2024年01月15日

美術の記憶 ( 書きかけ )



共通していることは、

テレビ画面やカラー印刷では、わからず、

現物を間近で観て、感じるものがあるということ。



黒楽茶碗 銘 尼寺


茶碗を観て、ピンときたことがあまりなかったのだが、

東京国立博物館で観たとき、

これである飲み物を飲みたいと思った。

( 曜変天目には何を注げばいいのかよくわからない・笑
  真水を入れたら底はどのように見えるのかは知りたい・笑 )

また、この経験により、

焼き物についての自分の好みを発見(自覚)した。


( それは、
  自分が子供の頃、愛用していた湯飲み茶碗に
  関係があるのではないかと、
  長い間思い出すこともなかったことに
  気づかされたりするなど )


洛中洛外図屏風(舟木本)

子供の頃から、手塚治虫の見開きのモブシーンなどに
親しんでいても、
洛中洛外図にさほど面白みを感じたことはなかったが、

2022年の国宝展で観たとき、

ドローンで京都の街を一気に空から見渡すような、
臨場感を感じた。

これは、ドローン映像などで、
こちらの観る目がいまさらに育ち、

ドローンなどのない安土桃山に研鑽した絵師の
広い視野に追いついたということだろうか。

それにしても、
浮世の様々なことの
外見(そとみ)も中身も知っていないと
活き活きと描くことなど
できるはずもなく
何百年も前の芸術家・職人の腕に感嘆する。





■カンディンスキー ニューヨーク近代美術館




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2024年01月13日

【ドラマ】 あきない世傳 金と銀 2024年



NHKのドラマ

現代劇では成立し難いような展開が、

時代劇というスタイルのもとでは、

人の心に訴える物語となり、愉しめる、という、

面白さを感じています。





時代劇のドラマ制作は減ってきていると思いますが、

大河ドラマという枠をもっている、

NHKが時代劇を作り続けていることの重要性。





20240205追記

最終回まで観て、

さすがに物語展開に「やりすぎ」を感じたのですが、

( 兄弟ふたりまでなら分かるけど...)

お話の前振りは、ここまでで、

ここからが本番なのだ、ということであれば、

まあ、飲みこめなくはない。

シリーズ化する気満々で制作開始したのなら。

( 原作未読です )




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posted by inatt at 16:48| Comment(0) | ・感想など・TVドラマ・NHK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする