2008年03月03日

3/3 【TV】 ことばおじさんのナットク日本語塾 間髪を入れず

 
×間髪(かんぱつ)を入れず
○間髪をいれず(かん、はつをいれず)

語源は沢庵和尚の書物「不動智神妙録」

間とは
物を二つに重ねあるたる間へは、髪筋も入らぬと申す義にて候

物をふたつ重ねた間には髪一筋も入らない、
少しの隙間のないことから、すぐさま、とっさにの意に。

間に髪を入れずといえば、区切りも読みをはっきりする。


綺羅星のごとく(きら、ほしのごとく)も

綺と羅は、華やかで美しい織物のことで、そこから、
着飾った装いが星のように見える、
明るいものや立派な人が並んでいるたとえになる。

綺羅星という単語はない。


せざるを、えない
ようりょうを、えない
やむを、えない

てに、おえない

などの区切りを混同することもある


なるほど
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