Eテレで、
— inatt (@inatt) August 14, 2020
「大悪人の孫と呼ばれて」という番組を観ました。
歴史の真実とは別に、
ハロー・ディア・エネミー!という絵本の翻訳もした人の誠実な姿勢に感じ入りました。
相手は歴史の事件ではなく「自分」ということなのではないか。https://t.co/yrZW81nsdm
人間は、自分の生まれ育ち、自分のしてきたこと、自分の考えに縛られ、ときには拘泥する。
しかし、『「張作霖を殺した男」の実像』という本を出版した河本大作の孫、桑田 冨三子さん。
この方は、ただ大悪人の孫が嫌だというだけで行動しているわけではないと思いました。
また、資料の収集、保全、受け渡しということについて印象深いところがありました。
河本大作の三女、河本清さんは、シスターとして生涯を送った。
「お父さんのことがあるから祈るために修道女になる」
しかし、大作の資料を集めており、死後、桑田さんに引き継がれた。
清さんは、どのような思いで資料を集めていたのか。
桑田さんの資料も、いつか、誰か誠実な学究者に引き継がれることがあるだろうか。