自分のための無駄書き
■令和元年9月6日(金)定例閣議案件
https://www.kantei.go.jp/jp/kakugi/2019/kakugi-2019090601.html
柴山昌彦文部科学大臣の発言
「日本人の姓名のローマ字表記については,平成12年の国語審議会答申において,「「姓―名」の順とすることが望ましい」とされております。当時,文化庁では,この答申の趣旨に沿って対応するよう配慮を求める通知を国の行政機関を含め広く発出したところですが,答申から20年近くが経過した現時点においても本答申の趣旨が必ずしも十分に共有されていないのではないかと考えられるところです。
一方,グローバル社会の進展に伴い,人類の持つ言語や文化の多様性を人類全体が意識し,生かしていくことがますます重要となっております。私としては,このような観点から,日本人の姓名のローマ字表記については,「姓―名」という日本の伝統に即した表記としていくことが大切であると考えております。
このため,今後,政府の作成する公文書等において日本人の姓名をローマ字により表記する際には,原則として「姓―名」の順で表記されるよう取扱いを定めていただきたくお願い申し上げます。」
■公用文等における日本人の姓名のローマ字表記に関する関係府省庁連絡会議
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/seimei_romaji/index.html
公用文等における日本人の姓名のローマ字表記について(令和元年10月25日関係府省庁申合せ)(PDF/72KB)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/seimei_romaji/pdf/moshiawase.pdf
「1 各府省庁が作成する公用文等における日本人の姓名のローマ字表記については,差し支えのない限り「姓―名」の順を用いることとする。」
「3 各府省庁が作成する公用文等において日本人の姓名をローマ字表記する際に,姓と名を明確に区別させる必要がある場合には,姓を全て大文字とし(YAMADA Haruo),「姓―名」の構造を示すこととする。」
「グローバル社会の進展に伴い、人類の持つ言語や文化の多様性を人類全体が意識し、生かしていくことがますます重要となっております。私としては、このような観点から、日本人の姓名のローマ字表記については、「姓―名」という日本の伝統に即した表記としていくことが大切である」
非常に興味深い論理展開で、
グローバル社会の進展に伴い、多様性を生かしていくことがますます重要となっており、〇〇については、■■という「日本の伝統」に即したものとしていくことが大切である。
というような、汎用的に用いることができるものになっていることに目が行った。
「グローバル化」「多様性」とは「自分以外の」個性・伝統を尊重することに主眼があると思うので。
実際の、
国語審議会答申「国際社会に対応する日本語の在り方」(平成12年12月8日)
における
「人類の持つ言 語や文化の多様性を人類全体が意識し,生かしていくべきであるという立場から,」
「各々の人名固有の形式が生きる形で紹介・記述されることが望ましいと考える。」
という主張自体には一定の納得感がある。
文化庁・第22期国語審議会・国際社会に対応する日本語の在り方
V 2 姓名のローマ字表記の問題
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/22/tosin04/index.html
「グローバル社会における多様性」とは、何がもたらされることなのか、しばし考えさせられた。
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