2007年03月17日

【ドラマ】 生物彗星WoO


2006年に ハイビジョンで製作された特撮ドラマ

民放であれば、
スポンサーが納得していれば、
(公共放送で許される範囲内でさえあれば、)
どんなものを製作・放送してもよいと思いますし、
さらに、視聴率などで一定の評価が為されます。

ところが、
実力のない人たちが、
先人の偉業やブランドのおかげで、
贅沢な予算を獲得して、
スポンサーや視聴率など、
制約が何もないところで、
好き勝手に駄作ドラマを製作してしまいました。

原案が、
円谷英二と金城哲夫だと謳っているこのドラマ。
尊敬すべき先人に申し訳なく思わないのでしょうか。

私が、偉そうに言う必要もないかもしれませんけど・笑、
しょうもないものはしょうもないと、
批評したものを残したくて、
あまり他の人に観せたくもないものの感想を記録させていただきます。

ーー

まず、
物語の骨組みに疑問があります。

主人公が「少女」で、その成長をテーマにしているのですが、
それに最も共感する視聴者の対象は、
敵がマッドサイエンティストで、
巨大化した怪獣との戦闘シーンがクライマックスで、
楽しめるのでしょうか。

また、毎回、
脚本と演出が弱いなあと思いました。

神代アイ(谷村美月)は、結局、どこか成長したのか、どうか?

特に、脚本は、1話完結ではないので、
一人が全部書くべきなのではないでしょうか。
( 第6話のコメディタッチは、面白かったですが、
  全体から見ると、唐突でしたし。(演出 川崎郷太) )

子供向けなら、これでいいのか、
子供だったら、これでも気にしないのか、

とは、思えませんでした。


第1回 あいつが宇宙(そら)から落ちてきた!

・主人公の少女が、
 何かしら、不安や不満を持っているようなのですが、
 それがどういうものなのか、伝わりません。

・アイが拾った不思議な物体、
 彗星から落ちてきたかどうかなんて分らないと思いますけど、
 ただ、落ちていただけだからなあ、
 そういうところこそ、特撮の出番だと思うのですが。

・主題曲は、それなりな雰囲気たっぷりでいい曲なんですけど。

第2回 わたし殺される!

怪物は、跡形も無く消滅してしまったので、
怪獣に襲われた同級生たちは、どうなったのでしょう。

今回、神代アイ(谷村美月)がお母さん(とよた真帆)に
謝っているメモが唐突に出てきましたが、
1回目でそれを書いている描写があったのでしょうか。
あったかもしれないけど、わかりやすい演出ではないです。

そういうことも含めて、
アイがお母さんのところに戻らず、放浪を始めるという状況を、
かなり無理矢理、作っていました。

その無理矢理が、周りのいろんな設定と関係していて、
ソードだかなんだかの組織も、現実感がなくて、
そういう破綻が、話の最後まで尾を引いているような気がします。

ソードとは、大きな、権力の在る、不気味な組織で、
だからこそ、アイも逃げようとし、
お母さんに会おうとしないのですが、
その割には、中学生ひとり捕まえることができない。(笑)
そういうアンバランスを、素直に感じてしまいます。

( ソードとは、
  Space Wonder Observer Rhea Defender だそうですが、
  宇宙環境保全局って、そもそも何をするための組織だ? )

第3回 ヒーロー?誕生

今回の題名に「ヒーロー?」とクエスチョン付きになってますが、
物語の最後まで観てもクエスチョンが付いたままかも。

アイは学校ごと消滅したと、
アイのお母さんなどは思っているわけですが、
前回は、小太郎(矢崎広)もそう思っていたでしょうし、
源さん(綿引勝彦)は、何故、小太郎にアイのことを知らせたか、
とか、全然、説明しないですね。

それは、
アイ吉やその仕草をWoOに見せる、そのご都合のために、
無理矢理にアイと小太郎を会わせているからなのです。

そして、
源さん(綿引勝彦)の死?を理由に、
アイを単独行動に戻す。

無理矢理な筋書きは、かえって、
物語が理解不能になります。

第4回 WoO、死なないで!

今回の「特撮が好き わたしのBEST ONE」は、加藤夏希でした。
この方は、二十歳くらいでしょうか?
なのに、好きな作品を、
帰ってきたウルトラマンとウルトラマンからあげてました。

職質する刑事に、キンケリくらわして、
「イエイ」なんて言っているオープニングで、
まず、どういうスタンスで観ればよいのか、わからなくなる。(笑)

結局、この物語で、一番よくわからないのは、
主人公がピンチになると怪獣が現れて、
それをわざわざヒーローが退治するという構造。

そのことに対して今のところ説明を何もしないので、
物語が理解できなくなっていると思うのですが。

特に今回はお間抜けなストーリーで、
いちいち解説するのも面倒くさい。(笑)

特に、小太郎君、
アイのお母さんは、アイが死んだと思って悲しんでいる。
とりあえず、彼女は生きていると教えてあげなきゃ。

さらにアイ当人は、訳もわからず、逃げ続けると宣言している(笑)

この脚本をどこかの脚本教室で添削してもらったら、
どう言われるかねえ。

第5回 迎撃命令

アメーバ状の生物が人間を襲う、
30年進歩してない感じ。
イメージが貧困。

それに、アイやWooに関係なく、
怪獣が暴れてますし。

今回も、無茶な物語展開になってます。

アイ吉が登場したとき、
そのときこそ、アイは無防備になってますから、
山南大佐(永島敏行)たちは、
アイを容易に捕まえることができたはずなのになあ。

思うに、どうせ無茶なら、
永倉泰三博士(塚本晋也)を外に出して、
自由に行動させたほうが、
物語がより躍動すると思う。

第6回 さよならWoO

「WoOは怪獣と同じ遺伝子」という話ひとつで、
WoOを見捨てるアイ。
非常に短絡的な行動。

一方、防衛隊情報管理室三課の皆さんも
「アイは権田隊員のことを何か知っているかもしれないの、
 それを確かめなくては」
 ( 単に権田隊員のブレスレットの文様と同じものを
   アイが持っていただけですけど。 )
「そんなことを言っている間にまた怪獣が出たらどうすんだよ」
「怪獣はWoOが倒してくれています」
と、大変のんきな会話。
その前に市街地の戦闘で民間人にも死亡者がでていると、
リアルな説明がありましたので、
こちらも大変無責任なお話です。

この回は、随所にコメディタッチがあり、
面白く感じるところも ありましたが、
今回のシナリオは、
アイのお母さんを全然登場させないことによって、
成立させている部分があります。

小太郎くんもアホ扱いされて可哀想でした。

第7回 新たなる恐怖

さて、今回も、アイが冒頭で、
「小太郎はずっとアタシを探してくれてたんだ」
って、そのことをどうしてアイが気づいたんだっけ?
思い出せない(笑)
しかも、「ずっと」じゃない、
急に1日だけ思い立って探していただけだよ。

また、
ひとりぼっちになっても、WoOを信じると決めたと
言ってましたが、
そこまで執着する原因は、
実のところ非常に曖昧です。

あげく、唐突に、「小太郎、大好き」と言ってました。
訳分りません。

今回は、もう、何から何まで、
小太郎は、何故、前回だけ、
ソードから監視されていなかったのか、とか、
いちいち指摘したら何行必要かわからないくらい、
物語は無茶苦茶だと思いました。

第8回 わたしの居場所

今回、山南大佐(永島敏行)の、
軍人だから上官の命令は絶対だ、という言い方は、
単純すぎる論理で、
子供向けだからこそ、よくないと思いますし、
物語構築として手抜きだと思います。

そのあと、それを言った本人が命令無視をやっているので、
子供は何がなんだか分らなくなると思います。

今回は、繋ぎの回でした。

第9回 追いつめられて

前回、シオンを拘束させ、今回、簡単に開放させる。

アイの保護に全力を注ぐ、と言った10秒後に、
今、先決なのは、永倉博士です、ということになる。

というお話の展開。

予定の回数が決まっているのに、
それを埋められなくなっている感じもします。

第10回 ごめんね、小太郎

冒頭、WoOが怒ったけど、怪獣が出なかった。
そして、秋田記者とコンタクトとってから、
気を失うアイ。ホント都合がいい(笑)

WoOは、敵じゃなくて味方だ、という台詞がありましたけど、
ずっと観てきて、それはまだよくわからない、が、正解では?
本当に変なストーリーです。

小太郎の悲劇は、役者のパワーで、
感動的になっていましたが、
頭の半分では、醒めて観ていました。

第11回 Love for ALL

今回は、今までの総集編です。

このような回があるということは、
予算や製作日程などで、
大きく計画外なことが発生したいうことでしょうか。

冒頭、

「ふるさとの星を失ったWoOの一族は、
 生物彗星となって、気の遠くなるような歳月、
 宇宙を彷徨っていた。」

うーん、初耳。(苦笑)

そして、最後は、

「地球を守れるのは、私とWoOだけなんだ」

...

第12回 最後の闘い

第13回 未来への絆

生物彗星 WoO ウー [レンタル落ち] 全6巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品]
B01DQOLRRG

  
 
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック