2016年08月07日

【マンガ】 なぜか笑介 1982年


 
作者の聖日出夫氏が、2016年3月にお亡くなりなったそうで、
2016年6月に出版されたワイド版ムックをコンビニで手に取り、
ひさしぶりにこのマンガを読みました。

また、
この連載の元となった読み切り作品「多少難アリ」が
掲載されていて、初めて読むことができました。

1982年から連載されたそうですが、
通勤電車は国電、
ひとつの課は、机を並べてできた島、
机の上にパソコンはなく、書類と黒い電話だけ。
顧客へ提出する資料作成で徹夜、
カリカリと鉛筆と電卓で作成する。

( 電話しか連絡ツールがなかったころ、
  複数拠点の人が集まる会議の
  日程および出席者調整は1日かかる「仕事」でした)


奥さんは社内結婚、
先輩OLは、経験や能力を十二分に持ちながら職場の「花園」

( ただ、有能な先輩OLは、世の中の女性進出の流れにあわせ、順調に出世していった )


そんな今とは全然異なる職場の環境ながら、
中身の物語には、
今でも通用する内容があるということを確認しました。

一方、この物語で深くは描かれなかったこともあるでしょう。

モーレツサラリーマンの家族の生活とか、
シングルキャリアウーマンの私生活や老後とか。

さて、
大原笑介や、高山係長や花園さんたちは、
2016年に、どんな生活をしているのか。



なぜか笑介 第1集 (My First Big SPECIAL)
聖 日出夫

4091183344

関連商品
なぜか笑介 第2集 (My First Big SPECIAL)
なぜか笑介 3 (My First Big SPECIAL)



posted by inatt at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想など・マンガ・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック