2021年03月12日

【マンガ】 よつばと!



20210312記

15巻の帯の表に

「普通という奇跡」とだけ書かれていて、

表紙の画が帯がついていることを計算していて、

14巻の帯と同様、

いらっとしました・笑

( 「普通」って何?
  「奇跡」って何?
  ちゃんと考えての言葉なのか、と思わせる。 )


ランドセル購入のシーン、
思わず手を目にあてるとーちゃん。
そして、よつばの台詞。

そういう描写がなくても、

最後のページで、
いつもと同じような表情で
よつばをみおろすカット、
そこから、
読み手の想像力でいろんなことを感じることができる、
そこが、このマンガの好きなところでした。

 
20200407記

【14巻の感想】

今までと同じく、面白く読めました。

・帯のこと

大変がっかりしたのは、帯。
「世界vs子供」とだけ書かれている。
担当者は、本当は確固たる考えをもってないけど、
それっぽいもので、表面的に格好をつけた、という印象を受けました。

作品が表現しているものに対して、
的を射ているとは思えず、
多少の投げやり感も感じてしまって、
担当者の作品に対する愛情を疑ってさえしてしまう出来だと思います。


・物語の舞台

初期の頃は、物語の舞台がどの地域なのか、はっきりせず、
それが日本のどこでもないどこかのお話、
というような普遍性にもつながっていたと思います。
(海水浴のエピソードでは、千葉のほうかなと思ったこともありましたが、)
ところが、本巻では、
明確に西武沿線と示され、
西武とJRに乗って、
代々木公園と原宿と
日本橋のシティホテルのバイキング。
物語のスケールが狭く小さくなり、

この作品が持っていた独自の世界観の魔法が解けてしまった感があります。






200810267記

【初めて読んだときの感想】

今まで知らなくて、
コンビニとかでも、目がスルーしていたようですが、
多分、絵柄が読まず嫌いだったのだと思いますが、
マンガ夜話を見て興味が涌きました。

たいへん、面白く、楽しめるマンガでした。

うまく説明できないのですが、

シンプルというか、
洗練というか、
わび、さびというか、
世の中の汚いものを見せずに済ませる高度な技というか、
究極に洗練されたひきこもりとか、
絶滅した人類の最後のひとりが読んでいるとか、

いろんなことを考えました。



20111203記

よつばと! って、
100年後に、
「日本で成熟したマンガ文化の最高峰のひとつ」
と言われているかも、と思うことがあります。

なんとか、春夏秋冬ひととおり、
物語を進めていただきたいと思います。

よつばと! (1)
あずま きよひこ

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関連商品
よつばと! (2)
よつばと!(3) (電撃コミックス)
よつばと! (4) (電撃コミックス (C102-4))
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よつばと! (6)
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2021年01月14日

【マンガ】 瞬きもせず 紡木たく 1987年

 
お父さんがビールをこぼしてごめんなさい




【連載開始時のこと】

別冊マーガレットで、
ホットロード」の連載が終わったのは、
1987年5月号(wikiによる)。

しばらく、
今でいえば、「紡木ロス」な気持ちでいましたが、
1987年9月号(wikiによる)から
最初は、
3話の短期連載として発表された、
「瞬きもせず」

(最初は全100ページ前後編2回掲載となっていたが、
 実際は3回掲載になり、
 さらに長期連載に変更になった記憶)

当時の少女マンガが
どこでもない空想的な小綺麗な街を舞台にしたお話が
ほとんどであったところ、

この作者の物語は、
多くの作品が横浜・湘南を舞台としており、
現実感のある背景描写が印象的でしたが、
更に進めて、
登場人物たちが方言を話し、
どこかよくわからないけれども、
日本の田舎だと確かに判る、
地方を舞台にして、

お父さんが陽気に酔っぱらっているところを
同級生に見られて恥ずかしいと思う
純朴な高校1年生のひと夏のお話。

すごく新鮮で夢中になりました。




【紡木たく作品の主人公たち】

まず、「瞬きもせず」という作品は、タイトルが好い。
紡木たくの作品のための言葉のような気がします。
終に、この作者は、
大人を主人公にすることがなく、
子供が大人になることを描きませんでしたが、
紡木たくの作品の主人公は、
みんな「まばたきもせず」何かを見つめています。
紡木たくの作品全部、
タイトルが「瞬きもせず」でも、違和感がないとも思うくらいです。


