坂東武者たちの、素朴で長閑、無邪気に残酷。
( が、そんなひとときは
とうに通り過ぎてしまったような気がする・笑(20220502記) )
2022年の大河ドラマ
三谷幸喜がフィルム・ノワールに挑戦。
または、任侠大河ドラマ・笑
三谷幸喜さんは、「鎌倉殿の13人の北条義時のモデルは、映画ゴッドファーザーのマイケル・コルレオーネ」と公言してる。
— 旅兎 (@tantgmw) May 1, 2022
そんなもん鬱展開にならないはずがないし、義時が幸せに人生を終わるわけもない。
#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/uR280qc7I2
「鎌倉殿の13人」って、ドラマを思いついても、
「題名につながる登場人物が13人!」って、
並みの脚本家なら、尻込みしそうな案件だけど、
三谷幸喜なら、
「昔書いた戯曲より一人多いだけ」ということか・笑
【女性の描き方】
今までの三谷作品と異なるところとして感じているのは、
女性が女性に影響を与える、関係性や対話の多さ。
北条政子の描き方から、そういうシーンが増えているように思います。
・亀と政子
・静御前と里
・巴と大姫
・丹後局と政子
第24回で政子は手ひどくやられたが、
それも後にこのことの雪辱が描かれるのだろう。
■各回の感想
・第1回 「大いなる小競り合い」
「あいつ逃げ隠れているらしい、どこにいるんだろうな」
「今、この館にいる」
「!」
三谷喜劇の神髄・笑
#鎌倉殿の13人 第1回「大いなる小競り合い」
— inatt (@inatt) January 9, 2022
「今、この館にいる」って
三谷喜劇の真骨頂だな、
面白くないわけがない、
と思ったら、
フィルム・ノワールも混じるらしい。
題名にも感じ入りました。
(あと、海外に売ることを意識していると思う)
・第2回 「佐殿の腹」
#鎌倉殿の13人 第2回「佐殿の腹」
— inatt (@inatt) January 16, 2022
任侠大河ドラマ・笑。
頼朝の死に様がどのようなものであるのか、
今から楽しみだ。
・第8回 「いざ、鎌倉」
庚寅(かのえとら)に家移し(やうつし)した家には
不幸が訪れると言われております
親子の縁が薄く、主(あるじ)は不慮の死を遂げる
#鎌倉殿の13人 政子、駆け寄る前に義時にいいのか確かめてる。自分のこの振る舞いが政治的な意味を持つものだと直感してる、このセンス。同時に頼朝にとっても、政子はある意味、同じ芝居の場に乗っている共演者。芝居の場でないところに安息が欲しいのかもなぁ…(ため息)
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) February 27, 2022
藤原秀衡は、意図して、
自分が使う駒としてのパーフェクト戦(いくさ)マシーンとして
義経を育てたという妄想。
坂東武者は実戦で鍛えた強さだが、
九郎は武芸訓練だけでなく、歴史書からなどの教育を受けているとか。
・第9回 「決戦前夜」
政子の瞬きしない丸い目が怖いと思う時が来るんだろうなあと思った。
そうか、孫殺しである祐親が孫たちの助命嘆願で命を救われる構図なのか。頼朝の「よき孫に恵まれましたな」はわざわざの「舅殿」と併せて「よき孫」を殺したのだという助命した仇へ精一杯の呪いか。頼朝が嫌いになれないの、結構こういう所だな…。 #鎌倉殿の13人
— こば@語り用 (@385_mnkd) March 8, 2022
・第11回 「許されざる嘘」
許されざる嘘という回で嘘ついた人
— フェルナンド安藤@バーチャル先生 (@fernandoando_vt) March 20, 2022
@「手紙は渡しておきます」の義経
A「伊東殿は見事な最後であった」の頼朝
B頼朝の命を受けていたであろう景時
正直だった人
「あの時はノリで言った、侍所って何すんのかも知らねえ」和田殿
報われて欲しいねえ…#鎌倉殿の13人
宗時の巾着が畠山重忠のもとに残ったことが後に災いとなるのか。
これを知っているのは景時だけ。
・第15回 「足固めの儀式」
上総広常も
「老けたな」と言われただけで、
佐竹義政を切り捨てた人だから。(第10回)
( 刀について、広常が気がつかないというのが、腑に落ちない )
( ドラマ的な因果では、頼朝は最後に善児と関わるのだろうなと思い始めた )
・第19回 「果たせぬ凱旋」
義経の場合は、「全部大泉のせい」ってわけでもない(哀)
「策にたけたものはかえって騙されやすいものだ」
また、
人の手紙を破り捨てた(義円)
自分で手紙を書かなかった(宗盛)
ことが祟っている。
ーーー
土佐坊昌俊(とさのぼうしょうしゅん)の堀川夜討は、
郷御前(さとごぜん)の後妻打ち(うわなりうち)?
義経からみると、
(誰それの讒言、とかでなく)
全部、自分の行動が原因、という描写が
恐ろしい。
ひとつひとつのエピソードをきめ細かく積み上げた、
凄い脚本だと思う。
ーー
名ナレーション
「まねをしてはいけない」
他の誰にできるか想像し、
有働由美子さん(真田丸ナレーター)が思い浮かんだのは面白い。
−−
「九郎義経は、九州に逃げ落ちたと聞いておる。かような所にいるはずはない。偽物であろう。」
フィクションの作り方として素晴らしいと感じ入りました。
フィクションだから、時政が義経に話しかけることができる
フィクションだから、義経が北条親子のところにあらわれても捕まらず、その結果、地頭が設置される
「まだまだこれからじゃ」
— かかまつ (@kakamatsukk) May 15, 2022
行き場を失い未来を見失った若者に、時政は声をかける。まだ先がある、諦めるなと。
「二、三度戦に負けて痛い思いをすればもう一つ大きくなれる」
そう言ったのも時政だった。
TLは”時政パパ“と呼ぶ。
彼の言葉はいつも、父としての慈愛に満ちている。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/TWkWWkxfOw
『自信』をつける『経験』とは『戦に負けた痛い思い』で、
九郎がこれまで避けてきたものなのかもしれませんね。
「まだまだ、これからじゃ」とはどこまで本心か。
また、
「まっすぐすぎたのです、羨ましいほどに」
とはこれまでの義時の苦い経験をふまえたもの。
これらは、
滅びが固いと見極めた人にかける、
北条の一族の、優しいが突き放してもいる言葉と受け取れた。
ーーー
「いや〜脅されちゃって大変だったよ〜」に「ほぉーんじゃあ脅されないようにワシらが御身をお守りしますけえぇの」で返されるの、坂東ヤクザを舐めた結果#鎌倉殿の13人
— ずいけん (@hamakkoryusan) May 15, 2022
いや、史実なんだろうけどさ…こうやって一番いて欲しい時にバランサーの蒲殿が宝剣を探していて鎌倉に居ないなんてタイミングが悪いなと思ったら、生魚を食べちゃった時から「人は良いけどタイミングの悪い人」だった…😢
— えあ (@its77422499) May 15, 2022
いや、最初から道に迷って旗揚げに遅れていたわ…#鎌倉殿の13人#源範頼
・第21回 「仏の眼差し」
北条時政が建てた願成就院(がんじょうじゅいん)の
運慶作阿弥陀如来坐像。
その表情は、私は慈愛よりも一種の威厳を感じるが、
ドラマにおいて、
北条義時が、
史実では詳細が分からぬ北条泰時の母を引き合いに出し、
「ふと、妻の顔を思い出してしまいました。
息子の寝顔を見ているときの」
というのも、
物語の中の八重の人生に思いを馳せ、
実在の阿弥陀如来坐像とも結びつき、
いつまでも心に残るかもしれないシーンでした。
・第24回 「変わらぬ人」
「変わらぬ人」とは?
頼朝のこと?
貞観政要
豊かな家になったから、書籍も読む
金剛は新たな世代の坂東武士
( 大姫も源氏物語など教養を持つように育てられている )
陳和卿
■呟きの記録
・義朝と坂東武者
義朝と坂東武者との関係は、
頼朝の場合と違っていたのか、同じようなものだったのか、
興味を持ちました。
または、
大庭景親、千葉常胤、佐々木秀義から見た、保元の乱や
三浦義澄や上総広常から見た、平治の乱、
そして
その経験を通した頼朝の挙兵についての
それぞれの感慨に興味が湧きました。
#鎌倉殿の13人 で、
— inatt (@inatt) February 6, 2022
佐藤B作さん演じる三浦義澄が
平治の乱の際、源義平についていたと教わって、#平清盛 第27回「宿命の対決」の
波岡一喜さん演じる鎌倉悪源太義平を
NHKオンデマンドで久しぶりに観た。
ひとつの大河ドラマでは収まらない長い因縁を愉しむ。https://t.co/oScUNxxK0M
この時期にNHKオンデマンドで平清盛を観ることができるようになったのは素晴らしい対応だと思う。
10年前の大河ドラマ、平清盛の最終回で、上川隆也演ずる平盛国が壇ノ浦の後、捉えられた鎌倉で、食事を断ってお亡くなりになるじゃないですか。あれは岡崎義実の館で、鎌倉殿でたかお鷹が演じてるあの爺さんの元にいたんですよ。#平清盛 #鎌倉殿の13人
— すと世界@鎌倉殿🐥 (@sutosekai) May 8, 2022
頼朝のことを知った千葉常胤が感激のあまりフリーズしたエピソードは、『吾妻鏡』治承四年九月九日条に安達盛長がお使いに行ったときのこととして記されています。ほんとに「常胤、具に盛長が述ぶるところを聞くといへども、しばらくは言を発せず、ただ眠れるがごとし」と書いてあるwww#鎌倉殿の13人
— 篠目🐍 (@shinome_1) February 20, 2022
【善児年表】
— 弾正 (@naoejou) April 19, 2022
1175年…千鶴丸を淵に沈める
1180年…頼朝軍に潜入
(仁田忠常に見破られ逃走)
1180年…工藤茂光、北条宗時を殺害
1180年…江間次郎を殺害
1182年…畠山重忠に捕縛される
1182年…伊東祐親・祐清を殺害
1182年…梶原景時に仕える
1184年…上総広常誅殺を幇助#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/0noLY5aelZ
一ノ谷の戦いののち、源義経が在京中に起こった「三日平氏の乱」。このとき平家残党鎮圧に向かった佐々木秀義は甲賀郡上野村で90余名を討った後、闘死している。源頼朝が伊豆で挙兵するとき、息子である佐々木四兄弟が来るこないで混乱を招いた「言語不明瞭」の秀義である。享年73歳。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/nSqcj87uG0
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) May 8, 2022
『平家物語』には「二位殿はこのありさまを御覧じて、日ごろ思しめしまうけたることなれば、鈍色の二つ衣うちかづき、練袴のそば高く挟み、神璽を脇に挟み、宝剣を腰に差し、主上を抱きたてまつつて、」と書かれている。
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) May 9, 2022
つまり二位尼が唐櫃から出して宝剣(天叢雲剣)を腰に差している。#鎌倉殿の13人
・時政お父さんの誕生(5/10)祝い(20220511)
アメブロを投稿しました。
— 坂東彌十郎 (@yajurobando) May 11, 2022
『本当に幸せな現場』#アメブロ #坂東彌十郎#誕生日祝い
https://t.co/9TVgByucSe
温かいエピソードなのに、
色紙を書いた「北条の一族」の顔ぶれに、
なんか胸をつかれる・笑
孫(頼家・泰時)はいるが、娘婿(頼朝、全成)はいない。
一方、畠山重忠がいる。
(「父上おめでとうございます!生きたいです!中川大志」)
八重がおらず、比奈がいる。
(20220509に佐藤二朗さんは比企能員の変を撮影しているらしい呟き)
「高みに挑む」
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) May 9, 2022
気を抜くと忘れてしまう。
比企尽きるシーンのリハ。若い保坂が意外な演出。小栗が、坂東のヤジュさんが、むしろ俺より真剣に提案。俺への誠実な弔いに思えた。
そうだ。忘れてはならね。諦めず、高みへ。
普段大好きなこの北条の親子と、最期まで憎悪の火を燃やそう。大河、撮影快調。
九条兼実が「未曾有」を連発してたが、あれは『玉葉』文治元年8月16日に「今夜有除目、依頼朝申也、受領六ヶ国、皆源氏也、道路以目、不能左右々々、此中、義経任伊予守、兼帯大夫尉條、未曾有々々々」とあるのを採ったんだろうな。毎度細かいところで史実を入れてくるね。 #鎌倉殿の13人
— みょうこう (@asahiji_myoko) May 15, 2022
義経関係の動画を出すと、「義経なんて後世の脚色で、贔屓されているだけ」とコメントしてくるアンチ義経の方がちらほら現れますが、平家の圧政や義仲軍の乱暴狼藉に苦しんでいた当時の京の人々にとって、間違いなく義経はヒーローだったんだと思います。#鎌倉殿の13人
— ミスター武士道 (@bushidoh_sb) May 16, 2022
大泉洋「この辺から嫌われちゃったんだよ」#SONGS #鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/oxR4UHO2JX
— 弾正 (@naoejou) June 9, 2022