2024年11月04日

【ドラマ】 団地のふたり 2024年



NHKのドラマ ( wiki

第1回

10回くらい笑った。

名優さんたちが、
団地でくすぶっている住人とは思えないオーラを放っているところが、
いちゃもんですが、難点・笑


第3回

せつなく、笑った。

団地に住んだことないのに、
いろいろ頷けるのはなんでだろうと考えていたら、
団地みたいなところに1年半住んでいたこと、
忘れていたことを思い出した。


第7回

高校2年の夏に亡くなったM君のことを思い出した。

全然別の話なんだけど。


第10回

小泉今日子のトホホ顔(の演技)、初めて観たかも














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2024年10月14日

【ドラマ】 坂の上の雲 2009年・2011年



NHKのドラマ。( wiki )

2024年に再放送が始まり、観返しています。


テーマ曲「Stand Alone」が、小説も含め、
この物語全体を表現できていると感じ、
あらためて驚嘆しています。



・リーさん(菅野美穂)が好い。

・秋山八十九翁(伊東四朗)が好い。

・死亡通知状のエピソードが好い。

「これな、フランス語で父さんのことが書いてあるんじゃ、
 父さんの名、秋山好古大尉の父として、
 フランス人にも知れ渡ったぞな」

( ・戦争で死んだ人の話は日露戦争の前はひとり(花田)?
   また、脚本が、このようなエピソードを日露戦争前にいれる必要を感じている。)

・秋山兄弟の親思い


■第6回 日英同盟

義和団の乱の際、欧米の軍隊(映像ではロシア語を話す兵士)は
無差別殺戮、略奪を行ったと描かれている。

誰が、やったやらなかった、ではなく、
自分はやらない、ための覚書。


「翁が正月礼にまはる時には必ず一枝の寒梅を袖にして“のどかな春でございます”といひ給ひしとか。」








いちだ(一朶)とは、一枝?
「一朶の雲」と表現すると、どのような雲(ひと群れ、かたまり)を表しているか。





小説・坂の上の雲の感想

 http://inatt.tokyo/article/398822346.html




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2024年10月13日

【ドラマ】 光る君へ 2024年 ( 書きかけ )



書くことで己の悲しみを救った





・全部藤原大河



・昼メロ大河、あるいは少女漫画大河(嫌いではない・笑)







・高校国語便覧を買った・笑

自分が高校生のとき、こんな素晴らしい本があったのか、どうか。
あったとしても、ちゃんと読んでいなかったんだろうな・笑



・紙、筆、墨

清少納言が中宮定子に仕えていたこと、

紫式部の父が越前国司を務めていたこと、
式部が道長と繋がりがあったこと、

が、紙を入手しやすい環境と関係があったのか、どうか。

頭の中に言葉が生まれても、

紙と筆と墨がなければ、それは形にならず、

後世の我々が知ることができない。

そして、今、

Twitterやブログに想いを残す我々のことを思う。






■各回に関する呟き

第6回


第7回

歴史上の出来事だって、
思いを日記にあえて書かなかったり、
貰った歌を焼いてしまえば、
後世には伝わらない。


第12回

三郎は、豊かで高貴な家の弟属性で、穏やかな性格で、
周りが何かとお膳立てしてくれる、
恵まれた環境で育っているんだな、
これがどのように成熟していくのか。

第14回



第39回

まひろが大石静に思えるときがあって、・笑

こちらが期待するほどには、自分が紡いだ物語に深い思い入れを感じず、

道長が、中宮と敦康親王の関係を藤壺と光源氏になぞらえて心配しても、

物語は物語、と気にする様子はない。

しかし、

自らの弟の死には慟哭する。

そういうものなのかもしれないし、

これからの物語で変わるのかもしれない。


第44回 「望月の夜」

放送日2024年11月17日の月はほぼ満月だそうです。












ラベル:#大河ドラマ
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2024年05月18日

【ドラマ】 花へんろ 1985年



昭和とは どんな眺めぞ 花へんろ





(20240518記)

NHKのドラマ

2024年にBS4Kで放送されているものを観ています。

初見なのですが、

第2回あたり、

えもいえぬおかしみのある雰囲気を楽しんでいます。


「おしん」が1983年、このドラマが1985年、

そのころ、

わたしは、戦前を描くドラマにあまり興味が湧かなかった。





第4回

バカみたい ( 東京のモガの効能 )

