2007年05月19日

20070519 【マンガ】 とめはねっ!鈴里高校書道部 一 河合克敏 第1巻


 
自分が思っていたより、早く単行本の第一巻が出ました。

改めて、最初から読み返してみて、
やっぱり、普通に面白いなあと思いました。

これからも楽しみにしたいです。

・『帯をギュッとね!』の単行本には、
 絵筆を持ってね!という似顔絵コーナーがありましたが、
 この単行本巻末には、書道作品の募集があり、
 本編内で使うことが告知されていました。

・今更に気づきましたが、
 CGが背景などでよく使われていますね。
 人物は基本的に2次元的に描かれているので、
 ( 特に顔を書き込まないので、 )
 背景が3次元的である場合、
 やや違和感を感じるところもありました。
  
  
とめはねっ! 1 (1)
河合 克敏
409151197X

 
(5/12)




最終巻の感想

http://inatt.tokyo/article/420664799.html




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2007年04月29日

【マンガ】 日本沈没 第6巻 記憶喪失の国、記憶喪失の首都。 一色登希彦


 
遂に、東京に、その都市活動が活発な午後5時に、
直下型地震が発生します。

この作者が題名に込めた気持ちは、
この作品を読むことさえ、
そんなことしてる場合か、
と責めているかのようです。

この巻で語られる内容は、
主人公をまるまる一巻登場させないほど、
凄まじいものです。

元々、この物語の登場人物は、
スケールの大きな舞台に相応しい超人たちなのですが、
ここで語られることは、
そういう彼らですら、
何もできるはずのない悲惨な災害なのですから。

ーーーーーーー

また、避難民たちの恐ろしい行状については、
「デビルマン」の牧村家が襲撃される場面のことを思い出しました。

おそらく一色氏もあの場面を当然承知の上で描いていると思いますが、
改めて、あのシーンは、
ただの絵空事、見せるが為のショッキングではなく、
人間の、人間社会の持つ恐ろしい一面を、
暴き立てるように描くことができているから、
凄いのだなあと思いました。
  
  
日本沈没 6 (6)
小松 左京 一色 登希彦

4091811965

関連商品
日本沈没 5 (5)
日本沈没 4 (4)
日本沈没 3 (3)
ジパング 28 (28)
あずみ 41 (41)
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デビルマン (5)
永井 豪 ダイナミックプロ

4062603209

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デビルマン (4)
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デビルマンOVAコレクション
寄生獣―完全版 (1)
バオー来訪者
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(初稿 20070428)




20240211 追記

( wiki )

kindl unlimitedで、
連載時(2006年〜2009年)以来で、
この物語の序盤(D計画が始まる前まで)を読みました。

すっかり忘れていたのは、
相模湾の津波描写でした。

東北の津波を目の当たりにした、
作者の胸の内にいまさらながら、思うことがありました。

自分は、おそらく、
連載時は、「半分」は絵空事として、
これを読んだと想像し、

この描写の「正しさ」と、
いや、本当はもっと凄まじいことだろうと
考える今の感覚のもととなっている、
連載後に実際に見聞きした出来事に思いをはせました。


だから、本当に東京に直下型地震が起ったら。




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2007年03月29日

20070329 【マンガ】 とめはねっ! 河合克敏 第十話 全臨



週刊ヤングサンデーを読んでいて、気づきましたが、
このマンガの題名には、
−鈴里高校書道部−という副題がついているようですね。

そんなの第1回からついていたかなあ、
なかったようにおもうのだけど。

どうせ、ルビをふらないと、
鈴里(すずり)高校と読めないし。

こういう副題はセンスが悪いと思うのですが。

例えば、このマンガが大ヒットして、メジャーになって、
単行本がたくさん本屋に並んだとしましょう。

大ヒットしてるなら、そんな副題がなくても、
みんななんの漫画か、分っているということだし、
こんな副題が背表紙についていたら美しくない。
鈴里(すずり)なんてルビがついたら、最悪。(笑)

確かに、とめはねっ!だけでは、
ひと目では、
何のまんがか分りにくいところがあるかもしれませんけど、
この作者の、影のない健康的な雰囲気に合った、
好い題名だと思います。
無粋な題名をつけていくと、その良さも減じてしまう。

そのマンガが、書道の話なのか、別の部活の話なのか、
題名だけでもよくわかるなんてのは、
非常に表面的な瑣末な問題のひとつでしかない。

そんなことを思ったのは、
この回の扉絵を見たからです。

加茂杏子と三輪詩織の全身のツーショットで、
彼女たちのお洒落な私服姿と、
加茂杏子のほうが背がかなり高いことが示されていますが、(*)
( 本編で、
  彼女たちがユカリの服をけなす。
  また、加茂杏子のことを
  体はデカイけど目の小っさいヤツ、と呼ぶ台詞がある )
加茂杏子の頭が、
題名の端についた、鈴里高校書道部という部分を
隠しているのです。

単行本になると、
そういうことが分らなくなる可能性が高いので、
書き残すことにしました。(*)

(*)
単行本第1巻に、加茂ちゃんは、175cmだと紹介されています。
思ったとおり、
単行本では、この記事に書いたようなことはわかりません。


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2006年11月22日

【マンガ】大使閣下の料理人 11 西村ミツル かわすみひろし 講談社漫画文庫

 
以前もこのマンガの記事を書いたのですが、

この巻の、「ニューヨーク物語」というエピソードが好かったです。

そして、このマンガの上質なエピソードを、
一度、ドラマで観てみたいなと思います。

外交が舞台のお話なので、あまり安っぽくすると
つまらないので、単発ドラマがよいかもしれません。

この「ニューヨーク物語」は、
単発ドラマで作りやすいストーリーかもと思いました。

でも、実際には、
日本語と外国語が飛び交っているはずのところを、
マンガでは、うまく処理しているので、
ドラマを作るのは難しいのかも。

大使閣下の料理人 (11)
西村 ミツル かわすみ ひろし
406370369X
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2006年10月12日

【マンガ】 ホットロード・1〜3 完全版 紡木たく


 
「完全版」という言葉の選択は、この作者の趣味ではないと思いますが、
連載時のカラー原稿を使ったり、
いろんな口絵や次号予告イラストが収録されています。

・ハルヤマが漠統にひとりで殴りこみ、逃げるシーン。
 真夜中の赤信号、耳からの出血、
 モノクロの単行本でも、
 信号や血の色を感じたものです。
 それを実際に赤く示すとやりすぎている感も。

・一方、400FOURを、
 ものすごく丁寧に書き込んでいることが、
 カラーページでよく分りました。
 こういうところが、普通のマンガではないところ。
 人間だけでなく、モノを描いても、
 それが特別な想いを帯びていることが
 表現されています。




【紡木たくの原画を直に見てみたい、きっと凄いと思う】

・ホットロード
 
 湘南の夜の冷え冷えとした国道

・瞬きもせず

 山口県の地方都市の温かな陽射し
 ホットロードなどとは異なる、よそよそしい、空虚感のある東京の街





自分がつまらない大人に「なっちゃった」と思ったのは、
紡木たくを読んでも感動しなくなったとき。
ホットロードは、結局、
子供がグレているだけの話じゃないかとか。

あるいは「おとぎばなし」。
素晴らしいが、
ある時期にのみ必要なもの。

実写とかリアルに表現したら、
魔法がとけてしまうもの。

でも、
久しぶりに読んでみて、
もう感情移入するようなことはないのですけど、
全然古びていなくて、
いつまでも残る名作なのだなと思いました。
(20061012記)




・ラスト近く、不自由な体で自転車を漕ぐハルヤマ。
 幼稚園児にも劣る遅さに、一度はキレて、自転車を蹴っ飛ばす。
 しかし、同じ時に、和希も見ていた夏の空を見上げ、
 もう一度、自転車に跨り、黙々と進んでいく。
 連載時には、空を見上げたハルヤマが、
 手書きの吹き出しで、「ま いっか」と呟くのですが、
 単行本ではその台詞はなくなっていました。
 ( 単行本の印刷では字が潰れてしまうからだと
   想像しています )
 そのことをよく覚えているので、
 ここに覚書しておきます。
 ( 別冊マーガレット 昭和62年5月号 )