【ラストの追加】

この作品のラストは、
連載時は、
かよ子のモノローグで終わっていましたが、

単行本、文庫になるごとに、
複数回改訂され、
カットや台詞が追加されています。

確かに、
連載時に最終回を読んだとき、
少し物足りなさを感じた記憶がありますが、
最新の版なら、
その物足りなさが解消されているかというと
そういう感じもしません。

連載時のままでも問題ないようにも思います。

かよ子のモノローグで物語が終わらず、
紺野のその後をお知らせする、
この追加は、
紺野の行く末にいまいち納得感が
出ないことによるものでしょうか。
彼の夢が破れたままでいるところなどが。

この物語は本来、
かよ子の物語なので、
サッカーに焦点がいって
物語が閉じるのは変な感じもします。

確かに、
今のままでは、彼が花屋の主人になるまでには、
もう1回か2回、人生に迷いそうなところがあります。

うっかりすると、
初恋をふりきった、輝也や美っちゃんのほうが、
印象深く、魅力的になりかねないところがあります。

この点については、
ラストをいじることだけでは、
うまくいってないように思います。

もし、私が作者に望むとすれば、
東京にいるときの紺野のお話を外伝でもよいので、
追加していただきたいです。

紺野が、東京でひとり、それなりに頑張りながらも、
夢がかなわず、かよ子に別れを告げ、
その後、故郷に戻ることを決意する経過は、
基本的にかよ子の視点、気持ちから描いているため、
かよ子の残した伝言で彼が帰郷を決心したような形になり、
彼の主体性が感じられません。

従って、その部分をそれなりな分量で、
紺野の視点で描き、
彼が彼なりに納得して、
故郷に戻ることを決断した、
また、新しい夢を見つけた、などの
物語を読んでみたいと思いました。

(20061110記)


20210114 追記

最終回掲載の別冊マーガレットを再び読む機会がありました。

かよ子の独白と、
サッカーボールと戯れる少年のカットで終わります。

(今の単行本の版ではこのカットを見開きにするために書き直されているようです)

今の私は、連載時のこの終わり方で全然問題ないと感じました。





【紡木たく作品の背景に流れる音】

紡木たく作品を読み始めた頃、
街の雑踏の音、
特に、
街に流れ漏れている音楽が聴こえてくる(ような気がする)のが、
(描き文字で描かれているからでもありますが、)
とても印象的でした。

個人的な思い出として、

「みんなで卒業をうたおう」と「机をステージに」を読んだとき、

ある曲が自分の頭のなかに、
自然に流れだしたことに驚いたことを覚えています。


(作者の頭の中では尾崎豊かもしれないのですが。)


読む人の内面に豊かな心象を湧かせる力を感じることがあります。




20131020記

2013年の4月から9月まで、
朝ドラあまちゃんを観るのが1日の最大の愉しみであった私ですが、

能年玲奈が『ホットロード』の宮市和希を演じるというニュースに驚きました。

何に驚いたかというと、
紡木たくが、ホットロードを実写化できると考えているらしいこと。

紡木たく作品は、映像化することがとても難しいものと感じていましたし、
作者本人がそれを望んでいないと思っていました。(**)

( 映画ホットロードのホームページには、
  原作者のコメントページがあったのですが、
  現在はなくなっています。20161119 )

和希や春山のような人物を映像化することなど可能なのでしょうか。
特に、春山は、現実には存在しない、妖精のようなもの、という感じがします。

そのような現実感の薄い人物造形を実写の現代の物語で成立させている例は、
私が観たもののなかでは、
夢千代日記の吉永小百合ぐらいしか思いつかないです。

または、
作者が作品にするにあたり心の中に映っていたものを
そのまま映像にすることができたとしても、
それを他人が見て、
共感するかどうかは別の話のような気がします。

あえて言うと、
今、幕末の物語をドラマ化するような感じで、
100年後に、昭和の終わりの物語として製作されれば、
成立するかもしれないなあと思いました。

一方、
絵里やリチャードや茂には、
自分の周りで、
街で、
たくさん出会っているように感じます。

彼らの描き方が重要なのかもしれません。


( ホットロードの感想
   http://inatt.seesaa.net/article/398821675.html )
   

(**)
瞬きもせずコミックス7巻165ページに、
(H) WA EIGA NIWA SHINAI。
という作者の書き込みがあります。
これは、ホットロードのことだと
思っていました。

(参考)
 http://www.tsumugi-taku.net/message/48.html


 
みんなで卒業をうたおう (マーガレットコミックスDIGITAL)
紡木たく

みんなで卒業をうたおう (マーガレットコミックスDIGITAL)
机をステージに (マーガレットコミックスDIGITAL) やさしい手を、もってる (マーガレットコミックスDIGITAL) 純―JUN― (マーガレットコミックスDIGITAL) 瞬きもせず 1 (マーガレットコミックスDIGITAL) 瞬きもせず 2 (マーガレットコミックスDIGITAL)



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2020年12月19日

【マンガ】 熱いぜ辺ちゃん 1986年



「生き方」とは、「辺張待ち(ぺんちゃんまち)」とどう付き合うかということなのかも




福本伸行のマンガ。

第16話までは1986年〜1987年に連載。主人公は大学2年生。

「天」や「アカギ」より前の作品です。

私は掲載紙を毎月読んでいました。
現在の作者の作風とも、
掲載紙の他のいわゆる麻雀マンガとも
異なる雰囲気の作品であったことを覚えています。
かといって、一般マンガ雑誌に掲載されるような感じはしない・笑。
70年代以前の青春もの作品のような気配もあります。

第16話でいったん連載終了しています。
ということは、あまり人気がなかったのかもしれませんが、
とても印象に残った作品でした。

「アカギ」などが人気になったあと、
第17話から最終話(第21話)までは1994年〜1995年に連載。
第16話から7年経ったとされていて、作中の出来事は1994年9月。

1987年に第16話までで、全1巻の単行本になり、
1995年に最終話までの全2巻の単行本として再発行されています。
作者が「アカギ」「カイジ」などで人気作家となったあと、
初期作品をまとめたものが2004年と2008年に発行され、
本作品もあらためて出版されています。

掲載/発行年月はWikipediaからの引用


私はそのいずれの単行本も購入した記憶があり、何度もこの作品を読んでいます。

第10話(HEAT.10)「若者へ」が忘れられないからです。
いや、忘れていたことを、何度も思い出させられたからです。

物語は1986年12月24日から始まる。
浮浪者歴13年の70歳を超えたおじいさんが登場し、
余命3か月で入院するも、
何度も主人公に「おらをかつぎ出せ」と頼み、
病院を脱走し雀荘に行こうとする。

主人公は、おじいさんのことを
「自由で奔放で楽天的で」「最後まで情熱的に生き」たと考えるが、
おじいさんの死後、残した手紙を読むことになる。

反則かもしれませんが、
その手紙を全文引用します。


気が付くとボーっとしちゃう若者へ
ありふれた若者へ

70年生きて経験のある事だから話します
私は怠惰でした

よく1日頭が痛くなるまで寝ました

私は食事の後、風呂の後、酒の後、何かを3時間以上続けてした後眠くなるのです

ほとんど絶望的に怠惰な人間でした

やりたい事はやまほどあるのに体を動かす段になると億劫で結局何にもしませんでした

精神だけでフワフワ飛んでいけたら私はどんなに行動的だったことでしょう

自分が考えているよりも自分の体はズーッと重いのです
自分の重さなどという事も寝込んで立てなくなってから気が付きました

そしてその「怠惰」という重さの弊害も…
このふたつに抱きつかれたら誰だって一歩も動けません…

でも…
いいかげんなところでふっきらないといけません
なんといってもいけません
「よいしょっ」とかつぎ出して下さい
自分の体重と怠惰を…

どうもそれ位の気構えじゃないとダメみたいです

病院で動けなくなってから愚かにも私は気が付いたのです
無性に生きたくなった…
私は今までの人生がたまらなかった

私がやる気になった時もう体は動かなかったのです

未来あるみんなへ
ぜひ自分をかつぎ出して欲しいのです
怠惰と体重をふりきって…

自分を街へ
人へ夢へ
明日へ

どうかできましたら
私の事を他人事だとか特別だとか思わないで欲しいのです

私は昔
気が付くとボーッとしている若者でした
ありふれた若者でした


1980年代に大学生だった筆者は、
授業にも出ず、やりたいこともなく、
だから、テレビゲームやパチンコや麻雀をして、
(だから、麻雀マンガ雑誌を読んでいる)
このマンガの第14話に出てくる、
歌舞伎町午前5時に佇む雰囲気がよくわかる。

