2020年11月18日
食の記憶
食文化というものも時によって変わっていくものだと思います。
■マクドナルドのハンバーガー
たとえば、マクドナルドのハンバーガーというものは、
いまどきの人には、生まれたときから当たり前に存在するものでしょうが、
私にとっては、70年代前半に小学2年生くらいに出会うまでは、
マクドナルドも、ハンバーガーも、自分の生活には、ないものでした。
ピクルスというものをこれで知りました。
(この出会いについては、もっと詳しくいつか書いてみたい)
2020年11月に
トリチ(トリプルチーズバーガー)を初めて食べたときに、
小学2年生くらいのときに、
生まれてはじめてマクドナルドのチーズバーガーを食べたときのことを思い出しました。
つまり、
今の私は、舌が奢っていて、
3枚重ねないと昔と同じおいしさを楽しめることができなくなっているようだ、
と気づいたのでした。
■たこ焼きにマヨネーズ
さて、焼きそばやたこ焼きやお好み焼きに、
ソースに加えて、マヨネーズをかけるやりかたは、
ものごごろついたときには、存在していなかったと思います。
70年代半ば以降に急に生まれたような気がするのです。
私の記憶では、小学生のとき、たこ焼きやさんに、
ある日、突然、
「マヨネーズかけてみる?おいしいよ?」
と、言われたのです。
それは思いがけずおいしくて、何かの発明に出会ったような気がしたものです。
70年代は、粉ものにマヨネーズをかけることは当たり前のことではなかったように思います。
■教室のストーブで給食のパンを焼く、温める
網は誰が用意したのだろう。
今なら衛生が云云かんぬん。
■寿がきやのラーメンととんこつ味
小学生高学年のとき、
お小遣いを握りしめ、
ダイエーの片隅の寿がきやのコーナーで食べるラーメンが好きでした。
そのラーメンは今まで食べていたのと違って、
スープが白いのです。
そういうのをとんこつ味というのだと
もう少し大きくなってから
知識を得ました。
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