2021年09月16日

【将棋】 藤井聡太氏に関する無駄書き(書きかけ)



■20210816 ディープラーニング系ソフト

渡辺明名人、1秒間に8000万手読むコンピュータを購入しディープラーニング系のソフトも導入(1)
https://news.yahoo.co.jp/byline/matsumotohirofumi/20210816-00253492

渡辺明名人は、2021年7月に、
有名将棋ライターのコネクションを使い、将棋ソフト開発者の助言・支援を得て、
税込130万円くらいのマシンを導入し、
従来型の将棋ソフト(NNUE系)(水匠)と
ディープラーニング系のソフト(dlshogi)を
同時に走らせ、比較検討できる環境を作ってもらった。

藤井聡太棋士は、2020年8月頃、50万円ほどのPCを導入し、
おそらく、
2021年年始頃、ディープラーニング系のソフトを導入し、
おそらく、作戦、指し手に活かしている、
ただ、
誰か支援者がいるのか、すべて独力でやっているのかはわからない。

従来型よりセッティングが難しく、
終盤の詰みが弱いため、
使いこなしもノウハウが必要な、
ディープラーニング系のソフトが
2022年以降は主流となると予想されており、

それに用いるハードは、
GPUをたくさん積んだ、
特殊なものでないといけない。

棋士は100万円以上する特殊なハードを買って、
研究を続けなければならない時代になった。



HEROZ株式会社棋神アナリティクスを2022年5月6日に発表し、

(CPU能力の比較はわかりませんが)
渡辺明名人が自宅で使っているものと同等のソフトを
プロ棋士も、奨励会員も、私も・笑、
月1万円余りで使用できるようになりました。

・藤井、水匠、dlshogi



■20210821 背広にスニーカーであることに誰も言及しない。








■えぐいよなあ

「△3五歩を指した時点で、△9八竜まで進む可能性はあるかなと思いました」





https://digital.asahi.com/articles/ASR4761XXR46UCVL00C.html

第81期将棋名人戦七番勝負第1局、
2日目の昼前から1時間47分と昼休憩分長考した50手目後手35歩は、
夕食休憩明け17時40分頃指した82手目後手98竜の局面
(副立会人の千田翔太七段が「藤井竜王が優勢」と判断した)を
織り込み済みで指したという。
公式戦で最も長い2日制9時間という持ち時間、
昼休憩や2日目の夕方休憩も含めて、
「1日目にじっくり考えてもたくさん残っているなと感じました」
まだまだ、考え続けることができる・笑。
現れなかった局面も含めて対局中に集中して考えて、
もっと強くなる・笑。

渡辺明名人が名棋士であるがゆえに、
優れた読みと大局観に基づき、
最善と思う指し手を続け、
30手先もの深読みと同じ、
相手優位の局面にたどりついてしまう。

「えぐいよなあ」

( 対局前に語った
  「藤井聡太竜王の角換わりは記憶のパワープレー」という評価は
  的を射たものだったのか、どうか。
  局後、渡辺名人の認識は変わったか。
  渡辺名人は、自分が理解できないものは苦手かもしれない。
  https://digital.asahi.com/articles/ASR417WVRR41UCVL00Q.html )




52歳の森内俊之十八世名人が二十歳の竜王の指し手を「将棋を100年やっている手」と表現する。
100手目52銀のどういうところに、人間離れを感じるのか、
凡人にはわからない、十八世名人だからこそ判るものがあるのだろう。
また、解説中、30以上年下の竜王のことを敬語で表現するところが印象的だった。

渡辺明名人、森内俊之永世名人、
ともに稀代の名棋士だからこそ体現、体感できる、
優れた棋譜を二十歳の棋士が生み出している。

■神の手には二人必要



一流棋士が感嘆する一手、永世竜王が7秒で理解できる一手も
無から生み出すことは難しく、
棋譜に残らない、その思考は本気の戦いのなかで生まれ、
不世出の棋士を更に強くしているのかもしれない。



■八冠達成時の想い

八冠達成時の藤井氏の心の内に大変興味がある。

名勝負には違いないが、
相手のミスで決まった結果に、
去来する達成感の度合い。

トップオブトップしかわからない孤独。

など、
いろんなことを想像する。


■角換わり腰掛け銀の結論








■諸々







・稀代の名棋士羽生善治も、タイトル戦で複数回対戦することで、
 感じるものがあるというのが、大変興味深い。



弱ければもっと手前で負けてしまうのに、

とても強い棋士だから、心折れるという、なんとも厳しい展開。
また、
AIの評価値があるから、それが素人も判るという二重に厳しい時代。






ラベル:#将棋
posted by inatt at 02:36| Comment(0) | 感想など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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