「優しいあの子」とは誰のこと?
2019年上期、100作目の朝ドラ。
半年間楽しめました。
最終回を観てから、
第1回を観なおして、
火垂るの墓の
戦争孤児になった清太と節子が
生き延び、幸せになれたお話だったんだな、
と納得しました。
信の手首には、
やけどの跡のような痣のようなものがありましたが、
後に触れられることがなかったように思います。
物語の構想は、いろいろ変化していったのだろうと思いました。
登場人物とその描き方については、
朝ドラ100作目ということで、
過去のヒロインを演じた女優が多く登場するうえに、
朝ドラにつきものの、
イケメン枠をいつも以上に奢った結果、
登場人物が多すぎて、
それぞれのエピソードが、
少しずつ物足りないように感じるうらみがあると思いました。
咲太郎、千遥、信の
人物背景は、
それぞれ豊かな物語性を持っていて、
こちらのエピソードを
もっと見てみたいと思いました。
復員兵の家族に大切に育てられ、
— inatt (@inatt) July 5, 2019
自分の夢がかなえられるよう、
温かく東京へ送り出してもらった姉。
かたや
復員兵に売り飛ばされ、
望まぬ結婚を受け入れ、
過去を消して生きる妹。#なつぞら の次回作は、#遥かな春
兄は、
— inatt (@inatt) July 5, 2019
ムーランルージュの踊り子に育てられ、
無意識に周りの女性を惑わす
巧まない魅力をまとい、
高度成長の混沌とした新宿で
様々な出来事に巻き込まれていく。#なつぞら の次回作は、#妖しく咲け
家族を皆失いひとりぼっちに。
— inatt (@inatt) September 19, 2019
人は自分を戦災孤児と呼ぶけれども、
わずかな間でも、
いっしょに暮した人たちを
本当に家族だと思っている。
その家族のために
できることは何だろう。#なつぞら の次回作は、#信の家族
また、
歴代朝ドラヒロインを演じた俳優がたくさん登場しましたが、
主人公をサポートしたり持ち上げたりするのではなく、
入れ代わり立ち代わり成長に繋がる試練を与えていくのも、
面白かったのでは、と思ったり。
主人公の描き方については、
何か、
今までの典型的な朝ドラヒロインとは異なる、
人物像を描きたいのかなと
感じていましたが、
どういうものを狙っていたのかは
よくわかりませんでした。
「朝ドラ主人公とは」みたいな、
少し重めの考察が出ていたのも、
本作の特徴でした。
なつはなぜ愛されなければならなかったのか?〜『なつぞら』から考える,令和の朝ドラの方向性〜 https://t.co/pOJ68uCmes
— みずさわななこ (@Sleepingnana) September 27, 2019
「誰が悪い」じゃなくて、
なんで #なつぞら でも去年みたいな戦争が起きちゃったんだろうね?#なつぞら はどういう構造の物語だったんだろうね?
ということを書きました。
「史実と違う」「なつの行儀が」アンチも見るのをやめられない『なつぞら』の底力
— inatt (@inatt) September 28, 2019
女性群像劇が知らしめた、日本アニメ黎明期の"Hidden Figures" #なつぞら #広瀬すず #朝ドラ https://t.co/SxEDDGghxq
人生で初めて朝ドラを全話見たので、記念にこの3ヶ月間のモヤモヤをプレゼンします(適当です)特殊な条件で制作される〈朝のテレビ小説〉という日本の古典ドラマの世界の一端……勉強になりました。次の『スカーレット』も観てみます。#なちゅぞら pic.twitter.com/oSNjSFk1vK
— しい (@netu_tu) September 29, 2019