「おばあちゃん、失敗は悪いことやないんやろ」
「翼(よく)が折れても、心は折れへん」
「飛行機は、向かい風を受けて、たかーあく飛ぶんや」
「小さなねじの、大きな夢」
主人公側がリストラするとか、
作り手側はものすごく挑戦的なんだけど、
リストラ話、新しいねじへの挑戦などについて、
視聴者の意見がどちらかというとカラいこと、
挑戦的な物語展開に対して
どちらかというとサゲようとする人が多いことが印象的。
( 他人事のように言うことになるが
世の中は相当に委縮しているような )
少数派の意見になるだろうが、
今のところ、
お兄ちゃんなしで物語を構築したほうがよかったように
感じている。
ちょっと僻目なんですが、
ジャニーズ系俳優の評価が甘い層が
一定数いらっしゃるような気がする・笑
( 20230126 )
理系女子とか女性企業経営者の成長を描く、とか、
朝ドラヒロインにも、
まだまだこれから描くことのできるフロンティアが
たくさんあるのだろうと感じさせられた。
・なぜ、ものを作りたいのか、企業を経営したいのか
・リストラする側、される側の痛み
・企業経営者同士の連帯
( ここまで書いて、
「カーネーション」の
というか、そのモデルの人の凄さに思い至る・笑 )
2022年下期の朝ドラ(Wikipedia)
第8回
アイドル時代でも見たことない永作博美の聖子ちゃんカット
第7回で船の名前(めぐみ丸)を見せておいたり、
凧の作業中、14時までにはまだ間があることを示す11時5分の時計のカットをいれたり、
走っておばあちゃんを追い越したり(第9回)、
18回で居酒屋の空さんを映し、種明かしは19回にするなど、
脚本・演出の特徴を感じました。( 脚本 桑原亮子 演出 野田雄介 )
第11回
#舞いあがれ【1994年9月3日12時15分】舞が望月さんの住む団地に給食袋を届けに来た日。夏休み明けから舞が東大阪の小学校に復帰したとすると日付は9月3日(土)。時刻は12時15分とわかります。TVでちょうど「バラエティー生活笑百科」が始まるところだったからです。当時土曜休みは 第二土曜のみでした。 pic.twitter.com/IdDq2982PY
— ひぞっこ (@musicapiccolino) October 17, 2022
( 国友一貫斎の飛行機 オープニングの飛行機に形が似ている? )
第12回
飛行機の模型作りに興味を示す舞と詩集に夢中になる貴司。「男子は理系、女子は文系」のようなステロタイプから外れた設定が新鮮。#舞いあがれ
— 深爪@「親になってもわからない」好評発売中 (@fukazume_taro) October 17, 2022
なるほど、と思いました。
第14回
#舞いあがれ 第14回、
— inatt (@inatt) October 20, 2022
古本屋が秘密基地になるなんて、
羨ましすぎる子ども体験。
(同じ時、悠人は何してたのかと想像すると
ちょっとせつない)
子どもたちにの飛行機づくり
大人たちの螺子づくり、
秋のあじさいにかたつむり・笑
短い15分に
多くの登場人物ひとりひとりをきちんと描きながら物語が進む。
町工場の社長さんたち(曽根さん、古田のおっちゃん)も魅力的に描かれて。
(曽根さんが大声出したときに、
「ええ声出たなあ」ととりなした人は長井清二(や乃えいじ)さんいうらしい。
第2回で「犬の鼻の穴、ホールインワン」と言うた人・笑
ゴルフスイングした人は根矢さん)
( 「明日から、普通の女の子に戻ります」(第81回) )
(久留美ちゃんのお父さんも登場したけど顔は映らんかった・笑)
そのなかで、
悠人が一切登場しなかったのも意図的なことだろう。
(私自身は、小学生の頃、自分のお小遣いでは、
飛行機の材料にちょっと手がでなかったという、
せつないことまで思い出してしまった・笑
バルサ材やゴムが結構高価だった記憶。)
第17回
(本気の飛行機設計やトレーニングなど)
