2022年09月30日

【ドラマ】 あなたのブツが、ここに 2022年



一個一個が切実なんや





NHKの夜ドラ枠で放送されたドラマ


■毎日やんねん


コロナ禍を生きていく人たちが描かれたドラマでした。

主人公だけでなく、
遠景に2度だけ映る女性落語家のお母さんまで、
コロナ禍のもと日々を生きていく人たちを
平等に描いているドラマだった。


( 菅原榊原(平埜生成)もサバイブしていくだろうし、
  きっと、キャバクラの男衆もなんとかできているのだろう。

  ひとり、そうでない運命をたどった登場人物がいたのは残念でした。 )



■夜ドラ


朝ドラとフォーマットが似ているようでいて、
作り手は朝ドラではできないものを
意識しているように思いました。


制作統括・プロデューサー・演出(盆子原誠、梛川善郎、佐原裕貴)が
おちょやんを担当した方たちのようです。

本作の主人公は、

むせび泣く姿を他人には見せない。

収入が激減したときに、
すぐに家賃の安いところへの転居を考え、
( 口座の暗証番号を他人に教えたのは馬鹿だったが)
手元の金を失ったとき、
借金は考えず、
子供の定期預金には手を付けず、
いさぎよく、親元に戻ることを選択する。

また、部活のソフトボールのキャッチャーで、
ぼろ負け試合でも懸命に声を出し続ける短いシーンが、
彼女の「負け犬」人生の生き方を表現してました。

「バレただけちゃう、うちらがもともと何様でもないということが」


・苗字がヤマサキなら、娘にサキという名はつけない


・人の事情に頭をつっこむ主人公属性の他に自省する特徴がある
 また、
 誰もが心の中で何かつぶやいている

 配達先の出来事、主人公のモノローグ、娘のモノローグと移り変わっていく(第10回)

 過去の男の回想、主人公のモノローグ、母のモノローグと移り変わっていく(第15回)






■バカサバイバーのエンドクレジット


自分はこのドラマのエンディングのようなのが好きなんだな、
と思いました。

( 過去の似た事例は、女王の教室逃げ恥 )
  




月曜日に入れるやり方のようです。



・女王の教室では、陰鬱な展開による気分をいったん晴らす目的か、天海祐希たちが踊る明るいエンディングになっていたことや、かつての「よるドラ」枠のニコニコ日記などで、エンディングの島谷ひとみ版の「元気を出して」に助けられていたことを思い出した。

( 朝ドラはオープニングに曲が入り、
  かつての「よるドラ」はエンディングに曲が入る )

ただ、本作では、毎回の終わりが、せつないような余韻が残るものが多く、
朝ドラではやらないような締めくくり方を選択しているように思われる。


■マスクから鼻が出る登場人物たち

撮影上の技術的なことなのかもしれませんが、
そのときの台詞や心情をどのように伝えるか、
どんなマスクをして、どこまで顔を見せるか、
細かく演出しているようにも思えます。

ただ、2年前くらいと違って、マスクから鼻を出している人の意味あいが
変わってきているような気がします。

それは無神経を示しているのか、
( cf. 「俺の家の話」一部の例外を除き、みんなちゃんとマスクしてる )

そんなこと構ってられへんことを指すのか

( 主役に関しては、
  鼻が見える表情で撮りたいという演出意図のように思います )



・いろんなマスクが登場する(四角い布のマスク)

普段はウレタンマスクでも、
お葬式のときは、白の不織布マスク。

ウレタンマスクの色にも個性が反映している。

東京オリンピックの頃は、亜子も不織布マスクに。



マスクにまつわることで人を非難する行為、いじめる行為、

悪人だからそんなことをしたんだというわけでもないふるまいが、

現実でも見た、他人事でない怖い描写だと思う。


( おじいさんの心のうちや
  男の子が頭の中で起こしたロジックと
  その材料となっている彼らが自らの周辺で見聞きしたこと )


そして、突然に他人を非難する恐ろしくもどこにでもいる人が

しているマスクの特徴が大変に印象的でした。

私は、何年も、四角い布のマスクをした人を街で見たことはない。
しかし、ドラマのとある場面で、
誰もが知っているそのマスクをした人が登場したとき、
それが特別な「雰囲気・意味」を纏っていると感じた。


( このエピソードに通じる、
  コロナの時代に、経験したこと、感じたことは、
  コロナが過去のものになったら、
  知らない人はもはや正確には理解できないものなのかもしれない。
  当事者だって、1、2年前のことすら、
  ドラマが掘り起こしてこなかったら、
  忘れていってしまうものなのだ。
  この嫌な想いや経験を
  いつかあからさまに詳らかに言葉にしておく必要があるのだろうか。
  それは自分の中の嫌なものも見つめることであって、
  今の私にとって、まだ、やりたくないことだ。
  だからこそ、このドラマを観ているのかもしれない。 )






・「xxさんのマスクしてない顔、初めて見たわ」って言われたことある。

・街で知らない人から、すれ違いざまに、吃驚するようなこと言われたことは、コロナになってから、いくつかあった。





■さりげなくもしみじみと感じ取ることができる

第13回、電話の声だけで伝わるところ、

閉まったままの店の前に佇む3人の男の俯瞰のごく短いカットが挟まる

俯瞰だから厳密にはそれが誰かも確かではないが、

その画から伝わり感じるもの。


第14回、間違いの「数」ではないと思うが、

その運命を分けているものは何なのか。



毎田暖乃


全然違う演技を作品ごとに見せる小学生・驚

・過去の時代の物語として作られたキャラクターを二役(おちょやん)

・誰もやったことのない設定の小学生(妻、小学生になる。)

・現代の普通の平凡な小学生(あなたのブツが、ここに)


現代を描いた本作の特徴の少ない平凡が特徴の役柄こそ、非常に難しいのでないかと思うが、
そういうことを感じ取らせない演技。







ASHITA - 森優太, Katie Dwyer, 榎木にれ & Sarah Yamada
[iTunes]ASHITA - 森優太, Katie Dwyer, 榎木にれ & Sarah Yamada








■諸々



・マルカ運輸

最終回で、お好み焼いてた休憩場所、あそこ、ええなあ。

( クリエイティブセンター大阪 )





桂二葉・かつら・によう )







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2022年09月17日

【ドラマ】 芋たこなんきん 2006年



ひとりやったら、笑われへん。そやろ?


「チ〜!」






朝ドラ史上、最も早口なヒロイン・笑


( 歳をとってから、速度が落ちる演技にも感嘆 )





2006年度下半期の朝ドラ

2022年の再放送を観ました。


長編ドラマである朝ドラでは
途中中だるみを感じることもままあるのですが、

ヒロインの撮影期間に制約がありながら、
全151回、
毎週毎週楽しめた傑作でした。





◇第6週 「思いやる心」

この週にいくつの「思いやる心」が描かれたか。
常に多層的に出来事が走っていくのが好いです。

本作の週の題名は、脚本(長川千佳子)検討から決められているのか、
大変興味深いです。


■第35回

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2022125350SA000/




ヌイさん(西岡慶子)のところに2度訪問する。

1度目のとき、徳永の目線で、ふたつの位牌、ひとつの遺影、「サクラ式ドロップス」が写る
2度目は、町子の視線で、小さいほうの位牌の全体が写る。

「ちいちゃい時な、空襲で、家も写真も全部灰になってしまいましてん」

( 言わずもがなですが、家・写真以外に灰になったちいちゃいもの )

( 「おちょやん」以来、位牌の戒名をしっかり観るようになった。 )



◇第7週 「おくりもの!?」

■第38回

「大阪は よいところなり 橋の雨」
「法善寺 芝居のような 雪が降り」

( 岸本水府 )


■第42回

石のおくりもの、
「ふふふ、あの子らしいわ」

「午後になったら空港取りにきはんねんけどあと2割なんとか頑張らなあかんねんけどねえ、わたしいまできるかどうか心配で胸どきどきどきどきしてんねんどないしよ健次郎さん」(80文字)


矢木沢さんは、
分かってて、日曜日に顔を出したのか、どうか。


■第47回



■第48回

予想もしなかった人からの「おおきに」やった。


( 治療費の前に時計を。
  隆とのやりとりを他の家族は見ていないし、
  時計のことを知った母の様子などは
  視聴者が頭の中で想像するのも良きこと。)


( 「ニコニコ日記」第27回(2003年放送)を思い出しました。 
    http://inatt.tokyo/article/398821536.html )


■第57回

束脩(そくしゅう)とは、入学・入門の際に弟子・生徒が師匠に対して納めた金銭や飲食物のこと


■第59回

いつ死ぬかわからない、
象、ライオンの写真を撮った、
ほんまのとこ、小説家になりたかった少年。


◇第11週 「おとうちゃん」

■第61回

町子は戦争中の少女時代の体験を昭和42年12月に執筆している。



■第65回

登場人物の著作物の内容を、
視聴者が2週間かけてまるまる体験済みという仕掛けが素晴らしいと
思いました。


■第69回

きずつない【気術無】  気苦労だ。 気づまりだ。 また、心苦しい。 恐縮だ。


■第72回

いくつかの朝ドラから、
ぬか床の重要性を学ぶ私・笑

アムールのママ(三島ゆり子)も、
しっかり物語に交わってくるところが好い。

一方、
家族の外から来て語る人の必要性(ツネさん・石井トミコ

最後まで、自分のことを、なんていうかな、
うん、せんば。
しなければいけないことは、せんば、うん、
まあ、終わるんなら終わるで、ちゃんと整理ばして、
で、伝えることはちゃんと伝えて、
そうせんば、
この歳まで生きてきた値打ちがないもんね
うん、こん人に教えてもらったわけよ

利子はちゃんと置いていけるんやね、こっちの世界に

( なんばさつま、薩摩芋の難波煮、葱と一緒に煮るのが難波煮?、難波葱 )


■第77回

昭和43年の正月
(楽天乙女の執筆、出版を考慮すると矛盾も感じますが)


■第78回

素晴らしいお正月エピソード。

「猥褻」「痴呆」をもってきたので、

一休宗純の「門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」
が頭をよぎりもしましたが、

本回は、そういうことでなく、
大阪の
人の距離が近い、
生命力の強い生活が描かれたのかなと思いました。


■第79回

やむを得ず、残念なことですが、ヌイさんなし。

( でも、ヌイさんのお正月に思いを馳せました )


■第81回

めちゃめちゃワロタ。

「〇〇のチャンピオン」って大阪らしい言い方?

