NHKの夜ドラ枠で放送されたドラマ
朝ドラとフォーマットが似ているようでいて、
作り手は朝ドラではできないものを
意識しているように思いました。
自分はこのドラマのエンディングのようなのが好きなんだな、
と思いました。
( 過去の事例は、女王の教室、逃げ恥 )
#夜ドラ 『あなたのブツが、ここに』#あなブツ#ウルフルズ『 #バカサバイバー』と共に踊るエンディングをお届けします。
— NHKドラマ (@nhk_dramas) August 22, 2022
毎週バージョンが違うとか。あの人やあの人も、踊っちゃうかも…。#仁村紗和#あなブツmovie pic.twitter.com/WfZ8s3sscX
制作統括・プロデューサー・演出(盆子原誠、梛川善郎、佐原裕貴)が
おちょやんを担当した方たちのようです。
本作の主人公は、
むせび泣く姿を他人には見せない。
収入が激減したときに、
すぐに家賃の安いところへの転居を考え、
( 口座の暗証番号を他人に教えたのは馬鹿だったが)
手元の金を失ったとき、
借金は考えず、
子供の定期預金には手を付けず、
いさぎよく、親元に戻ることを選択する。
また、部活のソフトボールのキャッチャーで、
ぼろ負け試合でも懸命に声を出し続ける短いシーンが、
「負け犬」人生を表現してました。
「バレただけちゃう、うちらがもともと何様でもないということが」
・苗字がヤマサキなら、娘にサキという名はつけない
・人の事情に頭をつっこむ主人公属性の他に自省する特徴がある
また、
誰もが心の中で何かつぶやいている
配達先の出来事、主人公のモノローグ、娘のモノローグと移り変わっていく(第10回)
過去の男の回想、主人公のモノローグ、母のモノローグと移り変わっていく(第15回)
■バカサバイバーのエンドクレジット
月曜日に入れるやり方のようです。
#夜ドラ って、1日の最後に観るものなので、
— inatt (@inatt) August 24, 2022
毎日、最後に、 #バカサバイバー がかかると
明日の元気が出ると思う。#あなブツ
・女王の教室では、陰鬱な展開による気分をいったん晴らす目的か、天海祐希たちが踊る明るいエンディングになっていたことや、かつての「よるドラ」枠のニコニコ日記などで、エンディングの島谷ひとみ版の「元気を出して」に助けられていたことを思い出した。
( 朝ドラはオープニングに曲が入り、
かつての「よるドラ」はエンディングに曲が入る )
ただ、本作では、毎回の終わりが、せつないような余韻が残るものが多く、
朝ドラではやらないような締めくくり方を選択しているように思われる。
■マスクから鼻が出る登場人物たち
撮影上の技術的なことなのかもしれませんが、
そのときの台詞や心情をどのように伝えるか、
どんなマスクをして、どこまで顔を見せるか、
細かく演出しているようにも思えます。
ただ、2年前くらいと違って、マスクから鼻を出している人の意味あいが
変わってきているような気がします。
それは無神経を示しているのか、
( cf. 「俺の家の話」一部の例外を除き、みんなちゃんとマスクしてる )
そんなこと構ってられへんことを指すのか
( 主役に関しては、
鼻が見える表情で撮りたいという演出意図のように思います )
たぶんマスクつけたままだと音声がこもってセリフが聞き取れなくなる。かといって、場面設定としてコロナが流行ってる大阪という設定はマスクなしでは表せない。後でアフレコすると実に変な音声になる。なので、鼻出して声を少しでも抜けるようにしたのでしょう#あなブツ #あなたのブツがここに https://t.co/5JV1DDymJn
— 土浦よっと (@Yowo_T) August 30, 2022
・いろんなマスクが登場する(四角い布のマスク)
普段はウレタンマスクでも、
お葬式のときは、白の不織布マスク。
ウレタンマスクの色にも個性が反映している。
東京オリンピックの頃は、亜子も不織布マスクに。
#あなたのブツがここに (12)、
— inatt (@inatt) September 8, 2022
この2年半近くに自分が経験したことを
いくつか思い出させるお話だった。
あと、四角い布のマスクに関して、
日本人の意識に呪いがかかっているかもしれないと
感じたことなど。#あなブツ
マスクにまつわることで人を非難する行為、いじめる行為、
悪人だからそんなことをしたんだというわけでもないふるまいが、
現実でも見た、他人事でない怖い描写だと思う。
( おじいさんの心のうちや
男の子が頭の中で起こしたロジックと
その材料となっている彼らが自らの周辺で見聞きしたこと )
そして、突然に他人を非難する恐ろしくもどこにでもいる人が
しているマスクの特徴が大変に印象的でした。
私は、何年も、四角い布のマスクをした人を街で見たことはない。
しかし、ドラマのとある場面で、
誰もが知っているそのマスクをした人が登場したとき、
それが特別な「雰囲気・意味」を纏っていると感じた。
( このエピソードに通じる、
コロナの時代に、経験したこと、感じたことは、
コロナが過去のものになったら、
知らない人はもはや正確には理解できないものなのかもしれない。
当事者だって、1、2年前のことすら、
ドラマが掘り起こしてこなかったら、
忘れていってしまうものなのだ。
この嫌な想いや経験を
いつかあからさまに詳らかに言葉にしておく必要があるのだろうか。
それは自分の中の嫌なものも見つめることであって、
今の私にとって、まだ、やりたくないことだ。
だからこそ、このドラマを観ているのかもしれない。 )
・「xxさんのマスクしてない顔、初めて見たわ」って言われたことある。
・街で知らない人から、すれ違いざまに、吃驚するようなこと言われたことは、コロナになってから、いくつかあった。
■さりげなくもしみじみと感じ取ることができる
第13回、電話の声だけで伝わるところ、
閉まったままの店の前に佇む3人の男の俯瞰のごく短いカットが挟まる
俯瞰だから厳密にはそれが誰かも確かではないが、
その画から伝わり感じるもの。
第14回、間違いの「数」ではないと思うが、
その運命を分けているものは何なのか。
#あなブツ演出のつぶやき A
— NHK大阪放送局 (@nhk_osaka_JOBK) September 23, 2022
「いつもよりも演者さんから少し距離を置いて、その空間にある雰囲気とか空気ごと撮るみたいなことを意識しようとチームで話をしました」
「近いだけだとつらさが前面に来てしまうので、ちょっと離れることで、静かに優しく、亜子たちを見守るような視点を目指しました」 pic.twitter.com/b21RuArmvv
■毎田暖乃
全然違う演技を作品ごとに見せる小学生・驚
・過去の時代の物語として作られたキャラクターを二役(おちょやん)
・誰もやったことのない設定の小学生(妻、小学生になる。)
・現代の普通の平凡な小学生(あなたのブツが、ここに)
現代を描いた本作の特徴の少ない平凡が特徴の役柄こそ、非常に難しいのでないかと思うが、
そういうことを感じ取らせない演技。
■毎日やんねん
コロナを生きていく人たちが描かれたドラマでした。
( 菅原
きっと、キャバクラの男衆もなんとかできているのだろう。
ひとり、そうでない運命をたどった登場人物がいたのは残念でした。 )

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■諸々
#あなたのブツがここに【ドラマ内時系列】#あなブツ も #カムカムエヴリバディ と同様 時系列を把握させるのに当時放送中の朝ドラを使っています。
— ひぞっこ (@musicapiccolino) September 14, 2022
第1話は #エール 第85話 2020年10月9日(金)
第15話は #おちょやん 最終(151)話の BS一挙放送 2021年5月15日(土)※但し実際の放送は時刻表示入らず。 pic.twitter.com/5UCrL9Aq4v
・マルカ運輸
最終回で、お好み焼いてた休憩場所、あそこ、ええなあ。
( クリエイティブセンター大阪 )
ー
ほとんど同じ構図で、再び三ツ葉さんとお母さん。お母さんは1年後の今日もセリフはない。なのにお母さんの嬉しさは十二分に伝わってくる。たった2回の登場シーンで強い強い印象を残す。すごいドラマだ。#あなブツ https://t.co/j62CIKrhKU pic.twitter.com/5XT7sz0K5q
— 連続8度 (@c_octave) September 29, 2022
夜ドラ #あなブツハイライト
— NHK大阪放送局 (@nhk_osaka_JOBK) September 29, 2022
関根編
4話 「午前中って11:59までやで」
7話 「遅い。遅田さんか?遅川さんか?」
10話 「なんでいつもギリギリなん?」
18話 「ちょっと過ぎたらあかんやん」
23話 「…今日は早いな、ありがとう」#あなブツ NHKプラスで全24話配信中https://t.co/0sy95Z7mT4 pic.twitter.com/ORsi0de7sV