2018年03月31日

【TV】 オトナの一休さん 2016年 ( と、地獄太夫と、一休和尚像 )


 
Eテレのアニメ ( wiki

放送されるたび繰り返し観てます。
簡単には飽きない味を楽しんでいます。

主要人物より、
地獄大夫(じごくだゆう・大堀恵)の人生の顛末が
如何なるものであったのか、とても気になってきました・笑
戦乱で酷い目に遭ったのではないのか、とか。

森女(しんにょ・山下リオ)を登場させる都合でしょうか、
ぷっつりと登場しなくなりますし。

一番好きな登場人物は、
弟子の没倫紹等(もつりんじょうとう・ 鬼頭真也)です。






20221117追記

第二十則

(応仁の乱が起きたとき、一休は70歳を超えていた。
 平和な70年を過ごしてから、戦乱を経験することもある。)

「歴史は繰り返す」
「きさまらの時代はどうだ。戦はひたひたと忍びよるのだぞ」
「応仁の乱は、南北朝の動乱の終結から、たった75年後に起き、11年も続いた。平和な世の中は束の間のものだったのである」




オトナの一休さん オリジナル・サウンドトラック
VARIOUS ARTISTS
B01M3SDDU1




オトナの一休さん
NHKオトナの一休さん制作班

オトナの一休さん
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20221117追記

一休和尚像

絵と賛は誰が描いたか別にして、
没倫が師匠からもらったかのようなものを自ら誂えたのか、
( 彼は師匠からあのような視線を受け続けていたのだろうか )

または、後世の人が没倫がそうしたようにみせて作ったのか。


自賛
華叟の子孫、禅を知らず、狂雲面前、誰か禅を説かん。
三十年来、肩上重し、一人荷担す、松源の禅。


私には、
ちんぷんかんぷんの公案(こうあん)的なものは
どうでも横に置いておいても構わぬことで、

結局、

師匠(華叟)や兄弟子(養叟)への感情、
自らの内に育てた思想の自己評価とそれを外に表明すること、

その弟子がまた、
師匠のあまたある言葉からあるひとつを選び、
師匠から授かったかのようなモノを誂えたかもしれないこと、

( または、弟子は修飾のないナマな師匠の姿を残しておきたかった
  とか、勝手な妄想をしてみたり )

誰にでもあるような心模様として理解できるように思える。

(私は自分のひいおじいさんの名前すら知らない、
 一方、数百年前の異国の僧の直系の弟子と自負すること)

( 頂相・ちんそう・ちんぞう )


20230924追記

2022年の東京国立博物館の国宝展で、

一休和尚像を直に観ることができました。(当作品は重文)

勝手に思っていたより、ずっと小さな絵だったこと、

その視線はとても弱弱しく、頼りなげにこちらを見ているように見えたこと、

など、

この絵に対する印象が変わりました。

また、いつか、この絵を観て、

自分がどんな風に感じるのか、

この作品に対する、一休宗純に対する、

興味が尽きません。




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