でも、終わり方が好かった。







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2024年04月01日

【ドラマ】 舟を編む 2024年 ( 書きかけ )



「お仕事ドラマ」って「尊い」


このドラマを好きになったら、
世の中の辞書制作に携わる人、
皆が「いい人」なんじゃないかと思うでしょう。

人間、皆、好い人なんだから、

ありとあらゆる「お仕事ドラマ」によって、

世の中、みんないい人でできていることを知ることができる。





2024年のNHKのドラマ ( wiki

原作を読んでいませんが、

とてもハマって観ています。


( 今の私の机の上には辞書はない、
  
  が、「ぬめり感」と聞いて、

  どんな感じが想像できるほどには、

  辞書を身近に育ってきたことを思い出します。

  また、同時に辞書の「匂い」を思い出しました。 )


私は、第8回まで、この物語でいう「中型辞書」とは、

「広辞苑」よりも小さいものを想像していました。

すみません。(平謝り)



第1回

冒頭は、2017年7月5日


第5回

ウムン

精一杯からかうだよ

疑いましたか、疑いました、疑ってください、はい、疑います


第8回

印刷した紙で手触りを確認してみたいな、と思いました。(煩い)


第9回

以前観た4つの装幀も素晴らしかったが、

今回のは、瞬間に決まるという説得力を持っていたのが、

凄いなと感心しきり。


第10回


私の死後、あなた方が言葉を潤沢に、巧みに使い、私の話をしてくれる。
その時私は、確かにそこに、あなた方と共にあるのです。
言葉は死者とも、そしてまだ生まれていない者とさえ、
つながる力を持っているのだと……

つながるために、人は言葉を生み出したのだと、そう思えてならないのです。
その瞬間、死への恐怖は打ち上がった後の花火の様に散り去って、
消えることのない星の輝きだけが残るのです。

















何十年も前から、自分は知っている言葉を飯間先生が知らないとは意外だ。

最近のコンシューマー向けプリンターは滅多にジャムらないのかも。




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2024年03月09日

【ドラマ】 ユーミンストーリーズ 2024年 ( 書きかけ )



NHKのドラマ ( wiki

BSではまとめて放送されたのも、印象が変わるところもあって面白かった。


■第1話「青春のリグレット」


もう、40年も前になるのか、
麗美の「青春のリグレット」(1984年)を初めて聴いたとき、
衝撃を受けたが、

何十年たっても、これはどのような状況なのか、
腹落ちしない。


このドラマで描かれたことよりも、

もっともっと酷いことなのではないかと思ったり、


誰でもやったことのあるようなことを

描いているのかもと思ったり。


どちらにせよ、彼女は、前を向いて歩いてく。


( 反省なんてせず、変わらず自分のまま、生きていく )






忘れてないけど、覚えてないことにしている、ということもあるかもしれない。


( 松任谷由実の歌詞は、自分も他人も批判しない、ということはあるのかも )




■第2話「冬の終り」


仙川さんが主人公でした。


これからは、ドラマのなかでは、

自転車に乗るときは、

必ずヘルメットをかぶるものとなるのかな。


それはともかく、

とてもわくわくさせられた、

自転車のシーンだった。

( 夜の連続ドラマの途中のとある回の終わり方として秀逸 )


登場人物たちは普段松任谷由実の歌が好きというわけでもなく、

松任谷由実の歌詞に描かれている人のように生きているわけでもなく、

まして麻雀という単語は松任谷由実のどの歌詞にもひとつもない(と思う)が、

ユーミンの曲が想起するせつない気持ちを

表していたお話だった。


( ダブルデッキのカセットレコーダーの
  片方に、吹き込んだテープがあるとき、
  もう片方にオリジナルが入っているのは、
  偶然や物語の作為でなく、
  ものすごーく自然・笑 )


( 「冬の終り」は与えられたお題だったのか、
  自分で選んだテーマだったのか、
  いずれにせよ、
  このようなお話にするとは )







■第3話「春よ、来い」


あなたはどうか間違わないで


実は、私もアレの能力を持っている・笑

あなたも持っているのではないか・笑


それにしても、

いじめをした子に因果応報の報いがくることは、ないのだ。

だから、

あの子の敵を全力で呪ってもあれは発動しない。


代わりに「春よ、来い」と願う。

心のなかで、このドラマの風景を思い出しながら。






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2024年03月01日

【ドラマ】 作りたい女と食べたい女 2022年 2023年



NHKのドラマ ( 原作は読んでいません )


なんでもないようなシーンで、結構涙ぐみながら、観た・笑


第1回で、食べっぷりを見て恋に落ちた、
を表す比嘉愛未の演技が好いなと思いました。




主人公の家が1Kであるなら、
相対的にキッチンが大きい、
普通じゃない間取り。

椅子は部屋にひとつ

テレビも鏡もない。


( 春日さんの部屋は同じ間取りで、
  テレビがある )

第1回




第2回


こちらこそ、ごちそうさまでした

お米4号に卵8個


ふたりでいっしょに食べる料理が春日さんの作ったものであるところが好かった。


第3回


今回、春日さんが、
( 自分が口にした食べ物のことでなく、 )
野本さんの食べているところを見て、
「美味しいですね」
と言ったところが好かった。




第9回

登場人物が温かい気持ちになっているのを観るのが好い。


アップで映るローストビーフが好かった。

でも、冷蔵庫で1時間とか冷してから食べたのかな。

おうちで作ると待ってられなくて、

まだ湯気がたっているのを食べてしまったことを思い出した・笑。



NHKのホームページから
第9回(2022年12月13日放送)登場のローストビーフについて
番組では牛の塊肉を焼いた後にアルミホイルで余熱を使って低温調理する方法を紹介しましたが、内閣府の食品安全委員会は、この方法では、肉の内部温度が食中毒を防止できるほどには上がらないのでやめるよう呼びかけていました。確認が不十分でした。大変失礼いたしました。番組ホームページからレシピを削除するとともに、調理場面の一部を修正いたしました。



第10回

「楽しいですね(月が綺麗ですね)」


何かしらの「生きにくさ」をそれぞれが抱えているとしても、

それらが、
だんだんと、少しずつ
減っていくように社会が変わっていくのなら、
いいことだなあと思わせられました。


( 野本さんは、国民皆が観る年末の番組に興味がない、
  春日さんは、男女が分かれて競う番組の結果に興味がない。
  何に興味を持つかはは人それぞれ。

  でも、クリスマス、大晦日、初日の出、
  そういう区切りで大事な思い出が作られる。

  また、
  野本さんも春日さんも
  ひとりきりで生活していると、
  手巻き寿司パーティを楽しむ場面が生まれない。 )


( シーズン2になったが、回数がシーズン1からの通番になっているのが好い。

  日本のドラマでは初めて見たような気がする )



第14回

恵方巻は、食べるときに喋らないということを初めて知った・笑


第16回

初めて見る、春日さんの不穏な顔

第18回



第29回

南雲さんが皆の前で一緒にたこ焼きを食べたことに、
一切触れない展開に吃驚し、
そのことで表したいことがあるんだなと思った。


南雲さんの年上友達へのタメ口も年寄りには印象的。





・PR番組で、サラダでQRコードを作るのを観ました。(20221211)

 興味深いのは、2色ではなく、3色以上使っていること。




・「ジェンダー・セクシュアリティ考証」というクレジットがあった。



 




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2024年01月13日

【ドラマ】 あきない世傳 金と銀 2024年



NHKのドラマ

現代劇では成立し難いような展開が、

時代劇というスタイルのもとでは、

人の心に訴える物語となり、愉しめる、という、

面白さを感じています。





時代劇のドラマ制作は減ってきていると思いますが、

大河ドラマという枠をもっている、

NHKが時代劇を作り続けていることの重要性。





20240205追記

最終回まで観て、

さすがに物語展開に「やりすぎ」を感じたのですが、

( 兄弟ふたりまでなら分かるけど...)

