2021年03月22日

【ドラマ】 天国と地獄〜サイコな2人〜 2021年



2021年のTBSのドラマ。



現実みの強い設定で、
本質的にファンタジーである入れ替わりの物語を作るのは
非常に難しいと思いました。

入れ替わった事実が当人たちだけしかわからない、
短い、限定された期間だけ発生して、
物語を観る人にとって、
それが真実か思い込みか虚構かどれでも成り立っているような
お話である必要があるように思いました。

また、
主役のふたりはともに警察側に立たず、
自分がやむを得ず犯した罪の落とし前を最終的にきちんとつけるほうが、
個人的にはより納得できたように思います。

相対的に警察内部の描写が減り、
東や日高の周りの人たちとのやりとりが増えて、
観る人がより感情移入できます。

表向きには入れ替わりなどなかったとしても
辻褄のあう形で決着せざるを得ないので。


真実を知る、八巻のボケたポンコツぶりが、
ぎりぎり物語のリアリティを保つことに機能している面白さ。

( 一方、陸は物語から姿を消すしかない )

でも
物語の真実を知らされない、
日高の父やコ・アース社員たちがとても好い人たちに思えたので、
そちら側からは、残念な結末でした。





呟きの記録



このあたりは、個人的には相当苦手な物語展開でした。





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2021年03月20日

2021年1月から3月までの呟きの記録



2021年1月からの呟きの記録







今、販売しているものにコメントを求められて、
先の短い商品ですなんて答えるはずはなく、
一所懸命その時点での適切な回答をしようとしているだけ。

過去を振り返って揶揄するのは簡単だし、意味がない。

先へ向けて、断言できる知恵と勇気があれば素晴らしいけど。



糸谷八段について、この記事は、この先も長く引用されることになるだろう。
また、
このインタビューや記事が生まれたのは、
糸谷八段が久しぶりにタイトル戦に登場したことが契機になっているはずだが、
とあるYouTubeで、今年の目標にタイトル戦登場を掲げ、すぐに実現させた、
有言実行ぶりも印象深い。









森喜朗五輪・パラリンピック組織委員会会長が辞任を表明することになった問題については、
そもそもの発言だけでなく、
そこから始まった報道、政治家たちの行動、
それらについての人々の呟き内容なども含めて、
幾重にも、
「今の、日本は、あなたが世界に見せたい日本ですか」
の台詞を思い返させられる。





ただ、乗り物を運転しているわけではない、
ただ、物体を運搬しているわけではない、
何を運んでいるのかを考え、行動しているのだと思いました。







これが炎上しないとは、
炎上するか否かは客観的な評価で決まるわけではないのだなと
思いました。



不織布マスクは環境負荷が高い?
コロナウイルスの人間社会への絶妙な攻撃力に溜息がでます。



Twitterを10年以上続けてきて、
見聞きしたこと学んだことが言葉にされていると感じた、
私にとってのベストツイート。





東電社員の方だけでなく、
福島の人たちの広い心持ちが強く印象に残りました。



「あったかもしれない東京オリンピックのあれこれ」を記録しておきたい気持ち


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2021年03月16日

【ドラマ】 のだめカンタービレ 2006年 全体の感想



20210316記

2006年にフジテレビで制作されたドラマ。

2020年9月の再放送で10年以上ぶりに観ました。

再放送はかなりシーンがカットされているとの情報がありましたが、
とても楽しめました。
それにしても、初放映からだいぶ時が経ちました。
第9回でレバ刺し食べてた・笑

