2013年05月05日

2013/05/04 【マンガ】 砂とアイリス 1


  
西村しのぶの新刊

楽しみました。

今回は、
研究者の卵の女性と、先輩かつ指導者である既婚者の研究者との関係ですね。

1行で説明できる中途半端な状態の人間関係を中心に置いて、
他はいつも同じ・笑。( 批判ではない )

最終的に中途半端状態の解消が示されない人間関係がまたひとつ生まれたと・笑。

amazonのコメントで、
「新作もいいですが、
キリマキ・RUSH・ライン等どれか完結させてからでも
いいのではないでしょうか?」
というのがありましたが、
ひとつ完結が増えても、
ひとつ未完が増えても、
大勢には影響がないのでは・笑

ガラスの仮面とは異なり、
この作者の場合は、
終にどれも未完でした、
というのでも私は構いません・笑。

それでも、10年後くらいに、
脇役で、
幼稚園の園長さんとしての、
初老の夜梨子さんや、
ちょっとしたビジネスで成功を収めている、
絵衣子さんなどが
登場する物語を読んでみたいですね。

そういうキャラは既に登場しているので、
こういう手法は作者の趣味とは異なるかもしれませんが、
未完の物語の主役たちを、
そのように表現していただければ、
未完の物語全部まとめて、
ひとつの物語のように感じることができるように思います。

それにより、
この作者が一環して何を描いてきたのか、
わかりやすくなるような気がしています。
 
 
 
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西村 しのぶ

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2013年03月17日

【マンガ】 じゃじゃ馬グルーミンUP 26巻 ゆうきまさみ


 
ブックオフでの時間つぶしの立ち読みで途中まで読んだので、
せっかくなので買ってきて、10年ぶりくらいに再読しました。


物語最後のダービーの日の人間模様、

少年マンガとしては、
ゆっくりな進行の物語の途中に、
醍醐秀隆や竹岡竜二など、
脇役の競馬人生まで丁寧に描いてこその、

あまたの物語で語られた、
中央競馬に関わる人たちにとって、
なぜダービーが大事なのかが、
さりげなくも上手に描写されており、

主人公の人生の選択に納得できるようになっています。

( この物語では、2015年頃、
  テレビは、部分を拡大して確認することができるようなのです。
  それってデジタル化の正しい発展だなあ。 )

( AIによる画像補正で、もうすぐ実現しそうな予感 20230505追記 )

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2013年01月04日

【マンガ】 夢かもしんない 星里もちる


  
お正月の手すさびに、
ふと、10年以上前のコミックスが目に入り、読みました。

このマンガを原作にしたテレビドラマを
観ることができたらと長く思っていますが、

アイドル夢野すみれを現役のアイドルが(またはかつてアイドルだった俳優が)
演じたらどうだろうと思いました。

公には標準語を喋っているが、プライベートでは大阪弁のアイドル。


・普段は、大阪弁を話しているが、
 公では、標準語を喋るようにマネージャーから
 命じられているアイドル。


・ちょっとした誤解?から生じた、
 スキャンダルを経験したことのある、
 アイドル・笑


また、
アイドルというもののはかなさ。

ある一時期夢中になっていて、
そのあと、
段ボールの中にいれて、
大事に置いてあるもの。

( アイドル(の中の人)は、
  現実では歳をとっていく )


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2012年01月28日

【マンガ】 のだめカンタービレ 第24巻


 
日本の登場人物に触れずに、前巻が終わったので、
このエピソードがあってよかったと思います。


一番好きなシーンは、何気ないところですが、
凱旋帰国したのだめが、
ハリセン江藤教授の家で、
江藤先生と谷岡先生に恩返しコンサートをしているところ。


変態でも、こういうところはきちんとしてるわけです・笑






【ドラマ】 のだめカンタービレ 2006年 全体の感想

 http://inatt.tokyo/article/480523996.html



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2011年06月19日

20110612 【マンガ】星守る犬 村上たかし



ときに、
ハッピーやおとうさんに思いを馳せる、
そんな想像力が私たちには必要だと思う。




 
人は皆
生きてゆくかぎり
「星守る犬」だ

 
コンビニのマンガコーナーで、聞いたことのない題名の本が目に入る。
映画かなんかの宣伝の一環なんだなと思って手にとらないことも多い。
寝入る前の読み物になるかもと、何の気なしにコンビニのカゴに放り込み、
数日後にふと読んでみて、
こんな好い作品を今まで知らなかったんだ、と驚くこともある。

「星守る犬」と「続・星守る犬」の2冊に収められている、
「星守る犬」「日輪草(ひまわりそう)」「双子星」「一等星」
「星守る犬/エピローグ」
の連作ひとかたまりで、素晴らしい作品だと思いました。

最初の「星守る犬」エピソードを読み終わったとき、
この救いようのない終わり方をする物語に意味があるのか、と思い、
次に、
こういう物語が生まれるのは、
ハッピーなんてそばにいないまま、
おとうさんと同じような終わり方をする人たちが、
今の世の中にはたくさんいるんだ、
だから、作者は、
(実際には在りえないかもしれない)ハッピーのような存在とともにいる
おとうさんの物語を
作り出したのだ、と思いました。

あえて、大袈裟に言うと、世の中が、世の中のたくさんの無意識が、
作者にこの作品を書かせた、というような感覚を持ちました。

そして、「日輪草(ひまわりそう)」以下の後日談で、
作者は、
おとうさんの旅はなんだったのか、
おとうさんの人生に意味があったのか、(*)
というような、読み手の疑問に、
作者もきちんと向き合っていることがわかるようなエピソードを
示してくれました。

(*)それらの問いの隣には、
 自分の人生に意味はあるのか、
 というような恐ろしい問いもあるかもしれない。


作者は、最初から、この連作の全体像を頭に描いていたのでしょうか。
そうかもしれません。
でも、個々の作品の発表ペースや、
作者あとがきから、
私は、上記のようなかたちでいったん世に出した最初のエピソードの、
大きな反響を受け止めて、
あらためて、残りのエピソードを生み出していったのでは、
という感想を持ちました。

勝手な想像ですが、
その経緯そのものが、
この物語の存在意義や、
作品の語りたいことの内容と、
重なり合っているようだと感じました。

ーーーー

このエントリーを書くために、wikipediaを見たら

「奥津が図書館に行った日7月29日が土曜日の年が2006年。
逆算すると、おとうさんがハッピーと旅に出たのが2004年の夏頃、
亡くなったのが2005年の初め頃、
哲男が祖父とお詫びとお礼の旅で長野さんに出会ったのが2005年春頃、
ハッピーが死んだのが2006年の春から初夏頃と推定される。」

という指摘がありました。そうならば、


物語のエピローグのとき、
ハッピーはまだ生きていて、
ひとり、
おとうさんを見守っている。


世の中や自分の人生は、
マンガひとつで、
容易く変わるわけではないけれど、
ときに、
ハッピーやおとうさんに思いを馳せる、
そんな想像力が私たちには必要だと思う。


  
  
星守る犬
村上 たかし

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続・星守る犬
ダメ犬グー―11年+108日の物語 (幻冬舎文庫)
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夕凪の街桜の国
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2011年02月12日

2/11 【マンガ】 西原理恵子の太腕繁盛記 FXでガチンコ勝負!編

   
思いますのは、西原師匠のヒキの強さ。

お笑い体験マンガとして一度素材として取り上げたなら、
なるだけ面白い事件が発生して欲しいわけですが、
100年に一度と言われるリーマンショックなら、
これ以上のものは、ないわけです。(笑)

それだけではなくて、
新潮社(中瀬ゆかり)と組んで、これを単行本にする。
そうすれば、
青山社長へのフォローもできる。

ヒキが強いだけでなく、商売も上手。

1000万取り返そうと思えば当然か。(笑)

