20200831追記
脚本 福原充則
演出 本橋圭太
福家警部補 永作博美
このドラマをシリーズものとして観たいと長年願っておりましたが、
10年たちました。
が、ときどき思い出す、好きな作品です。
・知的で気品があって、「サイコ」な草刈正雄
・福家が語る噺は、「馬の田楽」。
どのような趣味嗜好で、このネタを選び、これをどう語れば人が面白がると思っているのか、それだけで、ドラマが1本できそうな・笑
・本作に登場する小松政夫がとても好きです。一番最近にみた電線音頭・笑。( * 20201207にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。 )
犯人の事情や気持ちを描き、感情移入できるような物語になるかどうかが倒叙ものの肝と思いますが、最近の福家警部補原作は、犯人でなく、聞き込みをする人物に影響を与えるパターンが多くあり、これはこれで、連続ドラマのポイントとして、面白いと思うのですが。
NHKの正月単発ドラマ。
これが連続ドラマになるなら、
毎週観ます。
原作を読んだことがないので、よく分かりませんが、
連続ドラマなら、
物語の展開にお約束があると面白いのですが、
こんなのは、どうでしょう。
・一度は、福家警部補の捜査が行き詰まり、
それを打開するために、旅に出る。
・毎週、お笑いの大家がゲスト登場し、
その人だけが、
「冗談でしたら、もっと面白い冗談が言えるんです。」
の台詞につっこむ。「例えば、どんな?」
そして、福家警部補(永作博美)の芸が披露される。
また、ゲストの模範も示される。
一所懸命メモする警部補。
福家警部補の挨拶 (創元推理文庫)
大倉 崇裕

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( 追記 20090111 )
原作を読んでみました。
気軽に読めて楽しめました。
コロンボを意識した倒叙ものと分かっていれば、
トリックのポイントも想像しやすい。
少し意外だったのは、
登場人物の内面描写などが少なくて、
あっさりしていること。
推理小説としては、
内面描写が、
トリックそのものだったり、
トリックを隠す仕掛けだったりすることも
ありますが、
この作品は、必要最小限の描写でできていて、
まるで、
コロンボや古畑のドラマシナリオを
読んでいる気分になります。
ここからは、
福家警部補がどんな人物かは
ほとんど想像できません。
だから、
ドラマとなったものと比較すると、
ドラマの作り手たちが、
(原作者も協力したかもしれませんけど)
小説からドラマに変換するにあたり、
どこに肉付けをしようとしたか、
非常にわかりやすく、
大変面白く思いました。
ますます、
ドラマの続きが観たいなと思いました。