有望な若手俳優を豊かに起用したキャスティング、
複数回のオーケストラ演奏会シーン、
オーケストラ劇伴、
劇中アニメなど、

いろんなところに贅沢にお金をかけたドラマですね。
今はもう難しいのかも。

有能な俳優をたくさん集めて、
大袈裟な演技のオンパレード・笑

マンガの誇張された描写を
俳優がそのまま演じてぎりぎり成立させて、

馬鹿で、
健気で、
音楽に真面目な人たちの、
面白いドラマにできあがっています。

2020年に観ても、
のだめや千秋の気持ちの描写に心動かされるものがありました。
名作のひとつなんだと思いました。

・マンガ原作の面白さを実写ドラマで再現できている。
 のだめの非常識な面白さ、千秋の王子様ぶり。

・恋愛ものというよりも、音楽家ふたりがお互いに相手を導く天使であるという成長物語

・音楽家を導く師匠の存在
 私は、主人公たちより、先生たちのことが印象に強く残っています。
 のだめ、千秋より、ハリセン江藤耕造先生(豊原功補)に感情移入しました・笑。
  パワハラ指導の過ちに気づき、自由な天才の指導方法の模索に苦悩する。
  のだめが2次予選を通過できたのはハリセン先生が千秋を呼んだから。
  のだめが留学することができたのは(千秋は関係なく)先生の偽装メール作戦のおかげ。
  でも先生本人に手ごたえはなく、何がベストか最後まで自信が持てない。
  師匠に必要なものは、主人公たちのような天才性ではない。

  加えて、原作で一番好きなシーンは、
   第24巻で、
   凱旋帰国したのだめが、
   江藤教授の家で、
   江藤先生と谷岡先生に恩返しコンサートをしているところ。
   −奥さんのかおりさんもうっとり

  変態でも、こういうところ、きちんとしてる人たちの物語・笑





2021年03月14日

【ドラマ】 純と愛 第26週「いきる」 (最終回)



2012年下期の朝ドラ

20210314記

宮古島のホテル、サザンアイランドは、
2021年も営業しているのでしょうか、
コロナの影響を受け、苦闘しているのでしょうか。

ほら、現実に生きるって、そういうことが起きるのだ、
と脚本家がしたりと言いそうですが、

同じく、コロナで打撃をうけた、
北三陸市では、
お馬鹿な人たちが、
大変だけど、明るくばたばたしてるような気もする・笑。


20130330記
 
物語の一番最後のまほうのくに写真館は、

ジュークボックスの前で白いユニフォームに身を包んだ、

宮古島市の待田純さんですが、

その写真とそこに映る表情から、

ホテルは魔法の国として立派に営業されている、

ジュークボックスも必ず修理される、

しかし、いとしは、目覚めていない、

と感じました。(*)

「生きる」とはそういうことなんだ、

と言いたいドラマだったのでしょう。


ーーーー


被災者の方やその家族のための様々な支援活動をされている
堀内正美さん(待田謙次役)が、
「このドラマは、愛する人を失った人たちのための物語。
純はそういう人たちにとってのジャンヌ・ダルクなんだよ」
と言ったそうですが、

観る人にそう思わせられたかどうか、
脚本家をはじめとした作り手に対する評価を
計る目安のひとつかもしれません。


ーーーーーーーーーー

20130420記

(*)「純と愛スペシャル 富士子のかれいな1日」でも、

同じような状況を感じました。








【マンガ】 ゆうきまさみロングインタビュー WITH A LITTLE BIT OF LUCK



諸君! このつづきは放課後にしたまえ!!





私は、長いこと、

大好きな「究極超人あ〜る」の感想と、

メジャー誌に連載を持つ第一線作家でありつづけながら、

同時に、
メジャーデビューの頃とまるで同じノリで、
「あ〜る」の続きを描くことのできる、
このマンガ家の特異性(大人なおたくぶり)について、

自分の思うことを書き残したいと思いながら、
果たせずにいますが、

この本についてのエントリーをとりあえず作っておいて、
いつか、それをこの続きに書こうと思いました。







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2021年03月12日

【マンガ】 よつばと!



20210312記

15巻の帯の表に

「普通という奇跡」とだけ書かれていて、

表紙の画が帯がついていることを計算していて、

14巻の帯と同様、

いらっとしました・笑

( 「普通」って何?
  「奇跡」って何?
  ちゃんと考えての言葉なのか、と思わせる。 )


ランドセル購入のシーン、
思わず手を目にあてるとーちゃん。
そして、よつばの台詞。

そういう描写がなくても、

最後のページで、
いつもと同じような表情で
よつばをみおろすカット、
そこから、
読み手の想像力でいろんなことを感じることができる、
そこが、このマンガの好きなところでした。

 
20200407記

【14巻の感想】

今までと同じく、面白く読めました。

・帯のこと

大変がっかりしたのは、帯。
「世界vs子供」とだけ書かれている。
担当者は、本当は確固たる考えをもってないけど、
それっぽいもので、表面的に格好をつけた、という印象を受けました。

