2020年01月18日

【ドラマ】 カーネーション 2011年



人生は、しんどくて、不細工で、かっこ悪うて、素晴らしい

「夢中なだけや、人間ほんまに夢中なときは苦しそうな顔になるもんなんや」




  

( 2024年の再放送を観て、追記しています )

2011年度下期の朝ドラ。 ( wiki )

数ある朝ドラのなかで、

一番大好きなのは、「ちりとてちん」で、
ひとつ代表を選べば「おしん」ですが、

一番の傑作は、「カーネーション」ではないかと思っています。

濃厚な泣き笑いの物語、

胸かきむしる気持ちにさせられる朝ドラ

(そのうち結構な部分が実話・笑





(また、
 モデルの人の人生のあらすじが、 
 実際、そのまんま、
 朝ドラフォーマットに近しい・笑) 

人生は、しんどくて、不細工で、かっこ悪うて、素晴らしい。

それを教えてくれる癖の豊かな・笑、登場人物たち、

その代表は、
朝ドラ主人公なのに、
「あんたの図太さは毒や」(第55回)とまで
言われてしまう人・笑。

演技、演出、音楽、
「泣き」のシーンでも、「笑い」のシーンでも、
極上のお仕事。


・ミシン、ラジオ、パーマ機、
  滅茶滅茶重要な、木之元のおっちゃん(甲本雅裕)・笑 

・中村春太郎という「仕掛け」

・不満はひとつだけ、
  最終回に、吉沢加奈子(中村優子)が登場すること。
 「奇跡」はそこじゃないのに、と思いました。



素晴らしいシーンはたくさんありますが、

ひとつは、ラストシーン。

長い長いひとつの物語が、
完結したことを示すだけでなく、
虚構として閉じてしまわず、
物語を観てきた現実の私たちに繋がってくる。

誰もが生きて、去っていく、

でも、糸子は居る、

(奈津も目の前にそこに居るかもしれない)


それを表現するために、

主人公の俳優を変えたり、
ほとんどの登場人物を入れ替えたりするようなことが、
(画質すら変えた?)
必要なことだったのだと思い知りました。





私は、

夏木・糸子のお話もとても好いと思うのですが、

それは、

尾野・糸子編の登場人物たちが強烈すぎて、

少し苦手意識があり、

糸子が年老いて、少し弱ったくらいが・笑、

自分にとって、丁度いいらしいと

だいぶあとになって、感じたのでした・笑。





#カーネーション 脚本家 渡辺あやさんのTwitter降臨とその反響
https://togetter.com/li/727839





(自分のツイートの覚書)

この物語、一言で言うと、

人生、欲張って生きたらいいのだ、

ということだと思うのです。

( つまり、
  「私の人生を朝ドラにしたらええねん」
  という「気概」 )

そやけど、この物語に出てくる人たちに、

関わりたいとは、あんまり思えない私・笑




・BS12の再放送(2022年)



6回で一組の朝ドラを週に一度いっぺんに7本放送するという
柔軟な頭の秀逸なアイデア


・歳をとること

 私もいい加減年寄りになってきましたが、

 まだまだ、何も分かっておらず、

 小さなことでも、
 首にタオルを巻いて寝ている糸子など、

 歳をとるといろんなことがあるんやろなと思います。


ーーーーー

(印象的なツイートの覚書)









(パッチ)



カーネーション→半分、青い→わろてんかって今日はずっと朝ドラはしごしてるのだけど、カーネーションの説明ゼリフの少なさに感動している。私は3周目だが未だに「パッチ」何のことかよくわからない。「パッチとは…」というナレは入らない。だがパッチ屋のくだりが一番楽しい。April 21, 2018





パッチ」が何か今だに知らない人もたくさんいらっしゃるらしい。
たしかに、
パッチそのものが何か分かるような映像や
パッチの説明台詞はなかった。
しかし、
説明不足だとのクレームは見たことがない・笑

( そうはいっても、私自身も、
  パッチってあれのことやろうけど、
  はっきりしないから、
  ホントは別のものの可能性もある、
  なんて思っていました・笑 )





20240923から始まった再放送を見ながらの追記



人気作であれば、DVD持ってます、と言う方も多いが、
アップコンバートされて再放送される、
というなら、
NHKのドラマは、お得だな。


■第1週「あこがれ」

第1回

大正13年(1924年)9月から始まる。

玉枝さん(濱田マリ)はコメディリリーフのような役目で登場するが、

このあと描かれた彼女の人生に想いを馳せる。

玉枝さんだけでなく、

第1回に登場する人々、それぞれの生き様が描かれていたドラマだった。


( ヒロインの本役と子役を共演させる無二なアイデア )


■第3週「熱い思い」

アッパッパで、こんなにわくわくしたり、笑たりさしてもらえる・笑。


■第4週「誇り」

1週間だけの師から教わった大事なこと



「あの花は根性あるておばあちゃんが」
「カーネーションは簡単にしおれへん」(第23回)

「落ち着け、これは大事なことや、よう考え」(第24回)

 人生の転機が目の前にあるかもしれないことを台詞ひとつで。

 ( ラジオの購入が上手に使われている )
 ( 新聞から、ラジオから、情報収集 )



■第8週「果報者」

・第47回 「この、豚!」回

・第48回



■第10週「秘密」

・第55回



■第16週「揺れる心」

・第86回

もう忘れ。忘れてな、先、行こ。

どないかなる。

堪忍してや、今までの分、返していくさかい、堪忍やで。


( 全部違うシーンの3つの台詞 )


・第90回

「はあ、もしかしたら、お母さん、仏さんでっか」

この物語で、私が一番好きな登場人物は北村達雄(きたむら たつお-ほっしゃん)です・笑

心がやらかくなった北村の顔が朝日で明るくなる。


・第91回

おいも回
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2011032609SA000/


■第17週「隠しきれない恋」

・第93回

外れても、踏みとどまっても、人の道や

・第97回

おいも、そうたい



■ヒロインの不倫を描く朝ドラ


作り手「だって、モデルの人がそうですもの」・笑

しかし、実在の人を二つの登場人物に分ける、

作り手の巧みなお仕事


■第20週「あなたを守りたい」

・第111回

そんな茶番が、今日もまた繰り返されて



■第21週「鮮やかな態度」

大変趣きを感じる、ルドベキアの花言葉のひとつらしい、「鮮やかな態度」

だが、しかし、玉枝さんのところで、大泣きすることに。

人生ってホンマ不細工な。


■第21週「鮮やかな態度」


・第118回



■第22週「悔いなき青春」

・第126回

朝ドラで最も忘れられないカメラワーク。


・第127回

糸子の最後の台詞と千代が見たものはつながっている。



■第24週「宣言」

・第138回

衣装の一部が瞬間、画面を掠めるだけで、「明菜」と判る。



■第25週「奇跡」

・第144回

中村優子氏の患者の心情の吐露の演技、朝ドラ随一と思う。

演技とは思えない嗚咽。






ラベル:#朝ドラ
posted by inatt at 17:33| Comment(0) | ・感想など・TVドラマ・NHK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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