1978年に放送された、堺正章が孫悟空を演じるドラマ
三蔵法師を女性が演じる形を浸透、定着させた。
当初、坂東玉三郎に三蔵法師をオファーして実現しなかったと聞いたことがあります。
今でも、
ゴダイゴのTHANK YOU, BABYを聴くと、せつない、懐かしい気持ちになるのは、
このドラマをとても楽しんで観た記憶の仕業だと思います。

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20061107記
堺正章の西遊記(78年10月〜)がDVDになりました。
香取慎吾の西遊記(2006年)のときに、
昔の西遊記のほうが豪華で面白かったとよく言われていました。
私も両方とも観ていますが、
昔のほうは記憶も不確かですので、
実際どういうものか興味がありました。
何度も再放送をしていましたが、
DVDになったのは初めてなので、
実際に両方を並べて観た人は少ないのでは?
と、いうことで、3話まで観てみましたが、
香取慎吾の西遊記について、
wikipediaで、
「
初回の視聴率は大変高かったが、1978年の『西遊記(堺正章主演)』を観た世代からは毎回のストーリー展開が非常にテンポが悪く、アクションドラマであることを売りにしながらアクションシーンを大幅に省いたため、爽快感にも欠けると不評で視聴率は回を追うごとに下がっていき、セットが「まるでドリフのコントのように子供騙しだ」と製作予算の低さを揶揄したような意見は多く、映画化に疑問を持つものも多い。
」
と記載しているときがありました。
香取慎吾の西遊記は、スマスマのコントみたいだ、
と思ったことはありますが、
それが悪いこととは思いませんし、
1978年版がものすごく素晴らしいというものではないと思います。
子供の頃観たものを美化して記憶している故の感想でしょう。
2006年版よりセットが豪華ということもありませんし、
一行が全員揃うまで3話使っていますから、
お話のテンポも今のドラマよりゆっくりだと思います。
その中では、
三蔵法師(夏目雅子)の表情、特に微笑みは今観ても相当に魅力的でした。
3話で、見えなくなった悟空の目を
三蔵が口づけをして直すというのがありました。
女優が三蔵を演じるということを
最大限活用した演出でした。
特典映像もなかなか楽しいものでした。
香取慎吾、堺正章 はもちろん、その他の西遊記DVDソフトも紹介しています。
DVDソフト 50音順 http://yan.seed-d.cc/in/