2008年01月02日
20080102 【TV】プロフェッショナル 仕事の流儀 file:073 メジャーリーガー イチロー (34) 職業:野球選手
背面キャッチは、油断したとき用の練習っていうのも面白いですが、
・ストライクゾーン以外の球に絶対手を出さないようにする
・プレッシャーから逃げないで向き合う
とか、同業の方で今回吃驚した人がいるのではないでしょうか。
「こいつ、今頃、そんなこと言っているのか!」
つまり、言葉にしたら、高校の選手の話か、
とも思えることをあまり意識せずとも結果を出せてきた、
ということでしょうか。
また、34歳という
キャリアの終わりもそろそろ意識しだすのかもしれない年齢になっても
今までの自分の積み上げたものに拘泥しない姿勢こそが
驚くべきことなのかもしれません。
この調子だと40歳くらいになってから、
「このコースは打ってもヒットになる確率が低いので、
わざとファールにする」
とか、言い出すのではないでしょうか。
これまでは、ストライクだろうがボールだろうが、
自分が打てる、と思ったら、必ずヒットにできる、
ということを目指していたんだろうと思うのです。
プロフェッショナルとは?の問いに
ファンを圧倒し、選手を圧倒し、圧倒的な結果を残す。
と言っていて、求めているところが物凄く高いことが分ります。
そんな定義だと人類の歴史で数えるほどしかいないということに
なりますからね。
この番組を見て、
本物の天才は、早熟にして晩成
という言葉が浮かびました。
( Number 674 イチロー「7年目の境地」の感想 )
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