2021年の春に放送されたドラマ。
勝手に想像していたよりは、ドラマの反響があまり聞こえず、そのことが今ここにある危機
「『半径5メートル』『ここぼく』勝田夏子CPに聞く “いま”を切り取る2作が生まれた背景」
https://realsound.jp/movie/2021/05/post-764490_2.html
・(2020年)10月期の放送予定で、(2020年)4月頃に撮影する予定だったんですが、コロナ禍の関係で撮れなくなり、リスケジュールした
・渡辺あやさんと前々から「最近、言葉が破壊されているよね」「日本語が壊れていっているよね」という話をしていたんです。つまり、何か言っているようで何も言っていないような言葉や、はぐらかして何も答えないみたいなことが世の中で罷り通っていると。20年くらい前だったら許されない振る舞いだったことが、今は政治や行政の世界でも企業社会でもたくさんあって、それで逃げ切ったもん勝ちみたいな世の中になってしまっている現状に、私も渡辺あやさんも非常に強い危機感を持っていたんです。そういった状況をテーマにドラマを作れないかというところから始まりました。
・当初、大学の施設からウイルスが漏れるという展開を予定していたんですが、こういう事態になってしまったので、アレンジした
#今ここにある危機とぼくの好感度について 第1話、#バイプレーヤーズ の劇中ドラマがNHKで始まってた・笑。
— inatt (@inatt) April 29, 2021
「正論にだけは気をつけろ。正しさなんぞ何の腹の足しになる。」
「セイロン、ダメ、ゼッタイ。分かったか」
ドラマ内ドラマのようにしないと現実が描けないとか。#ここぼく
#今ここにある危機とぼくの好感度について 第3話
— inatt (@inatt) May 8, 2021
お話がどこへ向かうのか楽しみ。
言論の自由は言わずもがな、
第2話のデータの改竄も、
学問にとって猛毒で、
考古学の教授ならよくわかっているはずだけど。
#今ここにある危機とぼくの好感度について
— inatt (@inatt) May 22, 2021
第4話、
ここまで戯画化しないと
成立しないと計算している
作り手の現状認識を考える。
または、
自分の命がかかってから
深刻になった主人公と
現実の私たちを比較してみる。
#今ここにある危機とぼくの好感度について #今ここにある危機とぼくの支持率について
— inatt (@inatt) May 28, 2021
#今ここにある危機とぼくの好感度について
— inatt (@inatt) May 29, 2021
最終話、
7月23日まで何度でも再放送して、
脚本は活字にして
いつでも読めるようにすればいいと思う。
#今ここにある危機とぼくの好感度について
— inatt (@inatt) May 29, 2021
寓話的なドラマだった。「愛」は問題を解決しなかったし、帝都大はノーベル賞候補と目されるスター教授の論文不正をまだ抱えている。
#今ここにある危機とぼくの好感度について
— inatt (@inatt) February 7, 2022
再放送を観た。
総長席の後ろには
老子の「名とすべき名は常の名に非ず」の額と
孔子の
「名正しからざれば則ち言順わず」
「言順わざれば則ち事成らず」
の掛け軸があり、
総長が「必ずや名を正す」という結論を出すことが
最初から示されていた。
・「問題には正しい名を付けなければ、それを克服することはできない」
・物語で起こっていることは現実でも起こっていること
・主人公の成長物語ではない
・勧善懲悪ものではない
・現実にあるやばいことに気づくためのお話