2009年02月15日

2/14 【TV】 美の壷 File 117 金箔

 
金箔は古来世界中で使われている。

キトラ古墳の世界最古の天文図にも金箔が使われている。

金閣寺の復元に使われた金箔は、20万枚。

日本の金箔の98%以上が金沢で作られている。

箔打職人が和紙に挟んだ金箔を
何十万回と打ち、延ばしていく。

ぎりぎりの薄さは、1万分の1ミリ

金箔にも種類があり、色に微妙に違いがある。

金箔の原料は、金に、銅と銀を僅かに混ぜた合金

1kgの原料から、幅10センチ、長さ10メートルに伸ばす。
これを短く切り、和紙に挟む。

1分間に700回のペースで打つ。
完成までに5万回打つ。

1000分の1ミリなら、透かしても光を通さないが、
10000分の1ミリなら、光にかざすと透けて見える。

金箔を挟む和紙を箔打紙という。

藁の灰汁に柿渋と卵白を混ぜるとせっけんに似た成分となり、
これに和紙を浸すとなめらかに

紙を叩いては液に浸すという作業を繰り返す。
このように作られた箔打紙には凹凸がないため、
金箔を伸ばしていくことができる。

金箔を取り扱うときは、
静電気を帯びない竹の器具を用いる。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック