朝ドラ「ちむどんどん」を観ることで、
自分が沖縄について、
不勉強であることを自覚しました。
ドラマに関連して、
目にした沖縄に関する情報の覚書
・本土復帰
式典が行われ祝賀ムードに湧く中、一方で復帰をめぐりデモや集会も行われていました。しかし、市民の多くは小雨の中、行列して順番を待っていました。ドル円の交換。沖縄の190か所に設置された交換所に朝早くから並び、ドルを日本円に替える。沖縄の日本復帰はここからはじまりました。#ちむどんどん
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) May 13, 2022
・ブラジル移民、ハワイ移民
「ハワイの豚」の話は、戦前からハワイやブラジルなどに移民として渡った日本人の中に、沖縄出身者がいかに多かったかが分かるエピソードでもある。明治後期から戦前までの約40年間で沖縄から海外に移住したのは7万人あまり。日本からの移民全体の約11%にあたる。#ちむどんどん
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) June 12, 2022
( 上のツイートは削除されているので、その情報に問題があったのかもしれない )
→ またこの逸話に感銘を受けたミュージシャン・BIGINのメンバー達は、「豚の音がえし」と題してハワイに550個の楽器を送る活動を2005年から開始。
— まめ書房 -沖縄の本と工芸-神戸岡本 (@mameshobo) September 7, 2022
雑誌「モモト」Vol.35(2018年)に、彼らが想いを語ったインタビューが掲載されています。
ハワイと沖縄、豚が繋いだ縁が今も続いています。 pic.twitter.com/jg3PkJvabv
・地域医療
今日の放送で優子が歌子を東京の病院で診察させるのを「まずは那覇の病院だろう」と言う人がいますが、琉球大学医学部が出来たのは昭和54年。
— 水無月秋葉 (@no1966june45) June 12, 2022
しかも沖縄は医師不足で衛生兵経験者が医介舗と言う名の代理医師がほとんどだった。#ちむどんどん
既に沖縄県立北部病院(名護/1946年〜)も、沖縄赤十字病院(那覇/1952〜)も存在することを確認しました。(なんか見た)
— 切妻 緑 (@CordeliaFAnne) June 13, 2022
・「慰霊の日」
6月23日が「慰霊の日」であり、沖縄県および沖縄県内市町村の機関の休日となっているなど、この歳になるまで知りませんでした(恥)。
今日は6月23日、沖縄「慰霊の日」。
— まめ書房 -沖縄の本と工芸-神戸岡本 (@mameshobo) June 23, 2022
しかし今週の #ちむどんどん に沖縄戦の話題は一切無し。
そして今日の最後の写真コーナーがこれ。
画面全体から伝わる ”言い訳感・他人事感” に、言葉を失いました。
ならば私から、沖縄戦の写真を1枚ご紹介します。続く→
#ちむどん #ちむどんどんまめ知識 pic.twitter.com/jLSUTHMAF1
今日は「10.10空襲」の日…と言っても、ご存知ない方もおられるでしょう。
— まめ書房 -沖縄の本と工芸-神戸岡本 (@mameshobo) October 10, 2022
大戦中の1944年10月10日、沖縄各地を米軍が空襲したのです。
早朝から夕刻までの5回、のべ1,000機以上の艦載機による無差別爆撃。
人口5万5千の都市・那覇では、市街の9割を消失させるという未曾有の大規模空襲でした。続く→ pic.twitter.com/FT4SyybhTJ
田良島さんが言った鉄の暴風。
— ほしあんず (@OXzv5dGFctutouV) July 19, 2022
太平洋戦争末期の1945年3月米軍が慶良間諸島に上陸して地上戦が始まり4月1日に本島へ。空襲や艦砲射撃などおびただしい砲弾が降り注いだ猛攻撃は「鉄の暴風」と称され、県民の4人に1人が犠牲になったと言われる #ちむどんどん #ちむどんどんする
→ 当時沖縄の男性が結婚を申込むと、女性の親から「ヤー、ヌスドーシチンジュミ(あなたは泥棒してみるか?)」と聞かれたそう。
— まめ書房 -沖縄の本と工芸-神戸岡本 (@mameshobo) August 10, 2022
つまり”食べ物を盗んででも妻子を養う覚悟と才覚があるか”というのです。
“働いて”でははく”盗んで”しか、飢えを凌ぐ手段が無いほど、沖縄はギリギリの状況だったのです。 pic.twitter.com/dEOmLfkBGw
ウチカビ(紙銭)は冥銭の一種。沖縄の送り盆「ウークイ」の夜に、金物の鉢などに載せて燃やす。一人3枚づつ燃やすのが基本のようだが、その地方、家のしきたりにより変わる。ウチカビを燃やし終えたら、そこにお茶や酒をかける。供物の食べ物を少量ともに入れることもある。#ちむどんどん
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) July 20, 2022
最初に言ったように昭和19年の初夏あたりに那覇市内の優子さんの家族が「三線の音も歌声も近所に丸聞こえで楽しそうに沖縄民謡を踊る」なんてことは、体力的にも軍命令的にも有り得ないわけさ〜
