どこで何吸おうが俺の勝手だろ
( 織田裕二は2023年になっても禁煙するつもりがない・笑 )
BS松竹東急で放送されていたので、30年以上ぶりに観た。(
wiki )
副題は「Urban Marine Resort Story」・笑
「
私をスキーに連れてって」公開時に何度も映画館に足を運んだ私だったが、
楽しみにしていたこの映画は、面白いと思えず、
次回作(「
波の数だけ抱きしめて」)は観なかった。
今観ると、
プログラムピクチャーとしてそんなに駄作とも思わないが、
「あの時代はああいうようなバブルだった」という感想をときどき見るので、
「当時でも、現実味を感じず、結構引いた」
とは書き残しておきたい・笑。
ただ、
『見栄講座 ―ミーハーのための戦略と展開―』 (1983年)
『東京いい店やれる店』 (1994年)
の時代に作られた作品である、ということはいえる。
( 書名と出版年は
wikiからの引用 )
バブルとは、金額や見た目だけでなく、
「気分」という側面があると思う。
( ちなみに、
1994年に「東京いい店やれる店」を読んでいるのは
ろくでもない人かもしれないが、
今(2023年)読むと面白い(ところもある)。
つまり、
ろくでもない人も何十年かたつと
少しはまともになることもあるということかもしれない(嘘)。
「丸ノ内の一流企業に就職したOLが、東急沿線の家賃8万1LDK30uのアパートでひとり暮らしを始めたとしよう。」
「有楽町西武B館のインテリアのモデル・ルームに足繫く通い、イタリー・モダンの家具を買い入れる。」
「
ソニプラで買った
象さんババールのカレンダーを貼ったのでは、プライドが許さない。」
( ここでのポイントは、30u1LDKに、
ぞうさんババールを避け、イタリー・モダンの家具を望む、というところ? )
「絵画鑑賞の正しいステップ」(ずっと下を向いたままになるのではないか)
「もう怖くない!
アピシウス絵画攻略図。」
(今は「ギャルソンにあの絵は誰の作品ですか、と尋ねて教われば、楽しく会話できそうだな」と理解する。
この本には
グランメゾンという言葉はないが、そういうものを怖いと思っている読者の潜在意識をこの書籍は相手にしている。)
)
机で喫煙する上司を電話しながら睨む主人公
同僚の机にはディスプレイ型ワープロ
船の名前はAMAZON。(
アーサー・ランサム )
たぶん、バドワイザーとか「
プロダクトプレイスメント」そのものがかっこいいものの範疇。
( おそらく、モノに対する憧れの気持ちがあり、
素敵なモノの代名詞がブランド名 )
キューバ・リブレ 女の子は略奪品
「いいだろタバコくらい、新興宗教かお前」
( 逆説的に、煙草会社がスポンサーについていたら、
案外もう少し洒落た対応になっていたのでは?)
「宅急便で送ります」(おそらく気取って言っている台詞なのでは?)
「強〇してでもあの女からポイント聞きだせよ」
(
ランソンのレッドラベル、ブリュット Lanson Red Label Brut )
吉岡は病気と嘘をついて有休をとり、田中は有休を私用でとることに抵抗がある
タクシーの後部座席ではシートベルトはつけない
「その娘には媚薬入りのスープを飲ませてある」
「FUSO THE GRATE」なぜトラックで移動するのか、スポンサーだから・笑
「オカマだろ、これじゃ」
「(オイルライターの火のつけかたを)高校ぐらいのころ、練習するじゃない?誰だって」
posted by inatt at 02:29|
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