20200505の12人の優しい日本人を読む会を観た。
この物語が終わったときに、
なぜか微かに胸に残るわだかまり、
私たちの普段している「話し合い」とはなんだろうか、
という思いかもしれない。
法でなく、事実でなく、理屈でなく、
「2号は自分の今の状況からムキになっているにすぎない」
と、
(2号も含めて)全員一致した思いに落ち着いた。
有罪、無罪に関係なく、
陪審員たちは、自分たちの「話し合い」に満足して帰っていった。
登場人物たちは、
いつもの三谷幸喜の物語と同じく、
癖があるけど、
どこか現実にもある行動・発言をしているが、
しかし、
事は判決という
人の生き死にの問題なので、
笑って済ませられないところが、
この作品の特徴のひとつだと思う。
それにしても、
若き日の、
相島一之さんや西村雅彦さんたちの舞台を観てみたかった。
成熟した今の相島さんたちには、
もっと別の素晴らしい役があると感じたので、
なおのこと。
#12人の優しい日本人を読む会
— inatt (@inatt) May 6, 2020
とても楽しみました。
登場人物の退室とカーテンコール、
ブラボー。
ピザ屋のシャツは誰がどこから調達したのか、
と思ったけど、
よく見ると手作りっぽい・笑 #12人の優しい日本人
20200907
BSプレミアムで映画版が放送されました。
#12人の優しい日本人 ああ、懐かしい。2キャメ(だったと思う)、順撮り。長回し。基本1回戦。取りこぼしがある時2回戦&抜きで。お芝居を映画にしている、まさにそんな感じでした。ああ、若い😅 pic.twitter.com/bbDTcAq9jD
— 相島一之 (@aijima_kazuyuki) September 7, 2020
20061213記
DVDで観ました。(2005.12.28パルコ劇場版)
最初は、やる気なしでも、
だんだんと、
皆がそれぞれなりに、
一所懸命になっていくところが、
印象深いと思うのですが、
最終的にカタルシスに欠ける展開であったのが、
個人的には不満でした。
かなり難しい、演者と演者の連携が必要な、
脚本だと思いました。
でも、
特典映像で、千秋楽のカーテンコールの映像などを見ますと、
その場の感激が伝わってきますので、
現場で見ると楽しいんだろうなあと思います。
(特典DVD)
浴衣事件の映像が。(笑)
三谷さんはこういう遊び、悪戯のために、
舞台の仕事をやっているのでは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/12%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%84%AA%E3%81%97%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA
十二人の優しい日本人