2021年08月17日

【ドラマ】 朝ドラについて(書きかけ)



NHKの朝の連続テレビ小説、朝ドラについてのいろいろな無駄書


朝ドラから私が学んだことはふたつ。


・朝ドラと朝ドラ受けは平和の証

・朝ドラから学べば好い生活を送ることができる





朝ドラという形式、形態そのものが、
「毎日、こつこつやってると好い事あるよ」
ということを体験させてくれる。

長い物語を長い間観てきたがゆえの深い感慨をもたらす。






いつか、大坂なおみをモデルにした朝ドラが作られるだろうか

  日本の小学校での経験
  駆け出しのときサポートしてくれた日本のテニス界への恩義
  グランドスラム制覇後の日本の取り扱いに感じた違和感
  社会問題への積極的な発言
  聖火ランナーになって感じた失望
  などなど

  ( 内容は私が勝手に書いたフィクションです )


・既存のヒロインとは父親の国籍が違うだけ

・聖火最終ランナーを務めたがそれは彼女に幸せをもたらすのか

・望まず背負わされたもの、自らすすんで行動していったもの






■朝ドラの制作目的

視聴者が、毎日、毎朝、観て、楽しい、ということが真ん中だと思います。

「ああ、おもろかった、さあ、今日も働こか」みたいな。

観た後、なぜ主人公はあんなことしたんだろうと1日頭に残るようなことがあってはイカン。

語弊がありますが、
そんなに難しいお話でなくてもいいのだと思っています。

しかし、名作と言われるものでは、

明日どうなるか気になってしまって、
とか、
重要登場人物がいなくなってしまって、

今日の仕事が手につかない、

ということも。

私の経験では、

ちりとてちん 第115回
あまちゃん 第132回
ひよっこ 第105回
など
15年間で3つ挙げられれば、

それはとても幸せな思い出ですが、
いつもいつもそういうことでは疲れてしまう・笑。


毎回、レベルの高いドラマを観たいのだという人もいるでしょう。
望むなら、私もそうです。でも、

おしん
カーネーション
スカーレット
ローテーションで延々続くとしたら、

個々の作品は繰り返して観る価値のある名作ですが、

私は、喜ぶのは最初だけで、全部観終わらないうちに、

ごめんなさい、もうお腹いっぱいです、私が間違えていました、
ここらで、もう少し、気楽に楽しめるやつをお願いします、

って言うと思います・笑。


■朝ドラは大変特殊なドラマ

仮に大駄作だったとしても、視聴を止めずに、物語が終わるまで文句を言い続ける・笑
民放の連続ドラマなら、観なくなって、誰も話題にしなくなるだけなのに。
観なきゃいいじゃんと言われたら、ムキになって言い返す・笑

( 大河ドラマでも、
  放映が終わったら、ほとんど話題にのぼらなくなるのに、
  朝ドラだけは、
  過去作品について、いつまでも文句を言っている方がいらっしゃる・笑 )

ドラマに対してでなく、その人の生活に文句をつけているみたいになるのかな、
人によっては、嫌でもなんでも毎日同じ時間に観ることになっている特殊なドラマ。


ただ、ひとつ指摘しておきたいのは、
私も含めて、いわゆる、
Twitterの朝ドラクラスターは、朝ドラの作り手からみて、視聴者層の真ん中ではない。


■AK、BKという分類や系統は存在しない。


長年、朝ドラ作品およびその制作にまつわる情報に親しんでいますが、

東京制作、大阪制作、それぞれが独立していて、
まるで、各々が映画における松竹や日活であるがごとく、
各々の定めた方針あるいは特定の決定権者によって、
コントロールされているというようなことを示す事実に
触れたことがありません。

私が持っているイメージは、

サラリーマンが、ときに東京営業部、ときに大阪営業部へ
異動してお仕事するように、

サラリーマンのテレビ部長、プロデューサー、ディレクターが、
東京へ異動したり、大阪へ異動したりして、
そのときそのときのお仕事をしている、

というものです。

「今は、誰それさんが、ドラマ部長だから、」という
論評は成立するのかもしれませんが、
夕刊〇〇の記事みたいだ・笑。

TBSのドラマとフジテレビのドラマを
放送局単位でひとまとめにして比較するように、

TBSのドラマってこうだけど、
フジテレビのドラマってこうだし、とか、

月9と日曜劇場を比較して、
月9ドラマはこうだけど、日曜劇場ってこうだから、みたいに、

まあ、そんな乱暴な論も寡聞にして見たことがありませんが、

AK朝ドラってこうだから、BK朝ドラってこうだからって、

AK・BKという独立した制作主体があるかのように論じるのは、

前提から的を外しているように私には思えます。


(参考)

  https://otocoto.jp/interview/hiyokko01/

  http://blog.livedoor.jp/p_s_y/archives/51770206.html

強いてAKにありがちと思うのは、

原作・モデルのない、現代ものの場合、
史実などの制約がない分、
やりたいこと、選んだ地域の売りや逸話など、
いろんなことを盛り込みすぎて、
まとめるのが難しくなっていることがあるのでは。


強いてNHK大阪放送局制作の特徴をあげると、

「ごちそうさん」以降のBK制作朝ドラは、
広里貴子さんの消え物が欠かせぬものになっています。


■朝ドラには2種類ある。(ナレーション)

ナレーションが、

〇〇(ヒロイン)は〜と思ったのです。

と説明する朝ドラとしない朝ドラ。

朝支度しながら観るドラマとして、
わかりやすく説明する朝ドラも決して悪くない

例 わろてんか

例 エール
  「音楽が奏でる人生の物語「エール」始まり始まり」
    「音楽が奏でる人生の物語」って意味がよくわからないとも思うが・笑
  「その音色は裕一の心に深く響き渡ったのです」


・お話の方向性や登場人物の言動の意味(解釈)をきちんと提示する

例 おしん

「突然の圭の申し出に希望(のぞみ)は息子の真意をはかりかねていた。

圭がわけもなくそんなことを言い出すはずのないことも父親は知っていた。」
(第1回の最後)

好いナレーションです。(奈良岡朋子)


・主人公

例 ちりとてちん

主人公が未来から、若い頃を振り返り、主人公の心持ちを解説し、ときにツッコむ、
とてもよくできた、計算された設定。
また、実は、上沼恵美子以外で誰がこの役回りを全うできるのか、いう難しいポジション。


・説明だけでなく、演出の一部となっている

例 スカーレット

「大事なものを失ったのだと、思いました」(第108回)

大事な何を失ったのか、台詞でもナレーションでも説明していないが、
このナレーションは素晴らしい演出効果を出している。 


■自分の嗜好がわかる

自分はこういうのが苦手なんだなと気づくことがあります。

苦手とは、

明日が楽しみだな、という気持ちにならない展開。

私の場合、

気が病んでしまいそうなお姑の圧力(おしん)
気の荒らそうな岸和田の皆さん(スカーレット)
娘を売るために営業妨害しにくる反社の皆さん(おちょやん)
闇落ちした登場人物が投げる「悪意」(おかえりモネ・第76回)
など

私はそうではないのですが、
いわゆる毒親表現を大変つらく感じる方が多いように思います。

しかしながら、
ひとりひとりにそういう好き嫌いがあり、
作品の良し悪しとは別と考えます。

万人にうけることが求められている、朝ドラや大河は、
大変だなと思います。

朝ドラ鑑賞法は、

自分の苦手なところは、軽く流しておいて、

私はAという登場人物が好き、
私はBとCの関係の進展が楽しみ、
とか、

それぞれの好きなところを
それぞれに十二分に楽しめばいいのでは。



■朝ドラとして選択されるテーマ、内容

主人公や内容の選択も時代の流れ、視聴者の変化などとのタイミングがあるはず。

いつか、大坂なおみをモデルにした朝ドラが作られるかもしれない、

私は、いつか、
大坂なおみの小学生時代を子役が演じる朝ドラを観ることを夢想する。

でも、今(2020年)企画しても、皆が楽しめるドラマとしては、時期尚早的な意味で成立しないと思う。


■戦争・敗戦・国防婦人会

・戦争を描くなかでヒロインの不幸が極まっていき、
 敗戦によって底打ちする展開がよくあります。

 しかし、戦争と敗戦を
 物語展開の転換器やカタルシスの道具として使い、
 「お国に騙された」と登場人物の免罪符になったりするのも、
 危うい思いがするところではあります。

 この部分についても、
 「おしん」はよくできていると思います。

・ヒールとしての「国防婦人会」
 「婦人」であることが朝ドラ要素なのでしょう。
 女の敵は女みたいな。

 でも、夫や息子を軍にとられて、
 盲目的に戦争に協力することが生きがいになってしまった、
 とか、
 戦後、どのように変わったのか、とか、

 もう一段、深い描きかたもみてみたい。


■朝ドラ主題歌

朝ドラにおいて、主題歌、オープニング曲は、大変重要な要素です。

「おしん」は、全297回で4455分・74時間15分の大作です。

毎回、冒頭がオープニングタイトルで、テーマ曲が流れます。
約65秒間あります。月曜日は約80秒です。
毎週、405秒で6分45秒。

全体では、74時間のうち、5時間半余りはテーマ曲が占めています。

( 月曜日放送は49回(297÷6=49.5)と仮定して、
80*49+65*(297-49)=20040秒 )

毎日、毎回聴くことに意味がある。

人生は確かに泣き笑いやなあ、と思ったり、
 (おちょやん・泣き笑いのエピソード)

「やじろべえみたいな正しさ」って何だろう、
 (おかえりモネ・なないろ)

とか、1日1回思いをはせる

  
・必ず主題歌から始まるオールドスタイル

 朝の仕事をしているお母さんが、手を止めて、テレビの前に移動する時間のために、
 冒頭はオープニングタイトルから始まると、チコちゃんが言ってました・笑


■ヒロインオーディション

かつては、演技経験のほとんどない人をオーディションで選ぶことがあったようですが、

おちょやん」で杉咲花が、
2種類の関西弁を自然に話すこと、
(関西喜劇人の関西弁が不自然では話にならない)
劇中劇を演じ、しかも、最初は素人からだんだん熟練していく、
などを要求されているのを見て、
要求レベルがとんでもなく高いことを感じます。

経験の浅い俳優を抜擢する場合は、
そのこと自体を活かすような設定など
必然性のある工夫がないと成立しないのでしょうね。


芳根京子「『7月に体調を壊して、8月にマネージャーさんとケンカして、9月に精神が崩壊する』というジンクスがある」
 (20170721 ダウンタウンなう)
まだ、放送が始まる前に精神崩壊しているという・笑


■長い物語、長い撮影期間

そんなに重要なシーン、台詞がなくとも、長く画面に登場していた人物がここぞというところでいいシーン好い台詞を。
観るほうも長く観てきたからこそ深く感じ取れる。

 おちょやん 第98回の石田香里(松本妃代)


また、いい演技、いいやりとりが、長くいっしょに撮影してきた演者同士の関係性から醸し出されているのではと思うことが。


■朝ドラから学べば好い生活を送ることができる


道徳臭いことを言ってしまいますが、大真面目。


・決して人を恨んだり憎んだり傷つけたりしてはいけないぞ (おしん)

・砥いで出てくるのは塗り重ねたもんだけや (ちりとてちん)

・辛気臭いのは寿命を縮める (カーネーション)

・開発やら技術なんちゅうもんの裏には良心が貼りついてて欲しいと思うんや(ごちそうさん)

・先生に礼、お互いに礼、ありがとうございました (スカーレット)

・明日も、きっと、晴やなあ (おちょやん)


小さいことの揚げ足をとることに拘ったり、

自分と違う考えの人と言い争ったりしてる場合ではない・笑

朝ドラを題材に、

批判や論争に夢中になるなど、

朝ドラ鑑賞に膨大な時間を費やして、いったい何を学んだんや、という話・笑






■朝ドラうけ









posted by inatt at 18:39| Comment(0) | ・感想など・TVドラマ・NHK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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