アオフ ヴィーザーゼーエン、ウィーンの言葉でねえ、どういう意味だろうねえ」


■第84回

法名 釋浄喜

私があなたに惚れたのは
ちょうど十九の春でした
今さら離縁と言うならば
もとの十九にしておくれ

もとの十九にするならば
庭の枯木を見てごらん
枯木に花が咲いたなら
十九にするのもやすけれど

十九の春


喜八郎じいちゃんの長男の昭一への想いが明らかになると、
今までのふたりの描写、
喜八郎の、病院の金を勝手に使うところ、
昭一の、金にだらしなくカッコつけなところなどが、
ふたりが確かに親子であると思われて、
(「面倒見がようて、おおらかで、気前がようて、面白うて」)
そんなことも含めて、何か、温かい感情が込み上げた。


■第85回

「奄美想いて」という週の題名が、

月曜日は月曜日のお話なりに、
土曜日は週のお話のすべてをふまえて、

物語の趣を語っていることに感嘆します。


このような題名をつけることは意外に難しく、

物語の導入、または、物語の決着、
どちらかに偏った表現にならざるをえないことが多く、

この朝ドラの週題名のつけかたはとても秀逸です。


■第86回

1970年の春

同じドラマのなかで描かれたので、
軍国少女になることと、
反戦運動や反戦フォークに夢中になることは、
違うことか同じことか、どうか、などと思った。

ふたつのテーブルを並べていた茶の間がテーブルひとつになっている。


■第88回

万博に何度も出掛けている感じ、
相応に豊かな家庭だと思う。

( 今なら、
  間を空けず、ディズニーランドに頻繫に出かける感じ? )


    

■第91回

「千春ちゃんはきっと、他の子よりちょっと、はよう大人にならなあかんかったんやろね」
「誰にでもね、そんな時期は必ずくるの。そやから、焦らんでええのんよ」

町子にとって「そんな時期」はいつだったのかに思いをはせる。


今週の健次郎、
「あかん」とはっきり言う。相手の意見は聞いていない。
学校から呼び出されても、本人の責任といい、出かけない。
由利子が広島へ行くか否か、本人に任せ、自らはたこ芳へ。


■第99回

純子さん「うお〜っ」


■第101回



◇第19週 「カーテンコール」

水曜日くらいから、「カーテンコール」とはどういうことやろ、と心配になってきた・笑。


■第108回

弱っていることを決して見せない畑山さん(平泉成)かっこいいですね。


◇第20週 「ここに花咲く」

先週と同じく、水曜日にどうやら今週の材料が出揃って、「ここに花咲く」とはどういうことやろと思いを馳せる。


■第113回

3号輸液とは


■第115回
 
 観る人を幸せな気持ちにさせる土曜日。

 おばちゃん、私、才能あるやろか。

 ごはん食べんのも忘れるぐらい、
 由利子ちゃん、夢中になってたんやね。
 よかったね。あんた、ええもん見つけたんやね。


( Twitterで、
  前週、笑楽亭米春の病状を町子と共有しない筋書きを評価し、
  前回、健次郎が飲酒状態で治療しない描写を褒めても、
  今回、患者の個人情報を町子に漏らしたことについては
  誰も非難しないのが印象的だった。
  再放送時、同時期に放送されていたちむどんどんは、
  大小さまざまなことについて指摘を受けていたので、
  対照的なことだった。 )


■第116回

こんなん野暮ったい
でも、世の中こんなに進んでもマスクだけは相変わらず野暮ったいですね
医療器具におしゃれはいりません
(亜紀ちゃんの自意識表出の描写ですけど)

石橋蓮司が醸し出すうさん臭さ・笑


■第119回

うさん臭さは私の先入観でした・反省・笑


■第120回

「あっちもこっちも、私の人生です」


■第129回


町子と健次郎の会話のスピードが変わっているところ、
俳優さんの演技に感心しました。


■第132回

「ねばならぬ」は、ヤボやで。

藤山直美さんの表情の演技が好かった。
アップで映る映像作品ならではの希少価値があったと思いますが。

由利子役の邑野みあさんの演技も放送時二十歳そこそこで、高校生から既婚のキャリアウーマンまで自然に演じていて素晴らしいと思いました。


■第136回


( カメラ Rolleicord ローライコード )


■第137回

( ごえんさん 戒名・法名から徳永家は浄土真宗のようだと思いました )


■第143回

アムールのママ(三島ゆり子)、久しぶりの登場、かっこいい・笑



■第150回

いささかは、苦労したとは言いたいが、
苦労が聞いたら、怒りよるやろ

かわいそに
僕はあんたの味方やで


( 75調の台詞、後者(事実)を描写するにあたり、
  あらかじめ前者の75調の台詞を置いておくのが、
  脚本の妙だと思います。 )





■アイビーお洒落なカモカのおっちゃん

・裏地がチェックの紺のジャンパー(スウィングトップジャケット)(第35回)



・膝立て



・仏像破損の真実を知ったとき、両膝を抱える(第95回)



■呟きの覚書







『田辺聖子 十八歳の日の記録』より#1
https://bunshun.jp/articles/-/50158

















・再放送されてこそ、2022年の視聴者の感覚で再評価される。幸せな巡り合わせ。

 ( 再放送が始まった頃、
   Wikipediaには、最後の3・4週分のあらすじの記載がなかった )

「1~2週間でプロットが3〜4個同時に走る構成については、実は海外ドラマからも多くを学んだという。
「『ER 緊急救命室』や『ザ・ホワイトハウス』などのドラマが好きで、当時、注目しながら観ていました。アメリカのドラマは、すでに20年以上前から主人公ひとりだけを追いかけていくのではなく、群像劇のスタイルが確立していて、尾中さんと『アーロン-ソーキンのドラマ、面白くて刺激になる』『ヒロインだけ追いかけるのはもう古くなってきている……』という話をしていて。それもあって『芋たこなんきん』では、今週のメインのプロットはこれ、サブはこれとこれ、4つ目は軽くサラッと笑いもとって、解決させて、という構成を意識的にやっていました。」

・作り手が、朝ドラの伝統的な作り方でなく、
 当時のアメリカ三大ネットワーク制作の主力ドラマに影響を受けているというのは
 興味深いことで、
 それが、2022年の朝ドラ視聴者層にも評価されるようになったということか。

 2006年当時、私個人は確かに、
 朝ドラよりもERザ・ホワイトハウス(脚本はアーロンソーキン)を
 熱心に観ていたことを思い出しました。

 ( 複数の話が並行して走るといえば、
   私の一番古い記憶は、
   「ありがとう(1970年)・石井ふく子・平岩弓枝」・笑
   なので、ホームドラマのひとつのパターンだと思っていたので、
   大好きなザ・ホワイトハウスが繋がっているとは思いませんでした。 )

( 尾中美紀子 )































・写真技師浦田役、にわつとむさんのブログ
 「今になってわかること」
   https://clue-tegakari.com/archives/20526






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2022年08月30日

【ドラマ】 アイドル 2022年



NHKのドラマ ( 20220829・89分特別版 )

・空気、めし、ムーラン
・純烈の出オチ
・「志望は、ダンサーですか、シンガーですか」「スターです」
・うちの劇場の売りは、「エロ」だ
・テンツルテンツルテンツル...(チリンチリン)不合格!
・徹夜明けの牛乳
・でっかい戦争にでもなって、景気よくなってもらわねえとな
・これからのムーランの売りは「エロ」じゃなくて「可愛い」だ
・こんな子どもだましを本当に続けていくつもり?
・鋭いね、あの人も
・恋愛禁止だけど結婚禁止じゃないでしょ
・あなたはみんなのものですから
・ショウも劇場も不要不急である
・劇場を開け続けることに意味があるんですよ
・元演劇青年で作家志望の検閲官殿、台本を自ら書く
・あんなのは売れないね、うますぎて退屈だ


(50年後にAKBもドラマになるのだろう。アイドルを欲する世相とはどんなものか)


(「ひよっこ」で戦後、女子社員寮の料理人でアコーディオンを弾いていた和夫さん(陰山泰)が、ムーランルージュにいて、トランペットを持ち指揮をしたり、戦後はオルガンを弾いていました。そういうひとりの男がいるような気がしてきました・笑)
(「ブギウギ」では昭和13年に笠置シヅ子の横でトランペットを吹いていた・笑 20231123追記 )

(朝ドラ「なつぞら」の岸川亜矢美(山口智子)のことを思い出した。
 ムーランルージュ新宿座の人気ダンサーで、
 戦後、新宿でおでん屋「風車」を開店し、戦災孤児の咲太郎を育てた。)





こいつらはまだ何も完璧にはこなせていない
だがな、できるようになろうと頑張ってる
客はそれを一緒になって応援する
そうしたくて金を払うんだ





( [アイドル]『ようこそ新宿』フルバージョン ステージショー 古川琴音×山崎育三郎×愛希れいか×田村芽実 ほかメインキャスト総出演 | 特集ドラマ | NHK
  https://youtu.be/CqBNwDk7WY4

  このシーン、外では、焼夷弾がしだれ花火のように降っている。 )


( 佐々木千里 )

( 明日待子 結婚後の名字は須貝 )

( 美空ひばりとムーラン )




■団塊の世代の幸せ

20240103追記

20231231紅白歌合戦の伊藤蘭と親衛隊

明日待子のファンたちの青春と比べて、

彼らたちのなんと幸せなこと、

と、このドラマのことを思い出しました。

長い人生で戦争を知らないで済むことの幸運。





NHKのことだから、親衛隊の皆さんにもリハーサルがあったのではないかと、
根拠なく想像している・笑




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【ドラマ】 善人長屋 2022年



NHKのドラマ

( 原作は読んでいません。
  wiki で、なかなかなネタバレを見てしまった・笑)


とても面白い。テレビドラマってこうあって欲しいと思うような。

気楽に楽しく観ることができて、心に触れるような場面も多い。


時代劇って、現実から離れた絵空事だからこその

面白さや趣向があるのだと再確認しました。


加助(溝端淳平)が主人公だと思っていたら、

お縫(中田青渚)が中心のようですね。

まんまドラキュラ映画に出られるような綺麗な歯並びの八重歯が印象的な女優さん。


(3)「抜けずの刀」



お侍の刀の手入れについて、疑念を感じたので、
もっとホラーな真相が頭に思い浮かんだ。


(4) 「嘘つき紅」

悪党の娘が人助けをしようとして、
詐欺のテクニックを学ぶスタイル。
一方で、
「嘘は心を淋しくさせる」とも。

いつばれるかとどきどきしながら観た。
作り手の思惑通り・笑。

騙りの夫婦が依頼を受けたのは、
お縫の頼みだからではなく、
妻が身重の夫婦の騙られたつらさが分かるから。


(5) 「犀の子守歌」

LGBT時代劇。

錠前屋の腕前はまだ見せていないのに、
鰻さばいて、舟漕いで、笛吹いて、善人加助が最も有能なのでは。


(6) 「雁金貸し」

糸と竿が丸見えの人魂が好かった・笑

加助って働いてないよね・笑

( 手妻 )


(7) 「夜叉坊主」

加助は夜、働いていました・笑

「柳沢慎吾様とは、台詞に必ず「あばよ!」を入れる契約となっております」(NHK)


(8) 「野州屋の蔵」



善人長屋の住人が長屋に住むまでの人生、
お縫のこれからの人生、
おたまのこれからの人生、

善悪の二色に簡単に分けられない、
単純な世話物ではない物語を堪能しましたし、

登場人物たちのこの先の人生にも思いを馳せました。



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2022年08月06日

私のタイムライン/( または「半分、青い」途中の感想 )(「言葉をあやつるひとは、よほど慎重に言葉というものを取り扱わねばならぬ責任を負っていると考えたからです」)



「朝ドラ×Twitter」には人を闇落ちさせる力がある、のかもしれない・笑













"Words kill as bullets."

朝ドラの感想からホロコーストまでが、
地続きにつながっているように呟きを並べること、

大変に大仰なものいいですが、

経験的直観的に肯定する自分もいます。(20221027追記)




 
20180519記

2009年から、twitterでテレビドラマの感想を呟いていますが、
今放送されている朝ドラ「半分、青い」で、
初めて経験することがありました。

私は、タイムラインを育てる、と言っているのですが、

ドラマなどの感想で、

「自分と同じ感想だなあ
「この人は自分と好みが同じだなあ
「そうか、そういう見方があるのか、なるほどなあ

と思う呟きをする方々をフォローし、

作品への悪口とか揶揄、人への攻撃が多くて、
「読んでて、少し、気持ちよくないな」
と思うことが多い人をミュートしたり、ブロックしたりを繰り返していると、

知らず知らず、自分の趣味嗜好でTLを育てることになり、

テレビドラマが好き、

ちりとてちん、カーネーション、あまちゃん、ひよっこ
が好きで、

新選組!、平清盛、真田丸、おんな城主直虎
が好きな人たちがつぶやいているタイムラインになりました。

そのタイムラインで、
自分が観ていないドラマを褒めているツイートが多く目について、
自分もその作品を視聴してみると、
間違いなく、自分も楽しめる作品なのでした。
( 例えば、「カルテット」 )




その長年かけて育ったタイムラインが、
「半分、青い」の感想で意見が二分されているのです・笑

私自身は毎日結構楽しんでいたので、
ちょっと、吃驚しました。

物語はおそらくいきあたりばったりでなく、
人物造形も演出も、
それぞれ意図を持ちながら制作されていると感じるので、

たとえば、
ゾートロープ、拷問器具の絵(笑)、犬のパネル、
主人公は、
絵で他人に想いを伝えようとする人であることが、
重ねて語られていて、
( そして、ゾートロープ以外は相手に想いが届いてない・笑 )
これからどのようにこの主人公が育つのか、
楽しみにしています。

物語が更に進み、
自分と自分が育てたタイムラインが
この朝ドラに対して
どんな感想を持つのか、
とても興味深いです。



半分、青い 全体の感想
 http://inatt.tokyo/article/461932922.html



20180930追記

テレビドラマが好きな人たちが、
ひとつのドラマを挟んで
ドラマそのものでなく、
発言者へ向け、なんだかんだと言い合う必要はないです。

そういうことを起こさせたという点で、
脚本家のツイートも含めて、
このドラマは非常に特異だと思います。

私は今まで、
大河ドラマの平清盛や真田丸などで、
twitterとともにするドラマ鑑賞が、
自分の生活を豊かにしてくれることを経験しました。


今回、それとは異なるドラマ鑑賞体験も
twitterで起こりうるのだということを知りました。






20200327記

最近、「半分、青い」(というか、その脚本家)や、
「なつぞら」(というか、その主役)に対して、

「~という批判のツイートを目にしたが、」という
ツイートをときどき見るのですが、
私自身は、
「そういう主旨のツイート見てないけどなあ」
と思うことがあります。

あれから、少し、タイムラインが育ったのかも、
と思います・笑





20200626記

朝ドラの感想ツイートのなかに、
前作と今作を比べ、引き合いにして、
今作を批判したり、
前作を讃えたりするパターンがあると思います。

私も、#おしんチャレンジ のあと、
おしんとエールを比較したツイートをしました。


しかし、
例えば、
スカーレットとエールを比較するとしても、
エールが、
「いつもと変わらない1日は特別な1日」みたいなことを
表現しようと考えているかというとそんなことは全然ない
と思うので・笑、
両作品を並べての、
こっちが上だの下だのと主張することには意味がないとの
考えに至りました。






20210304追記

話が逸れるのですが、

Twitterのタイムラインも、
YouTubeのお勧めも、
変なものばかり、観たりレスポンスしたりしていると、

タイムラインやお勧めが、
変なものばかりになっていく・笑

よくできたツールは、
自然と世の中の仕組み動きと同じようになっていて、

現実の世界でも、
変なことばかりしていると、
変なものを引き寄せてくるということか、
と思っています。

だから、
よくできたソフト・ツールが
そのままに、
世の中や人を良くしていくということはなくて、

ソフト・ツールを使う人の
善性や倫理とまではいいませんが、
あなたはあえて何をしますか、
という、
毎日の
ひとつひとつの
選択が重要と

大袈裟な感想を持っています。


■おかえりモネ

20210816追記

「おかえりモネ」についての批判ツイートが多くなっていることに驚いています。

「半分、青い」や「なつぞら」では、
批判は、脚本家や主役など、特定の対象に偏っていたように思いましたが、

今回、作品の全般的な要素に向かっているようで、
今までにないことだと思いました。

「アンチ」はどの朝ドラにもありますが、
今回は、
「ヘイト」的な匂いを感じます。気のせいかもしれませんけど。

( ここでの「アンチ」「ヘイト」の使い分け。
  「アンチ」の批判はその対象が存在していることが大前提の批判で、
  その対象が存在しなければアンチそのものも存在意義を失うから、
  そこまでの結果を(内心は)望んでいない場合がある。
  ヘイトは、その対象が滅ぶことを望んでおり、
  本当に滅ぶまで手を緩めないことが本質的な行動原理 )

今のTwitterは、タイムラインを育てるなど悠長な話で、意味がなくなってきているかもしれません。

私は、毎日の生活に元気を貰うため朝ドラを観ています。
こんなご時世、少しでも多く心の栄養を「接種」するよう心がけています。
出来る限り、心の栄養となるものに多く目を向けるようにするべきだし、
後ろ向きな感情を「伝染」させるような他人から元気を奪う発言は慎むべきだと自分を戒めています。


20210917追記

今、私のタイムラインは、
「おかえりモネ」について、
菅モネファンの明るいツイートだけでなく、
作品のあらゆるところにつっこみを入れているツイートが
がんがん流れています。
それは、
気持ちのよい状態とは思いませんが、


( ネガティブな意見の攻撃性に心がゆさぶられ、
 静かな気持ちでドラマを鑑賞することの邪魔になっていると感じています )


ほとんどブロックやミュートをせず、

そのままのタイムラインを眺めていて、

呟く方同士が罵りあったり、揶揄しあったりすることさえなければ、

世の中そういうものだ、という気持ちになってきています。


少し時間をかけて、その先にも、考えを巡らせたいと思っています。





「我がTL」という言い方を目にして、

すこし、心にひっかかりを感じたことがあり、

「タイムラインを育てる」という言い方も、

使うのを止めようと思いました。

(20220211追記)





20211106

「カムカムエヴリバディ」の第1週が終わりました。

タイムラインはしばらく忘れていた温かさです・笑

これは束の間の小春日和なのか・笑





(ツッコミどころ探しの世の中)

世の中には、

あれには、あの人には、

いくらでも遠慮なく、突っ込んで、

心の憂さを晴らすことに使っていいんだとされている対象があるようだと

感じるようになりました。

いわゆる、週刊誌などがネタにするものです。

朝ドラ、大河、紅白歌合戦は、

民放のテレビ番組とは異なり、

そういう扱いになっているように思います。

それはメディアの取扱いの問題ではなく、

世の中の人が憂さを晴らす存在を心の中で常に望み、

朝ドラヒロインなどをそういう扱いをするものと認定しているのだと感じています。


朝ドラでは、

何か、観る人が物足りなさを感じたときに、

その原因のスケープゴートを求めるということを感じるときがあります。


その対象は、何を言っても、反論してこないだろうと思えるものが選ばれがち

とも感じる


・おかえりモネでの演出担当

・カムカムエヴリバディでの演出担当

・カムカムエヴリバディでの子役


本稿ではいじめの構造の考察をしているつもりはないのですが、


・複数の同じ立場の人たち(歴代ヒロイン)を比較して、ひとりを非難する

・複数で分担している人たち(演出担当)の、そのうちのひとりを攻撃する

・特別な出自の子役を嫌う(父が監督で母が女優、姫川亜弓さんのことではないです・笑)

・悪口は別場所(別のタグ)で言う。でも、他の人にも聴こえるように。

 ( 本タグにしろ、別に作るタグにしろ、
   そこに集う人たちには、
   自分が見たいものだけを見たいという願望がある。
   また
   自分の意見を否定されたくない。
   そして、
   このブログだって、まさしくそうなのですが、
   誰からも見えないならば語ろうという気にはなれない。
   大変面倒なことだ。 )

・いじめは、いじめることが動機になっているとは限らない。
 だから、当事者は自分のしていることはいじめではないと本気で思っているし、
 それを口にできる。

・人にレッテルを貼る人は、実は自分にレッテルを貼られることをとても嫌悪している。自分がやられて嫌なことを他人にする。






「カムカムエヴリバディ」での演出担当批判

我々は朝ドラで演出とクレジットされた人が何をしているのか、
何も知らずにいろいろ好き勝手言っているところがある。







視聴者が制作統括に「あの演出担当をしっかり指導しろ」みたいな依頼をする展開に驚き、

拍手(同意)が発生したということにさらに驚いた。

( 20211205 愛宕山での講演会 )





「カムカムエヴリバディ」を観終わって感じたことは、

( 批評や粗さがしでなく、 )

物語そのものを愉しめ」ということを思い出させてもらったということだった。







・誹謗中傷 ( 20220806追記 )

とうとう、朝ドラに関する呟きが、いじめ、誹謗中傷なのか、という議論が出るところまでいきつきました。

沸騰する「#ちむどんどん反省会」批判かイジメか
真っ当な声もあるが誹謗中傷のような酷い言葉も
木村 隆志
https://toyokeizai.net/articles/-/609588

( 一石を投じるという意味で立派な記事だと思いました )

このことについては、自分事として、
この先もよく考えるべきことと感じています。


東洋経済オンラインアカウントがわざわざ#ちむどんどん反省会タグをつけて、
記事をツイートしたのには、ちょっと驚いた。
当タグを使っている人たちへの挑戦的態度なのか、どうか。
ツイート自身は、
#ちむどんどん反省会タグには批判と酷い言葉と両方ある、
と言っているだけ。と
いうことは逆に挑戦的ということか。

しかし、ネガティブな意味合いのドラマに関するTwitterのタグが記事になる
というのは異例な出来事なのかもしれない。





当記事についての反応のなかには、
いじめを題材にしたドラマで見たような、

「あれはアイツが悪いからしょうがない」
 または
「私はいじめていない」

を思いおこすようなものもあり、

自らを戒め、注視したいと思います。



「私が〇〇人のことを■■野郎呼びしているのは理由があって、〇〇国が〜の歴史的事実を改竄しているからです。〇〇国が過ちを認め謝罪しない限り、私は〇〇人のことを■■野郎呼びします」



「私達はやむを得ずやっているのだ」










政治が世の意見を拾い上げ使おうとすること。
人が政治家に働きかけようとすること。


( そして、この延長線上にあるかもしれない、
  嫌な想像は、
  NHKは受信料を強制的に徴収しているのだから、
  朝ドラは国民のもので、
  〜のような内容はけしからんと、
  政党や政治家が口をはさんでくるような世界線 )





・ちむどんどん放映時に気づいたこと

朝ドラ×Twitterには、構造的に人を闇落ちさせる力がある。
自分の責任で気をつけていかねば・笑


( 20221027追記

  話はまだ続いている...
  朝ドラヒロイン役の次の作品まで追いかけて批判する?
  そのことを批判する?
  所属女優に対する誹謗中傷に対策を講じてと事務所にお願いする投書を呼びかける?
  反省会タグをとりあげたメディアや記事を批判する? )






・全部大泉のせい(20221009)



「でも僕は大丈夫、倒れないから」って笑いにしてるけど、
因果が逆で、
倒れなかったという結果があるから笑いにもできる。
小栗旬が大泉洋に対した今回は偶々倒れなかっただけで、
ドラマを観て発生した憂さを「〇〇のせい」って、
寄ってたかって不満をおっ被せて、
人を潰すこともできるということ。

「全部大泉のせい」、ひやりとする怖い出来事としても覚えておきたい。

( 誰か、ドラマの後半展開から、
  「みんな、義時のせい」
  「みんな、小栗のせい」って
  言い出せるか、を想像してみると、
  言う人、言われる人が無意識の恣意というか、
  任意に選ばれているわけではないという、
  ひとつの証拠だと思う )

( 「おしん」のときにTwitterがあって、
  田中裕子が
  #全部高森和子のせい
  と呟いて、いいねがたくさんつくみたいな・笑 )



・お清役、高森和子さんの述懐(おしんDVD付録)

 お清への批判的投書が多く寄せられ、気がつくと、道の端を伏せ目がちに歩いていた
 プロデューサーから一緒に佐賀へ行きませんかと言われ、しぶしぶでかけた
 満員の会場の壇上で、思わず「佐賀の皆さま、この度は申し訳ございません!」と言った
 会場は大きな拍手と笑いが湧き、一人の御婦人が立ち上がり、
 「お清さんは少しもきつくないですよ。昔はもっともっときつく苦しいものでしたよ」
 と言い、又も拍手が起った
 緊張から一転、佐賀の皆さまの暖かい温もりに包まれた、うれしいひとときだった
 

・言葉をあやつるひとは、よほど慎重に言葉というものを取り扱わねばならぬ責任を負っていると考えたからです(平川唯一

平川唯一がインタビューで語った内容の引用(別冊人生読本・戦後体験p54)
「テキストのどのページ、どのレッスンからも暗い言葉は全部抜くように気を使いました。というのは、当時のような暗い社会状況のなかでも、もし私が不用意に暗い言葉をテキストのなかに使って、それが聴取者に反復練習されている間に、そのような暗い言葉の内容が現実となってあらわれるのを恐れたからです。つまり、言葉をあやつるひとは、よほど慎重に言葉というものを取り扱わねばならぬ責任を負っていると考えたからです。(〜)このような言葉と事象との間の密接な関係は、歴史的経験によって示されています。」

SNSがある時代にはすべての人の発言や行動にあてはまることかもしれない。


・一市井人の私もひとつひとつの発言に責任を持たねばならない ( セクシー田中さん )

何の影響力もない一個人であっても、
面白そうな話題にいっちょかみして、
意見を言うにも、なんらかの責任がある。
そして
「芦原妃名子さんのご冥福をお祈りいたします」
とつけながら、
言い訳めいたことをまた言うのにも、
暗澹たる気持ちになる。







・リテラシーの高い事例 20221026



本文は画像、#や×も絵文字に。

「一応、共有しておかなきゃ。
全ては守るために。
#が付いたものをRTも×だ」

「「#●●●●反省会」なる、
ドラマの悪評をツイするユーザーが存在
するみたいです。
ドラマや推しのドラマを守るために
注意@ 開かない、読まない、反応しない
注意A サジェストにあがっても
   開かない、読まない、反応しない
これ、鉄則★反応したら思うツボ★」


( 朝ドラヒロインの次回作の主演の推しの方、
  ところが、
  そのすぐあとに、
  連続ドラマ主演中とは思えない発表があって... )

・リテラシーの高い事例 20230111



・大河主演俳優の推しの方
 関わりのない通りすがりの当方だが、
 ちょっと感動した。

 自分の興味の方向(推し)だけでなく、
 周りにも目配りするって大事なのかも。





20221104

自分の使う言葉が、
流行語大賞にノミネートされたと想像してみる、
というのが、
普遍化可能性テストみたいなことになる、
というのはひとつの発見に思えた。

〇〇反省会
全部〇〇のせい

俺たちの〇〇

の違いが分かるテスト


( 「現代用語の基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞」事務局が「#ちむどんどん反省会」を「NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の視聴者の間で、放送後に内容を話題にするツイートが大流行。『ちむ』は『肝』のことで、『わくわくする』を意味するが、毎朝ドラマの展開に『ワクワクよりも、ドキドキして心配になる』という声が多かった」と説明している、というのも選考基準はなんなのか、大変興味深いことだった。 )











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2022年07月31日

【ドラマ】 空白を満たしなさい 2022年




空白が生まれても、空白を埋めることはできる






NHKのドラマ(wiki)。

何をみせられるのか、わからないまま、話が進んでいって、怖い。

佐伯が増幅してみせているが、
そうでなくても、
人が生きていること、
人が死ぬこと、
周りの人や自分!が死ぬことを受け止めることの重さを
こんな形で見せるやり方があるのだなと。


第1話

「家族のために働くのは幸せだよ」と思う男が
「好き嫌いに正直になればいいんです」と
会社も上司も親も家族も自分も嫌えばいいと囁く男の首を絞めた。


第2話

佐伯や姑からかなり酷い目にあったとしても、
死んだ人を延々と恨み続けることは難しいかもしれないが、
原因を作った当人が目の前に現れれば、
眠っていた恨みが目覚め立ち昇ってくるようなところを表現する
鈴木杏がすごかった。


第3話



「ある人」の死は「別の」人の人生を染める

死の一点と因果応報を結びつける考えの問題点?


「あの人危ない、止めて」

「追い詰められているから、そう思うだけなんだよ、自分の意志じゃない」



第4話


幸せになりたい男が殺そうと思うもの。


( 死んだ人の死んだ理由は、今を生きる人には本当は意味がない。(あるべきではない)

  この物語で、私たちと同じく生きているのは、

  千佳と璃久。このふたりの話になっていくのか、どうか。 )


第5話


「それは、ビル火災の一室で、熱さから逃れようとして、窓から飛び降りてしまうのに、似ていますよ。他に熱さから逃れるすべがあるなら、本当は生きたかったんです。

「人は死んでも何かがこの世界に残るんだと思ったんですよ」


posted by inatt at 08:13| Comment(0) | ・感想など・TVドラマ・NHK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月22日

【ドラマ】 朝ドラについて(書きかけ)








NHKの朝の連続テレビ小説、朝ドラについてのいろいろな無駄書


朝ドラから私が学んだことはふたつ。


・朝ドラと朝ドラ受けは平和の証

・朝ドラから学べば好い生活を送ることができる


朝ドラという形式、形態そのものが、
「毎日、こつこつやってると好い事あるよ」
ということを体験させてくれる。





■朝ドラの制作目的

視聴者が、毎日、毎朝、観て、楽しい、ということが真ん中だと思います。

「ああ、おもろかった、さあ、今日も働こか」みたいな。


( 例えば、「舞いあがれ!」第74回 2023年1月18日放送 、
  ホワイトボードに「営業!」と書くラストカット、
  ビックリマークに元気をもらう。






観た後、なぜ主人公はあんなことしたんだろうと1日頭に残るようなことがあってはイカン。

語弊がありますが、
そんなに難しいお話でなくてもいいのだと思っています。

しかし、名作と言われるものでは、

明日どうなるか気になってしまって、
とか、
重要登場人物がいなくなってしまって、

今日の仕事が手につかない、

ということも。

私の経験では、

ちりとてちん 第115回
あまちゃん 第132回
ひよっこ 第105回
など
15年間で3つ挙げられれば、

それはとても幸せな思い出ですが、
いつもいつもそういうことでは疲れてしまう・笑。


毎回、レベルの高いドラマを観たいのだという人もいるでしょう。
望むなら、私もそうです。でも、

おしん
カーネーション
スカーレット
(と、「純と愛」)

ローテーションで延々続くとしたら、

個々の作品は繰り返して観る価値のある名作ですが、

私は、喜ぶのは最初だけで、全部観終わらないうちに、

ごめんなさい、もうお腹いっぱいです、私が間違えていました、
ここらで、もう少し、気楽に楽しめるやつをお願いします、

って言うと思います・笑。


■永遠ローテーション

一方、

自分の好きな朝ドラを10本あげて、
それを5年間かけてローテーションすると、
永遠に毎朝愉しむことができるのではないかという
10本の選択。

(再放送したら絶対観る10本
 つまりは、
 私のベストテン・笑)

おしん (1983年)
ちりとてちん (2007年下期)
カムカムエヴリバディ (2021年下期)
カーネーション (2011年下期)
おかえりモネ (2021年上期)
芋たこなんきん (2006年下期)
ひよっこ (2017年上期)
スカーレット (2019年下期)
おちょやん (2020年下期)
あまちゃん (2013年上期)

あさが来た (2015年下期)

(順不動 20220711)


再放送したら絶対観るという作品が、
こんなにあるなんてとても幸せなことで、
作り手の皆さんに深く感謝しています。



■朝ドラは大変特殊なドラマ

仮に大駄作だったとしても、視聴を止めずに、物語が終わるまで文句を言い続ける・笑
民放の連続ドラマなら、観なくなって、誰も話題にしなくなるだけなのに。
観なきゃいいじゃんと言われたら、ムキになって言い返す・笑

( 大河ドラマでも、
  放映が終わったら、ほとんど話題にのぼらなくなるのに、
  朝ドラだけは、
  過去作品について、いつまでも文句を言っている方がいらっしゃる・笑 )

ドラマに対してでなく、その人の生活に文句をつけているみたいになるのかな、
人によっては、嫌でもなんでも毎日同じ時間に観ることになっている特殊なドラマ。

ただ、
個人的には「エール」で実経験し、
ちむどんどん」では他人事のように眺めるように心がけようとしたのですが、

自分の意にそぐわないドラマを毎日観て、
何が気に入らないのか、
その原因は誰なのか何なのか、
どういうものなら納得できるのか、
考え続け、
掘り下げ続けるのは、
心の健康にはあまりよろしくなく、

辛気臭くなって寿命を縮める」ことになるので、

他人のためでなく自分のために、やらないほうがよいと考えています。


また、ひとつ指摘しておきたいのは、
私も含めて、いわゆる、Twitterの朝ドラクラスターは、
朝ドラの作り手からみて、視聴者層の真ん中ではない。



■AK、BKという分類や系統は存在しない。


長年、朝ドラ作品およびその制作にまつわる情報に親しんでいますが、

東京制作、大阪制作、それぞれが独立していて、
まるで、各々が映画における松竹や日活であるがごとく、
各々の定めた方針あるいは特定の決定権者によって、
コントロールされているというようなことを示す事実に
触れたことがありません。

私が持っているイメージは、

サラリーマンが、ときに東京営業部、ときに大阪営業部へ
異動してお仕事するように、

サラリーマンのドラマ部長、プロデューサー、ディレクターが、
東京へ異動したり、大阪へ異動したりして、
そのときそのときのお仕事をしている、

というものです。

「今は、誰それさんが、ドラマ部長だから、」という
論評は成立するのかもしれませんが、
そのときそのときの首相を題材に毎日記事を書く、
夕刊〇〇みたいだ・笑。

TBSのドラマとフジテレビのドラマを
放送局単位でひとまとめにして比較するように、

TBSのドラマってこうだけど、
フジテレビのドラマってこうだし、とか、

月9と日曜劇場を比較して、
月9ドラマはこうだけど、日曜劇場ってこうだから、みたいに、

まあ、そんな乱暴な論も寡聞にして見たことがありませんが、

AK朝ドラってこうだから、BK朝ドラってこうだからって、

AK・BKという独立した制作主体があるかのように論じるのは、

前提から的を外しているように私には思えます。


(参考)

朝ドラの制作統括とドラマ部部長両方を経験している方の発言

  https://otocoto.jp/interview/hiyokko01/

  http://blog.livedoor.jp/p_s_y/archives/51770206.html


「ドラマ部長がプロデューサーを指名して企画がはじまるので、その作品に入ったスタッフがそこで全力投球して、終わったらチームは解散します。それに僕らはしょっちゅう転勤していて、例えば、BKの『べっぴんさん』チームとは同じ部で働いたことがある仲間です。そんなふうに半年後には東京と大阪とスタッフが入れ替わっているかもしれないので、大阪と東京を分け隔てて考えることはないんですね。」


「ちりとてちん」のプロデューサーが後にドラマ部長になり「半分、青い」の脚本家決定に関わり、「半分、青い」のプロデューサーは「ちりとてちん」で演出を担当したことがある。


https://otocoto.jp/column/asadolife-11-1/


「北川さんがドラマ番組部に何年も前から企画を売り込まれていて。その企画が採択されたときに、私にやらないかと話が下りてきました。」(勝田夏子プロデューサー)


( 勝田夏子氏は、「ちりとてちん」などの演出や「今ここにある危機とぼくの好感度について」「空白を満たしなさい」などの作品の制作統括を担当したことがある )



■BK制作朝ドラに共通するもの


強いてNHK大阪放送局制作の特徴をあげると、

「ごちそうさん」以降?のBK制作朝ドラは、
広里貴子さんの消え物が欠かせぬものになっています。

( 20241230追記
  20241127放送きょうの料理「"おむすび"米田家のおいしい食卓」に
  広里さんが出演され、
  「ごちそうさん」以降「おむすび」を含む計13作の料理指導を担当、
  と紹介されていました。
  「ごちそうさん」から「おむすび」までBK朝ドラは12作なので、
  あと1作はどれかな、と調べたら、
  「らんまん」の和菓子指導かもしれない )


「ごちそうさん(2013年)」のとき使われたぬか床で作られた漬物が

「スカーレット(2019年)」
「おちょやん(2020年)」
「カムカムエヴリバディ(2021年)」

などで物語のなかの食卓に登場しているようです。

村田雄浩さんが、カムカムエヴリバディの消え物について、

真顔で「このひとくちで、もう、十分、役になれる」

と語ったことを見たことがあります。(20220122・土曜スタジオパーク)

消え物に対するものすごい褒め言葉。




宮田圭子さん「(広里さんが用意したものを口にしたときに)あっ、私の役はこういう物を食べてるんだという、そのときの発見がありますよね、すると、自然と作ってた役がちょっと、こう膨らむんですよね。」


宮田さん、村田さんという一流の俳優さんがわざわざそこまで言う、
消え物では他に聞いたことない、
何十年後には伝説になるのではと思うようなエピソードです。
目で見ることはできるが、私たちは永遠に口にすることのできない料理。



「ひささんを演じた鷲尾真知子さんは、撮影の時にお汁粉をたべて、「ああ、なんて優しい味だろう」と感動して、その味から「ひささんってこんなに柔らかい甘さのあんこをつくれる女性だったんだ」と役作りを深めていったそうです。」

カムカムエヴリバディだけでもたくさんの料理を準備されているようです。



20251213の土スタで、菅田将暉さんが、
「ごちそうさん」のときの思い出として、
・現場のごはんが美味しかった。
・塩むすびで感動するシーンで本当に感動できるっていうか。
・フードコーディネーターの方が、
 口の中に入れたときの米の表面積がどうとか、
 すごい科学的に。
 表面積が多いほど甘く感じるとか説明をされて。


ーーー

さらに、小道具等でも

( 消え物だけでなく、
  大道具、小道具、衣装、小物のちょっとした、
  けど心のこもったお仕事が、
  お遊びや視聴者へ向けての目くばせ、ではなく、
  演じる人の気持ちを膨らませることに
  つながっているのだろうと気づくことが
  しばしばあります。





画面にはわずかに映る、
( または映らないバッグの中の )
定期券、昔の写真、定期券入れ、
どれだけの時間をかけて造っているのでしょう。

 )







「ばけばけ」のトーストの焼き網。

「ガスコンロであぶってから、紙やすりで細かい傷をつけ、
 塩をぬって青さびをつけたあと、最後に酢で拭いて使用感を出しています」


■大阪の戦前・戦中・戦後

関東大震災の影響もあり、人口が東京を超え、
繁栄した昭和初期の大阪の街。

その昭和の大阪の戦前・戦中・戦後が
主にBK制作の朝ドラで繰り返し描かれている。

百貨店、写真館、ホテル、
芝居、寄席、レビュー、ジャズ、
地下鉄、闇市、etc.

これらの物語の登場人物たちが、
道頓堀などですれ違っていたのかもと想像すると楽しい。

そして、どの物語においても、
戦争、空襲で、人々の運命が激しく揺らぎ、
物語から退場させられる人がいる。

「芋たこなんきん」(2006年)
http://inatt.tokyo/article/487757591.html
「カーネーション」(2011年)
http://inatt.tokyo/article/473161695.html
「ごちそうさん」(2013年)
http://inatt.tokyo/article/475012035.html
「わろてんか」(2017年)
http://inatt.tokyo/article/457874163.html
「まんぷく」(2018年)
http://inatt.tokyo/article/465419002.html
「おちょやん」(2020年)
http://inatt.tokyo/article/478780119.html
「カムカムエヴリバディ」(2021年)
http://inatt.tokyo/article/484027652.html
「ブギウギ」(2023年)
http://inatt.tokyo/article/501399945.html



■朝ドラには2種類ある。(ナレーション)

ナレーションが、

〇〇(ヒロイン)は〜と思ったのです。

と説明する朝ドラとしない朝ドラ。

朝支度しながら観るドラマとして、
わかりやすく説明する朝ドラも決して悪くない

・説明する

例 わろてんか

例 エール
  「音楽が奏でる人生の物語「エール」始まり始まり」
    「音楽が奏でる人生の物語」って意味がよくわからないとも思うが・笑
  「その音色は裕一の心に深く響き渡ったのです」


・お話の方向性や登場人物の言動の意味(解釈)をきちんと提示する

例 おしん

「突然の圭の申し出に希望(のぞみ)は息子の真意をはかりかねていた。

圭がわけもなくそんなことを言い出すはずのないことも、父親は知っていた。」
第1回の最後)

好いナレーションです。(奈良岡朋子)


・主人公が語る

例 ちりとてちん

主人公が、若い頃を振り返り、その時の主人公の心持ちを解説し、ときにツッコむ、
とてもよくできた、計算された設定。
だが、実は、上沼恵美子以外に誰がこの役回りを全うできるのか、という難しいポジション。



例 カーネーション

 「ちりとてちん」とは異なり、主人公自身が「今」の気持ちを現在進行形で語る。
 余りにも強い主人公をつっこむことができるのはその人自身だけ・笑
 最初から、最終回の語りを考えていたのか、どうか。


・説明だけでなく、演出の一部となっている

例 スカーレット

「大事なものを失ったのだと、思いました」(第108回)

大事な何を失ったのか、台詞でもナレーションでも説明していないが、
このナレーションは素晴らしい演出効果を出している。 


・ナレーションで締めない

ばけばけ」は1話の終わりのナレーションも劇伴もないまま、

静かに終わることが多い。



■自分の嗜好がわかる


自分はこういうのが苦手なんだなと気づくことがあります。

苦手とは、

明日が楽しみだな、という気持ちにならない展開。

私の場合、

気が病んでしまいそうなお姑の圧力(おしん)
気の荒らそうな岸和田の皆さん(スカーレット)
営業妨害しにくる反社の皆さん(おちょやん)
闇落ちした登場人物が投げる「悪意」(おかえりモネ・第76回)
徹夜の原稿がいたずらでちり紙交換へ(芋たこなんきん・第32回)
主人公の偽物(芋たこなんきん・第100回)
など

( ヒロインの父親がろくでなしで、こりもせず、
  怪しい相場に人の金を突っ込み、
  と書き足そうとしたら、
  とんでもない展開だった・笑(ばけばけ・第98回))


また、
私はそうでもないのですが、
いわゆる毒親表現を大変つらく感じる方がいらっしゃると思います。

しかしながら、
ひとりひとりにそういう好き嫌いがあり、
作品の良し悪しとは別と考えます。

万人にうけることが求められている、朝ドラや大河は、
大変だなと思います。

朝ドラ鑑賞法は、

自分の苦手なところは、軽く流しておいて、

私はAという登場人物が好き、
私はBとCの関係の進展が楽しみ、
とか、

それぞれの好きなところを
それぞれに十二分に楽しめばいいのでは。

( 例外



六平直政・むさかなおまさ )

■社会の変化



1981年下期(AK制作)の朝ドラ本日も晴天なりで描かれていること。



2023年3月14日、本日も晴天なりが再放送されていたとき、
「舞いあがれ!」では、育児に協力的なヒロインの夫が描かれていた。

ドラマで描かれる内容は時代により変遷する。

また、
ドラマの内容が社会の平均や中央を示しているとも限らない。


■朝ドラとして選択されるテーマ、内容


朝ドラでは、「家族」が常に描かれていると思います。

一方、朝ドラでは今までは描かれないけれども、

大事なことも世の中にはたくさんあり、

主人公や内容の選択も時代の流れ、視聴者の変化などとのタイミングがあるはず。


女性経営者を主人公にした本格的なビジネスもの ( 参考 舞いあがれ! )

70歳を超えた老夫婦を主人公にしたお話 ( 参考 今度生まれたら )

など、未開拓領域はまだまだあるのでは。


さらには、

いつか、大坂なおみをモデルにした朝ドラが作られるかもしれない、

私は、
大坂なおみの小学生時代を子役が演じる朝ドラを観ることを夢想する。

でも、今(2020年)企画しても、皆が楽しめるドラマとしては、時期尚早的な意味で成立しないと思うが、

いつか、実現するのではないか。

  日本の小学校での経験
  駆け出しのときサポートしてくれた日本のテニス界への恩義
  グランドスラム制覇後の日本の取り扱いに感じた違和感
  社会問題への積極的な発言
  聖火ランナーになって感じた失望
  などなど

  ( 内容は私の頭の中で勝手に浮かんだフィクションです )

 既存のヒロインとは父親の国籍が違うだけ
 聖火最終ランナーを務めたがそれは彼女に幸せをもたらすのか
 望まず背負わされたもの、自らすすんで行動していったもの


( ハリーベイリー リトルマーメイド )





She's black.
She's brown like you.


・ラシャメン



「佐野史郎さんからは、『君たち攻めたね、大丈夫か?』と言われました(笑)。『みんな知ってはいたけれど、隠してきたことだよ』と。」


・「ばけばけ」の江藤リヨ

明治に朝鮮半島に渡り日本語学校を運営した、

近藤(籠手田)淑子(よしこ)さんを

主人公とした朝ドラ・笑


「ガンバレ、オジョウサマ。」


本日も晴天なり wiki )と石坂幸子





■戦争・敗戦・国防婦人会

・戦争を描くなかでヒロインの不幸が極まっていき、
 敗戦によって底打ちする展開がよくあります。

 しかし、戦争と敗戦を
 物語展開の転換器やカタルシスの道具として使い、
 「お国に騙された」と登場人物の免罪符になったりするのも、
 危うい思いがするところではあります。

 この部分についても、
 「おしん」はよくできていると思います。

・ヒールとしての「国防婦人会」
 「婦人」であることが朝ドラ要素なのでしょう。
 女の敵は女みたいな。

 でも、夫や息子を軍にとられて、
 盲目的に戦争に協力することが生きがいになってしまった、
 とか、
 戦後、どのように変わったのか、とか、

 もう一段、深い描きかたもみてみたい。


 ( カムカムでは、美都里お母さんが嫁の安子を「婦人会」に連れていこうとしたが、
   稔と外出することになって、「婦人会」は登場しなかった・第15回 )


■朝ドラ主題歌

朝ドラにおいて、主題歌、オープニング曲は、大変重要な要素です。


たとえば、「おしん」は、全297回で4455分・74時間15分の大作です。

毎回、冒頭がオープニングタイトルで、テーマ曲が流れます。
約65秒間あります。月曜日は約80秒です。
毎週、405秒で6分45秒。

おしんというドラマは、74時間のうち、5時間半余りは
テーマ曲が占めています。

おしん - 小原 孝
[iTunes]おしん - 小原 孝


( 月曜日放送は49回(297÷6=49.5)と仮定して、
80*49+65*(297-49)=20040秒 )

( 1年間、おしんを観た人は、
  300回以上、5時間以上、ひとつの曲を聴いている、
  どんな流行歌よりも
  心に浸透したことだろう。 )

毎日、毎回聴くことに意味がある。

人生は確かに泣き笑いやなあ、と思ったり、
 (おちょやん・泣き笑いのエピソード)




「やじろべえみたいな正しさ」って何だろうと考え、
 (おかえりモネ・なないろ)





「君と私は仲良くなれるかな」と毎日問いかけられる。
 (カムカムエヴリバディ・アルデバラン)





「100年先でまた会いましょう。心配しないで」とは?





などど、1日1回思いをはせる

・いつの間にか口ずさんでいる。

 最初に耳にしたときに「ひっかかるところのない曲だなあ」と思ったのに、
 2、3週間のちには、知らず、口ずさんでいた経験・笑

 ( 「ひとりよりふたり」Fayray (芋たこなんきん)


 )

  
・基本的にアバンタイトルはなく、必ず主題歌から始まるオールドスタイル

 朝の仕事をしているお母さんが、手を止めて、テレビの前に移動する時間のために、
 冒頭はオープニングタイトルから始まると、チコちゃんが言ってました・笑

 私は主題歌のあいだに、
 ネクタイを結ぶことがあります・笑


・どちらかといえば例外的だが、始めて聴いたときから心に残った

 あまちゃん第1回放送時の思い出

 ( その冒頭のメロディは、「ドレミファソラシド」・笑 )







「毎日難儀なことばかり」と一緒に口ずさむ、不思議な曲。


■ヒロインオーディション


俳優のオーディションの逸話を知ることが多いのも朝ドラの特徴。

かつては、演技経験のほとんどない人をオーディションで選ぶことがあったようですが、

おちょやん」で杉咲花が、
2種類の関西弁を自然に話すこと、
(関西喜劇人の関西弁が不自然では話にならない)
劇中劇を演じ、しかも、最初は素人からだんだん熟練していく、
などを要求されているのを見て、
求められる技能がとんでもなく高いことを感じます。

経験の浅い俳優を抜擢する場合は、
そのこと自体を活かすような設定など
必然性のある工夫がないと成立しないのでしょうね。

芳根京子が語っていました。
「『7月に体調を壊して、8月にマネージャーさんとケンカして、9月に精神が崩壊する』というジンクスがある」
 (20170721 ダウンタウンなう)

放送が始まる前に、既に精神崩壊しているという、大変さ・笑


昔はヒロイン女優を育てるという観点があったようで、
周りのスタッフたちが特にヒロイン女優に対して
厳しかったと原日出子さんが語っていたというのを
聞いたことがあります。

( 「なつぞら」に出演して、
  自分がヒロインのときとは雰囲気が違っていたとも・笑 )


・笠木シヅ子を演じること



歌の練習のシーンに感動した。「バドジズデジドダー」第29話 20231109追記

・俳優として、朝ドラヒロインを演じることの素晴らしさと恐ろしさ

(イッセー尾形さんの発言)



