2007年07月29日

20070728 【TV】 通(つう)〜歌謡曲〜

 
NHKの番組。70年代の歌謡曲のお話でした。

大変面白かったですが、

特に、吃驚したのは、

松村邦洋、森口博子が話している後ろで、

ROLLYが、特別出演で、

男の子女の子、あなたに夢中、
ロックンロール・ウィドウ、また逢う日まで、を

歌っていました。
  
  
ーーーーーー
070804追記

この番組に出演していた、阿久悠さんがお亡くなりになりました。
( これが最後のテレビ出演だそうです )

歌謡曲の鑑賞の仕方を説明する半田氏を更に解説する役割でした。

半田氏が、「ヘッドフォンで聴く」と言ったので、
「これは、阿久悠怒るぞ」と思ったら、
案の定「それは認めない」と言いました。

でも、半田氏のあまりに真摯なマニアぶりに、
最後には、「ここまでやるなら認める」って言ってました。

その素直さが印象的でした。

ーーーーー

更に細かく記録しておきたいと思います。

半田健人の解説を、
阿久悠が解説し、内藤啓史アナウンサーが実況します。

半「(ピンクレディのライナーノートを示しながら、)
  ライナーノートで誰が作詞、作曲したか確認しながら、
  ヘッドフォンで聴かないとだめ。

阿「(ヘッドフォンと聞いて、口がへの字になる)
  ヘッドホンはダメです。
  歌謡曲は他の人とどう共有して聴けるかということが、
  一番大きいことなんですよ。
  これは、(ヘッドフォンで聴くことは、)
  (自分の腕を指して)今、私が苦しんでますけど、
  音の点滴ですよ。

(半田氏がピンクレディのサウスポーの編曲を細かく解説する)

阿「(笑)これはすごいお客ですよ、
  ここまで聴いてもらえるんなら、
  都倉俊一、泣いて喜ぶでしょう。(笑)

半「楽器の数だけ、聴き所があります

阿「いや、すごいですよ、
  すごいすごい、やるな小僧って感じですよ。
  うん、気に入った。(笑顔)

内「最初に戻りますが、
  ヘッドフォンで聴くのも悪くないと思いません?

阿「うん、あの、あの聴きかたならね。
  こういう分析ならね、
  これは科学者の聴き方ですから。
  最初にダメだといったのは取り消します。(笑)

(半田氏がジョニーへの伝言をもとに歌謡曲の歌詞を解説する)

半「歌謡曲の歌詞の魅力は、具体化しつつも、決めすぎていない、
 例えば、ジョニーへの伝言って書いてありますけど、
 ジョニーって誰やねん、ということですよ。

阿「(苦笑)

半「でもですね、これが名前がなければ、
  あの人が来たなら伝えてよ、では、ちょっと弱い」

阿「(ちょっと下を向く、同意したのだと思います。)

半「場所についても、お酒のついでに話してよ、ということは、
  お洒落なバーなんでしょうけど、
  お酒を飲む場所なんだけど、
  バーか居酒屋か、聴く人の自由、具体的には聴く人に委ねている。

( 最近のJ-POPと歌謡曲の歌詞との違いを説明する半田氏 )
( 半田氏の意見に完全同意して自分の意見を述べる阿久悠)

阿「ブログと映画の違いくらい違うと思いますね。
  誰かが喜んでくれるといいな、
  誰かが興奮してくれるといいな、
  誰かが美しくなってくれるといいな、
  というような願いを込めながらひとつの世界を創る、
  というのが歌謡曲であって、
  そうじゃなくて、
  俺はこんな気持ちで悩んでいるから、俺の気持ちを分れよ、
  というのが、ブログですから、
  これの違いだろうと思います。

 ( ブログで例えるあたり、
   死の直前まで現役で、
   世の動きを把握していたことが伺えます。 )

半「要するに、聴く人しだいなんですよ、歌謡曲っていうのは。
  歌謡曲っていうものを面白く思える自分がいたら、
  この先、人生を楽しんでいける、いい目安になるんと違うかな」

阿「これ(=半田氏)、ほんとに23ですか、(笑)
  というのが、僕の感想ですね。
  いやいや、その通りです。
  ( 楽しそうでした )」

半田氏は番組を観て、嬉しかったのではないでしょうか

阿久悠にとっても、
きっと楽しい出演だったのではないでしょうか。(合掌)




阿久悠が最後に出会った“同士”
 https://news.yahoo.co.jp/byline/tvnosukima/20170827-00074525/


posted by inatt at 04:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ・感想など・TV・NHK総合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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