作品が表現しているものに対して、
的を射ているとは思えず、
多少の投げやり感も感じてしまって、
担当者の作品に対する愛情を疑ってさえしてしまう出来だと思います。


・物語の舞台

初期の頃は、物語の舞台がどの地域なのか、はっきりせず、
それが日本のどこでもないどこかのお話、
というような普遍性にもつながっていたと思います。
(海水浴のエピソードでは、千葉のほうかなと思ったこともありましたが、)
ところが、本巻では、
明確に西武沿線と示され、
西武とJRに乗って、
代々木公園と原宿と
日本橋のシティホテルのバイキング。
物語のスケールが狭く小さくなり、

この作品が持っていた独自の世界観の魔法が解けてしまった感があります。






200810267記

【初めて読んだときの感想】

今まで知らなくて、
コンビニとかでも、目がスルーしていたようですが、
多分、絵柄が読まず嫌いだったのだと思いますが、
マンガ夜話を見て興味が涌きました。

たいへん、面白く、楽しめるマンガでした。

うまく説明できないのですが、

シンプルというか、
洗練というか、
わび、さびというか、
世の中の汚いものを見せずに済ませる高度な技というか、
究極に洗練されたひきこもりとか、
絶滅した人類の最後のひとりが読んでいるとか、

いろんなことを考えました。



20111203記

よつばと! って、
100年後に、
「日本で成熟したマンガ文化の最高峰のひとつ」
と言われているかも、と思うことがあります。

なんとか、春夏秋冬ひととおり、
物語を進めていただきたいと思います。

よつばと! (1)
あずま きよひこ

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2021年03月07日

人間はどうやって、大地が球面と認識し、それを信じることができるのか。20210120 【テレビ】 英雄たちの選択 「“中高年の星” 伊能忠敬 知られざる前半生の決断」



NHKの番組。

番組の最初のほうで、今まで自分が自覚できていなかった疑問に、あっと気づいたのです。

測量は大地が球面であることが前提となっている?

人間はどうやって、地球が丸いと認識し、それを信じることができるのか。

地球儀を見た織田信長は。
伊能忠敬は。
そして、自分は・笑。

私は信じることができない・笑
だって大地の反対側の人はどうやって立っているのか?

このことが腹に落ちないままでは番組の続きを観る気になれなくなってしまいました。


・地球平面説という神話 ( wikipedia )

「中世初期には既に、元々古代ギリシア人たちが示した球体説をほとんど全ての学者が支持していた。教養人たちの間では14世紀までに地球平面説が完全に死滅した。」

・地球平面説  ( wikipedia )

「日本には、16世紀後半まで地球という概念が存在しなかった。宣教師フランシスコ・ザビエルはその報告において、日本人が地球が球体であったという事を知らなかったと報告している。その後マテオ・リッチの坤輿万国全図が伝わり、南蛮図屏風などで円形の地球が描かれるようになった。
「林羅山は、儒教的な秩序論により、この説に反対していた。」
「江戸幕府天文方の渋川春海は、地球球体説を含む西洋の天文学知識を取り入れていた。」
「本居宣長は「その説がよければ取り入れてしかるべし」として、儒学者や仏教者を批判している」
「2018年にアメリカで8215人のアメリカ人を対象に“地球の形をどう考えているか”という調査を行った結果、55歳以上では94%が「地球は丸いと信じている」と回答したが、18〜24歳のミレニアル世代は34%が地球が丸いことに疑問を抱いており、4%が「地球は平らだ」と答えていた。」

・地球球体説 ( wikipedia )

「日本人学者に大地が球形であることが知られるようになったのは、中国人学者・游子六の書いた『天経或問』(1675刊)を読むようになって、この中の西洋の天文学の知識に納得してからである。1700年代に入ると日本人学者による西洋天文学の解説書が出版されるようになり「大地が球形であること」が日本人学者の間に知られるようになった。」


・渋川春海(1639-1715)  ( wikipedia )

「改暦の際に「地方時」の存在を主張したように、彼は中国や西洋では地球が球体であるという考えがあることを知っており、地球儀をはじめ、天球儀・渾天儀・百刻環(赤道型日時計)などの天文機器を作成している。」

・世界平面論者

権力者や強力な組織に対する不信感?
自分自身や自分が所属する集団に対する肯定的な見方を維持したいという欲望?
人々は安心感と信頼感を求めている。力は知識から生まれる。





伊能忠敬 延享2年1月11日(1745年2月11日) - 文化15年4月13日(1818年5月17日))(Wikipedia)

伊能はいつ大地が球面であることを学んだのだろう。名主のうちに理解したのなら、同じ頃、測量に長ける名主で同じような知識の人は他にも多くいたのかもしれない。

・1795年、伊能忠敬50歳は、暦局(れききょく)の高橋至時(よしとき)31歳の弟子に。
・1800年、伊能忠敬55歳、蝦夷地測量出発。「南北一度の里数を窮めんと欲す」


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2021年03月01日

【映画】 シン・ゴジラ 2016年



20210301追記

個人的には、
これから、国難という言葉が使われるようなことがおきる都度、
( 地震、疫病、戦争...)
この映画のことをふりかえることになるような気がしています。

時が長く経つと、
この映画を観ても、
「ただの絵空事の怪獣映画じゃん」
と思えるようになるのだろうか。








20160820記
 
映画館でシン・ゴジラを観て、
初めての感覚を得ました。

作り手たちは、2011年の震災の出来事をふまえて、
この映画を作っているし、
観る私も、震災の経験を経たからこその何かを
この映画から感じている、
という確かな感覚です。

明治維新のお話しも、
日露戦争や太平洋戦争の物語も、
自分にとっては、
歴史上の事実でしかなく、

(1954年の)ゴジラは、何々を表したものだ、
と言われても、
そうだとしても、
それはリクツでのこと、
と思っていました。

子供のころから、
ゴジラやウルトラマンや仮面ライダーを
楽しんできたけれど、
ウルトラマンは何々のシンボル、
とか思ったことがないし、
意味のないことだと今でも思います。

でも、この映画は、
今の日本や、
これまでの私が生きて見てきたことの、
何かを表している、と感じました。

10年前に、
固まったゴジラが屹立する東京丸の内街の絵面をみても、
何も感じとることはなかったと思う。

でも、今は、
毎日働いている街にゴジラが立っている映像が、
現実に無意識下に感じていることに繋がっている何かを
思い出させる。

( それは、物語の中の人たちでなく、
  この物語を観ている私たちに向けてのもの。
  この物語のなかでは、しばらくのあいだ、
  千代田区や港区は人の住めない街になった。
  おそらくは皇居も。
  現実の世界でそれが起こったら、
  また別の想いも現れるだろう。 )

映画のなかに、
同時代の人だから感じ取れるものが
含まれることがあるのだと身をもって体験しました。

例えば、
1967年の映画、日本のいちばん長い日には、
私には判らないが、
1945年8月15日を経験した人に感じ取れるものが
含まれているかもしれず、
2015年の映画、日本のいちばん長い日には、
もうそのような成分はない、
というような観点の存在に気づいた体験でした。

( 海外の人が、この映画にどんな感想を持つのかとても興味がある。
  また、日本人でもこの物語を空想ものとしか感じられない人と、
  この物語にあらわれる要素こそが今の現実だと感じる人がいることを
  興味深く感じています。 )  

だからこそではありますが、
この映画の冷静な評価が固まるには、
長い時間がかかるような気がします。

( ゴジラやウルトラマンで育った作り手が製作した、
  怪獣特撮映画としての、単純、冷静な評価。

  丸の内のどのビルが壊されたか、
  というブログを読みました。
    シン・ゴジラと東京駅周辺の質量兵器群
     http://yosha-ki.hateblo.jp/entry/2016/08/19/130640
  この映画にふさわしい論評だと思う。 )

私も、
今はこの映画を何度も繰り返しみたいというよりは、
まずは、いったん、文字で、
映画のなかの台詞を全部確認したいですね・笑。


ーーーーーーーーーーーーーー

20160905追記

2回目をIMAXで観ました。大変楽しめましたが、
この映画は、大画面でなくとも、家の小さなテレビで観ても、
同じく楽しめそうに感じました。

今感じていること。

・女性限定鑑賞会議が大盛況だったこと。
 そういう層が確かにいることを、
 現在のマーケティングを考えるうえでよく覚えておきたい・笑
   http://togetter.com/li/1016036

・この映画がアニメやオールCGで作成されたとしたら、
 片桐はいりのひとことだけの台詞や
 尾頭ヒロミの最後の微笑は、
 あんなに印象深いものになるだろうか、
 一方、
 カヨコ・アン・パタースンは、アニメなら、
 惣流・アスカ・ラングレーのような、
 もっと人気の高い人物になったはず・笑
 つまり、この映画は、
 アニメ的なものと、実写映画的なものとが、
 微妙に混合してできていると感じました。
 この映画が楽しめない人は、その成分のどれかがダメなのでしょう。

・あと、恐ろしい仮定としては、
 首都圏で大規模直下型地震が発生した後、
 この映画を観たときの感想。
 どういう風に感じるのかな。


ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ
カラー、東宝

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2021年02月28日

【映画】 海辺の映画館ーキネマの玉手箱 2020年



“ねぇ、映画で僕らの未来変えて見ようよ――”

−大林宣彦監督人生最後のレトリック





大林宣彦監督は、
この映画に自分を塗り込めて、
自分の想いが永遠に伝えられるようにしたのだ。
まるで、羽臼屋敷のおばちゃまのように。





未来を変えることができるのは、
映画だけということではないはず。

あえて「映画」に拘っているのは、
世の中の行く末だけでなく、
「映画」の未来にも
悲観的な予測を持っていることの裏返し。

また、
自分の「想い」が消えてしまうという恐れを心のうちに持っていたのでは。


私は、
「物語の命は永遠」
だと監督の映画から教わったことを
いつまでも忘れずにいたい。





呟きの記録


















大林宣彦監督作品の感想
 http://inatt.tokyo/article/462052806.html


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2021年02月22日

【TV】 球辞苑 ( 文化として定着しているスポーツ )


  
NHKBS1の番組。
プロ野球を題材に、こんな狭い話題でと思いながら、1時間楽しめる。

私は、プロ野球や高校野球を観ながら育った世代ですが、
実は、今は、試合の中継にチャンネルをあわせないし、
スポーツニュースですら観ていません。

だから、最近登場してきた新鋭の選手を全然知らないのですが、
それでも、取り上げられる内容は、とても面白く感じるのです。

前に、ディープピープルという30分番組をNHKでやっていましたが、
実は、テーマをプロ野球限定にしても、1時間番組をいくつでも作ることができるのでした。

そして、選手にインタビューするにしても、
王貞治には、
ホームランの打ち方じゃなく、
一塁守備について尋ねにいく・笑。


かつて、なでしこジャパンの宮間あや選手が、女子サッカー人気について、
「これをブームではなく文化になっていけるように」と語った(*)が、
日本では、まさしく、野球は文化になっている、
ということをこの番組で感じます。

( ひとつのスポーツがその国の文化のひとつと感じられるまでに、
  1917年生まれの沢村栄治から1994年生まれの大谷翔平まで、
  とてつもなく長い年月が必要であるようです。 )


あと、

プロ野球選手自身がこの番組をよく観ているという話がよく出ますが、
本物のプロが自ら観たいと思う番組っていうのは、
この番組が他の類を見ないものであることを示しています。

世の中に星の数ほどの、ノウハウものやプロの技紹介ものがあろうとも、
1時間やそこらの番組で、
本物のプロがなるほどという内容が含まれるものはないと思います。
最高級の料理人が、テレビの料理番組で、なるほどと感心するなんて、変ですよね。

どんなジャンルであれ、本当のプロならそうだと思います。

誰しも、自分がとても詳しく知ることについて、
あらためてテレビ番組から教わることなどめったにないと思いませんか。

最も、マスな対象に創るテレビ番組の特性ともいえます。

ところが、この番組は、
プロがなるほどを思わせるものを内容としているし、
一般の視聴者もそれを観て、内容を理解し、楽しむことができる、
稀有なものとなっています。

番組の制作者の素晴らしさと
日本において野球というスポーツがいかに社会に浸透しているかを思います。

もちろん、
10年後20年後に、
世の中の人の野球というスポーツへの理解度が変わってしまう、
ということもあると思います。





(*)「応援したくなる文化に 宮間あや」
    日本経済新聞電子版 20191008

 若い頃から今に至るまで、
 宮間選手が女子サッカーと文化について
 長く考えてきたことが語られています。

 素晴らしい文章で、
 多くの人の目に触れてほしいと思っています。

 ( 日本サッカーの坂の上の雲
    http://inatt.tokyo/article/463339262.html )


posted by inatt at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想など・TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする