inatt blog

　
テレビでやってたのを観ました。
大変面白かったです。

夏と冬と両方きちんとロケしていて、
その手間がちゃんと結実してました。

脚本がちゃんとしてるとこもよかったです。

竹中直人演じる先生が、
吹奏楽部顧問の先生（白石美帆）を好きだ、
ということを本人の演技や表情でなく、
音楽室のレコードのエピソードで
示していて、上手だなと思いました。
（　竹中直人だから、監督としては、
　　何かさせてみたくなりそうな気がしませんか？
　　そういう映画・ドラマを何度も観たような
　　気がします。　）
そのことを竹中直人の表情から、
観ている私たちが知るよりも、
そのことを知っている、
上野樹里たちの表情から、
それを感じるほうが、
観ている私たちに膨らんで伝わる効果があると
思います。

逆に、主人公が意外と描き込まれていなくて、
上野樹里でなければ、
魅力的に見えなかったかもしれません。