— t-risutaku (@risutaku) July 20, 2022
どうせ調べてなくて、米軍上陸までは本土と似たようなモンと思ったんだろ?#まーさん島
→ 妹(赤ん坊)が泣き止まず、やむなく祖父が手にかけた。
— まめ書房 -沖縄の本と工芸-神戸岡本 (@mameshobo) August 15, 2022
死んだ母の遺体の乳房から出る母乳を、幼い弟に吸わせてやった。
泣いている弟を日本兵が連れてゆき、絞殺した。
終戦を知り投降を呼びかけた住民を、日本兵がスパイだと斬り殺した。
玉音放送も届かぬ沖縄で、繰り広げられた光景です。→ pic.twitter.com/KXAiN9fjEg
・沖縄の芋
実際、戦後にアリモドキゾウムシが鹿児島や高知に侵入した記録がある。一度侵入を許すと、根絶するにはかなりの時間と労力を費やさなければならないので、そこは厳しい制限がかけられた。沖縄の紅芋が未だに持ち出しに制限がかけられているのはそのため。#ちむどんどん
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) July 6, 2022
・共同売店
【あの日あのときあの番組】#ちむどんどん で主人公の母・優子が働く「共同売店」。古き良き沖縄の心が残る、地域のより所でもあります。この共同売店を取材した ETV特集「沖縄の心 共同店物語」(2015年)を放送。
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) July 24, 2022
やんばるの世界を見つめます。
きょう(日)後1:50〜3:00<総合>https://t.co/SIOVdCMH3n
このドキュメンタリーの内容はドラマ本編にはあまり反映されてないように感じた。
・本土へ移り住んだ沖縄の人々
→ 戦前・戦後にかけ、本土へ移り住んだ沖縄の人々は、様々な差別にあいました。
— まめ書房 -沖縄の本と工芸-神戸岡本 (@mameshobo) August 4, 2022
就職や銀行の融資を断られる、下宿探しや飲食店でも疎まれる、言葉使いを馬鹿にされたり結婚に反対される。
せめて子どもが差別されないように、苗字を日本風に変えたり標準語を徹底させた親もいたのです。→
・沖縄の料理
→ ◆クーブマチ=昆布巻き
— まめ書房 -沖縄の本と工芸-神戸岡本 (@mameshobo) August 12, 2022
魚の身を昆布で巻いた煮込み。折詰や祝い膳に。
◆裏チキチヌク
これも珍しい!椎茸の裏側に魚のすり身を乗せて蒸したもの。
沖縄の自然環境はキノコの病気が発生しやすく、そのためか沖縄の伝統料理ではキノコはレアな食材です。
しかし暢子、よくこんな料理知ってたなぁ! pic.twitter.com/DUvaR7JFDe
→ 「モーウイ」は赤毛瓜とも呼ばれるウリ科の野菜。
— まめ書房 -沖縄の本と工芸-神戸岡本 (@mameshobo) August 16, 2022
名前の通り赤茶色ですが、果肉は真っ白でシャキッとした食感。
キュウリほどの青くささも無く、淡白な味です。
他に優子が説明していた「島ラッキョウ・シマナー・ハンダマ」、これらは画像の説明をご覧ください。→ pic.twitter.com/BJx6SmomzC
→ 実は、沖縄と他府県(本土)では、豚肉の部位の取り方が異なります。
— まめ書房 -沖縄の本と工芸-神戸岡本 (@mameshobo) September 12, 2022
腹部の肉は、本土では皮を取り除き「バラ肉」になりますが、沖縄では皮・脂身・赤身が揃って「三枚肉」に。
また肋骨周りの肉も、本土では骨から外してバラ肉の一部になりますが、沖縄では骨ごと「ソーキ」として用いられます。→ pic.twitter.com/dRwsstPNNQ
#沖縄 にはさまざまな #チャンプルー がありますが、厳密には「チャンプルー」とは、「豆腐と野菜の炒め物」のことです。そのため、#豆腐 の入っていない炒め物は「タシヤー」となります。
— 内閣府沖縄総合事務局 (@okisokyoku) November 14, 2022
明日から局の若手職員で、何種類かチャンプルーを作ってみたいと思います!! pic.twitter.com/mZmZ1aUkZh
朝ドラ #ちむどんどん を見続け、#ちむどんどんまめ知識 を投稿し続けて半年。
— まめ書房 -沖縄の本と工芸-神戸岡本 (@mameshobo) October 2, 2022
最終回を終えて、様々な想いが胸に去来します。
登場人物の中で私が気になったのは、和彦でした。
沖縄県外に生まれ、沖縄の事を知ろう・伝えようとした人物です。
そんな彼に、最後に手紙を書いてみました。 pic.twitter.com/s0l1zTYKa2
#沖縄 戦から78年の #慰霊の日 。戦争体験者が年々減る中、重要度を増す #証言アーカイブ を活用するための取り組みについて、沖縄放送局からお伝えします。#西銘むつみ #解説委員#時論公論
— NHK解説委員室 (@nhk_kaisetsu) June 23, 2023
総合 6月23日(金)夜11:35
これまでの放送内容は↓ https://t.co/TtJ8PaGpcR
沖縄平和学習アーカイブ
https://peacelearning.jp/