そんな自分にこの手紙の内容が突き刺さりました。
自分は怠惰なんだと。
そして恐ろしく思いました。
死ぬ前に同じ思いをもつことになったなら。

作者はこの老人が特別な人と考えていないから、
この手紙を提示しているわけです。

そして、とても残念なことに、
このマンガを読み返すたび、
自分は怠惰に人生を送っている、
と思い出させられるのです。
性懲りもせず。

2020年に、10年ぶりくらいに、
また私はこのマンガのことを思い出しました。

最初にこのマンガを読んでから30年以上経ちました。
もう、忘れないよう、たびたび思い出せるよう、
自分に向け、このエントリーを作成しました。



(鬱病の人に頑張れと言ってはいけない、
ということが常識になっている今、
動き出せない人に鞭するようなことを言っているように
受け取られてしまうかもしれませんが、
それは当エントリーの趣旨ではありません)

(手紙のおじいさんに今、思うこと、
このマンガ全体のこと、
辺や山崎は今どうしているか、
福本伸行の作風の変化、
など、
まだ書いてみたい話題はありますが、
またの機会にします)

本作で主張している、
前向きに生きることと、
麻雀にのめりこむことは矛盾している・笑。

麻雀マンガ雑誌に載せるマンガなんだから、
というのは置いておいても・笑、
そんな矛盾が、
福本氏の作品の味なんだと思うのですが、

ただ、刺激的な勝負の描写を
たくさんの人が消費することにより、
作品がメジャーになったのは、
皮肉というか、
それが世の中というか、
いろいろ思うところがあります。

カイジが、
「そうだよな、地道に生きよう」
と言ったら、話が終わる・笑

でも、
本作の最後で登場人物が手にした大金も、
結局、見につかなかったであろうことは、
断言できる・笑。


本作は私にとって、
ずっと忘れないでいたい作品ですが、


辺ちゃんやカイジをお手本に生きてきました、
なって人はいるだろうか、ということ・笑。





覚書

第5話 「人は俺を見てなんかいなかったよ」

どんな名勝負も後ろから(紙の上で)眺めていたところで身にならない。


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2020年12月16日

【マンガ】 To-y 1985年



【To-y 30th Anniversary Edition 3 (第3巻)の話】

連載時のカラーを再現した、
トーイ 30周年完全版。

68ページ目がカラーで、
69ページ目がモノクロなのですが、

69ページの遠藤プロデューサーの台詞、
「園子…」
は、連載時は、

( カラーに間に合わなかった… )

というような台詞であったのを、
単行本になるときに、
全ページモノクロでも不自然でない、
今のものになっていると、
記憶していました。

カラー再現の完全版なので、
台詞も戻していただければ
よかったです・笑

それが書きたかっただけです・笑


( 連載時のカラーページに登場できない、
  と作中人物が嘆くネタは、
  同時期に少年サンデー連載だった、
  究極超人あ〜るにもあります。
  どちらが先であったのかは、
  記憶が定かでないです。 )

(20160229記)





20201128記

この物語の素晴らしさのひとつは、

ニヤという、

音楽を聴く、受け止める人、
パフォーマーを応援する人

を魅力的に描けていることではないかと思います。

自分の好きな音楽を追いかける、
好きな音楽を創る音楽家を追いかける、

私は読み手として、ニヤに感情移入していました。

そこが、
音楽を創る・パフォーマンスする人を描いた他の物語との違いがあるように思います。



また、
音楽に加え、

登場人物それぞれが、好み、自ら選択している、

髪型やファッションなどのスタイルがあり、

読者がそれらを含めてキャラクターを愛す、

ドラえもんの登場人物の髪型や着ている服とは違う、

描き方の嚆矢のように感じています。





20201127追記

・マニ籐のお面のグッズがあるのなら、絶対買います・笑





20201130追記

吉祥寺へ、「上條淳士『TRIBUTE TO TO-Y』展」を見に行きました。
  http://www.libestgallery.jp/2020/20201119.html

