最終回は、総集編みたくなっているところが、
少し物足りませんが、
ケイ、ニコと3人で暮らすためには、
あの日記を読むことが、晃太郎(沢村一樹)にとって、
必要なことなのでしょう。
ーーーーーー
このドラマは、基本的には、
小鳥遊ケイ(木村佳乃)を主人公とした、
ハーレクインのような恋愛小説の構造を持っています。
まあ、結局、主人公(ケイ)は、
王子様(晃太郎)から好かれることになっている、とか。
婚約者を捨てて、北海道まで来ちゃうし。
流されるままに人生を送っていたケイが、
美冬に、
「人生に妥協する気はないの、
あなたとは違うのよ」
と言われても何も言い返せなかったのが、
花名子(ユンソナ)に、
「タカナシくん、いい加減に気づき給え、
君は、この小さなラブストーリーの主人公なのだよ」
なんて、わかりやすいアドバイスをもらいながら、
終に自分から晃太郎にプロポーズして、
幸せをつかむ物語でした。
更に大抵の物語では、スパイスとして、
いろんな付属の設定が付け加えられます。
主人公の出自だったり、恋人の特殊な事情だったり。
この物語では、ニコが、物語のスパイスで、
ケイの人生を変えることになった天使となっているわけですが、
ニコの物語が、
恋愛小説のスパイスというには、
あまりに出色な形で並びたっているところが、
このドラマを特別なものにしています。
思えば、ニコの心を最初に溶かしたのは、
確かに、ケイかも知れませんけど、
物語の後半は、ケイは、
ニコの気持ちや悩みにはあまりからんでいません。
こずえちゃん(長山藍子)や松本先生(古田新太)や晃太郎や、
最後には猪瀬社長(大杉漣)までが、
入れ替わり立ち替わりニコを守ったのです。
そして、ニコは、自分が孤独でないことを悟りました。
このドラマは、ケイとニコ、ふたつの物語を平行して語っているため、
ところどころ、散漫に思える部分もありましたし、
ぞろぞろと善人のオンパレードで、
ケイもニコもホントは恵まれているとも思えるし、
明確な悪役がひとりしか登場しないし、
ガイセイバーまで登場して、
もう、ほとんどファンタジーに近いとすら思えます。
甘すぎる材料を過剰に使ってでも、
とにかく、人生ってそんなつまらないものではない、と、
言いたいドラマなのです。
私のように、だからこそ、このドラマが大好きな人もいれば、
甘すぎる、リアリティのない物語が嫌いな人は、
それほど高い評価ではないのかもしれません。
結局、このドラマは、
ニコ(永井杏)の魅力で成立しているのかな、とも思います。
物語展開上の不備も、ファンタジーのような非現実な設定も、
観る人がニコに対して感情移入することにより、
それらを打ち消しているように思います。
そういうわけで、
だからこそ凄いともいえるような、
奇跡的な部分のあるドラマですし、
カルト的かもしれませんけど、
永く語り続けられるドラマであると思います。
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「人生で、奇跡のように幸せな瞬間が起こることがある」
http://inatt.seesaa.net/article/398821536.html
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URL:
DATE: 07/02/2006 16:16:40
ニコニコ日記は、次からはTBSで愛の劇場として放送するそうですが、それには納得がいかない点があります。花名子役がユンソナさんでなく、サエコさんになっているためです。TBSでニコニコ日記を放送する場合、ユンソナさんではそぐわないためです。