( 瞬きもせずのラストについて ホットロードの映画化について  )
 

ホットロード 完全版全3巻 完結セット (集英社ガールズコミックス)

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紡木たく PICTURE BOOK ホットロード 1 (集英社文庫―コミック版) ホットロード 2 (集英社文庫―コミック版) 瞬きもせず全4巻セット (集英社文庫―コミック版) ホットロード [DVD]



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2006年08月24日

【マンガ】 月館の殺人 佐々木倫子 綾辻行人

 
原作・綾辻行人、画・佐々木倫子のミステリーです。

綾辻行人の本(トリック)は、

映像化が難しい、小説ならではと思われるものが多いですが、

この作品では、

マンガとして、目で見るトリックになっています。


でも、これをテレビや映画でやると、やはり問題かも。(笑)


マンガを前提としたミステリーとして、大変素晴らしいものだと思います。


あえて、難点を言うと、作者の絵の特徴か、

死体が次々と発見されるところがあんまり怖くないところ。

笑えるところは、佐々木さんらしくて楽しいものでした。





月館の殺人 上  IKKI COMICS月館の殺人 上 IKKI COMICS
佐々木 倫子 綾辻 行人

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(蛇足)
このコミックのテレビCMがあるらしいですね。
その中で、列車はどのように走っているのか?!



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2006年08月22日

【マンガ】クレープを二度食えば とり みき


 
タイムトラベルものの良作です。

でも、月館の殺人と同じく、
実写でやるには、無理があるでしょうね。

それは、減点要素ではなく、
マンガという手法を使いこなしているという褒め言葉です。

クレープを二度食えば―自選短篇集クレープを二度食えば―自選短篇集
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・大林宣彦監督を思わせる風貌の映画監督が登場する、
 「カットバック」という作品もあります。
 こちらは、「山の音」の単行本に収録されています。




20210721追記

■フリッパーズ・ギターのドルフィン・ソング

東京オリンピック開会式前に、小山田圭吾氏が話題になり、
作者が、
Flipper's GuitarのDOLPHIN SONGを引用している本作について触れました。



引用された歌詞の一部を引用すると、

世紀の物語(ストーリー)へ! 僕は高く手を挙げて
狂騒のパーティーへ! 闇を照らす火をかかげて
はるかな栄光(グローリー)へ! 昇る夕日背にうけて
瞬間の映画(ムービー)へ! 時の呪い切り裂いて

そして、この曲の最後は、
「ほんとのこと知りたいだけなのに 夏休みはもう終わり」



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2006年05月14日

【マンガ】 毎日かあさん3 背脂編 西原理恵子

 
この巻では、
西原さんも、ずいぶん丸くなってます。
子供への愛情を隠していない。

それをも上手に使って商売してます。

と、思ったら、最近のものを見ますと、
借金したので、ささくれだちますとのこと。
やれやれ。
セルフプロデュースが上手だね。
posted by inatt at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想など・マンガ・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月05日

【マンガ】大使閣下の料理人 6 西村ミツル かわすみひろし 講談社漫画文庫

 
この巻に収録されている、
「戦う理由」のエピソードがとても好きです。

この物語が連続ドラマになったら、
そして、このエピソードがそのなかで見られたら、
または、このエピソードが2時間ドラマになったら、
すごく面白いと思います。
posted by inatt at 02:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想など・マンガ・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月26日

【マンガ】東京エイティーズ (10) 安童夕馬・大石知征

 
このマンガは、1982年の春からの物語ですが、

その頃の大学生の風俗は、まさしく、あのようなものだったと思います。

その記録という意味において、このマンガは、価値があるかも。
posted by inatt at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想など・マンガ・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする