、地球球体説を含む西洋の天文学知識を取り入れていた。」
「本居宣長は「その説がよければ取り入れてしかるべし」として、儒学者や仏教者を批判している」
「2018年にアメリカで8215人のアメリカ人を対象に“地球の形をどう考えているか”という調査を行った結果、55歳以上では94%が「地球は丸いと信じている」と回答したが、18〜24歳のミレニアル世代は34%が地球が丸いことに疑問を抱いており、4%が「地球は平らだ」と答えていた。」

・地球球体説 ( wikipedia )

「日本人学者に大地が球形であることが知られるようになったのは、中国人学者・游子六の書いた『天経或問』(1675刊)を読むようになって、この中の西洋の天文学の知識に納得してからである。1700年代に入ると日本人学者による西洋天文学の解説書が出版されるようになり「大地が球形であること」が日本人学者の間に知られるようになった。」


・渋川春海(1639-1715)  ( wikipedia )

「改暦の際に「地方時」の存在を主張したように、彼は中国や西洋では地球が球体であるという考えがあることを知っており、地球儀をはじめ、天球儀・渾天儀・百刻環(赤道型日時計)などの天文機器を作成している。」

・世界平面論者

権力者や強力な組織に対する不信感?
自分自身や自分が所属する集団に対する肯定的な見方を維持したいという欲望?
人々は安心感と信頼感を求めている。力は知識から生まれる。





伊能忠敬 延享2年1月11日(1745年2月11日) - 文化15年4月13日(1818年5月17日))(Wikipedia)

伊能はいつ大地が球面であることを学んだのだろう。名主のうちに理解したのなら、同じ頃、測量に長ける名主で同じような知識の人は他にも多くいたのかもしれない。

・1795年、伊能忠敬50歳は、暦局(れききょく)の高橋至時(よしとき)31歳の弟子に。
・1800年、伊能忠敬55歳、蝦夷地測量出発。「南北一度の里数を窮めんと欲す」


posted by inatt at 20:04| Comment(0) | 感想など・TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする