音が裕一のことを
コロンブスレコードのディレクター廿日市に売り込みに行ったのは、
吟と智彦のお見合いの席で、
智彦が
コロンブスレコードで働く叔父を紹介できると言ったから。(第28回)
■私が観たかったこと、知りたかったこと
・大衆歌が人々の生きてきた記憶と結びついて描かれること
軍歌ならなんでも嫌悪感を抱く人もいるでしょう。
しかし、
「船頭可愛いや」「長崎の鐘」などだけでなく、
「露営の歌」「暁に祈る」も、
あるひとりの大事な忘れられない思い出と結びついていることもあると思います。
裕一が創った音楽を聴き、生きた人たちの豊かなエピソードを期待していました。
歌は「朝も昼も夜もずっとそこにある」(星影のエール)
「自分の思い出とともにあんのよ、音楽って」(宮本浩次)
・戦前に軍歌に関わったことを古関裕而や福島三羽烏(コロムビア三羽がらす)はどのように考えていたのか。
これは特殊な論点ではなく、
音楽であれ、映画・ドラマであれ、テレビ番組であれ、
多くの人に広く伝えるものを創造する仕事の人たちに共通の問題だと思いますし、
普通の職業人にとっても、
仕事と法律や倫理や社会の雰囲気などとの関係において、
いつでも自分の身に起こることだと考えています。
SNSで発信が簡単な時代では、もはや個人ひとりひとりの問題なのかもしれません。
(大袈裟にいえば、ひとつリツイートするのも個々人の責任があるというような)
そのような論点において、
自分が勝手にあらかじめ期待していたものと合致しないところがあったドラマでした。
そして、
ある時期は、戦時歌謡を持てはやしていたのに、
ときが進めば、軍歌を「戦犯」呼ばわり
するようなことがある人たちを
他人事としてとらえているとの感想を持ちました。
■脚本家の交代
ドラマ「ハゲタカ」の脚本家(林宏司)、
「サラリーマンNEO」を企画したディレクター(吉田照幸)、
どちらも私の好きな番組を作った人たちです、
あとは、制作統括やプロデューサーの腕かもしれませんが。
ひとつ指摘できるのは、
朝ドラというものは、
ヒロインだけでなく、
脚本家と演出家も相当大変ということははっきりしているので、
脚本と演出に同じ名前がクレジットされるのは、
異常事態だということです。
■コロナの影響
制作の中断、
主要人物の演者の死去、
放送回数の短縮、
キャストのスケジュール調整困難、
等々、
制作現場は相当に大変だったに違いない、
と、心中お察しいたします。
橋本じゅんさんをスピンオフエピソードで閻魔様として出した以上、
それと何にも関係ない別の役で再登場させようとは、
普通なら絶対しない。
■感想を書くための覚書
・裕一の創った曲が街に流れているシーンがない。
・讃美歌、クラシック、流行り歌、軍歌、ジャズ、ロカビリー、どの音楽もそのときどきの物語展開の道具だてとしてのみ使われた感。
( 別の作品を引き合いに出して比較することはあまりしたくないのですが、
ほんの数年間の物語である「ひよっこ」では、
同時代に流れていた、歌われていた、
流行り歌(坂本九、加山雄三etc)、合唱曲(ロシア民謡、唱歌)、映画音楽(バーンスタイン)、ビートルズ、などなど、
様々な歌が、
物語に寄り添って、時には登場人物が実際に唄い、豊かに使われていました。
最終週の「家族みんなで歌自慢」なんて裕一が出ていてもいいんだけど・笑 )
・音や音の母は、裕一の曲に影響を受けていない。
・誰にも戦争責任がない描き方、レコード、映画、ドラマなど表現物を造る人の責任の描き方
・こんちくしょうという台詞に抵抗があった薬師丸ひろ子の気持ち。(第90回)
参考 薬師丸ひろ子の「3分間独唱」が朝ドラの歴史を塗り替えてしまった理由
・大衆歌より讃美歌?同じ場面で露営の歌を歌ってもひとつのドラマになったと思う(第90回)
・戦争に加担した(と感じる)罪が懲役刑のように償われた感じ(第93回)
・音が感じていた戦中の違和感が戦後どうなったのか、吟の戦中と戦後の気持ちの変化など、私の知りたいことが全然描かれないもどかしさ (第94回)
・智彦の戦後の物語に、「暁に祈る」のことが一切出てこない。
・戦後、戦前に作った軍歌がいっさい歌われることがない。
例えば、朝ドラ「本日も晴天なり」では、昭和19年にNHKに入局した人たちが昭和38年に「同期の桜」を歌うところがあるが、「みごと散りましょ国のため」と歌っても登場人物たちが文字どおりの意味で歌ってないことは伝わる。
・「バンブー」が戦後、脈絡なくJAZZ喫茶になるのも、そのときどきの時流に安易にのっているような感
・古関裕而と筒美京平
ヒットチャートの1位となることを第一としていたという筒美京平が古関裕而と同時代にいたらどのような仕事をしていたのだろう。
・関内家がクリスチャンである設定の意味
裕一と音が出会う場所のため?
