エコノミスト臨時増刊、
マイドクターvol.2
脳梗塞
ならないために
倒れても復帰するために
という雑誌にオシム監督のインタビューがあり、
その中身にちょっと感動しました。
病気に倒れる前と同じに
ちょっとかっこつけて
発言しているのですけど、
事は命に関わることですので、
それがはまっていました。
「
わたしの命は病院で救われた。
日本で倒れたのはラッキーだったと思っている。
ドクターたちは、
特別なことはしていないと言ってくれたが、
本当に感謝している。
意識が回復したとき、看護婦さんたちが
「おはようございます」や
「おやすみなさい」を、
ボスニアの言葉で言ってくれた。
あらかじめ、
わたしが回復する準備をしていてくれた。
それは大きなことだった。
」
「
リハビリの話は、
順天堂浦安病院にいたときから聞いていた。
命を救ってもらった次は、
自分の機能を回復する番だ。
ドクターやスタッフはプロフェッショナルだ。
わたしの命のために戦っているのに、
がっかりさせるわけにはいかないだろう。
」
「
わたしは日本代表監督という仕事を
成し遂げていない。
まだ終わっていないという思いが、
つらいトレーニングを続けさせたと
思っている。
いつかは続きを再開したいと思いが、
モチベーションだった。
」
「
倒れる前よりも、家族を大切に思っている。
そばにいてくれることに感謝している。
サッカーは、人生の縮図だと言ってもいい。
人生のさまざまな要素が凝縮されている。
だが、サッカーは一部であって、すべてではない。
サッカーも素晴らしいが、
サッカーより大事なものがある。
」
「
普通の生活がしたいと思っている。
もっと良くなりたいと思っている。
日本代表がワールドカップの予選を
突破してほしいとも思っている。
」
「
リハビリはこれからも続ける。
だって、ベンチで倒れるわけにはいかないだろう。
それは、
エレガントではないからね。
」
プロフェッショナルは、
何がプロフェッショナルな所以なのか、
よく知っている。
そして、
仕事や目標に対する執念、
サッカーへの情熱、
日本代表への愛情、
病気により深まる家族への感謝の念。
たった2ページながら、
素晴らしいインタビューでした。
20220501追記
【訃報】元日本代表監督イビチャ・オシム氏が死去 80歳https://t.co/MUYoj9gTpN
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 1, 2022
かつて指揮を執ったオーストリア1部のシュトゥルム・グラーツが公式HPで「81歳の誕生日の5日前:世紀のコーチはもういない」と伝えた。オシム氏は2003〜06年にジェフ千葉、06〜07年に日本代表を率いた。 pic.twitter.com/FDI9iomCVY
お悔やみ申し上げます。