西原理恵子の太腕繁盛記 FXでガチンコ勝負!編
西原理恵子

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西原理恵子の人生画力対決 1 (コミックス単行本)
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2009年11月15日

11/15 【マンガ】 新Good Job (2)

 
ひとつひとつのお話が楽しめました。

毎回焦点があたる人物が変わるので、

「中学生日記」みたいになってますけど。

( ウエが、OL学級の、担任教師みたいな役割なわけです )

ネタは十分にあるので、
ドラマの続編を早く観たいですね。
私が好きなグッジョブのエピソード
 http://inatt.seesaa.net/article/398821860.html

新Good Job~グッジョブ 2 (講談社コミックスキス)

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2009年08月18日

8/17 【マンガ】 のだめカンタービレ 第22巻

 
この物語がどのような顛末を迎えるのか想像がつきませんが、
明らかに山場のひとつであるはずのエピソードでした。

第1巻で分かっている、のだめらしさでしたが、
これまでの道程を考えると、
人間、安易に、短い特訓で、必殺技かなんか習得したりして、
なんとかしようと思ったりしても駄目なんですねえ。

お互いがお互いの天使かもしれない、というところ、感心しました。

ーーーーー

最もウケたのは、「巨神兵のだめ」。
火を吹いて、崩れる、あの2コマが
物語のダイジェストだったら、どうしよう。(笑)


( これまでののだめカンタービレの記事は、
  左上の検索ボックスから、「のだめ」で、
  検索してください。 )

のだめカンタービレ #22 (講談社コミックスキス)

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2009年03月31日

3/27 【マンガ】 AZUMI〜あずみ

 
本日発売のビッグコミックスペリオール(4/10号)にて、

幕末に舞台が変わった、「AZUMI〜あずみ」の、
多くの人が既に気づいているであろうことに、
やっと気づきました。

お〜い!竜馬」と同じキャラによる、
松平春嶽や大久保一翁が登場してきて、
この物語にいつか、
坂本竜馬が登場してくる可能性があるということに。

それは避けるのか、
それとも、竜馬暗殺の謎が語られるのか、
楽しみになりました。
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2007年09月05日

【マンガ】 ドラゴン桜 21 三田紀房

 
最終巻。

女子高校生が語ります。

「結局…勉強って…
 コツコツ真面目にやった人が一番なんだよ」
「そういう人がちゃんと勝つんだよ
 最後の土壇場で一発逆転なんて…
 そんなウマくいくほど甘くないんだよね」
「高校生の私が言うのも生意気だけど
 生きること…人生とかもそうなんじゃないかな」

もう一人の高校生が答えます。

「やっぱ…そういうことだよね」
「真面目に努力…
 これが成功への一番の近道なんだよな」

ただ引用すると、あまり面白みも感じない、
あまりにも変哲も無く感じるこれらの台詞を、
物語の中では説得力を持たせ、
かつ、
単なるお説教、ノウハウものでなく、
エンターテイメントとして成立させた、

大変に稀有な作品だと思います。


ーーーー

連載時になかったページを追加していますが、

「生徒を見かけても声はかけない。
 喜びも悲しみも一人で噛み締めさせる
 一人で現実と立ち向かって乗り越える日
 それが今日なんだ
 これから先
 あいつらは人生で
 何度も厳しい場面に直面するだろう
 そんな時最終的に頼りになるのは
 結局、自分一人、
 それを今、身をもって経験させるんだ」

という台詞に反したシーンになっているのが残念です。

たぶん、「●●」のことをフォローしたかったのだと思いますが、
このシーンがなくても、
「●●」が大丈夫なことは伝わっていましたし、
追加するにしても、桜木が「●●」を遠くから見守る形に
すればよかったと思います。
 ( http://inatt.seesaa.net/article/398821997.html?1448760729 )
  
 

posted by inatt at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想など・マンガ・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする