世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない
20260505記
本当の幸いという言葉がでてきたので、
この物語が、
銀河鉄道の夜を念頭においているのは明らかだと思いました。
だから、作り手が
この物語を観る人につきつけようとしていることは
とても重いことなのかもしれません。
が、
今のところ、
都知事や副知事を目指すことが
生きる「目的」になっているところ、
政治家秘書やスナック経営の、
以前と行動原理が変わっていないと感じられ、
腹落ちはしていませんが、
(「生きる理由を共有した」という呟きを見ました。 )
物語を最後まで観てみたいと思います。
( 20260629記)
この作品の脚本の素晴らしさは、
深く考察され、
長く語られるように思いますが、
私が感じたことのひとつ。
以下は、私の不十分な宮沢賢治の知識で書いています。
宮沢賢治は、作品で、直接的に政治を語ってはいませんが、
本当の幸いのための「自己犠牲」がしばしば現れます。
本作品では、「自己犠牲」に替わり、
「政治」が、
それに代わるもの、
それが起こらないようにするためのもの、
として、主題となっているように思います。
そのように宮沢賢治で政治を語ろうとするところ、
この作品の作り手の高い志に敬服します。
「自己犠牲」のモチーフをあえて語らないことにより、
ひとりのザネリの運命が変わり、
ひとりのザネリのその後が描かれました。
また、よく観たことのある、
主人公の「自己犠牲」により物語が収束するような展開にはなりませんでした。
しかし、その「自己犠牲」のモチーフも、
ある登場人物の過去の出来事に移し替えられ、
「自己犠牲」そのものを完全に否定しない配慮がなされているところ、
この脚本が細部まで神経が行き届いていることに感嘆しました。
( ひとつ、いちゃもんをつけると、
特別な背景説明なしに、
密談のための場所での対話の録音が存在するとは、
掟破りの展開だと思う・笑
そのようなことがありえないから、
密談の場所になっている。
殺人の動機の謎解きが
殺人者と被害者の対話の録音がなぜか発見されて為されるみたいな。
そんな都合のよいものがなぜ存在するのか・笑 )
第4話
The West WingのDown in a Holeを思い出しました。
https://inattwestwingtww.seesaa.net/article/400533056.html#downinahole この特徴は今までは、
この俳優さんがいまひとつ「上手くはない」
とされているところでもあったと思うのですが、
( いかにも政治家が話すような白々しいものにも聞こえる )
( 逆に上からしゃべる役は合わない )
( 巧まざる、巧むことのない普通の人 )
配役の妙を感じます。
第5話
今回の重要なシーンで、
あかりが何を思っているか、わからない、
何を言おうとしているか、想像できない、
というところ、
演者がうまく表現できていないからではとも思う、
不思議な境界線の演技。
その意味で、
見た目の感情表出と内面感情を別々に同時に表現できる、
黒木華との対比も、配役の妙。
いずれにせよ、
毎回、1時間が短く感じるドラマは、名ドラマ。
( 4人?のアベンジャーズ(Avengers・複数の意味にとりうる)が、
人間的魅力のある人を神輿にのせ、
都知事にしようとする、
そのお話の行く末は? )
( また、
ザ・ホワイトハウスを思い出した。
レオマクギャリーが、ジェドバートレットを、
ジョシュライマンが、マットサントスを、
大統領にしようとする。
バートレットもサントスも
大統領にふさわしい人物であることが
描かれていく )
( 彼らの選挙資金は政治家の裏の懐から出た1000万円×3 )
第6話
登場人物皆の背景が丁寧に濃密に語られていることに感嘆します。
それをわかりやすく語ることのない、脚本、演出。
繰り返し現れる黄色い点字ブロック。
第7話
「本心からの嘘」という感想を目にして、心打たれました。
また、あなたの10年を信じる、と言ってもらえること。
第8話
posted by inatt at 10:56|
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