2024年08月24日

【映画】 ラストマイル 2024年 (書きかけ)



What do you want?
ブルーパスをもらって働く私たちはどうすればいい?


( ホワイトパスがブルーパスと交流するシーンはない )
( 松本里帆(安藤玉恵)がブルーパスでシングルマザーをしている設定だったら、
  物語の終りに感じるものが変わる? )
( 作業場を見下ろす彼ら自身が殿上(天井)人 )
( では作業場は地獄で、ホワイトバスは天上で、
  天上から地獄へ堕ちる例えは? )
( 劇場販売ノベルティにホワイトパスはあるがブルーパスはない )





公開初日に観ることができました。 ( wiki )


最後のカタルシスが素晴らしい映画でした。


外資企業が悪者とか、ヒノマルの説明とかにステレオタイプを感じるし、

( ディーン・フジオカのキャスティングなどに )

( 羊急便やその下請け業者はよかったが、

  物流センターの派遣社員の時給は下がったのでは・笑)

説明不足や尺不足も感じたので、

TBS日曜劇場で1クール連続ドラマにしたら、

松本里帆(安藤玉恵)の家庭の日常描写やサスペンスシーンの尺を増やせるし、

素晴らしい連ドラになるのではと思いましたが、

本当のところは、

連ドラで企画したけど、

スポンサーのこと考えたら、民放では無理なので、

映画にしたのでは、と勝手な妄想をしてました。

( 実際は違うようです・パンフレットより )


エンドクレジットで、

アンナチュラルで一番好きな登場人物が出ていることに気づき、

そこでそれに気付かなかったことに動揺したのか、

Twitterで、エンドクレジットの最後がよかったという感想に驚き、

もう一度観なければならないようです。





主人公は、タクシーで乗り付け、ずっと配送センターにいて、
終盤に配送センターを出て、動き回る。


主人公が自分が派遣された背景を元から知っていて、
背景の真実を知り、行動が変わる筋書きのほうがよいような、
でもたぶん尺が足りない・笑





20240822、金曜日の公開初日、

歌舞伎町の映画館に出かけ、21時過ぎの回で観ようと思ったら、

ひとつ前の回で火事騒ぎがあったそうで、

上映が遅れているとのこと。

大混雑の入場ゲート付近を横目にポップコーンを買う列に並んでいると、

30分余り遅れで、入場開始。

拍手が起きました・笑

という覚書。

上映終了後、上映遅れによる、特別ご入場券をいただきました。






20240830・金曜日の夜に、特別ご入場券を使わせていただき、2回目を観に行きました。

バイク便のシーンを一所懸命に観た・笑

やはり最後のサスペンスとカタルシスは素晴らしく、

2時間の娯楽である映画のしめくくりとして文句ない。


エンドクレジットの最後のクレジットは、
特別なものではなかった。

逆に、そう書かないといけない筋書きにしなければいい、

と元から思っている。




・ラストマイルにいる、

 シングルマザー家庭のいたいけな子供たちが、

 母の誕生日の贈り物を得ようと考える。

 What do you want?

 そのことを実現するために存在する、

 DAILY FAST、(その標語)、

 ブルーパス、ホワイトパス、

 物流会社、下請配送。

 ラスト一種爽快なカタルシスの背景に並べられた、

 それらの事柄に、

 いろいろと考えさせられる構造を

 脚本家が配置しているのであろうと想像する。


 エンターテインメントと社会に対する問題提起を両立させている、

 このドラマシリーズの特徴といえる。


アンナチュラルの感想
 http://inatt.tokyo/article/458024514.html

MIU404の感想
 http://inatt.tokyo/article/476851598.html





posted by inatt at 18:03| Comment(0) | 感想など・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: