2017年12月31日

【ドラマ】 ひよっこ 2017年


 
ビーフシチューは、いつか、かなえたい夢
ビーフコロッケは、ずっと、忘れない思い出





2017年度上期、
毎日の一番の楽しみが朝ドラひよっこを観ることでした。

特別な技能も変わった性格も持たない主人公の、
さりげない優しい日常を描きながら、
モノやささやかな動きを映して心に感じさせる力を持った、
脚本、音楽、演出、演技が素晴らしいドラマでした。

特に有村架純の表情の演技に見入っていました。

平凡な登場人物の普通のお話になぜこんなに引き込まれるのでしょうか。


・物語の背景に、流行歌とテレビジョンが頻繫に登場します。


・誰にも経験があるような、様々な「初めて」が描写される。

  初めての職場、仕事
  初めて男の人と入った喫茶店で飲んだクリームソーダ
  初めての給料で食べる、洋食レストランのドビソースのかかったビーフコロッケ
  初めての一人暮らしの部屋の鍵
  男女交際、失恋、二十歳の誕生日、etcetc

・とても印象に残ったシーン
  第53回、
   カレーライスを食べに食堂に向かう乙女たちの背中に向かい、
   お辞儀をする松下主任(奥田洋平)。
   深くお辞儀をしながら、
   さらにもう一段頭を下げる動きに、
   主任のいろんな想いを受け取りました。

・宮川彬良の音楽がとても好かったです。
  ひとつ挙げると、
  実の田植えのときのボレロ。
   (曲名がわかりません)





・オフショットの写真で、
あかね荘の共同炊事場の流しの上に
「ここで体を洗う者は契約解除」という張り紙がありました。
それでは漫画家二人は、石ノ森章太郎や赤塚不二夫になれない・笑。

・共同炊事場での住人たちの会話は、
 隣の管理人室で、
 富さんに全部聞かれている件・笑。




20180506追記

豊子がクイズ番組に出演する、
第20週「さて、問題です」第116回をときどき観返します。
今まで観た朝ドラのなかで神回のなかの神回・笑。
 https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017077808SA000/

・それは昭和42年(1967年)6月11日(日曜日)のこと、と明示されています、
  なぜ日時を明確化しているのだろう。
・この回だけの登場人物として、
 優子(八木優希)の嫁ぎ先家族をその家の居間のセットを作ってまで登場させたり、
 クイズ番組司会者を押坂忍(82歳!?)に演じさせたりするこだわり。
 (「さあ、兼平さん、いくぞー」)
・知人がテレビのクイズ番組で回答する度に一喜一憂するリアクションを楽しむという、
 シチュエーションの巧みさ。
・ストーリーは15分でも、
 愛子含めて乙女たちそれぞれの物語がきちんと描かれてきたからこその、
 それぞれの発言や反応の納得感。
 (最後の問題が発せられる直前のそれぞれの表情、
   例えば、
   時子は普段の態度と裏腹に本当はプレッシャーに弱い・笑)
・第25回の回想がインサートされ、超ロングパスが決まったときの爽快感・笑

など、115回分の物語の蓄積のうえに乗せた、15分の面白さ。
ひよっこの物語全体では、この回は枝葉の部分と言えますが、
それでも、この回こそ、連続テレビ小説の神髄かも、
と、大袈裟ですけど、思いました。




20190321追記

再放送された総集編を観ました。

主人公が変わったことをするわけでもないのに、
なぜこんなに心が動かされるのだろうと、
あらためてこの物語の素晴らしさを堪能しました。

最終盤に物語展開がもたもたしたことを覚えていますが、
総集編だとそうならないので、
余計にこの物語の良さが引き出されていると思いました。




【呟きの記録】












































誰かに助けてもらったら、
誰かを助ければいい。
それでいいんだよ。
人を救うのは人だよ。
みんながそうすりゃ、
世界はきれいに回ってくよ。



第155回
どうでもよい話ですが、
私のウチにあったレコードで
最も古い記憶は、
坂本九の「涙くんさよなら」です。
検索によると1965年リリース。
B面は「真ん中とはじっこ」で、
両曲とも音源を何十年も聴いていませんが、
どんな曲だったかちゃんと覚えています。
特に「真ん中とはじっこ」について、
調べてみると
作詞谷川俊太郎、作曲芥川也寸志という情報がありましたが、
itunes、youtube、amazonでは、
音源を見つけることができませんでした。
でも、
40年以上耳にしていない曲が、
どんなメロディーだったか、覚えています...




posted by inatt at 01:44| Comment(0) | ・感想など・TVドラマ・NHK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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