2024年05月04日

御苦労様でございました/お疲れさまでした



今の私は、
「ご苦労様」は、
新人社員相手ぐらいにしか使わないと思います。

いや、それでも、いったん書いても、「お疲れ様」に書き直すだろう。


1976年に三木首相が、
1986年に中曽根首相が、

公式行事式辞で、

「陛下、本当に御苦労様でございました。」という表現を使ったということを聞きました。

ただ、

非常に特殊な文脈のなかでの文例だと思った。


( 特別に偉い方の、心労・労苦・辛苦について、
  
  万人が異議をはさむ余地がない前提で使う、

 「ほんとうに」をあえて加えておく、

  御苦労様であり、他の候補があるのかというと思いつかない、

  という状況の文例でした。

  お疲れさまでした、では軽くて、確かに不敬感があり、

  ありがとうございましたとかだと、崇めすぎている感がある。 )








言葉ってホントに難しい。




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