2023年02月12日

【ドラマ】 探偵ロマンス 2023年



夢のある話ですね





NHKのドラマ

子どもの頃、
少し物思うようになった頃、
大人になってから、
それぞれに江戸川乱歩の作品に親しんできました。

今回、
新しい角度からの愉しみかたを見せてもらえるのか楽しみにしていました。


最近はあまり目にしない、
子どものころのわくわくする活劇を思い出させるドラマでした。



この作品から江戸川乱歩作品に入って
ハマることがあるなら、
素晴らしいドラマ体験かも



まだまだあるはず、
南無阿弥陀仏、お勢、etc

第1回で、書店を格子ごしに覗くカットを見たときに、あの人、殺されるんだ、と思った・笑

一方、文代という名前がまだ登場していない。

( 怪人二十面相の妻 )





・戦前は「探偵小説」だと思っていたが。題名も「「探偵」ロマンス」なのに
 
・強盗殺人、ピス健、怪人二十面相

・高等遊民、明智小五郎、ニート、引きこもり

ピス健

 大正末期にそう呼ばれたピストル強盗がいたそうだ。

 「警察への挑戦状」「変装」「女装」もしたという。

 2023年1月下旬、
 関東で相次いでいる連続強盗事件が報道されている。
 ( 指示役は、フィリピンにいて、
   SNS「闇バイト」を通じて、
   一定時間で消えるメッセンジャーで連携し実行させるとか )


岩井三郎

 日本最古の探偵事務所の創業者。スパイの摘発やシーメンス事件に関わったという。

イルベガン

高等遊民

 江戸川乱歩の小説などに出てくる、高等遊民とはどういう人たちなのか、
 いまだに自分なりの理解ができない。
 例えば、ニートとは違うのか、似てるのか。
 なので、
 郷田三郎をはじめとする作品中の人物の幾人かについては
 どういう人物か、昔も今もよくわからない。

・子供の頃、「怪盗二十面相」などを楽しみながら、
 お金持ちの屋敷や宝物、
 ブルジョアな少年たちの描写に
 戦前に、
 豊かでどこかスタイリッシュな世間があったのだろうと
 勝手に考えながら、
 お話を愉しんでいた。


( 黒蜥蜴 1934年(昭和9年)
   「この国でも一夜に数千羽の七面鳥がしめられるという、
    あるクリスマス・イヴの出来事だ。」
   「帝都最大の殷賑地帯、ネオン・ライトの闇夜の虹が、
    幾万の通行者を五色にそめるG街」
 )


 昭和の後半に、
 現実とは別の、過去と未来の絵空事の世界として、
 「怪盗二十面相」と「ウルトラマン」を
 同時に楽しんでいた。

 焼けたビルの街をさまよい、ガード下で靴磨きをする、
 孤児伊達直人は作られたお話だと思っていた。

このドラマは大正8年頃の出来事だそうで、関東大震災が起こる前。







・海外の人にも、うける、映像だと思う。







「ええ、夢のようなひとときでした」










 


posted by inatt at 11:01| Comment(0) | ・感想など・TVドラマ・NHK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。