お話の前振りは、ここまでで、

ここからが本番なのだ、ということであれば、

まあ、飲みこめなくはない。

シリーズ化する気満々で制作開始したのなら。

( 原作未読です )




ラベル:#時代劇
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2023年11月10日

【ドラマ】 ブギウギ 2023年



バドジズデジドダー




「ラッパと娘」の練習シーンに感動した。(第29回)


草g剛氏が「朝ドラ名シーン」と自画自賛していたのはここだったか、どうか。
(20240315あさイチ)







・もらい子

血の繋がっていない親子、が重要な要素になっていると思いますが、

六郎に焦点をあわせると、

自分が本当の兄弟でないと思いこむ、
彼の内心の孤独にもはっとさせられる部分があります。










笠置シヅ子の「ラッパと娘」が昭和14年(1939年)とすると、
このような音楽が心に刺さる、今の世相との共通項が気にかかる。


第35回



移籍騒動のあと、賃金アップ交渉をする朝ドラヒロイン、
新しい描き方だと思いました。

スズ子の歌と秋山のタップがカットバックする演出は、第7週を担当した泉並敬眞ディレクターのアイデアだそう。

「湿っぽくしないのが『ブギウギ』らしい 秋山はスズ子と別れて大阪へ…「せっせっせ」「車内タップ」で表現した“絆”と“新たな旅立ち”」
https://maidonanews.jp/article/15057725


( 秋山美月も、スズ子と同じく、

  物語に登場しないあいだもずっと、

  エンタメの世界で頑張り続けていたのだと

  わかるエピソードが好かった。(第124回))


第112回

先達を尊敬しながらも、
野心も心に秘めた勢いのある新鋭、

キャリアの黄昏を感じてはいるが、
円熟した実力で受けて立つ、大立者。

言葉では書けますが、

映像に具現化されていることに感嘆しました。


特に、スズ子のパフォーマンスが、

物語を通じて、

年を経た変化を表現していることに驚く。

( 中の人も、
  歌が進化していっているように思える )


羽鳥先生の表情は、

片割れの歌い手の旬が失われれば、

自分も半分死ぬ、のような心持ちだったのでしょうか。












だから、フィクションは素晴らしい。

( 「紅白でMISIAの一曲前にeverything歌いたい。思い入れあるんで」
  その若手歌手も後に超大物になると、それも「伝説」になるのだけれど )










ラベル:#朝ドラ
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2023年09月30日

【ドラマ】 らんまん 2023年



2023年上期の朝ドラ ( wiki


主人公だけでなく、

脇の登場人物たちが、主人公を輝かせるためでなく、

時代や運命に規定された人生を生きていて、

それぞれの想いが描かれ輝いている、

脚本、演技、演出が印象深い。


・入れ替わっていく十徳長屋の住人たち

 ちょっとした発明だと思う・笑





劇伴もとても好いが、

私はセロの劇伴が好きだということを再認識した。


週の終盤のクライマックスだけでなく、

毎回かなりの頻度でうるうるさせられる。


( 20230904追記

  物語の終わり方にも興味がつきない。

  主人公は、育ての親が望んだ桜の木の病による枯れ死や

  生家の腐造を防ぐことはできなかった。 )






■呟きの記録





・土佐藩主山内家の筆頭家老家・深尾家・高岡郡佐川1万石

・名教館(めいこうかん)・伊藤蘭林




本物の絵師が画を描く動きを撮るためのキャスティングなのだろうか。

棒読みっぽい台詞回しだと感じていましたが、
棒読みだったんですね・笑

でもそれが好かった(強調)


第54回



第55回

「時が来ましたか」

美しいシーン

( 明治15年9月5日(火曜日)大安 )




物語上の歴史的な価値観と現代の価値観の混ぜ方が上手だな、と思います。

「植物学者」と名乗れるまで、夜も昼もなく努力し、
釣書を世話になった人に頼む。
しかし、
女性が男性のところへ出かけていく。


第65回





第69回



第110回

平瀬作五郎

第115回

明治三十年代の東京市ですらない田舎町渋谷、

最近渋谷の街を歩くことが多いので、大変興味深く観ている。



井上順さんも感慨深い役柄だったのでは。







第122回

この雪の消(け)残る時にいざ行(ゆ)かな山橘の実の照るも見む 大伴家持

(山橘は、別名、十両またはヤブコウジ。ヤブコウジはヤブラコウジのブラコウジでもあるらしい)










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