1年間分の時間もお金もかけて、
書類審査で出場できないこともあるとは、
個人的には想像していなかった
( ドラマで、主人公が3回生のときに
予選敗退とかでなく
理由が示されない書類落選でそうなったら、
「お話にならない」)
当事者にとって恐ろしい事態であり、
本物のイベント・番組では表にでない、
「ぶっこまれた」シチュエーションだと感じた。
実際の鳥人間コンテストも書類審査を通るのは難しい。今は知らないが、当時は2〜3倍の倍率だと噂で聞いていた。そこそこの強豪校でも平気で落選する。しかも理由は非開示なので落ちたチームの学生は大体病む。#舞いあがれ #人力飛行機考証
— いな | 稲川貴大(ロケット屋) (@ina111) October 24, 2022
スローガンを考える浩太。
このときは
ちょっとしたなんでもない話だと思ったのですが。
(意図的に丁寧に入れ込んだエピソードのようです)
第19回
( バートルータンの飛行機 ルータン バリ・イージー Rutan VariEze )
( アメリア・イヤハート アメリア・イアハート )
第27回
主翼の端から端まで30m。真上からの映像を思いついた人に惜しみない拍手を贈りたい。これがスワン号なんだ。
— 連続8度 (@c_octave) November 8, 2022
パイロットを含めても総重量は85kgを下回る。大柄な成人男性よりも軽い。物理法則に則った厳密な計算が飛行を可能にしているけれど、ダ・ヴィンチは奇跡だと思うに違いない。#舞いあがれ pic.twitter.com/UYwKFpD55p
第29回
(放送前にツイートされたもの)
航空身体検査に身長制限はないので、155cmでも免許の取得や更新はできると思います。
— はいどMk-2✈️ (@fz300us) November 9, 2022
けれど、航空大学校は158cm以上という身長要件があり、
(平成22年度までは163cm以上)
民間エアラインの自社養成もおそらく厳しいという意味でのツイートでした。
※自衛隊も158cm以上です。#舞いあがれ
第33回
美しい灯台のシーン
灯台を照らす夕焼け、
灯台に傍らに佇む人影、灯台に向かって階段を上る人影。
( ドローンのシーン、
3人の会話、
1日で撮影できたのだろうか )
( あの五島・大瀬崎灯台に行き、
一晩過ごして自分を見つめ直そうとする人がたくさんあらわれることを
危惧します・笑 )
( 福原遥と山下美月が幼馴染で、
失踪したら、探しにきてくれて、
慰めてくれて、
自作の短歌を披露したら、褒めてくれる・笑
−僻みですけど・笑 )
星たちの 光あつめて
見えてきたこの道をいく
明日の僕は
結句の倒置が、いいなあ。「僕は」って開かれて終わると、そこに無限の未来が感じられる。 #舞いあがれ pic.twitter.com/OmI7aFLwto
— 俵万智 (@tawara_machi) November 16, 2022
第45回
この週は、4K・8Kの放送時代に珍しい、
岩倉学生の化粧の薄さが印象に残りました。
第48回
バードマン時代は、
大学のサークル活動だけを描写して、
その純粋さが感動を生む要素でもありましたが、
航空学校では、
既婚者も社会人経験者もいるのに、
全員高校卒業後すぐの19歳みたいな
行動、発言なのが
物足りないところです。
第51回
( 吉川晃司がかっこよく、シンバルキックをする回・嘘
「岩倉、右のシンバルをよく見ろ」 )
Twitterでの感想のなかで共感したのは、
ドラマ展開に魅了されれば、
「タンゴチャーリー(01TC)」という言葉すら愛おしくなるという話・笑。
( 2022年12月14日(水)第53回のあとの、
朝ドラ受けはなかったが、
テロップで
「飛べ!タンゴ チャーリー」と出て、
まあまあ感動した・笑 )
第65回
「おにいちゃんの言うとおり、機械売ろ」
「会社が潰れないように、リストラしよ」