原画を見ることができたのがとても嬉しかった。

印象的だったのは、印刷かと思ってしまうほど、きれいな原稿。

当時と現在の絵柄の違いにも思うところがありました。

同じ人物を描いても、髪質が明らかに違う・笑。
今より細く、柔らかい、後れ毛がある。

ゆうきまさみと河合克敏の絵があったので、
(河合克敏は、上條淳士との初対面の場面に、
YOKO・村瀬葉子も登場させている)
1980年代の週刊少年サンデーに連載していた作家たちの絵柄が
とても好きだったことに思いをはせました。

あだち充、ゆうきまさみ、上條淳士、河合克敏、とり・みきなど。
(とりみきは長い連載ではありませんでしたが)

(江口寿史と大友克洋もありますけど、サンデーが好きでした。)

描線がシンプルで、過剰な描きこみがないところに洗練を感じ、
(顔面に皺がなく、つるつるとか・笑)
重要なカットこそ、効果線や効果音に頼りすぎない、
止まった絵、リアルな背景画から動きやその場の空気を感じる。





20201216追記

何年ぶりかわからないが、
「山田のこと」を読んだ。

あらためて思ったのは、

本編とこの外伝以降、

トーイや他の登場人物はともかく、

私は山田二矢に一度も再会できていない。


この物語は、

1987年に完結していたのだと思った。







To-y 30th AnniversaryEdition 3 (小学館クリエイティブ単行本)
上條 淳士

To-y 30th AnniversaryEdition 3 (小学館クリエイティブ単行本)
To-y 30th AnniversaryEdition 2 (小学館クリエイティブ単行本) To-y 30th AnniversaryEdition 4 (小学館クリエイティブ単行本) To-y 30th AnniversaryEdition 5 (小学館クリエイティブ単行本) To-y 30th AnniversaryEdition 1 (小学館クリエイティブ単行本) ユリイカ 2016年2月臨時増刊号 総特集◎江口寿史
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ーーーーー

ふと、

2016年1月のSMAPの解散騒動のことを思い出しました。

大手芸能プロダクションの敏腕マネージャーの独立騒動と退社。

結末が少し違うみたいだけど。

「ねぇ、中居くん おどってる?」


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2020年09月14日

【マンガ】 ガラスの仮面 ( 2016年までの感想 )



20200914記

15年以上、何度も同じことを書いて、
世の中の人も同じことを思っていて、(*1)
「冗談みたいなこと」が冗談でなくなっており、

(最初に作者の健康を心配し、
 次に先立たれた方々の無念を想像し、
 最後に自分の寿命について懸念しています・笑)

もう、私も新たに書くこともないと思うので、
自分まとめをしました・笑

(完結したら、第1巻から読み直して、感想書きます、が、 
 Kindle版全巻まとめ買いが、21,168円だったので、吃驚・笑)




20050130記

物語の完結前に、 読者よりも自分が先に死ぬことを 作者は想定していないのだろうか?




20090209記

【マンガ】 ガラスの仮面 第43巻 ふたりの阿古夜(2)
 
安定して面白いですし、
絵柄が変わらないのも印象深い。
ベテランの方でも絵柄が変わっていく場合も多いので。

しかし、
前に似たようなことも書いたことがあるのですが、

今回思いましたのは、

例えば、1976年の連載開始時に10歳であれば、
今は、42歳。
( 美内すずえ氏は、現在56歳? )

この調子で、物語がまとまるまでに、
10年以上かかってしまうと、

大ファンで、ずっと読み続けてきたのに、
ラストを知ることなくお亡くなりになる方が、
今後続出することになるのではないかと。

冗談みたいなことですけど、
そういうことも考えて、
もっと早く続きを描いていただきたいと思います。




20090830記

【マンガ】 ガラスの仮面 第44巻 ふたりの阿古夜(3) 無人島に持っていくもの。
 
あー、面白い。

無人島に持っていくものは、
ガラスの仮面、全巻大人買いセットにします(笑)

物語が終わってないから、不向きじゃないかって?

いえいえ、1巻からまた読み返します。

永遠に読み続けられそうな予感。(笑)




20121010記

【マンガ】 ガラスの仮面 第49巻
  
ここ何年もずっと同じことを思うのですが、
ガラスの仮面の連載が始まったときに、中一とか中二の人が今50歳で、
まだ物語の結末を知ることができない・笑

最近は、
物語の完結を読む前に、自分の寿命が尽きたらいやだなと
考えるようになりました・苦笑


【今後の物語の展開について】

・姫川亜弓の目は治る
 
 今の状態は、彼女が紅天女の演技を掴むプロセスだと思う。

・鷹宮紫織は正気を取り戻す

 マヤが演技で人の精神状態を治すという奇跡を具現するのでは。

・月影先生の健康状態に問題がなさそうであればこの物語はまだまだ続く・笑

 月影先生の思いが次世代に引き継がれたときが物語の終わり。





20160712記

もしかしたら、今、ミウチ先生の指導のもと、
ふたりの弟子のマンガ家が書いた、
幻の名作、ガラスノカメンのふたつのバージョンが制作されていて、
もうすぐ発表されるのではないか・笑





(*1)Amazonカスタマーレビューより 20200914


・最終回を楽しみにしている母は、もう70歳を越えてしまいました。
・私は現在60才です。私が死ぬ方が早いか、最終話が出る方が早いか‼是非とも死ぬ前に最終話が読みたい‼お願いします
・美内先生は神がかっておられるので100歳でも200歳でもマンガを描き続けられるでしょうが、わたしたち読者は凡人なので、いつ息絶えるかわかりません。多くの仲間たちが力尽き、去って行きました。なにとぞ、なにとぞ、続きをお願いします(吐血)。
・母が楽しみにして、私が購入し一緒に読んでいました。母は去年亡くなり、もう読めないんだと残念に思います。
・私は現在55歳。(ガラスの仮面)が雑誌に掲載されたのは、私が11〜12歳くらいの時でリアルタイムで読みました。その当時、まさか自分がこの歳になるまで、この漫画がまだ終わっていないなんて想像もしませんでした!絶対死ぬまでに、最終回が見たいです。そうでなきゃ死んでも死に切れません!!!

( 本当に笑えない笑い話になっているのですが、

  ここまでくると作者は読者のことを全然考えていない、

  と言われても仕方がないと思います。)





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2016年08月07日

【マンガ】 なぜか笑介

 
作者の聖日出夫氏が、2016年3月にお亡くなりなったそうで、
2016年6月に出版されたワイド版ムックをコンビニで手に取り、
ひさしぶりにこのマンガを読みました。

また、
この連載の元となった読み切り作品「多少難アリ」が
掲載されていて、初めて読むことができました。

1982年から連載されたそうですが、
通勤電車は国電、
ひとつの課は、机を並べてできた島、
机の上にパソコンはなく、書類と黒い電話だけ。
徹夜で作成する顧客へ提出する資料を、
カリカリと鉛筆と電卓で作成する。

奥さんは社内結婚、
先輩OLは、経験や能力を十二分に持ちながら職場の「花園」

そんな今とは全然異なる職場の環境ながら、
中身の物語には、
今でも通用する内容があるということを確認しました。

さて、
大原笑介や、高山係長や花園さんたちは、
2016年に、どんな生活をしているのか。


なぜか笑介 第1集 (My First Big SPECIAL)
聖 日出夫

4091183344

関連商品
なぜか笑介 第2集 (My First Big SPECIAL)
なぜか笑介 3 (My First Big SPECIAL)

  
  
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2015年11月14日

【マンガ】 orange 5 高野苺

 
カラーカバーの表紙と裏表紙だけでなく、
カバー下の表紙と裏表紙も見る必要がありました。


最近は電子書籍も普通になってきて、

とにかく早く見たいから、
kindleで買ったり、
すぐ見たいのに、
あえて、本を買ったり、

本とkindle両方買ったり、
いろんなパターンがあるのですが、

kindleだと
このことはどうなっているのかしらん。

( あえて調べる手間はかけないけど )


orange(5) (アクションコミックス(月刊アクション))
高野 苺

orange(5) (アクションコミックス(月刊アクション))
orange(4) (アクションコミックス(月刊アクション)) orange(3) (アクションコミックス(月刊アクション)) orange(2) (アクションコミックス) orange(1) (アクションコミックス) 世界の端っことあんずジャム(4) (KC デザート)
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2015年09月25日

20150924 【マンガ】 会長島耕作 5


 
島耕作の肩書きが何になろうが、彼が何をしようが、
だいぶ前から興味がなくなっているのですが、

本屋さんでふと目に入り、
帯に「今野輝常ついに逝く」とあったので、
つい買ってしまいました。

今野は何故死んだのか。
島耕作が経済校友会で、
高齢者の自殺の勉強会をする都合です。

これまで、何十人の登場人物が島の行動の都合で人生を曲げてきたことか。

今野は会社人として問題がたくさんあったかもしれないが、
物語の表舞台から降りれば、暖かい余生があっても別に構わないと思う。
それが、島耕作のために、
ゴミ屋敷の鬱病の老人となって、物語に登場させられる。
それは、会社人のときのふるまいの因果応報ではなく、
島耕作の行動の都合だ。

思えば、島のサラリーマンとしての師匠である中沢も、
会社人としては大変魅力的であるのに、
私生活や死に様は不幸感が漂う。
それは中沢の生き様の反映にも思えるが、
いったん、
島を会社の主流からはずす、
物語の都合で早世させたようにも見える。

というわけで、
島耕作の生き様にはもう興味がないのだけれど、
島耕作自身の死に様はどのようなものになるのか、
必ず確認したいと感じたのでした。


( それにしても、小暮さんは何歳まで探偵をやらされるのか・笑 )


会長 島耕作(5) (モーニング KC)
弘兼 憲史

会長 島耕作(5) (モーニング KC)
学生 島耕作(3): イブニング 黄昏流星群 50 (ビッグコミックス) サラリーマン金太郎 五十歳 2 (ヤングジャンプコミックス) 学生 島耕作(2) (イブニングKC) カバチ!!!-カバチタレ!3-(9) (モーニング KC)
by
 
( 関連ツイート ) 
https://twitter.com/the_kawagucci/status/614983217225924608 

・海外単身赴任中に発注先社員と愛人関係になり、
 産ませた子供を認知せず、
 その娘は、仕事上、大きな利益をもたらしてくれたが、
 親だと名乗ることをしなかったため、
 娘はクスリに溺れ、
 飛行機に突っ込まれて死亡した。

 そんな話あるわけないやん、とも思うが、
 実はこういう筋立て、歌舞伎などでよくあるようにも思う。
 ただ、
 こんなことが日本の伝統的物語で起これば、
 親は出家する・笑

 そうはならないところに、
 島耕作の物語の、
 特徴的な精神的背景があると思う。
 そのような団塊世代の死にざまとはどのようなものなのか。

(その他 島耕作の物語の特徴)

(スピンオフを全部読んでいないせいもありますが、)
・故郷、両親、兄弟などの話がほとんどない





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2015年06月14日

【マンガ】 とめはねっ! 14 ( 最終巻 )

 
ゆったりとした物語の末に、

好意を抱く同級生に書道部をやめてほしくないという、

言葉にすればあまりに素朴な、その気持ちを書にしたいと、

主人公が作り出した書の作品を示した一コマを見たとき、

感動しました。

作中の登場人物も、

 見た瞬間
 ズシッときて
 涙が出そうになる
 くらい感動した

と述懐していましたが、


読む人に、
まさしくそのとおりに感じさせる、
絵と物語の力、

素晴らしい作品でした。



 
とめはねっ!鈴里高校書道部 14 (ヤングサンデーコミックス)
河合 克敏

とめはねっ!鈴里高校書道部 14 (ヤングサンデーコミックス)
とめはねっ!鈴里高校書道部 13 (ヤングサンデーコミックス) あさひなぐ 15 (ビッグコミックス) それでも町は廻っている 14巻 (ヤングキングコミックス) とめはねっ!鈴里高校書道部 12 (ヤングサンデーコミックス) 少女ファイト(12) (KCデラックス イブニング)
by