讃美歌に特別な意味をもたせている?
・恵さんの思い出話が妄想ほら吹きみたいで終わったのが残念。
そこに(表に出なくとも)説明がついていたら、
野間口さんの演技も変わるはずなのに。
( 古本屋のエピソードを入れたんだから、
「それ、先週読んだ小説でしょ」とか )
結婚して何十年も経ってなお、
「そんなこと聞いてない」というリアクションは変・笑。
2020年上期の朝ドラ
この物語では、
「エール」とは、誰が誰に、何が何に「エール」を送るのか
主題歌「星影のエール」では、
夜の星の光をエールに例えていて、
星の見えない日々
互い照らす
夜明け前の空
暗闇にほら響け
などのフレーズのあと、
星は、
朝も昼も夜もずっとそこにある、
と歌っています。
主人公の周りの登場人物たちは、
( レコード会社の人がxx万枚売れたねえ、と喜ぶように、
テレビ局の人が視聴率xx%だったねえ、と喜ぶように )
主人公の音楽家としての成功を喜んでくれますが、
裕一の作った曲を鼻歌で歌うようなこともなく、
主人公の作る音楽について、
主人公の周りの登場人物や
世の中の人たちが
何を感じたかの描写が
少ないと感じています。
大衆歌を描くということは、
大衆の暮らしや気持ちを描くことなのでは?
阿久悠が、
「誰かが喜んでくれるといいな、
誰かが興奮してくれるといいな、
誰かが美しくなってくれるといいな、
というような願いを込めながらひとつの世界を創る、
というのが歌謡曲」
とテレビで語るのを見たことがあります。(*)
また、以前、
「「サラリーマンNEO」の作り手は、
サラリーマンに興味がないのではないか」
と思ったことがあります。
( 対比として、
「サラメシ」は、
食べ物を通して「働く人」を取材している )
このドラマの作り手の皆さんが、
音楽の力や
音楽を人に届けようとする人や
音楽を受け止める人々や世の中
について、
興味がないということが
なければよいが、
と思います。
■第3回
1919年(大正8年)
小学4年生の裕一
#エール 第5回
— inatt (@inatt) April 3, 2020
「人よりほんの少し努力するのがつらくなくて、
ほんの少し簡単にできること。
それがお前の得意なもんだ。
それがみつかれば、しがみつけ、
必ず道は開く。」
好い言葉だな、と思いました。#朝ドラエール
「音ちゃん、かぐや姫の役、替わって」
— inatt (@inatt) April 11, 2020
「カベムシしかできません」 #朝ドラエール https://t.co/10iA83pqQZ
■第4回
音が歌っていたのは、讃美歌312番「いつくしみ深き」
聞き取った歌詞は、
いつくしみ深き ともなるイエスは
われらの弱気を 知りて憐れむ
悩みかなしみに 沈めるときも
祈りにこたえて 労りたまわん
■第14回
#エール 第14回
— inatt (@inatt) April 17, 2020
第3週のお題、「いばらの道」とは、
新聞配りから記者になった乃木大将の事か、
はたまた、
家が落ちぶれてダンスホールで稼ぐ、
とみちゃんの事か。 #朝ドラエール
■第16回
#エール 第16回
— inatt (@inatt) April 20, 2020
オープニングタイトルバックで、
原作・林宏司、脚本・吉田照幸となっていることに気づきました。
こういうノリで行くんだな、
それならそういう前提で楽しもう。 #朝ドラエール
「サラリーマンNEO」のコントを観るように気楽に楽しめばよいと
観る側のスタンスが定まりました・笑
■第20回
#エール 第20回、
— inatt (@inatt) April 24, 2020
指を噛み涙をたたえ手紙を書く表情だけで、
持ってく俳優さんは凄い。
そういうのに出会うために毎日ドラマを観ている。
朝ドラ受けも盛り上がる、
「武道館に来ないのよ、文通相手が」・笑 #朝ドラエール
■ 第33回
昭和6年(1931年)、
満州事変(1931年9月18日)も起こっているはず。
#おしん では、
加賀屋はとうになくなっている。
「影を慕いて」があまり響いてこなかったので、
気づきましたが、
流行歌を描くお話だけれど、
それを聴く人たちの視点が
今までなかったなあと思いました。
今までのコンサートのお客と
「影を慕いて」を買うお客は
層が違うかも。
木枯氏が何を歌うかも重要。
「影を慕いて」か
「酒は涙か溜息か」か
はたまた
「丘を越えて」か。
大衆歌を描くということは、
大衆の暮らしや気持ちを描くことなのでは?
■第40回
#エール 第40回、
— inatt (@inatt) May 21, 2020
朝ドラって、最後のカットは、
大概、主役が映っているものだけど・笑。#朝ドラエール
朝ドラでよくあるパターンは、
最後のひとつ手前で、
ヒロインの変な叔父さん・笑が
突拍子もないことを言い出し、
最後のカットが
ヒロインがとまどった顔であるやつ・笑
「ボケ」と「ツッコミ」の組み合わせなんですけど、
「ボケ」たまま終わるのは珍しいと感じました。
■第50回
#朝ドラエール 第50回。
— inatt (@inatt) August 25, 2020
昌子さんの副音声好いな。
堀内敬子さん、さすがですね。
「環さんの瞳が、微かに揺れでる」
■第53回
恵さんが呟いた名前「伝吉」を一応、覚書・笑
■第55回
#エール 第55回、
— inatt (@inatt) June 12, 2020
主題歌が流れなかったので、少し驚きました。
自分の記憶では他に例を思い出せません。
誰かの強い思いがないと実現しないと思いましたが、
どんな考えなんでしょうね。 #朝ドラエール
演出・松園武大氏
「最愛の父・三郎との別れ、そして三郎が命をかけて繋いだ家族の絆を描いたこの回は、『エール』の特別大きな節目だと思っていました。そのスペシャル感を前面に押し出したいということで、チーフプロデューサーと話し合って決めました。」
(朝ドラ『エール』三郎(唐沢寿明)最期のシーンの裏側 演出・松園武大が語る
https://news.yahoo.co.jp/articles/a796348ef68293c2a9539173e81a12a1d228965b )
主題歌が流れないことが、スペシャル感ならば、ドラマにとって主題歌とは何だろう、と考えてしまう。
次は、スピンオフでもないのに、ヒロインをまるまる1回分登場させないとか・笑
■第57回
この「つづく」が出る瞬間「パキッ」って音がした。あれは安隆さんが閻魔様に持たされたミニ卒塔婆を折る音だったのね。本放送のときは、気付いてませんでした。#エール #朝ドラエール pic.twitter.com/bHuTb3b7GY
— ひぞっこ (@musicapiccolino) September 1, 2020
■第58回「古本屋の恋」
題名がこの時代らしく感じられて好いです。
梶取(かとり)保と二宮恵が出会ったのは、
日めくりからすると、
1926年(大正15年)4月15日木曜日。
(ご両親が七回忌とのことで、
ひとりきりで関東大震災を経た神田の古書店主は、
これまでも波乱万丈な人生であったように思いますが)
再放送の副音声で、恵さんは、
「食いついたわ
「乗ってきた、乗ってきた
などと語っていて、
その目で見ると確かにそういう演技をされていたように思います・笑。
■第59回
#エール 第59回、
— inatt (@inatt) June 18, 2020
(撮影時期からみて)
中身がムロツヨシじゃない
柴咲コウは安心して観られるなあ・笑。#朝ドラエール#転・コウ・生 #転コウ生
■第60回
#あさイチ で近江アナが
「どなる人好きじゃない」と
眉をひそめていたのが印象的でした。
■第61回
昭和11年(1936年)から物語が再開しました。
大阪タイガースの歌(六甲おろし)は
昭和11年3月25日に初披露されたそうなので(Wikipediaより)、
すでに二・二六事件も起こっていると思われます。
三羽烏が軍歌に関わることをどのように描くのか興味があるのですが、
この物語の世界ではそういう世の中の気配は全然描かれません。
また久志が最後のオチでした・笑。
■第62回
#エール 第62回、
— inatt (@inatt) June 23, 2020
たった15分のなかで、
森山直太朗と山崎育三郎に
歌わせるとは、
ちょっと反則っぽいですが・笑、
好いものを観ることができれば、
それでいいですね。
吉原光夫には何故歌わせないのか、
はっ、もう少し後で軍歌を歌うことになるのか?#朝ドラエール
■第81回
第17週「歌の力」第81回のオープニングでは、作 吉田照幸でした。
■第84回
奥さんの実家が、
軍との商売を主としていて、
かつ
キリスト教徒で特高に目を付けられていて、
元弟子の入り婿が入信し、
聖書を持ってきて、
反戦を説くというのは、
お話の作り方が相当ごつごつしている印象です。
徳永えり起用の意味( 大フラグ) #朝ドラエール
— crzgoal 桜色舞うころ (@mizn60) October 7, 2020
制作側のみならず、観る方にも確立している、徳永えりへの信頼感・笑
この回が最後の登場であるわけもなく。
( 短い出番で呼ばれるけど、
結構難しいことをやらされる感。
−夏ばっぱの若い頃、とか
でも、観る側として不満を感じたことはない、凄い実績・笑 )
■第85回
#エール 第85回、
— inatt (@inatt) October 9, 2020
徴兵されないから世の中に貢献したいという欲求、
戦争に貢献していないうしろめたさ、それらは帝国婦人会や自粛警察とかとも根を同じくするもの。それが作り手の描きたいことなのだろうか。
裕一が抱えることになる原罪をただ描くためのこの状況なのだろうか。#朝ドラエール
裕一の台詞で「慰問に『行けと命令がくだった』」とありました。
現実でも徴兵や行政命令以外でも
こういう言い方が当時よくあったのだとすれば、
そういう体制づくりを含め、
やはり嫌な時代だなあと思います。
(最近、廿日市さん出てこないな、
制作の事情もあるかもしれないけど、
戦後に「あ軽く」再登場してほしいな)
■第86回
いつも「エール」をご覧いただきありがとうございます。明日からの2週間は、このドラマで最も描きたかった時代です。朝放送という迷いも捨て、やり切りました。心の底から多くの方々に見て欲しいと願ってます。#朝ドラエール
— 吉田照幸 (@teru_teru_bowz) October 11, 2020
■第88回
裕一が思い知ったことは、
この回で描かれた、
恩師の身の上に起こることを目の当たりにする、
非常に特殊なシチュエーションを体験させないと、
理解できないことでしょうか。
過剰な表現は、視聴者へのインパクトのため、と感じました。
( 一方で、東京大空襲など、一切触れられない。
弘哉の他にも、音の音楽教室の生徒さんたちは皆無事だったろうか。 )
■第90回 「戦場の歌」
この回を観たあと、とても腹立たしい気持ちになっていくつかの呟きをしました。
このドラマの作り手は、
古関裕而の曲も、自分たちが用意した主題歌も、蔑ろにしているように感じて。
感情的になってしまったと後で思ったので、呟きは消しましたが、
自分への戒めとして、その内容は残るようにしました。
自分のドラマの主題歌を蔑ろにする作り手が、名作ドラマの主題歌の物語を作るのか。 #朝ドラエール
— inatt (@inatt) October 16, 2020
今日、菊池桃子、薬師丸ひろ子、二階堂ふみ、松井玲奈、堀内敬子、柴咲コウ、井上希美たちが、古関裕而のメロディを口にし、それから星影のエールが流れれば何か伝わることがたくさんあったように思いました。 #朝ドラエール
— inatt (@inatt) October 16, 2020
キリスト教考証の西原廉太氏のfacebookよりhttps://t.co/txTyt2zR6j
— inatt (@inatt) October 16, 2020
・薬師丸ひろ子は、玉川大学の礼拝で讃美歌「うるわしの白百合」に親しんでいた。
・「カット」がかかっても、広いスタジオは深い沈黙に包まれたままであった。スタッフたちが、目を真っ赤にしながら泣いていた。#朝ドラエール
薬師丸ひろ子の「3分間独唱」が朝ドラの歴史を塗り替えてしまった理由
1秒もカットしない制作陣の英断
https://president.jp/articles/-/39732
( 醒めるようなことを言うと薬師丸ひろ子の独唱により、
台本にあってカットされたシーンがいくつかあるはず )
このドラマで私が知りたいのは、
光子さんであのようなシーンを用意するのであれば、
東京大空襲で、焼け野原となった東京で、
裕一のなかに湧く音楽はどのようなものか、
ということ
そうしてみると、
光子さんに「こんちくしょう」と言わせるのは、
このドラマでは意味がなく、
薬師丸さんは、裕一に代わって、歌うことを考えたのだと思いました。
■第100回
#エール 第100回、
— inatt (@inatt) October 31, 2020
発注者が戦時歌謡歌手起用を嫌がったことの解決は描かれない。脚本の問題でなく放送回数の短縮の影響なんでしょう。撮影したけど出番がカットになった出演者がいないか心配です・笑。それでもあと4週もあるので、そこまでしてこれから描かれることに期待してます。 #朝ドラエール
■第114回
#エール 第114回を観て、 #となりのシムラ で、
— inatt (@inatt) November 20, 2020
伊藤沙莉の彼氏として副島淳が #志村けん お父さんに挨拶に来る話を思い出したな。
10分間もないけど、しっとりした好いお話でした。 #朝ドラエール
ドリフのコントでは、ヅラをかぶったりはしても、
演じる人の年齢とは明らかに離れている役をやったりしますが、
この回と次の回の裕一には、
回も重ねたのに、
ドリフのコント内の人のような、
人として一向に円熟してない感がありました。
一方、となりのシムラの
志村のお父さんには
表向き単なるコントでありながら、
年輪を重ねた陰翳がありました。
■第120回(最終回)
物語の最後に、棒を振ることしかすることがなかったドラマの主人公。
曲の素晴らしさも、それを歌った歌い手の素晴らしさも、
もとからドラマを観ずとも知っている。
このドラマが主張していることはなんだろうか、
音楽とは歌とは、それを創る人とは、
いろんなもやもやを感じさせてもらったドラマでした。
「エール」ならではの最終回いかがだったでしょうか?皆さんに古関さんの素晴らしい歌を届けられて嬉しく感じてます。本物は永遠です。お別れに大切な写真をアップします。長い間「エール」を応援していただきありがとうございました😊 #エール #朝ドラエール pic.twitter.com/gC8xcQrLNb
— 吉田照幸 (@teru_teru_bowz) November 27, 2020
【一時休止と再放送】
20200630記
#エール 再放送、第1回、
— inatt (@inatt) June 30, 2020
物語の途中でまた1回から観なおすという、
稀なドラマ鑑賞を副音声解説付で
楽しみたいと思います。
鉄男が藤堂先生の墓にカップ酒をお供えとか、
全然記憶になかった・笑。
20200516記
6/27(土)の放送で、一時休止になるとのこと。
機会がある度、何度でも言おうと思っているのですが、
「朝ドラと朝ドラ受けは、平和の証」
早く、放送再開されるようになればいいですね。
朝ドラと朝ドラ受けは平和の証。名言です。 https://t.co/iOEZB12Kzt
— inatt (@inatt) September 5, 2018
【みんなで星影のエール】
#堀内敬子 さんが歌う、『 #みんなで星影のエール 』のメイキング動画。
— inatt (@inatt) September 9, 2020
本編ではたぶん歌わないこの方の圧倒的なこと・笑。
「(福島弁で)喋るのはできるけど、歌うのはできねえのよ、なぜなんだろうか・笑」#星影のエール#朝ドラエール https://t.co/AzJp1Aq8GE
私は、
髪をセットしてもらいながら、
ゆっくり音程を確認しながら、
歌を練習する堀内さんの歌声に、
「歌の力(エール)」を感じた。
光子たちとともに関内馬具店を守ってきた岩城。
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) October 24, 2020
『 #みんなで星影のエール 』のメイキング動画の、 #吉原光夫 さんバージョンをお届けします♪#朝ドラエール#星影のエール
『みんなで星影のエール』の映像はコチラhttps://t.co/5TgWG6uSEV pic.twitter.com/wvrSRPsypn
第120回(最終回)でイヨマンテの夜を歌われましたが、
吉原さんが本編で歌うシーンを観てみたかった。
岩城さん演じた吉原光夫さんは、吉原光夫としては歌わない、役としてしか歌わないで有名なミュージカル俳優です。吉原光夫としてコンサートなどもしない方です。だから今日は岩城さんとして歌っていたと思います。岩城さんの扮装してましたしね。#エール
— haruteru (@haruterumusical) November 26, 2020
■「栄冠は君に輝く」