・朝ドラドリーム−キャスティングに纏わるエピソード

「あさが来た」で、ヒロインオーディション最終審査での吉岡里帆が
大森美香の印象に残り、
田村宜に配役されたとき、彼女にあてがきするために脚本を変更した。
メガネキャラも脚本家の提案。

「ひよっこ」で時子役のオーディションで伊藤沙莉を見て、
岡田惠和がその場で登場人物の追加を決めた。


脇役から、主役級へ羽ばたいていかれた俳優さんの例は
枚挙に暇がないのだが、

ここでは、
おちょやん」で、
岡安のお茶子を演じていた、
土居志央梨(虎に翼)と仁村紗和(あなたのブツが、ここに)をあげておく。


■長い物語、長い撮影期間

そんなに重要なシーン、台詞がなくとも、長く画面に登場していた人物がここぞというところでいいシーン好い台詞を。
観るほうも長く観てきたからこそ深く感じ取れる。

 おちょやん 第98回の石田香里(松本妃代)


また、いい演技、いいやりとりが、

長くいっしょに撮影してきた演者同士の関係性から醸し出されているのではと思うことがあります。

長い物語のなかで、脇役も成長する。

例としては、「芋たこなんきん」の晴子



■ごほうび回

神回」という言い方よりも、

Twitterで時折見かける、「ご褒美回」という言い方が好い。

1回15分の朝ドラならではで、

1クールのドラマや1回45分の大河では馴染まない言葉遣い。


長い物語の蓄積から感じ取れた感動を

長い期間、毎日、物語を観届けてきた自分に

作品がごほうびをくれたと表現すること。


( 裏返すと、
  作り手が自ら「神回」と口にしたり、
  視聴者が「神回」と崇めることに
  違和感を覚えることがあります )



■朝ドラから学べば好い生活を送ることができる


道徳臭いことを言ってしまいますが、大真面目。

長い長い物語の蓄積が台詞の持つ意味をさらに光らせる。


( 文字にするとありがちに思える台詞だったとしても、
  2時間の映画やドラマでは出ない説得力が
  朝ドラでは生まれることがあるように思うのです )


・決して人を恨んだり憎んだり傷つけたりしてはいけないぞ (おしん)

・砥いで出てくるのは塗り重ねたもんだけや (ちりとてちん)

・辛気臭いのは寿命を縮める (カーネーション)

・開発やら技術なんちゅうもんの裏には良心が貼りついてて欲しいと思うんや(ごちそうさん 第96話)

・誰かに助けてもらったら、
 誰かを助ければいい。
 それでいいんだよ。
 人を救うのは人だよ。
 みんながそうすりゃ、
 世界はきれいに回ってくよ。(ひよっこ)

・先生に礼、お互いに礼、ありがとうございました (スカーレット)

・いつもと変わらない1日は特別な1日(スカーレット)

・明日も、きっと、晴やなあ (おちょやん)

・生きてきて、何もなかった人なんて、いないでしょ。何かしらの痛みはあるでしょ(おかえりモネ)

・ひなたの道を歩けば、きっと人生は輝くよ (カムカムエヴリバディ)


・草間流柔道の教え


スカーレットの主人公は、確かに、草間流の教えから外れることがなかった。


小さいことの揚げ足をとることに拘ったり、

自分と違う考えの人と言い争ったりしてる場合ではない・笑

朝ドラを題材に、

批判や論争に夢中になるなど、

朝ドラ鑑賞に膨大な時間を費やして、いったい何を学んだんや、という話・笑


人の心を動かすのは作品じゃない、人の心だよ
作った人の心が作品を通してこちらの心を動かす
ひどかったのは君だ
ああいう態度はいけないよ
一生懸命作った人に失礼だ
(スカーレット第4回)

僕が君たちに教えたいのは勝った負けたではありません
本当のたくましさとは何か
本当の優しさとは何か
本当に強い人間とはどういう人間か
そして、
人を敬うことの大切さを学んでほしい
(スカーレット第8回)

先生に礼、お互いに礼、ありがとうございました。
(スカーレット第30回)




■皆で観る朝ドラ





■朝ドラうけ「朝ドラと朝ドラ受けは平和の証」

・朝ドラは平和の証

20110311は金曜日で、
翌日から朝ドラ「てっぱん」の放送は中止となりました。

20110319土曜日に放送が再開され、
テーマ曲「ひまわり」が流れるてっぱんダンスのオープニングに
何か胸がいっぱいになったことを覚えています。





( また、
  入院して、
  身体も心も弱っているときの、
  毎朝観た朝ドラの記憶について語っているものを
  いくつも読んだことがあります。)


・「受け」とは、皆が同時に観ていて、放送直後にリアルタイムで反応する、
という大前提があります。







2022年4月頃から、NHKニュースの冒頭はいきなりアナウンサーを映さず、
短いカットが最初に入るようになりました。
直前の番組からのつながりを絶ち、
独立性・客観性を保つ効果を求めているのかもしれません。


・いろんな受け

一番凄いのは、カムカムエヴリバディ・第19回(20211125木)

 視聴者と同じく、番組冒頭から、本気に涙して立ち往生する鈴木奈穂子アナウンサー、
 (「だめだ、もう」とNHKアナウンサーが職務放棄状態になるのを初めて観た・笑
   だけど、このときの視聴者の気持ちを奇しくも代弁しているともいえる。)
 その放送事故寸前状態をそらすために、
 アドリブのボケをいれ、鈴木アナを泣き笑いさせ、状況を緩和させる大吉師匠、
(それでも「どうしよう、これ...」と鈴木アナお手上げ状態、
 泣きべそ顔で華丸師匠を見る)
 華丸師匠は、当日ゲストのIKKOさんにつなげるフリをなんとか入れる。
 状況を理解しているのかどうか不明だが、持ちネタで明るく締めるIKKOさん。
 (IKKOさんは(いきなり何言うのよ)という感じで直前「はっ」と笑っている)
 文字通り胸をなでおろす大吉師匠「マボロシの方がいてくれてよかったー」・笑

朝ドラの物語展開の衝撃が強すぎたところ、
視聴者が、
「朝ドラの受けがあってよかったー(涙笑)」となった。

放送する側が視聴する側の気持ちを「受けとめて」同じ気持ちになって、

ドラマを前向きに味わい、消化することを手伝ってくれている。



実は、同じようなことを、ひとりで、つけまつげを使ってやってみせた、
ミラクル有働由美子アナ最強説・笑。(20151027火、あさが来た・第26回)









「今日のあさイチは収録でお送りします(朝ドラの"受け"はありません)」のテロップ






・坂下千里子氏泣いてしまいメイク直しが発生、番組冒頭に朝ドラ受けできず。

 華丸師匠「(ドラマではなく)坂下さんにもらい泣きしましたよ」
                 (20210303・水曜日、おちょやん 第63回)





一方、思い入れの低さも極まった例
「まっ、我々が口だすことじゃないですもんね」(20220714華丸師匠 ちむどんどん第69回)



20230310
最近の華丸大吉両師匠の朝ドラ受けは、
小さな揚げ足取りパターンが多く、
それではTwitterと同じで意味がないと思うことも。


ーーーーーーーーーーーー


本編がどんなに凄くても、逆に、つまらなくても、興味が湧いてなくても、

愛あるコメントをしてみせるのが、究極の朝ドラ受け道で、

それは滅茶苦茶難易度が高いものなのかもしれない・笑

華丸師匠「これ受けれたら、もうホント「受ける力」っていう本だせる」
              (20210420・火曜・「おちょやん」第97回)



・舞いあがれ! 第53回・20221214水曜日

朝ドラ受けはなかったが、テロップに「飛べ!タンゴ チャーリー」と出て、まあまあ感動した・笑



・舞いあがれ! 第124回・20230329水曜日

春の甲子園中継からの受け

( 最後の空飛ぶ〇〇は、青空をバックにした紙飛行機、
  甲子園の中継は、
  主題歌アイラブユーのイントロのメロディーと
  飛行機雲を引きながら飛ぶ、飛行機の映像から始まる)

「舞いあがれと同じように残り三日、
クライマックスを迎える第95回選抜高校野球、
物語はパリのロックダウンが描かれていましたが、
2023年春、さまざまな制限を乗り越えて、
青空のもと、声出し応援という高校野球の熱気が戻ってきています。」
酒井博司アナウンサー)」



20260327・金・甲子園中継の横山哲也アナウンサーの朝ドラ受け

「きのうまでは、トキがずっと悲しい表情をしていたので、これはあと1話で終われるのかなと、思っていましたけれども、最後にトキとヘブンの最高の笑顔が見られました。写真を次々と切り替えていくオープニングの映像が、放送の序盤から非常に印象的でしたけれども 、ああ、そういうことだったのかということに思わせるような演出もありました。笑ったり転んだり、日々生活していますと 色々な事がありますけれども その何気ないことが、振り返ると本当に愛おしく素晴らしいものだと気付かせてもらいました。
連続テレビ小説「ばけばけ」、今日 最終回となりました。
今年のセンバツ高校野球もクライマックスが近付いて来ています。
このあとも 球児たちのナイスゲーム、ネガイマス。」


■朝ドラ受けの起源


2008年3月28日「ちりとてちん」第150回放送直後のニュース冒頭の
森本健成アナの一言が始まりと言われているが、

週刊文春2008年5月22日号の「ホリイのずんずん調査」では、
「ちりとてちん」の話が進むにつれて
ニュースの第一声までの間が長くなっていった森本アナ、
間は常に一定だが、
ドラマの内容に寄り添った表情をしている(ように思われる)登坂アナ、
という考察がなされている。

「ちりとてちん」放送時に、
放送直後のアナウンサーの様子が一部に話題になっていたことは確か。

堀井憲一郎氏は、昭和の終わりから「NHK連ドラ直後のアナウンサーをずっと観察している。」と述べており、もっと前の作品のネタもお持ちかもしれない。

( 屈指の名作となった朝ドラ『おちょやん』の山場を13時ニュース三條アナ視線で振り返る
   https://news.yahoo.co.jp/byline/horiikenichiro/20210514-00237910 )



ラベル:#朝ドラ
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2022年07月15日

【ドラマ】 星新一の不思議な不思議な短編ドラマ 2022年



星新一作品を原作としたNHKのドラマ

ホームページでは、

「あの時の”未来”を生きる私たちへ」
という副題がついている。

確かに、
60年も前に執筆された近未来表現を
今どのように映像化するのかという論点。

ただ、表現の仕方が変わっても、
作品の主張したい趣旨自体はほぼそのままに通用しているところが
大変に興味深い

いくつかの原作は15分のドラマにするには少し短く、
作り手がどんな要素を加えるかがポイントになっている場合もあるようだ。

いくつかの作品では、
原作を超えた素晴らしさや
映像ならではの説得力を感じました。

また、原作との比較により、
原作が、表立って何かをことさらに主張するようにみえないように
意識して作られていると感じさせられました。


■生活維持省

このシチュエーションの何をブラックととるかの解釈が重要だと思う。
・この世界のルール?、人々の態度?、主人公の真意?

本作とマンガ「イキガミ」では主張したいところは必ずしも同じではないと思う。


■見失った表情

顔の造形と表情は別という
着眼点が原作の凄さだと思う。

( 美容整形への皮肉が根本なのか、どうか)


綺麗なだけじゃだめなの、
誰かに肯定されたい、
と思い詰めている主人公

コンタクトレンズによる機械操作、
( 登場人物の意思の視覚化 )
ワイヤレスイヤホンによる音楽、
( 当事者同士だけが共有している音楽 )
自分の顔を確認するとき鏡ではなくスマホのカメラ、
原作(初出1961年)にない機械を上手に小道具にして、

原作では「泣き方」なんだけど、
本作では「笑い方」が
生身の俳優さんの演技でとても魅力的だった。

(小説では「泣き方」で、映像では「笑い方」になるところが興味ぶかい。
 物語が動く因果もあちこち異なっている。)

石橋静河さんの最後の方のお芝居は個人的には初めて観た思いで、
相当に惹きつけられました。

・顔の造形や表情だけでなく、
 身体の動作・踊り、好きなもの(音楽)とか、
 その人らしいもので分かり合える。


脚本・演出 菅井祐介


■白い服の男

「戦争」とは、行動や主義ではなく、一種の「心持ち」なのかも、
とは、原作を読んで思ったことですが、
本作でも同じことを感じました。

「〇〇こそ唯一絶対の道なのだ」

原作(初出1968年)では、
「私」が署長で「白い服の男」で、
文字により、白、青、ハトなどで伝えようとしていることがあり、
「私」のモノローグで話が進むことに対し、

本作が映像・音楽・音でどのように観せようとしているかの相違が興味深い。


( 「最後の銃弾は誰が誰を撃ったのか」
  「星新一はベトナム戦争中に平和主義をあてこすっている」
   などの呟きを目にしました。 )


本作では、
2022年に創る意味、
現在、2022年に我々の周りで起こっていることに繋がる描写が
何か含まれていればよいのかもしれません。


■ものぐさ太郎


初出1970年で、星新一はオレオレ詐欺を予言している?

もしくは、電話(やメールなど)の利器をものぐさと皮肉っている?



■夜と酒と

彼は「好ましくない循環に巻き込まれた」のか、
自分からその流れに進んでいるのか。


( きつねどん兵衛を部屋で食べてると可愛いどんぎつねさんが相手してくれるのも
  ホントはヤバイ話なのか?・笑 )



■ずれ

原作(初出1960年)とは語る順番が違うというか、
本作では映像作品におけるカットバックの面白さになっていて、
映像化するともっと面白くできる可能性がある原作なのだなと承知しました。

原作をもとに、絵コンテを切ってみなさい、みたいな課題制作ができるのかも。

もしかしたら、若い人は、何故、シューター・サービスという名前なのか、

ぴんとこないのではないか。

今なら、何と名付けるべきなのか、ええと、ええと、

まずは君が落ちつけ

( 国会議事堂では、現在でも現役のメールシューターがある )



■もてなし

わざわざ、中村優子さんが出張ってきてるから、
残念ながら、マジもん・笑

( 浅野和之さんの独特な悪魔感・笑、
  いや、お話次第で、
  ちんぴらにも俗物にも何にでも見える、
  格別な演技 )

宗教とは何か、

見返りを期待する「徳」に隠れる醜怪。


( 宗教について、考えさせられているときでした。
  20220708 安倍晋三銃撃事件  
  20220719 放送 )

( 個人的には、
  文章である原作よりも、
  映像・演技により、いろいろなことを受取れるものになっていると
  感じました。
  宗教やカルトを論じるときに、
  このドラマを観てから話し合うといい。 )


■鍵


この寓話が示すものは何だろう。

映像のほうが、情緒に訴えてくる力が強いことが印象的。


ーーー


おそらく、原作のとおり映像化すると、

その状況は変だと観る人は思うだろう。

本作の示しているものが、
(「夢のない男」のお話」)

原作と意図と同じであるなら、

とても上手に修正して映像化している。


原作は、

もっと複合的にいろんな寓意を含ませているようにも思う。

1967年初出の短編が、何十年も嚙み締め続けることのできる内容を含んでいることに驚嘆する。

(子供の頃、読んでも、そこまでくみ取れなかったけれど)




ーーー

夢、目的、探してもみつからない

目的と手段

道端で拾うもの
人生に携えるもの

答えを探す行為

答えを作ってしまう行為。

その鍵を用いる方法。


■買収に応じます

数年前にLIFE!で観た。(嘘)

毎年お金を払い続けると、
永遠に生きていくことができるのだろうか・笑

原作は、小噺に近いような短編なので、
そこに何を加えるかで、
受け取るものは変わってくると思う。

本作では、「つもり預金」を持ってきているので、
やりたいことをやらないことでお金に換え、
それを寿命に代えることの意味を描いているのかとも思いきや、
それで地球温暖化防止に役立っているのなら、
それでいいようにも思う・笑。





・ホシヅル図書館
 https://www.hoshishinichi.com/list/


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2022年06月20日

【ドラマ】 今度生まれたら 2022年



NHKのプレミアムドラマ。

20220606

地味なお話だが、

同じときに放送されている、ドラマ作りとして新奇な「17才の帝国」より、

見入っている自分がいる。

5年先くらいに、高齢者をヒロインにした、

こんな朝ドラが始まったりするのだろうか。

( 一方、
  本作に比べると、
  朝ドラがいかに視聴者の気持ちを惹き続けることを意識しているか、
  感じさせられた。 )





(1)

夫婦はそれぞれの趣味で飾られたそれぞれの個室で寝ているようである。

近所の人には、料理教室と偽り、お金には困っていないがパートへ出かける。

70歳とはいえ、とても健康で元気だ、という前提があるように思う。




(5)

日常と変わらない、会話/行動が延々と続くのが、

本作の特徴かと思っていたら、

ついに、ドラマ的なふるまいが現れた(ミキ・須藤理彩)。

お話はこれからが本番なのかもしれない。


(6)

えぐいお話だと顕わになってきました・笑。

昔の歌謡曲の劇伴、
笑わせようとしてるのかと思ったけど、
70男が家出(もどき)するときに、
頭の中で鳴っているのなら、
怖い怖い。

( 「涙のかわくまで」西田佐知子 1967年の藤圭子カバー(1973年)?
  カバー曲が多くあるが、後の時代のリズム感が出ている最近のカバー曲よりも、 
  60年代、70年代の曲のリズム・テンポが70代の登場人物が行動する
  このドラマの背景にあっている )

本回は、
この曲の歌詞含め、
よく耳にするのに印象に残る台詞が沢山。

中年になってなお、父母が醸すプレッシャーがストレスでえずく長男。

団塊世代が、孫世代に責められてたけど、
彼らもきっと50年後に、
また責められている予感・笑

やはりこれを朝ドラにして、
阿鼻叫喚なTLを見たい・笑
次男のロッジでの対話を延々1週間とか・笑


(7)

次男は背が伸びて台所で頭を打つようになってから、
家を出ることを考え始めた。

誰もいない一軒家、
らっきょを漬けた瓶が残った。

長期間のローンで手に入れた家なんて、
大事なことではないということか、どうか。

また、
社会的なつながりはほぼ描写されず、

( 住民運動への関わりはそういうことか? )

姉妹の二家族が
ばらばらであるようで、
繋がりをお互い絶たない関係も印象的でした。


次男はそういうところから、
(社会も家族も)
距離を置いているともいえる。


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2022年06月05日

【ドラマ】 17才の帝国 2022年



NHKのドラマ



・スノウは新たな情報が追加されない偏ったデータで構成されたAI(人格)

・ソロンは、住民の中にある、地域の伝統ある祭りへの想いを拾いあげた。
 それはおそらく、高齢者の意見が主であっただろう。

・真木が持っていた、スノウを作りだす動機の情念により、
 ソロンは、真木を選び、
 市民は、スノウを作った真木を信用できず罷免した。

・善意ポイントシステムが実際に使われることがなかったのは残念・笑。

・心のなかの「17才」





・「17才の帝国」マージナルマンが見た夢【演出ブログ】

  https://www.nhk.jp/p/ts/VNXRGXV8Q3/blog/bl/pJePOEwvmB/bp/p7KkqDMKx7/

・犠牲者を救いたい気持ち

・犠牲者自身が持つ情念

・「青い夢」





・『17才の帝国』に脚本家・吉田玲子が込めた思いとは? 再放送を機に制作陣に手応えを聞く

 https://realsound.jp/movie/2022/06/post-1061048.html

 吉田玲子氏のふたつの発言が興味ぶかい
 
 「真木くんはもうスノウに触れることはできないし、決別した〜

 「17才の時であれ子どもの時であれ、
  自分が抱いた感情や過去に行ったことをずっと抱えて生きていかないといけないと
  真木くんたちは思っている。
  だから「忘れ去ること」も「消し去ること」もできない。
  スノウはそういう想いの象徴ですね。

 ( 西村武五郎氏についての覚書
   (17才の頃)当時はミュージシャンを目指していました。
    曲書いて文化祭のテーマソングに出したら第3位で、
    第4位が「いきものがかり」のメンバーだったというのが、僕の持ちネタです )


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