「パイロットになったほうが実家にお金を入れられるのに」
が大多数のタイムライン・笑。
ドラマ内容よりも、
そういう世間の世知辛い感じが
書き残しておきたい印象深いことでした。
( 73回までのところ、
舞を世間知らずの無謀な娘ととらえ、
大学サークルのパイロットならともかく、
会社の経営という場では彼女の選択を支持せず、
悠人を現実的かつ確りした大人とする、
解釈が多いことを
そういう御時世なんだなと記録しておきたい
そういう感想を持つ人たちが
今、東京物語を観て、
どんな感想を持つのか大変興味深い。
東京物語の長男・長女の態度はしょうがないよね、
と感じる方が多数派なのだろうか。
一方、
生活がかかってるから不安で不安定な気持ちの
社員たちが経営者側の人にとる冷たい態度などは、
演技演出にもう少し
深味を望む気持ちもある。 )
第67回
私は、主役の運命の急転のために脇役を急死させるという物語展開に
抵抗を感じることをおもいだした・笑
例えば、
舞の物語とは関係ないかもしれないが、
章さんが生涯負うことになるかもしれない心の傷など、
現実なら大変なトラウマになりうる出来事が気になる。
母親を手伝わずパソコンで仕事してる冷たい息子に見えがちだけど、自分の部屋があるのにわざわざ母親のそばにいるんだよなあ。たぶん母親がなんとか精神保つために芳名帳と名刺突き合わせる作業をしていることも理解していて、手伝うとも言わない。取り上げずに見守る。悠人の寄り添い方。#舞いあがれ
— たてよこ (@tateanayokowata) January 9, 2023
・私はまず、台所でパソコンでメールチェックしながら、
父親の会社をたたむ話をしてるわ、と感じ、
次に、
当時は、ネットにつなぐには電話回線経由(ADSLとか)がほとんどで、
岩倉家ではリビングじゃないとできないのだろうと考えた。
だから、彼はたんたんと昼間できなかったメールチェックを
しているだけのように思える。
今と違って、長らく使っていない自室でできる仕事はない。
( おそらく、めぐみは会社の負債の連帯保証人ではないか、
今は、子どもふたりが、
理屈抜きで母親を援けることに全力な表現でもおかしくないと
私は思う。 )
私は、悠人の描写がなかなか腹に落ちない。
第68回
章さんは、同僚の目などのことを想像し、
(用事などの都合ではなく)
葬儀に行くことができなかったのかもしれない。
経営危機にある中小企業の柱の社長が急死することは、
その妻、子息だけの問題でなく、
とてつもなく、
えぐい出来事だと思う。
第72回
朝ドラの物語内容から、
現実の企業評価のようにIWAKURAの経営内容を語ったり、
新人営業の活動とか
新入社員の教育とか、
現実の企業運営を語っても意味がないと
Twitterの呟きをみていて考えた。
第73回
貴司くんの短歌、頼んでおいた…っていう動詞の距離感が絶妙。実質なんもしてないくらいの軽さで、でも気にかけてるってことは、しっかり伝わる。 #舞いあがれ pic.twitter.com/RKSdyLvOlO
— 俵万智 (@tawara_machi) January 16, 2023
第75回
お話が感動を呼ぶ内容だったら、
「設計することを何も考えずに飛び込み営業しとったんかい」
というような声が出ないのが印象的。
( 何年間も母の電話に出なかった息子が
なぜ今回電話をとるのか、
と思ったが、
自分が会社売却を提案して、
回答を待っているからだった・笑 )
( IWAKURAは、
東大に入って、ファンドマネージャー?になり、
まだ20代?ながら給料とりならとても無理な数千万?の資金を投入できる、
ドラマの登場人物としてはちょっと都合のよすぎる、
長男の支援でなんとかなった。
つまり、IWAKURAの負債を返済できるだけの資産を
岩倉家全体ではもともと保有していたということ。
日本の中小企業は、300万社以上、東大阪には5千くらい?