20201113追記

無料だったので、久しぶりに第1巻をKindleで読みました。

開始10ページで、
主人公とヒロイン、
個性豊かな先輩3人が登場し、
主人公がヒロインにドキッとする。

それだけあれば、お話が転がっていくには十分。

そして、誰にでもあるよな部活の物語が始まる。


23インチのPCディスプレイに
全画面で単行本より大きな絵で
線の綺麗なマンガを読むのは、
書籍を手にするのとはまた異なる
愉しい読書体験です。


 
 
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2014年09月28日

20140928 【マンガ】 小さな恋のものがたり 第43集 みつはしちかこ ( と、その後の感想)



20140928記
 
73歳の作者が52年続けた物語を終わらせた。

本当に凄いことだと思う。


何十年もこのお話に親しんできた読者なら、
作者の選んだこの結末のことを、
深く考えずにはいられない。


この本の題名で、twitterを検索して、
他のかたたちの感想を見ていたら、
はからずも
ひとつの短歌がみつかった。

恋という自己完結のものがたり君を小さな悪党にして
(俵万智 歌集「かぜのてのひら」)


50年以上語り続けるもの

31文字で一気に示すもの

ーーーーーー

1年前に作者が
「ひとりぼっちの幸せ」と題した本を出版しているのも、
いろいろ考えさせられます。

でも、これを読んで、
小さな恋のものがたりの登場人物も、
物語が終わったあと、
それぞれの人生をそれぞれらしく生きたのではないか、
と何か納得するものがありました。

ーーーーーー

20150828に、NHKの特報首都圏で放送された、
「初めて語る“小さな恋” 漫画家・みつはしちかこのメッセージ」
を観ました。

片思いというテーマでチッチとサリーを語られると、
アンバランスな二人の交際を楽しんできた読者には、
違和感のある人も多いと思いますが、

チッチは片思いだった、と作者が意思表明している、
貴重な映像記録になったと思います。
(小田和正まで登場)

病から復帰し、代表作を完結させ、大きな賞をもらい、
自作を語る映像を残し、
ここまできたら、
「ハーイあっこです」で幸せな老後を描いていただけたら・笑。
お姑さんも旦那さんも先立ってしまったが、
幸せにすごしているあっこを。
  

ひとりぼっちの幸せ チッチ、年をとるほど、片思いは深くなるね
みつはしちかこ

ひとりぼっちの幸せ チッチ、年をとるほど、片思いは深くなるね
小さな恋のものがたり第43集 小さな恋のものがたり第42集 チッチとサリー ポストカードブック あなたにめぐりあえてほんとうによかった (絆シリーズ特別編) 小さな恋のものがたり 復刻版1
by G-Tools

http://mogumogunews.com/2014/09/topic_8641/

http://matome.naver.jp/odai/2141213625392555601?&page=1


ーーーーー

20151014追記

ちょっと気づいた余計な話

ハーイあっこです
は、1980年7月より朝日新聞日曜版に2002年3月まで連載

一方、毎日かあさん 西原理恵子は、
そのあと、2002年10月から毎日新聞で連載開始。

映画毎日かあさんの感想
http://inatt.seesaa.net/article/398822416.html




20201216追記

2018年に第44集が発表され、

その後も物語が続いています。

それを知ったとき、

正直、すーっと頭の中が醒める思いもしましたが、

作者の周りの人たちのビジネス上の思惑もあるのかな、

あるいは、

作者に描き続けさせることが、
作者に必要なことと、
周りの人たちが考えているのかな、

などいろいろ考えてしまいましたが、


「チッチは片思いだった」と作者が言っていることをふまえると、

第1集の前半と第44集以降こそが、

作者が真に描きたかったものを描いているということなのかも、

というのが、今の私の考えです。


ただ、読み手側に立つと、

チッチとサリーの高校生としての交際が延々と続くこと、

フラれたチッチの毎日がいつまでも続くこと、

どちらとも、何か地獄めいた状況と感じる人もいるでしょう。

だからこそ、

いったん物語を終わらせた作者に心から感嘆した、

という第43集の感想に思いが戻ります。


( または、チッチとは別に、

  老境のあっこさんに会ってみたい、という気持ち )





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