2017年08月26日

20170813 【TV】 小田和正 100年インタビュー完全版〜時は待ってくれない〜


 
20170320にBSプレミアムで初回放送された、
100年インタビュー 時は待ってくれない「アーティスト 小田和正」
の完全版と銘打った3時間の番組。

ひとりの人のインタビュー/過去映像で
3時間というのも破格なのではと思いました。

小田和正(の事務所?)自身が権利を持っていると思われる映像はじめ、
いろいろな素材がたくさん使われていて、
この番組はNHKが威信にかけて100年保存すると思うので、
・ヤマハライトミュージックコンテストでのジ・オフコースの音
・生まれ来る子供たちのための演奏時に使われた映像
・1980年のライブ映像
・1981年の武道館ライブ映像
・2本の映画
・青木功のキャディをしている姿
などのほんの一部ですが、
100年後も残ることが確かになったわけです。


母親が歌う唱歌、
実家の店のある商店街で流れていた歌謡曲、
野球部の練習中に守備位置で歌う。その場所で風を感じて聴こえたもの。
学校の帰り道に、鈴木康博とビートルズをハモって歌った。
などの、子供のころに触れていた音楽のエピソードが
学校の講堂やグラウンドなどの実際の風景もあいまって
印象深かったです。

歌詞に「風」が多いというのは、本人も認めているところですが、
その原風景のひとつが、
野球部の練習をしていた、学校のグラウンドにある、
ということを映像で示していました。




そのほか、覚書しておきたい、エピソードや言葉。

清水仁がシャウトする歌い方をアドバイスした

俺と同じ感覚を持っている人と繋がりたい

ああ、これで俺は(音楽を)やめるんだなと思ったのね
ヤスがいなくなって音楽ができるっていうイメージがなかったからね
これで終わりだ
武道館の10日間で終わっていくんだ

(オフコースの再結成・再結集について)
やんないほうがいいですよ
そんな時間が残ってない
やるなら、上にいかないと意味ない

楽したものは、信用できない

(音楽は国境を)基本的には越えないよね
その基本的じゃない何かが加味されたときに越えてく
ああ、なんかつながったなというとき、
遥かに越えていくね




・2023年8月のコンサートでのMC



高校一年生のとき、
隣にいた同級生と、
偶々ビートルズをハモったら、
( 何の曲?どっちがポールでどっちがジョン?
  その曲名については、
  小田和正自身も確かな記憶がないようなので、
  鈴木康博が証言するようなことがない限り、
  永遠の謎になるのかもしれない。)
とてもうまくハモることができて、
ふたりともに、ミュージシャンになった。
70歳を超えて、
ふたりともに現役である。



posted by inatt at 12:43| Comment(0) | 感想など・TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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