そんなことがおこりうる
中小企業はどれくらいあるか。
逆に言えば、
普通ならなんともならなかったというお話に
私には思えた。
東大阪の中小企業オーナー同士の
助け合いも見てみたいところ、
まだ物語は途中なので、今後はわからないが、
日本の中小企業を描くドラマとしては
物足りなさを覚えた。 )
第80回
舞と山田が同じテーブルでお昼ご飯!・笑
まもなく再び失職することを口に出さない小森さん。
#舞いあがれ
— ひざかり (@asdrasdr19) January 25, 2023
「戻りたい」と言わせるために行かせたであろう長井さん、でもそれを言い出すことは出来ないプライドを持っている小森さん。言い出せなかったことを自然な流れで知る舞ちゃんたち。本当、登場人物の混み合った感情の見せ方が上手いなと思う。
・「自分が小森さんならリストラでプライドを傷つけれられたのだから、IWAKURAには戻らない」という意見を多く見たのが印象的。
・最後のシーン、なぜわざわざロケでやるのか不思議に思いましたが、
この最後のカットは
飛行機の離陸シーンに対応させているという意見になるほどと思いました。
冒頭の小森さん視点のカメラワークも含めて、
それほど効果的とは感じませんでしたが、
それでも、
そういう前向きチャレンジをどんどんやっていただければと思います。
( この週の演出クレジットは 野田雄介 )
【聖地特定】
— 少年探偵ブラウン (@pxIS8XmsD6UDGoI) January 26, 2023
舞ちゃんが電話してた駐車場は大阪城が見えるタイムズでおなじみ(なじんでないw)「タイムズ大阪城京橋口」。
左折して土佐堀通を東へ向かったということは、出庫した駐車場は「タイムズ片町1丁目第4」。
正面に見えるタワマンは「リバーカントリーガーデン京橋」ですね。#舞いあがれ pic.twitter.com/pQsiBd0Fwf
タイムズ大阪城京橋口
タイムズ片町1丁目第4
リバーカントリーガーデン京橋
土佐堀通を京橋へ
第83回
娘に幸せになってほしい気持ちは本物だけど、場所をノーサイドにした理由が自分都合なのよな。自分が見栄張るんじゃなくて、娘と娘の婚約者に合わせて「自分はこんないい場所に相応しくないかもしれませんが、娘がこんなに立派になって誇らしいです」って穏やかに話せばいいんだよ…父…#舞いあがれ
— たてよこ (@tateanayokowata) January 31, 2023
なるほどと思うと同時に、
だからこそ、
哀しみを感じる場面になっているのだなと思いました。
だから、本回は、
よく見る状況でありながら、
うまく作られたエピソードだと思いました。
お父さんが抱きつくのは、ラグビー選手だから。(ロータックル・笑)そういう男だというエピソードがひとつふたつ無くなっているのでは。#舞いあがれ
— inatt (@inatt) January 31, 2023
・諸々の呟き
1987年の記録のLight Eagle。アメリカカルフォルニアの砂漠で女性パイロットが15km飛んだ機体。パイロットはトライアスロン選手。
— いな | 稲川貴大(ロケット屋) (@ina111) October 26, 2022
現在でも破られてない女性パイロット世界記録。
今の技術水準から見ても完成度高く改良の余地は少ない名機。#舞いあがれ #人力飛行機考証 https://t.co/yOXHjL7Cah pic.twitter.com/GiBG7yXYKG
81年、94年、05年、それぞれを見事に演じ分ける高畑淳子さんの素晴らしさと凄み。外見だけでなく、動作と佇まいも年月を感じさせる。
— 連続8度 (@c_octave) November 17, 2022
見比べてみると、81年の祥子さんでは、昨日貴司に掛けたような言葉は出てこなかったのではないか、と思う。人に歴史あり。#舞いあがれ pic.twitter.com/TD3fU4bGVx
さつまいもで作った「かんころもち」それを反射式ストーブで炙る。ああ食べたい。絶対美味しい。と同時に自分が低学年の時に食べたいと思ったかといえば、朝陽君と同じかもしれない。ましてや東京の子が。
— 連続8度 (@c_octave) December 20, 2022
画面に映るお菓子ひとつのチョイスに漂うこの安心感よ。#舞いあがれ pic.twitter.com/fKPzcHHvfK
・子供の頃、かんころもちは好きなおやつだった。
最近は、みかけても手が出ないでいた。
当初の予定では、舞は航空学校編で脱落するストーリーだったと聞いて納得。それが大きく変更されてしまったため、舞の性格のダメな部分を少々強引に描いて、ストーリーを元の流れに戻そうとしているのかも、と僕は理解しています。桑原さん、お疲れさまです。頑張って。😊 #舞いあがれ
— sasanoji電台(台湾ポップス専門) (@sasanoji_radio) January 11, 2023