2020年05月09日

20200509 一所懸命と一生懸命 いっしょうけんめい いっしょけんめい

 
20200509記

私は若い頃、
「一所懸命」が本当の表現で「一生懸命」はその派生と言われ、
そのように覚えてきて、
私自身も口では「いっしょうけんめい」と話し
「いっしょけんめい」と口にすることは少ないですが、
字に書く場合は「一所懸命」と表記するようにしてきました。

ところが近頃、「一所懸命」を目にすることはとても少なく、
「一生懸命」ばかりになったと感じています。

このエントリーは、そのことについての覚書です。


【20000101 NHK放送文化研究所 放送現場の疑問・視聴者の疑問】

「一所懸命」[イッショケンメイ]は、「昔、武士が賜った『一か所』の領地を命がけで守り、それを生活の頼りにして生きたこと」に由来したことばです。これが「物事を命がけでやる」という意味に転じて、文字のほうも「一生懸命」[イッショーケンメイ]とも書かれるようになりました。今では、「一所懸命」よりも「一生懸命」と表記・表現される場合が多くなっています。
多くの辞書が今も両方を見出し語として載せていますが、新聞社や雑誌社では、外部からの寄稿などを除いて「一生懸命」に統一しているところが多いようです。放送でも「一生懸命」を使っています。
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/046.html


【20130517 文化庁 国語分科会漢字小委員会・議事録】

ある委員の発言の記録「一生懸命務めさせていただきたいと思います」
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/shoiinkai/iinkai_01/pdf/gijiroku.pdf



Google先生から調べられる範囲では、
一生懸命より、一所懸命の使用を勧める記述は見つけられませんでした・笑

私が自分に課している流儀はどこから来たものなのだろう・笑




2011年10月04日

10/3 【TV】 日めくり万葉集

 
万葉集には、
稲の実りを喜ぶ、不作を嘆く、
子供が生まれたことの喜び、感動、
親を亡くした悲しみなど、
直接的には詠われていない情景もある。

万葉集で描かれる今の生活や感情と変わらないものだけでなく、
詠われないことで、
今とは異なる考えがあったらしいことがうかがえる。

たとえば、人の生死や農業に関する考え。

語らないことから察することってあるんだな。

なるほど。

2011年02月11日

20110211 【TV】 恋する日本語 第四話 オトナの告白

 
泥む(なずむ)
人や馬が前へ進もうとしても足をとられてなかなか進めないでいる
なかなか進まない様子、行きなやむ
物事に執着する、こだわる。
ひたむきに思いを寄せる
惚れる 
なれ親しむ・なじむ

僥倖
思いがけない幸福
こぼれさいわい

那由他
古代インドの数の単位、極めて大きい数

紐帯
人と人を結びつける重要な役割を果たすもの

 
なるほど
  
  

2011年02月10日

2/9 【TV】 お元気ですか列島 ことばおじさんの気になることば 肉汁・豚汁

 
果汁(かじゅう) 
墨汁(ぼくじゅう)
青汁(あおじる)
芋汁(いもしる)

肉(にく)を音読みと考えると、
肉汁は、にくじゅうだが、

現在、肉汁を
にくじると読む人のほうが、にくじゅうと読む人より多いらしい。


豚汁を、
北海道と西日本では、ぶたじると読み、
東日本では、とんじると読む。

このぶたの使い方は、肉じゃがにおける東西の違い
同じところからきているような。


なるほど

2011年02月04日

20110203 【TV】 恋する日本語 第三話 三角関係の恋

 
刹那
意識の起こる時間のこと、極めて短い時間。
仏語では時間の最小単位 

揺蕩う(たゆたう)
決しかねて、心があれこれと迷う

時雨心地
時雨の降ろうとする空模様、転じて涙が出そうになる気持ち

番い(つがい)
二つそろって一組になったもの

なるほど。
  
  

2011年01月29日

1/28 【TV】 恋する日本語 第二話 いい男の条件

 
・喃喃(なんなん)
べちゃくちゃとしゃべる様子
転じて、男女がうちとけて
小声で楽しそうに語り合うさま

・気宇
心のひろさ

・雄雄しい(おおしい)
男らしい、勇ましい

・男伊達
男の面目を立て通したり、意地や見えを張ること

・伊達男
派手を好む男、しゃれた身なりの男

・松木腕(まつのきうで)
松の木のようにがっしりとしてたくましい腕

・玉響(たまゆら)
ほんの少しのま
たまゆらに昨日の夕(ゆうべ)見しものを
今日の朝(あした)に恋ふべきものか

・相生(あいおい)
一つの根から幹が二つに分かれて生えること
夫婦が一緒に長生きすること

なるほど。

2011年01月22日

20110121 【TV】 恋する日本語 第一話 新たな出会いに

 
NHKの新番組。

店の雰囲気と番組内容が合わないような気がしたのですが、
携帯を重視した、ホームページの作り方など、
番組の対象が、若い女性で、
それを前提にいろいろ考えているのかなと思いました。

ということで、私はターゲットではないようですが(笑)
この番組がとりあげようとしていることは私の好みです。

今は当たり前の知識でない昔のものをとりあげながら、
そのかつてのものが今につながっていることを確かに感じる。


・偶さか
平安時代、たまさかは、女性語で、偶々は、男性が使う

・焼け木杭(ぼっくい)

・垂り雪(しずりゆき)
屋根や木の枝から落ちる雪

・一片(ひとひら)
雪や花びらのように宙に舞うほど薄く小さいものの数え方。

・六花(りっか)
雪の異称。六つの弁を備えているところから。

・転た(うたた)
ますます、非常に。

・転心(うたたごころ)
移りやすい心、物事にあきやすい心

・転寝(うたたね)
平安時代には、寝るつもりでなく横になっているうちに眠ってしまうこと。

・夕轟(ゆうとどろき)
恋心などのために夕暮れ方、胸がさわぐこと。




2011年01月20日

20110120 【TV】 Jブンガク 被害受身

 

「泣き出されてみると、出ていってくれと追い出す訳にもゆかず」

泣きだされると放っておけない、

「被害受け身」という言葉を初めて知りました。
英語にはないそうです。
「〜に泣き出される」のような被害・迷惑を被っていることを示す表現。
  
  

2011年01月07日

【TV】 お元気ですか列島 ことばおじさんの気になることば 赤の他人

古来の日本では、光の状態を
赤、青、白、黒、という言葉で表し、

赤は、光があたってはっきりしている状態で、
明かし、といって、
赤には、明らかな、まったくの、という意味があり、

真っ赤なうそ、赤の他人という言葉につながっている。


青は、淡し、で、未熟だ、不十分という意味があり、
青二才、青くさいという言葉になる。


緑は、新鮮な青の意味があり、
みどりご、や緑の黒髪という言い方につながっている。

 
なるほど



2010年11月25日

11/24 【TV】 お元気ですか列島 ことばおじさんの気になることば 広辞苑に載る言葉

 
今、広辞苑の編集者は、2018年ころの改訂に向けて、言葉を収集している。

たとえば、良い意味で使う、
「このケーキやばい」のような「やばい」の用法を吟味している。

サッカーは、1969年に見出し語になった比較的新しい言葉。
それまでは、ア式蹴球(アソシエーション式フットボール)。

見出し語に載せるかどうかの判断は慎重に行われる。

2008年になって、1980年頃の流行語、「ナウい」を見出し語にした。
一時的な流行語は見出しにしない。
俗語に終わるのではないか、
日本語に定着しないのではないかという判断をいったんしたが、
しかし、今でも、俗語の古典のような形で使われて、
若い人でも知っているところから、定着したと判断されたらしい。

たとえば、クールビズは見出し語にしていない。
ファッションやスタイルは持続しても、
同じスタイルがクールビズと呼ばれ続けるかは
疑問だなという感触を持ったという。