2023年02月21日

【TV】 100分de名著 北條民雄 いのちの初夜



「ただ、生命だけがびくびくと生きているのです。」

「びくびく」とは、恐れているさまか、細かく震えていることか。

私は、第一感で、後者のように感じました。





北条民雄の「いのちの初夜」


尾田の(北條の)置かれた境遇は他人事のものではなく、

「隔離施設」とは、自分が足を運ばないところではなく、

自分の周りの社会、
自分の住む国、
地球、
宇宙、
の比喩に思えてきました。

いまの自分もいのちだけがびくびくと生きているとしたら、

その前のもとの「人間」とはなんだろう、と思えてきました。


それを探し求めて生きている。


そんな宗教的な考えに導かれました。






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