【甲子園】山崎育三郎が開会式で「栄冠は君に輝く」独唱 美声響かせる
— 日刊スポーツ (@nikkansports) August 10, 2021
#kokoyakyu #甲子園 #山崎育三郎 #栄冠は君に輝く
https://t.co/dn5vHhpJIU
観客のいない球場で、
選手に向かい、お辞儀をし、歌った。
( 東京オリンピックの開会式、閉会式の出し物が思い出されました。 )
歌い手のためのモニタースピーカーがセッティングされていて、
名演の裏には丁寧なスタッフの準備があると思った。
■参考になった情報
■
総括を書きました。本作の史実比較はこれで最後です。長い間ご愛読いただき、ありがとうございました!#エール(#朝ドラエール)視聴メモ
— 辻田 真佐憲@『古関裕而の昭和史』(文春新書) (@reichsneet) November 27, 2020
<朝ドラ「エール」総括>「ああ、寂寞。私の心に空洞ができた」ドラマで描かれなかった古関裕而のその後(辻田真佐憲) - Y!ニュース https://t.co/QsdWWcniHk
https://news.yahoo.co.jp/byline/tsujitamasanori/20201127-00204465/
「戦争に協力した。大量の軍歌を作った。しかし、戦後は大きな挫折もなく、すぐ平和の曲を作り、成功していった。古関に限らず、多くの文化人が当時このような人生をたどった〜」
「戦時下の文化人の生態を知り、それを今後どのように教訓として生かしていくのか。問われているのは、われわれのほうなのです。」
「われわれが日々消費しているエンタメが、ある日を境に、プロパガンダになってしまうかもしれない。そういう厄介な問題を心のどこかで意識しておくこと。これが大切です。」
●根拠がないので、言いがかりになってしまうのですが、
本ドラマの作り手の方々は、
上記のような論点にあまりに無頓着ではないかと
勝手乍ら感じてしまうことがしばしばあり、
私個人は、
放送中、何度もいらいらしてしまったのでした。
もし、裕一が軍歌の覇王だった時代に、
朝ドラがあったとしたら、
あなたはどんな朝ドラを作りますか?
まさか、
「朝ドラは軍需品だ」と
唱えるようなことはしないですか?
と問うてみたくなる気持ちになってしまったのです。
( または、
NHKは受信料を強制的にとっているのだから、
朝ドラは国民のもので、
〜のような内容はけしからんと、
政党や政治家が口をはさむようなことがあったら、
どうしますか? )
■
古関裕而と山田耕筰について(「エール」での描写を受けて)|石塚潤一 @jishizuka #note https://t.co/CtZaJobtzX
— きんた☆彡 (@kinta122) November 26, 2020
https://note.com/jishizuka/n/n8684bd56dd93
「「船頭可愛や」は売れなかったのではなく、売れたから、三浦環によるいわゆるカヴァー盤も出たのです。しかも古関は、1936年には「大阪タイガースの歌(六甲おろし)」、37年には古関の戦前最大のヒット作「露営の歌」を発表。それを受けての三浦版のリリースだったわけです。加えて、山田耕筰は、1941年の三浦環の音楽会のために、「船頭可愛や」の管弦楽伴奏編曲もしています。」
「全てを事実通りに放送しろ、とは言いません。現在再放送中の「はね駒」で沢田研二が演じる松浪毅のモデルは、明治期のキリスト教伝道者で教育者の押川方義で、松浪は作中で主人公(斉藤由貴)と同い年くらいの子供を喪ったと言ってます。だが、史実では子供はちゃんと育っていて、それが後に天狗倶楽部メンバーとなる押川春浪。ここで、「押川春浪を殺してしまいケシカラン」とは私は言いません。」
■「私たちは「善良」だったか? 『エール』の終戦が“被害者意識”の日本人に突きつけるもの」
https://bunshun.jp/articles/-/40962
この記事に示されている論点が、このドラマではうまく描かれていないと私は感じています。
・20220306
皆さまへ pic.twitter.com/Daq3piqMMq
— 井上希美 Nozomi Inoue (@Nozomi_Inoue) March 6, 2022