2022年06月08日

2003年の大人?言葉 / 御社・弊社は1980年代以降【書籍】 オトナ語の謎。 2003年



20220608 初稿

ふとしたことから、「御社」「弊社」は1980年代以降一般化した用語で、
1970年代はあまり使っていなかったと知りました。



一方、2014年3月にネットのどこかで目にして、
「御社は話し言葉、貴社は書き言葉」という個人的なメモが残っていました。

こういうことはとても曖昧なものですが、

個人的な覚書として、

2003年12月刊行の本書を手元に置き、
こういうことがあったら、調べられるようにしようと思いました。


【本書に掲載されていない・2003年には普通の用語】

・貴社

【本書に掲載されている・2003年頃使われていた】

・御社
・弊社
・ハンコをもらう(決定者に承認してもらう)
 (この言葉が一般的でなくなるのはいつだろうか?)
 (2023年、社外へ向けての社印角印以外はハンコを一切使う必要のない会社はいくつもあると思う)


【本書に掲載されている・が、使われなくなってきているのでは】

・中国語の勉強(麻雀)

・ゼロックス(コピー)


【本書に掲載されていない・2003年以降に耳にするようになった】

・ほぼほぼ(個人的には2011年に初めて耳にした)

 「ほぼほぼできています」

  私は仕事の報告でこれを聞くと心のなかで(終わってないんや...)とため息をつきます・笑


 2016年6月30日の朝日新聞に
 『「ほぼほぼ」気になりませんか 部下に仕事の進み具合を聞いたところ、「ほぼほぼ、終わってます」との返事。この「ほぼほぼ」、何だか気になりませんか。いつ、どんな意味で使われ始めたのか、調べてみました。』
という記事があったらしいのですが、中身は確認していません。

「ほぼほぼ」は、三省堂辞書を編む人が選ぶ今年の2016の大賞だそうです。

 https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2016/2016Best10.html


・なんなら(個人的には2010年代後半)

 「カレーがほんとに好きで、なんなら毎日食べてます」
   20190701 https://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/20190701_12.html
    このページで、NHK放送文化研究所は、
    新しい使い方の意味を説明していない、できていない。
    この用法が辞書に載るとき、どんな説明になるのか。
    ( 前に述べたことをさらに強く肯定、補強するために言いかえる時に使う? )

・巻く(急いで処理する)(個人的には2020年以降)


単語の選択や判断は、個人的なもので根拠は何もありません。




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